「売れるジュエリーブランドにする」オフィシャルサイトを
作るために
「売れるジュエリーブランドにする」オフィシャルサイトを作るために
アントレプレナーコース最後の講座「オフィシャルサイト講座」について、本校「ジュエリーCADコース」の講師でもある八代孝之さんにインタビューしました。
なぜ、アントレプレナーコースでは「ネットショップ」でなく「オフィシャルサイト」を作成するのか。
ジュエリーに限らず、今や当たり前のようにブランドのWEBサイトを作り、ネットショップで販売をする時代ですが、コロナ禍を経て変わってしまった状況とは?
これから注目しなければならないもの、というもの見えてきました。
Interview
ジュエリーブランドで「オフィシャルサイト」を作る理由
「オフィシャルサイト」を作る理由
さらに「ネットショップ」「ホームページ」なんかはどうですか?
今挙げた全て、みなさん聞いたことはあるんじゃないかと思います。 でも違いは何か?と聞かれるとわかる人は少ないのではないでしょうか? しかしこの講座では、はっきりと「オフィシャルサイト」を作成していくと決めています。
もちろんどちらも大事なのですが、オフィシャルサイトには特に重要な役割があると考えています。
その考え方を知ったうえで「お客様に買い物をしていただくところ」=ネットショップ を作っている場合は問題ないですが、プラットフォームが充実していて作りやすいから、という理由でネットショップだけ 作った状態からブランドとして販売を始めてしまうと、「なかなか売れない」ということが起きる場合があるんです。
扱う商品によりますが、小規模から始めるジュエリーのブランドには特にオフィシャルサイトで ブランドそのものの価値を表現していく、という方針が必要だと考えています。
お客様にブランドの価値を届ける場、ということを意識したとき、どういうサイトを作っていくべきかが見えてくるのではないかと思います。
WEBに関して全くの初心者でもOK 厳選チェックリスト
WEBに関して全くの初心者でもOK 厳選チェックリスト
僕たちがブランド運営の中でやってきたこと全てを伝えようとすると、途方もない作業量になってしまうので効果がより出やすいものをピックアップしています。
この講座のテキストは写真もなければ画像もなく、今までの講座と違ってシンプルにできています。
オフィシャルサイト作成講座の「チェックリスト」として活用してもらえるようにまとめているからなんですね。
メモ替わりにしてもらったらいいな、というイメージです。
実践しながら反復して覚えていくようなことなので尚更、講座中には聞くことに集中してもらいたいんです。メモを書くことに夢中で聞いてなかった、理解できていなかった とならないように!
大事なことは書いてあるから、とにかく聞いて!っていうことなんですね。「何をやればいいのか」という時にこれを見ればわかるし、どこが最低限できていないといけないのか、というチェックリストにもなっている。
PCの操作なんかは特に、画面を見ていてもらいたいんです。
あとは、講座にない「最近のWEB事情」なんかも話すことがあるので、聞き逃して欲しくないな、とも思いますしね。
「やる」のは当たり前の時代に コロナ禍を経てWEBサイトのレベルが底上げ
「やる」のは当たり前の時代に コロナ禍を経てWEBサイトのレベルが底上げ
結論から言うと、ネットで売ることを 頑張る人 が増えたから、レベルの底上げっていうことが起きた。
コロナ前までは、お店を持っている人たちは特にネットでの販売をサブ的に考えていて「ネットショップでも売れたらいいな」程度で良かったのが、お客様が店舗に来れない、外に出れない、
そうです。ただやればいい、という状況ではないんです。そのままでも知名度が高いブルガリやティファニーですら 伝えること に対しての工夫がすごい。
なんとなく、「旅行先に人が来ないのは残念だよね」とか、「消費が減ったよね」ということにはみんな気がつくんです。でも大事なのはそこではなくて、その中でも生き残っているブランドやサービスがある。
そういう人たちが何をやっているのか、というところにも注目していくべきだと思います。
WEBサイトの最新事情はどこから?乗り遅れない為に
WEBサイトの最新事情はどこから?乗り遅れない為に
実は、WEBページ自体はあまり 気にしてないんです。 注目するべきは、端末。 WEBページのデザインは、パソコン・スマホ・タブレットなど、その時流行ってるものに依存します。 スマホが流行っていれば、スマホ端末で見やすいデザインというのが流行ってくるし、 その時1番よく使われてる端末に最適化されていくものなんです。 なので、僕は今どういう端末が流行っているかが1番大事だと思っています。
そうですね〜、言い切ることはできませんが! 少し前にARグラス、スマートグラス(※) というのが出てきましたよね。 これが もしも一般的になったら、って想像するようにしているんです。 左右レンズが分かれているから、それに合ったデザインになってくる可能性があるな、などと考えています。 なので前々からこういう情報を仕入れて、生徒さんにもラヴァーグのスタッフにも伝えるようにしてます。