

彫金教室ラヴァーグとは?
彫金とは、金属の板や丸線の形状から切る・削る・溶接・研磨の作業を通してジュエリーを制作する金属加工の技法です。 ロストワックス製法や、ジュエリーCADなど様々な制作手法があるジュエリーメイキングで最も基礎となる技法であり、どの手法も必ず最後に彫金スキルと知識が必要となります。
彫金教室ラヴァーグでは、初心者の方がしっかり基礎から応用・実践に活用出来るまでの技術を身につけられるよう、現役職人監修の全24課題を用意している教室です。(彫金総合コース)

入学されるほとんどの方が初心者からスタート。 自分が思い描くジュエリーを制作出来るようになるまで、ステップアップを実感しながら楽しく学んでいただける教室です。


彫金教室ラヴァーグと
他校の違いは?
1.メーカー直営の彫金教室だから、現場の設備を使える数少ない教室。
どれも高額な機材の為、普通の教室ではなかなか導入が難しいものばかり。こういった機材があるから出来る華奢なデザインや修理、加工ノウハウがあります。 いつかブランド展開を目標を持つ方にとって、触れておくべきノウハウをお伝え出来る環境です。


2.現役の職人が教えてくれる彫金教室
ジュエリーも、時代の流れでトレンドが変わり、新しい機材が開発されれば新しい技術とデザインが誕生します。生徒の皆さんが作りたいジュエリーも10年前と今では全く変わっており、商品デザインの新陳代謝は活発です。
常に向き合っている現役の職人達だからこそ、今求められるデザインに対して的確なアドバイスや指導が出来るのと同時に、古くなったカリキュラムの改変を随時行っています。
時代と共に変わること。これが彫金教室ラヴァーグの強みの一つです。
3.職人監修の充実したオリジナルテキスト
職人チームとグラフィックデザインチームが協力して、分かりやすさ・伝わりやすさ・内容の正確さを追求したオリジナルテキストです。

彫金コース受講の流れ
彫金コースでは、それぞれの課題に組み込まれた学んで欲しいポイントをふまえたジュエリー作りをおこなっていきます。 好きなものを作れるようになっていくために、また、商品としてクオリティの高いジュエリーが作れるようになるために、教室で楽しみながらスキルアップしていきましょう。

自分のペースで学べる
教室が開校している時間なら何時間予約を入れてもOK!
・毎週土曜日にお昼から5時間くらい。
・毎日仕事帰りに2時間通う。
・集中して毎日朝から晩まで通って、早めにコース終了を目指してブランドデビューしたい。
など、目的やライフスタイルに合わせて通い方を選べるのも彫金教室ラヴァーグが人気な理由の1つです。
※全課題が終了した時点で、卒業となります。

課題で作るデザインは自由
一斉授業ではなく、ひとりひとりの習得度に合わせて自由に質問出来る為、個別のペースで授業を進めていくことが出来ます。

STEP1 レッスンのポイントを確認する
来校したら好きな席に座って、講師にデザインや工程の相談をし、材料を用意してもらいましょう。進行中の方は、前回の続きからスタートします。

STEP2 制作開始!

STEP3 ピカピカに磨いて完成!
彫金教室ラヴァーグは、こんな人におすすめ!
1.基本をまずはしっかり身につけたい。
まだどんなジュエリーが作りたいかハッキリしていない方でも、彫金は全ての技法に繋がっている基礎の為、進めながら視野を広げていけるようになります。

2.ジュエリーブランドとしての”質”をあげたい人
ただ作って売るだけでなく、自身のジュエリーブランドの質を上げるために彫金の技術を学ぶこともおすすめです。

3.デザイナーを目指す
そういった必要性を感じている方が、改めて教室に学びに来るほど、大切なスキルです。 いつか自分のブランドを展開していきたい方にとっても、習得してもらいたいのが彫金です。

作品を作った”後”のことまで考えられる彫金教室をお探しなら、一度体験、または見学にご来校ください。

彫金総合コース卒業生の活動
いずれも未経験からのスタートでカリキュラム修了後も商品制作を続ける卒業生ブランドをご紹介します。
”纏う植物” をコンセプトに、思い出の自然風景や偶然出会った植物から生まれる装身具を作り出しているブランド。
思い入れのある植物をセレクトしたり、実在しない植物をオーダーできるラインも人気。
Designers Festa2019特別審査員賞受賞。


「唄うように、舞うように。ジュエリーを装う」
Mele(ハワイ語で歌)をブランド名に冠している通り自然物やHula(フラ)のハンドモーションからインスピレーションを得たジュエリーを展開している。


彫金教室ラヴァーグ 受講生の声
このコースを選択した理由、受講した感想など、生徒さんの声を集めてみました。


ジュエリー作りの基礎を知る上で必須だと思い受講しました。 CADで作ったアイテムを仕上げる際にも、彫金コースで学んだ技術や知識を大切にしています。

ジュエリーの事をもっと知りたい、いつか誰かの為に作りたいと思った時彫金を学びたいと思いました。課題ごとに自分のデザインを実習するため悩み考えることが多いですが、ジュエリーになった時の喜びもひとしおです。先はまだ長いですが、分かりやすいテキストと声をかけやすい先生たちがいつもそばにいてくれるので頑張れます。自分のペースでコツコツと継続して自分の技術として身につけたいと思います。集中する楽しい時間です。

初めは最初から最後までの工程が点と点で繋がらず、仕上がりも不満足の連続でした。仕事が終わってからでも通える時間まで学校が開いていた事がとてもありがたく、2年で課題も終えられ最初繋がらなかった点が少しづつ繋がり始め、最終課題でやっと納得の行くものがつくれました。

まったくわからないところからの受講ですが、一からおしえて頂く事ができ、本当に学ぶ事が多いです。仕事との両立がうまくいかず、HP作成等おいつかない所もありますが、少しずつでも進めていけるようにしたいと思っています。周りの生徒さんにも良い刺激をうけていると感じる事が多いです。

自分のペースで、仕事をしながら無理なく通えることが何より一番魅力的でありがたいです。講師の先生方もとても知識豊富で親切なので、ささいなことでも臆せず質問できる環境もとても良いです。また、様々なジャンル・テイストのジュエリーを作る方々と同じ机、部屋で作業が出来るのも刺激になります。

テキストに書いてある事だけではなく自由な創作の中で学べるところや各自のペースで曜日に関係なく受講できるのは素晴らしいと思っています。先生方も得意分野が様々なので、いろんな視点から教えて頂けて参考になります。
彫金教室ラヴァーグのレッスン内容
彫金教室ラヴァーグの彫金コースで制作するジュエリーは、各課題で学んでいただきたいところを踏まえていればデザインは自由!自分のオリジナルデザインでジュエリーを作っていきます。
リング・ネックレス・ピアス・ブレスレットなど、テキストのサンプルと全く同じジュエリーを制作する必要はありません。
(彫金総合コースで行う磨きの技術などはこちらで用意させていただいたジュエリーの原型を利用して技術を学びます)

LESSON1 「打刻」
デザインタガネを使って模様を打ち込んでいく基本の課題から始まります。
インディアンジュエリーなどでよく見られる彫金技法で、デザインタガネを模様のように組み合わせ、スタンプのように金属に打ち込んでいきます。
打刻を打つ際の注意点や、先に知っておくと回避できる失敗のポイントなどを丁寧に説明してあることや、自分でデザインタガネを作成したくなった時用のノウハウもテキストにしっかりまとめられています。
また、打刻の技術は模様を打ち込むだけでなく、商品となる作品には必ず金種の刻印やロゴが打刻で入っています。
ラヴァーグでは他の彫金教室ではほとんど見られない最新の刻印機を導入しており、その機械の使用方法も講習しますが、まずはきちんと基礎の彫金技術を身に着けていきましょう。

LESSON2 「透かし」
このレッスンでは、糸鋸を使用して模様をくり抜く彫金技法を学びます。彫金技法でまず外せないのが、この糸鋸使い。
狙った形に金属を加工していく上で、この糸鋸使いが作品のクオリティを左右します。また、一番基礎中の基礎の彫金技法な為、ここでしっかり感覚を掴んでおきましょう。

LESSON3 「オーバーレイ」
このレッスンでは、レッスン2で糸鋸の練習に引き続き、プラスで’’大物のロウ付け’’(溶接)を学んでいきます。
大きな面を綺麗にしっかり重ねてロウ付け(溶接)する為には、ロウを置く位置や溶かす温度調整、使用するロウの成分を理解してロウ付けの彫金技法を習得していくことが大切です。
このレッスンが出来たら、ロウ付け彫金技術がワンランクアップします。苦手だったり火が怖いという方は、ここを超えれば自信がついてロウ付けが楽しくなるはずです。

LESSON7 「パールの芯留め」
このレッスンでは、人気のパールを使用した作品を制作できるようになるレッスンです。
パールが簡単に抜け落ちてしまわない芯の作り方を学んでいきます。ここで、「線引き」という彫金工具を使用。
銀線など、線状の金属の太さを調整していったり、金属のねじり加工の彫金技法も合わせて習得していきます。楽しみながらも、しっかりとした土台作りや新しい彫金技法を学んでいきましょう。

LESSON8 「ミル留め」
最もオーソドックスな石留め方法で、石が留まる構造を理解します。
ブリリアントカットと呼ばれるカット石を作品に埋め込む技術の一つ。ブリリアントカットで代表的なのは、やはりダイヤモンドでしょう。
この留め方でよく使用されるのはブライダルリングやペアリングで、リングの内側に誕生石やダイヤを埋め込む際の彫金技法として多く使われています。
また、人気のミル打ち(石の周りに小さな粒々が装飾されている留め方)の基礎となり、この課題でしっかり留め方の構造の理解が出来れば、ミル打ちも簡単に。
石留めの「石がなぜ留まっているのか」をしっかり理解できるこの課題は、あなたの作品の幅をグッと広げてくれる彫金技法となるでしょう。

LESSON10 「覆輪留め(ふくりん)」
きっと皆さんが好きな「カボションカット」と言われる”ぷくっと丸みのある形状”の石を留めていく石留め技法です。
色とりどりなカラーストーンが豊富で、大きさも様々。最近よく見かけるジュエリー・アクセサリーブランドやジュエリー作家さんが必ず揃える人気のラインで、こういった指輪が作りたくて彫金教室を探している方も多いのでは?
このレッスンでは、初めて石に合わせた土台の作り方とタガネを使用した石留めの彫金技法を学んでいきます。このレッスンが習得出来れば、石の大きさに合わせた様々な作品制作が可能。
指輪とお揃いのネックレスなど、石の大きさを変えて展開していくのも◎

LESSON11 レーザー溶接機の活用
レーザー溶接機とは、レーザー照射でピンポイントに狙った箇所だけの地金を溶かす機械です。
この機械は世界中の職人が当たり前のように使用している加工機材ですが、高額機材でメンテナンス費もかかるため、なかなか彫金技法の教育施設では導入しにくいのが現状。
現場で当たり前のように使用されている便利な機材なのに、学校でその使用方法が学べない矛盾。LaVagueジュエリースクールでは、ハワイアンジュエリーブランドPua allyの制作工房でもあり、商品加工でよく使用しています。
その便利さや、レーザー溶接機を使用するからこそ出来る商品が数多くあります。そんなレーザー溶接機の使い方を学びながら、作る作品がビジュー課題。
ピンポイントで火を当てずに金属同士を溶接できるからこそ、繊細な作品に向いています。このレーザー溶接が出来るようになると、例えばネックレストップに丸カンをつけてチェーンに通す場合、丸カンの切り口を繋げる事が出来るため、トップが外れにくい丈夫で安心感のある仕上をすることが出来ます。


LESSON12 2種類の金属を組み合わせる
「コンビネーションリング」
今、ブライダルやファッションジュエリーでも人気の高いコンビネーションリング。
2種類の異なる金属を組み合わせて作る技法を学んでいきます。ここからは、今まで学んだ基礎を応用していく課題です。これまでに学んだ技法で、ある程度作りたいものを形にすることは出来るようになっています。
この先は少し特殊な制作の「細かな注意点」をしっかり経験しておくことが大切になってきます。異なる金属同士の熱の伝わり方や、ロウ材の溶け流れていくタイミングなど、一歩深いポイントで考えながら作業をしていく事となります。

LESSON14 「木目金(もくめがね)」
異なる金属を幾層にも重ね合わせる事で作られる木目模様はひとつとして同じものにはならない事から、結婚指輪の素材としても人気の技法です。
伝統技法のため、ジュエリー工房や教室などでは教えてくれるところが少なくなってきている近年。逆に海外の方から注目を浴びています。純銀と純銅を交互に重ねて、熱で溶着させていく「共付け」習得していきます。










彫金教室ラヴァーグのレッスン一覧
地金を材料とした彫金技法を一通り学ぶことができるコースです。磨き、石留め、ロウ付けなどの金属加工や地金作りなど、ジュエリー制作において重要な、職人的な手作業の技術を学んでいきます。
またカリキュラム通りに基礎技術を学ぶだけでなく、オリジナルのジュエリーデザインから考えて制作していくので、技術の応用力や経験、知識を育てることができます。<全16課題>
- Lesson1 模様を打ち込む【打刻】
- Lesson2 糸鋸使いをマスターする【透かし】
- Lesson3 広い面のロウ付け(溶接)【オーバーレイ】
- Lesson4 ヤスリの使い方を極める【すりだし】
- Lesson5 金属の特性を理解して組み立て方を学ぶ【箱】
- Lesson6 取れないパール芯の作り方【芯留め(片穴)】
- Lesson7 最もスタンダードな石留を学ぶ【ミル留め】
- Lesson8 小さな石を簡単に留める【ポンチ留め】
- Lesson9 人気のオーバルカットの留め方を学ぶ【覆輪留め】
- Lesson10 石留の王道【爪留め】
- Lesson11 レーザー溶接機をマスターする【ビジュー】
- Lesson12 2色の金属を組み合わせて作る【コンビネーション】
- Lesson13 樹脂の利用で幅を広げる【オーソブライト】
- Lesson14 伝統技法を学ぶ【杢目金】
- Lesson15 自由課題
- Lesson16 卒業制作
さらに彫金をしっかり学びたい方達に選ばれているのが
彫金総合コース
彫金総合コース 全24課題
彫金コース16課題 + クオリティスキルアッププログラム8課題
彫金コース
16課題
+
クオリティスキルアップ
プログラム 8課題
彫金総合コースでは上記の彫金コース16課題にプラスして、手作りでありながら高いクオリティのジュエリーを作ることができ、様々なジュエリー制作において汎用性を持たせることが出来る「クオリティスキルアッププログラム」を同時に学ぶ事が出来ます。
通常の彫金コースのカリキュラムに、スキルアッププログラムが必要なタイミングで組み込まれているため、早い段階で磨きの理屈や金属の特性が深く知ることが出来、別々で受講するよりもクオリティ向上のスピードが圧倒的に早いです。
クオリティスキルアップコースとは?
ジュエリー作りを楽しむ。ハンドメイドを、DIYを楽しむ。もちろん趣味の範囲においてジュエリー作りを楽しむことはとてもいいことです。
しかしそこにお客様が絡んできたとき、適当に作っていいわけがありません。ジュエリーを商品として考えた時にさらなるクオリティのアップを目指す。それがクオリティスキルアッププログラムです。

「売る」ためのクオリティを身に着ける
彫金総合コースでは、彫金の技法を使ってジュエリーを作れるだけにとどまらず、出来たジュエリーを「売れる」レベルのクオリティまで引き上げるための技法を学ぶ「クオリティスキルアッププログラム」を同時に受講します。
- 商品を、デパートに並んでいるようなクオリティに仕上げるにはどうしたらいいか?
- 商品価値の高い金属を使って商品を展開をしたい。
- ブランドを立ち上げた後のアフターサポートはできるのか?
- コストを削減するために余った金属を有効活用したい。
などなど、クオリティスキルアッププログラムは自分でブランドを立ち上げたり、商品の制作に携わるようになった人たちが必要になってくる技術を、より実践的に学べるプログラムになっています。
「作る」の先を見据えている方におすすめです。
- Lesson1 磨きの原理を理解する【ぐるぐるリング】
- Lesson2 最も需要がある修理【サイズ直し】
- Lesson3 古いジュエリーをリメイクする【地金の溶解】
- Lesson4 磨きのテクニックを強化する【唐草リング】
- Lesson5 ゴールド・プラチナの加工を知る【地金指定】
- Lesson6 磨きのクオリティを倍増させる【エンゲージリング】
- Lesson7 繊細なロウ付けを学ぶ【爪貼り】
- Lesson8 最終テスト【オーダージュエリー】
彫金コース 料金一覧
彫金総合コース
(彫金コース+クオリティスキルアップ プログラム)
¥407,000(税込)(全24課題) ※1
通学有効期限
最大2年間※2
レーザー溶接講座
入門工具付き
無理なくお支払いいただける分割払いもご用意しております。
月々¥8,400~※3
彫金コース
¥253,000(税込)(全16課題) ※1
通学有効期限
最大2年間※2
レーザー溶接講座
入門工具付き
無理なくお支払いいただける分割払いもご用意しております。
月々¥5,300~※3
彫金(短期)コース
¥220,000(税込)(全16課題) ※1
通学有効期限
最大1年間※2
レーザー溶接講座
入門工具付き
無理なくお支払いいただける分割払いもご用意しております。
月々¥4,200~※3
クオリティ スキルアップ プログラム
¥176,000(税込)(全8課題) ※1
通学有効期限
最大1年間※2
無理なくお支払いいただける分割払いもご用意しております。
月々¥3,100~※3
※1 すべてのコースに入学金として¥11,000と材料費が別途かかります。(材料費は個々のデザイン・素材により異なります。)
※2 コース習得にかかる日数は各個人の通学ペースにより異なります。お好きな日時、自由なペースで通学出来ますので、集中して通学できる方は短期で習得していただくことも可能です。
※3 コース受講料は一括または分割でのお支払いが可能です。表記価格は(コース受講料+入学金)を60回払いされる場合の一例です。頭金の額や支払い回数により表記価格は変動します。
