最もポピュラーなダイヤモンドのカット方式で、1900年代に数学者であるベルギーの宝石職人の手によって発明されました。
名前の直訳『円形の優れたダイヤモンド』の通り、反射や屈折率など光学的特性を元にダイヤモンドが最も美しく輝く様にと数学的に計算されて誕生しました。
舟形のシェイプは、ダイヤモンドをより大きく見せる効果があります。
マーキスとは「侯爵夫人」という意味があり、1745年に当時のファッションリーダーであったポンパドゥール夫人にちなんで「マーキスカット」と呼ばれるようになりました。
「ペアー」は「洋梨」という意味で、一点が尖がり、もう一方が丸いシェイプになっている形状が洋梨に似ていることから呼ばれるようになりました。
細長いシェイプは、指をほっそり見せる効果もあり、指輪にも人気です。
エメラルドのカッティングによく使われているカットスタイルから、こう呼ばれています。
長方形のテーブルであることにより内部までよく見えるのが特徴です。
そのため他のカットでは気にならないインクルージョン(内包物)や傷も見えてしまい、石の透明度や質が高くなければ、美しく仕上げることはできません。
「バゲット」は、フランス語で「棒状の堅いフランスパン」の意味です。
こちらのダイヤモンドは、どちらかといえばメインストーンの添え物として配置されることが多いです。
名前の由来は、輝きに凛とした高貴な美しさがあることから、王女や王妃などの意味がある「プリンセス」つけられました。
四隅の角をしっかり残しつつ、原石の厚さを十分に生かすことでブリリアントカットの輝きを楽しめる、人気のダイヤモンドです。
婚約や結婚などのあいを表現するシュチュエーションで好まれ、ハートが正方形に収まる形状がバランスが良いとされています。
特殊な形であるため研磨工が1つ1つのファセットを手作業で磨いて形を整えていきま
上面が三角形であることから「トリリアント」と呼ばれています。
3つの頂点がバランスよく存在感を発揮し、美しさと斬新さの併せ持っています。