キャスト(鋳造)から上がりたての商品には、「鋳肌(いはだ)」と呼ばれる表面の荒れがあります。
薄皮を剥がすように、表面の鋳肌を削り落としていく際に左右対称のデザインの場合、形が崩れてしまいがちだったり、普段使用している工具が届かないような小さな隙間の鋳肌の取り除きに苦労しますよね。
そんな痒い所にまで手を届かせていくための手法や、今までの応用も含め、こちらで用意したサンプルを実践で完璧に磨き上げていくまでのプロセスを学んでいただきます。
特にエンゲージリングなどの高額商品のオーダーを受けた際、詰めが甘いイマイチなクオリティーでお渡しするわけにはいきません。
今まで自信が無くて外注に出していたのなら、これからは外注に出したのと同じくらいのクオリティを自分で磨き上げることが出来るようになるのです。
細かい隙間まできちんと磨き上げられるようになったとき、今までと学んだ後でのクオリティーの違いを実感できるでしょう。