明けましておめでとうございます。
Lavague講師の岡野と申します。
さて、2022年一発目の営業日は1/6からということで、早くも10日が経とうというところ。
初日にはここ恵比寿にも雪が積もるという素敵演出に見舞われつつも、今年も元気に開校しました!
昨年暮れにはNewJewelryはじめ百貨店でのPOPUPも開催され、宝飾業界にも少しづつ活気が戻ってきた感がアトリエからも感じます。
教室は開校初日から次の展示発表が決まっているデザイナーさんや個人的な制作をしている生徒さんで賑わい、みんな初日からフルスロットル!
今年もラヴァーグのアトリエをフル活用して、ジュエリー制作を楽しんでいきましょうね!

昨年暮れといえば、ラヴァーグとしても毎年恒例としていた行事が開催されました。
「第17回 銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト国際展」
年末にこのコンテストの表彰式に出席してきました。
表彰される側ではなく、表彰する側として、です。

このコンテストはテーマに沿った作品、または自由課題のどちらかを選び、アートクレイシルバーを使って表現したものを公募したコンクールで、
17回目を迎えた今回は世界から2000点を超える作品の応募があったそうです。
主催しているアートクレイ協会は地方や海外にも拠点があり、自宅でも制作しやすい銀粘土という素材の普及を進めていて、銀粘土を使ったアクセサリー制作をしたり教室を開いたりする人を育て、世界規模でものつくりの裾野を広げる活動をすることに尽力している協会です。
ラヴァーグも同じように銀粘土制作のインストラクター資格を取得する為の認定カリキュラムを指導をしている事もあり、コンテストで「ラヴァーグジュエリースクール賞」の表彰をさせてもらっているのです。

ジュエリーとしてきちんと日常使いができる設計で、作品ではなく商品としての反響が期待できるものを審査基準としてセレクトし、毎年ラヴァーグジュエリースクール賞として表彰しているのですが、
今年のラヴァーグ賞の受賞者は北海道の主婦の方で、幼いお子さんがいる中で一年かけて毎日少しづつ緻密な作品を作り上げたそうで、受賞は初めてだったそう。
毎日いろんな技法でジュエリーを作っている僕たちからしてもCADで作ったんじゃないの!?と目を見張る精密さと温かみが同居したペンダントでした。

お話させてもらった際に、選んだ理由は技術的な事だけではない事もお伝えすると、本当に嬉しそうにしてくれていてこちらも嬉しくなりました。
会場ではラヴァーグで銀粘土を学んだ卒業生も受賞しているという嬉しい再会もあり(表彰されるまで気づかなかった。。)、長い時間をかけて自宅でコツコツ作り上げたものが日の目を浴びて東京で表彰される素敵な式でした。

昨年までのコロナによる外出自粛は良い経験ではありませんでしたが、
改めて銀粘土の魅力は、
①環境を選ばず手軽に始められる(乾燥に使うヘアドライヤー、ホットプレート、焼成用の電気炉があればOK)
②手間暇かけて丁寧に作り込むことで高いポテンシャルを発揮する素材である
③イチから完成まで自宅で一人で完結できる素材
ということで、巣ごもり需要にはもってこいの技法だと再確認する機会となりました。
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