アニー 無我夢中でしたね。
余湖 はい。WEBサイトはとっても作りたかったんですけれども、全く何もわからなかったので。
アニー 当時のジュエリー業界の状況としては、WEBサイトをちゃんと作ろうと考えている人が 少なかったし、全くわからない人が多かったですしね。 僕らはソフトをつかって簡単につくることができるということを教えることに重点をおいていて、 それをしっかりと学んでもらうことが、今後、役に立つと思っているんです。もちろんhtmlを 覚えたりだとか、Flash を使ったりすればもっとすごいサイトは作れるんですけれど。
余湖 使用するソフトは一般的なものとは違うんですけれども、こんな手順で実際WEBサイトが できていくんだなということ が分かったときはほんとに嬉しかったです。 分からないことは一つひとつ付き合ってくださるし。
アニー 余湖さんは熱意のある生徒でしたね。
余湖 分からないことばかりでしたので、2ヶ月ぐらい集中して毎朝10時半から6時間は ラヴァーグにいました。
アニー 分からないというわりにはしっかりと初めから作りたいWEBサイトのビジョンがあって、 余湖さんが求めているものは 低いレベルのものではなかった。こうしたい、ああしたい というものがしっかりあって(笑)
余湖 そうでしたか(笑)。
アニー それを、どうやったらわかりやすく教えられるのか、よく考えていました。僕が手取り足取り 全部教えるということは簡単なことだけれど、自分で考えたほうがいいところは結構、 厳しくしていましたね。
余湖 厳しくてなんてそんな(笑)。全然そうは思いませんでしたよ。
アニー そうですか、それならよかったです(笑)。
余湖 聞きたいことがたくさんあって、アニー先生を独占してしまって、他の生徒さんに申し訳 なかったなと・・・。
アニー ぼくは頑張っている人は好きなので。自分で目標をもっている人は成長が早いし、覚えると いうことも早いので、そう いう人にはぼくが持っている知識をすべて教えてあげたいと思って います。頑張ってる人がいるとこっちも頑 張って教えなきゃなと。
余湖 アニー先生でよかったです(笑)。