CURA JEWELRYインタビュー ~蔵 友梨佳~

CURA JEWELRY interview

ABOUT Designer's News

【0からブランド立ち上げまでの物語】

このDesigner’s NEWSでは「いつか自分のブランドを持って好きな事を仕事にしていきたい」とLaVagueジュエリースクールに入学し、制作技法・ブランド運営のノウハウを学んで夢の一歩目を踏み出した方達を取材させていただいています。

 

どんなきっかけで、どんな想いでスタートラインに立ったのか。
また、どんな成長や過程があったのか。

 

 

一人一人のストーリーをご紹介していきます。

CURA JEWELRY

PICK UP BRAND

【CURA JEWELRY】

CURA JEWELRY デザイナー

今回、取材をさせていただいたのはCURA JEWELRYデザイナー兼クリエイターの蔵 友梨佳(クラ ユリカ)さん。

 

IT企業でウェブディレクターとして勤める傍らで、上質な天然石を主役とした商品展開をメインとするCURA JEWELRY を運営。

 

2021年の冬。New Jewelry SPIRALにて、日本でも人気の高いデザイナーズブランド達と共に出展。

 

ジュエリーや天然石を愛する目利きのお客様達からも、絶賛の声を多数いただく。

CURA JEWELRY interview

【ジュエリーとの出会い】

ーー蔵さん、今日はよろしくお願いします。さて早速ですが、蔵さんがジュエリーを始めるまでに至った経緯を教えて頂けますか?

もともと小さいころからもの作りが好きで、一人で黙々と絵をかいたりビーズのアクセサリーを作って遊んでいました。

 

 

学生時代に将来を考えた際にも、ものづくりを生業にしたいと考えて美大に進学したのですが、作家やアーティストなどの自分の個性や感性で食べていく仕事に就く自信がなく、ウェブ系のデザイナー兼ディレクターとして就職しました。

CURA JEWELRY ディスプレイ

ウェブデザイナーの仕事も充実していたにはしていたのですが、ウェブサイトって日々更新されていくものなので、数年前に自分が作ったデザインのほとんどが世の中に存在しないんです。

 

 

それがなんだかさみしくて、もっと永く人々に大切にしてもらえるようなものを作りたいなと思ってたところ、たまたま立ち寄ったアンティークショップで19世紀のサファイアリングの美しさに目を奪われて

 

 

「100年先に残っているようなジュエリーを作りたい!」と考えたのがきっかけです。

ーー刹那的なWEBデザインと対称に、永く受け継がれ続けるジュエリーを作りたい。

その時感じていた物足りなさに対しての答えがジュエリーだったのですね!

CURA JEWELRY
CURA JEWELRY ディスプレイ
CURA JEWELRY
CURA JEWELRY
CURA JEWELRY
CURA JEWELRY
CURA JEWELRY
ーー実際にジュエリーを始めるに至り、ラヴァーグを選んだ理由や決め手を教えて頂けますか?

ジュエリーを作りたいなと思って学校を探していたところ、ネット検索でラヴァーグを知りました。

 

 

恵比寿という通いやすい立地、仕事をしながらでも無理なく通える柔軟なシステム、実践的な授業内容とすべてがその時検討していた学校たちよりも魅力的だと感じました。

 

 

すごい偶然なのですが、ラヴァーグの卒業生の方のインタビューを見ていたら、友人がジュエリーブランドを立ち上げてインタビューされているのを見つけて(笑)

 

 

驚きながらも友人に連絡して相談してみたらラヴァーグいいよ~と背中を押されたのも決め手となりました。

ーー私もそのお話を伺った時はびっくりしました!最も信用できるクチコミでしたね!笑
CURA JEWELRY
ーーラヴァーグの雰囲気や、授業の様子、通学時の印象は蔵さんにとっていかがでしたか?

先生方がとってもフレンドリーなうえ、どんな質問にも熱心に対応してくださり、リラックスしながらも集中して学ぶことができました。

 

 

本当に雰囲気がよくて質問もしやすかったですし、先生方が真剣に、でも楽しくお仕事をしているところで一緒に制作できてそれが刺激になりましたし心地よかったですね。

ーーそう言っていただけて何よりです!蔵さんはいつも真剣に学んでくださっていたから、スタッフとしても気持ちよくお伝えすることが出来ました!
CURA JEWELRY

ーー蔵さんはCAD総合+アントレプレナーコースでしたね!この両コースへの満足感はいかがでしたか?

どちらのコースもブランドを運営していくうえでとても役立っており、大変満足度が高かったです。

 

 

CADに関しては全くの初心者から手取り足取り教えていただき、おかげで今では自分が頭に描いたデザインを詳細に形にすることができるようになりました。

 

 

デザイン画だけ書いてCADデータの作成は外注するデザイナーさんもいらっしゃいますが、やはり自分でCADで形にできたほうがより理想に近いデザインにできて、こだわりを作品に反映できると思います。

 

 

アントレコースでは校長から商品づくりの実践的なアドバイスをいただき、商品ラインナップ作成の上で大変参考になりました。

 

 

個人のブランドを運営していくうえで知っておくべきことをまるっと教えていただいたおかげで、とてもスムーズにブランドを世に出すことができたと思います。

ーーご満足いただけて本当に良かったです!
ブランド運営の為のノウハウと、商品の生産力を同時に学べるこのセットコースは、非常に効率が良いと私自身も思っています。

でも、何より蔵さん自身の努力の結果だと思いますよ!

【ブランドを立ち上げてからの反響】

ーーCURA JEWELRYを立ち上げて活動を開始する際、デビューはどのようにしましたか?

ブランドを世に出したのは、Designer’s FESTAという年1回開催のジュエリー専門の展示会が初めてで、そのタイミングに合わせてオンラインショップもオープンしました。


嬉しいことに、SNSなどで作品を見て展示会に来て購入してくださる方もいらっしゃって、大変励みになりました。


自分が思っていた以上に多くの反応をいただき、自分のポリシーを大切にブランド運営していく自信を持つことができました。

CURA JEWELRY

ーーすごい!デビューから手応えありだったのですね!!

CURA JEWELRYは、天然石が本当に美しいし、それを際立たせて魅せるデザインが素晴らしいと思います。ブランドとしてこだわっているポイントなどをお聞かせいただけますか?

私自身、天然石が好きで小さいころは雑誌の宝石のページを切り抜いて集めたりしていた石オタクなので、天然石の仕入れにはとてもこだわっています。

 

 

国内の業者さんから仕入れるほかにも、海外の原産地マーケットに自ら出向いて仕入れもしています。

 

 

海外での仕入れは日本で仕入れるよりも種類が豊富で安価に仕入れられる場合が多い一方、合成や加工石を天然だと偽られてしまうこともありますし、相場がわからないと吹っ掛けられてしまうことも多いので、タイで宝石鑑別の学校に通って天然石の仕入れに必要な知識を学びました。

 

 

天然石の世界も加工や産地、相場に関する情報は日々変化していくので、常にアンテナを張って最新の情報をキャッチすることを心がけています。

 

 

海外で仕入れをしていく際には交渉ごとなどで強く出なければいけないことも多く、理想のために妥協せず自分の意見を主張する強さが身についたと思います。

 

これからもお客様に理想のジュエリーを届けられるよう切磋琢磨していきたいです。

ーーそれは買う側のお客様にとっても安心感や信用にも繋がっていくし、本当に100年先も代々受け継いでいきたいと思えるジュエリー作りですね!

私も取材しながら、CURA JEWELRY の指輪の美しさにうっとりしちゃいました。

CURA JEWELRY
ーー今回出展したNewJewelryでは、お客様の反応も沢山あったと思います。その中でも印象に残ったエピソードなどありましたか?

今回、ずっと構想していたアンティークの家具などからインスピレーションをうけた「bobbin  series  」を展示会では初お披露目だったのですが、想像以上に多くの人に手に取ってもらえて、SNSにアップしていただけたり反応があったのはうれしかったですね。

 

 

ルースお持ち込みのオーダーのお問い合わせもありがたいことに多くいただき、天然石が好きで集めていらっしゃるような目が肥えた方からも評価してもらえたのは大変励みになりました。

ーーCURA JEWELRY の魅力が十分伝わった形の出展となったのですね! 同じ価値観を持つお客様との出会いも、豊かな経験となりそうですね!
CURA JEWELRY
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【ジュエリーデザイナーという仕事】

ーー蔵さんにとって、ジュエリーとはどんな存在でしょうか?

つらいとき、楽しいとき、何気ない日常、晴れやかな場など、どんなシーンでも身付ける人に寄り添って気持ちを高めたり、心を癒したりしてくれるのがジュエリーの力だと思っています。そして、そんな日々の思い出を色褪せず形として残しておけるのもジュエリーならではの魅力だとも思います。

 

 

いつかアンティークとなる日まで、人生を共に歩めるパートナーのようなジュエリーとなるよう願いながら制作してます!

ーー素敵な考え方です!誰かの一生物を作るという事だからこそ、その根幹を大切に持ち続けてもらいたいです。
CURA JEWELRY
ーーこれから、蔵さんのようにブランドを立ち上げたいと考えている方へ、アドバイスや応援の言葉がありましたら、お願いします。

継続は力なりだと思います。

 

 

自分の理想が形にできなかったり、反応がなかったりと壁にぶつかることもあるかと思いますが、あきらめずに作り続けていれば少しずつかもですが理想の自分に近づいていけると思うので、一緒に頑張りましょう!

ーー勇気が出るメッセージをありがとうございました!
これからも、CURA JEWELRY を愛用する沢山の人たちとの出会いや繋がりがある事を、陰ながら応援しています!
CURA JEWELRY
【永く受け継ぎたいもの】
ー編集後記ー

取材を終えて、蔵さんは本質の部分で様々なことを長く大切にしていくことが出来る人なのだろうなと、ふと感じました。



幼いころから大好きだった宝石。

何かを生み出す、クリエイティブな仕事の選択。

WEBデザインの儚さを感じていた時に出会ったアンティークジュエリー。

 

 

自分の中で芽生えた感動や、決断、気付いたこと、疑問に思ったことを11つ大切にしながら辿り着いたのが、ジュエリーデザイナーという新しい自分でした。

 

 

ちゃんと自分の軌跡を振り返えられる人は、人生の中で巡り合えた「良い物」に対しても永く大切に愛情を持って使い続けられる人が多いように感じます。

 

 

そんな人が真剣にモノ作りを考えた時、後世に残り続ける物を生み出せるのだろうと私は思いますし、そういった人が心を込めて作ったものを愛用品として迎えたいと思う年頃になってきました。

アンティークジュエリー

いつか想像もつかないくらい遥か未来。

 

 

蔵さんが感動したアンティークジュエリーのように、CURA JEWELRYのジュエリーが誰かの人生を変えるきっかけになるのかもしれません。

 

 

自分よりもずっとずっと長くこの世に残り続けるものを作るということは、作り手が想像できないくらい沢山の物語を紡ぎ、繋げていくのでしょう。

 

 

大量生産や定期的な買い替えが当たり前の時代に、そんな受け継がれ続けるモノ作りに携われるということは、もしかしたらとても貴重な経験と仕事なのかもしれません。

 

 

アンティークとなるその日まで、様々な人の愛用品として時代を超え続けるジュエリーが、これからも蔵さんの手から生み出されることを心から応援しております。

想い出の写真
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日記
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蔵 友梨佳CURA JEWELRYロゴマーク

蔵 友梨佳
早稲田大学を卒業後、武蔵野美術大学でデザインを学ぶ。
IT企業でウェブディレクターとして勤める傍ら、ジュエリー制作の経験を積む。
バンコクで宝石鑑別を学んだのち、令和元年、CURA JEWELRY を立ち上げる。
https://www.cura-jewelry.com/

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