売れるデザインの共通点と解説
初めましての方・そうじゃない方、どうもこんにちは!(こんばんわ?)
ラヴァーグジュエリースクールの中西と申します。
気になるタイトルですね。ジュエリーにおいて、売れるデザインの共通点。
デザイナーズブランドとして独立している人にとっては、知りたいコンテンツなのではないでしょうか?
今回のこの記事は、日々ニーズやトレンドの調査をしている私が、色んなブランドのリサーチをしている中で気づいた
「だからこのブランドは人気があるのか=売れるのか」と納得した商品展開の一部分をお伝えしたいなと思います。
あくまで個人的な見解ではありますが、的を外れてはいないと思いますので是非参考にしてもらえれば幸いです。
それでは、解説始めます!
売れるデザインの共通点と解説
初めましての方・そうじゃない方、どうもこんにちは!(こんばんわ?)
ラヴァーグジュエリースクールの中西と申します。
気になるタイトルですね。ジュエリーにおいて、売れるデザインの共通点。
デザイナーズブランドとして独立している人にとっては、知りたいコンテンツなのではないでしょうか?
今回のこの記事は、日々ニーズやトレンドの調査をしている私が、色んなブランドのリサーチをしている中で気づいた
「だからこのブランドは人気があるのか=売れるのか」と納得した商品展開の一部分をお伝えしたいなと思います。
あくまで個人的な見解ではありますが、的を外れてはいないと思いますので是非参考にしてもらえれば幸いです。
それでは、解説始めます!
✓売れているブランドの商品は違う意味で「見たことがある」
まずは、これです。
そして今日一番お伝えしたいのもこれです。
ここでの「見たことがある」というのは、「あり溢れていて、どこでも見る」ではなく、「一回見たら忘れない・印象に残る」もののことを指します。
ただ、あくまでもスタンダードなラインを持っている人前提の話です。
その理由は、アントレプレナーコースを受講した人ならピンときますよね?
✓売れているブランドの商品は違う意味で「見たことがある」
まずは、これです。
そして今日一番お伝えしたいのもこれです。
ここでの「見たことがある」というのは、「あり溢れていて、どこでも見る」ではなく、「一回見たら忘れない・印象に残る」もののことを指します。
ただ、あくまでもスタンダードなラインを持っている人前提の話です。その理由は、アントレプレナーコースを受講した人ならピンときますよね?
◎具体的に解説!印象に残るデザインとは?
では具体的に解説をしていくと、まずデザイナー自身が「キレイ」「可愛い」「面白い」と感じた部分が上手に強調されていること・1秒で伝わっているデザインが多いです。
究極に無駄を削ぎ落して、魅力を感じるところを全面に押し出している。そんな感じです。言葉で説明するのも難しいので、ちょっと例をいくつか。
◎janukaさんのスライスシリーズ
私が大好きで必ずチェックするブランドの1つjanuka(ヤヌカ)さんのスライスシリーズの商品です。
このシリーズは、石の独特の表情の面白さ・美しさを強調して、機能的な装着部分を極力必要最低限にしています。
種類もジャスパーやルチルクオーツ・アクアプレーズなど、絵画のような表情を持つ石もピアス・ネックレス・リングと展開されています。
どれも自然に出来た石の模様が、とても美しく見えます。
また、アメジストも使用されていますが、市場に良く出回っているファセットカット系ではなく、スライスカットにすることによって、色味や模様の美しさがアメジストの新しい魅力を伝えてくれています。
シンプルな形だからこそ、天然石の魅力的な色味や模様が最も強調されていて、新しい角度での天然石の魅力の伝え方だと、この商品を初めて見た時の衝撃と感動は忘れません。
まさにデザイナーさんの着眼点や見せたいことが1秒で伝わってきますね。
シンプルだからこそ、今まで有りそうで無かった。そんな感覚です。
◎janukaさんのスライスシリーズ
写真参照元 januka (ヤヌカ) スライスシリーズ
私が大好きで必ずチェックするブランドの1つjanuka(ヤヌカ)さんのスライスシリーズの商品です。
このシリーズは、石の独特の表情の面白さ・美しさを強調して、機能的な装着部分を極力必要最低限にしています。
種類もジャスパーやルチルクオーツ・アクアプレーズなど、絵画のような表情を持つ石もピアス・ネックレス・リングと展開されています。
どれも自然に出来た石の模様が、とても美しく見えます。
また、アメジストも使用されていますが、市場に良く出回っているファセットカット系ではなく、スライスカットにすることによって、色味や模様の美しさがアメジストの新しい魅力を伝えてくれています。
シンプルな形だからこそ、天然石の魅力的な色味や模様が最も強調されていて、新しい角度での天然石の魅力の伝え方だと、この商品を初めて見た時の衝撃と感動は忘れません。
まさにデザイナーさんの着眼点や見せたいことが1秒で伝わってきますね。
シンプルだからこそ、今まで有りそうで無かった。そんな感覚です。
◎bororoさんのロックシリーズ
このbororo(ボロロ)さんのロックシリーズも、アクアマリンの透明感と石の形に合わせた石枠の対比が美しい商品です。
機能性をデザインに反映させている事例として素晴らしい例としてご紹介させていただきました。
同じくこのロックシリーズの指輪も。
クリソプレーズというアップルグリーン色の石を使用したこの指輪も、金属のイエローゴールドとの組み合わせが最高に可愛いですね。
多分、想像するに石と金属を固定してから同時に研磨して継ぎ目のないような一体のフォルムを出しているのではないかなと推測しますが、これも極限まで無駄を削ぎ落していますね。
理想的なカットや技法を、とことん職人さんと打ち合わせを重ねて出来上がったシリーズだと思います。
技術を知ってからデザインしたのか、デザインしてから技術を探したのか。
どちらにせよ、既存の留め方に縛られず、素材の美しさを引き出すことが1番に優先されていますね。
◎bororoさんのロックシリーズ
このbororo(ボロロ)さんのロックシリーズも、アクアマリンの透明感と石の形に合わせた石枠の対比が美しい商品です。
機能性をデザインに反映させている事例として素晴らしい例としてご紹介させていただきました。
同じくロックシリーズの指輪も。
クリソプレーズというアップルグリーン色の石を使用したこの指輪も、金属のイエローゴールドとの組み合わせが最高に可愛いですね。
多分、想像するに石と金属を固定してから同時に研磨して継ぎ目のないような一体のフォルムを出しているのではないかなと推測しますが、これも極限まで無駄を削ぎ落していますね。
理想的なカットや技法を、とことん職人さんと打ち合わせを重ねて出来上がったシリーズだと思います。
技術を知ってからデザインしたのか、デザインしてから技術を探したのか。
どちらにせよ、既存の留め方に縛られず、素材の美しさを引き出すことが1番に優先されていますね。
写真参照元 bororo (ボロロ) ロックシリーズ
◎2ブランドの共通点
紹介した2ブランドは他の商品ラインも是非見ていただきたいのですが、こんなにシンプルなのに、デザイナーさんの‘’着眼点‘である「天然石の表情や形・豊かな色彩を主役にしたい。」という想いが非常に良く伝わりますよね。
また、一回見たら忘れない「印象に残る」強さがあるというのも、なんとなく伝わったでしょうか?
jaukaさんもbororoさんも他にも色々な素敵なシリーズがありますが、中でもこの紹介したSLICE(スライス)シリーズとロックシリーズはブランドとして顔となる代表作の一つかと思います。
本来大切な素材に対する「わくわく」や「ここが好き・綺麗」をしっかり見つけ出すこと・それをどうしたら魅力的に伝えられるかを考える事。
それがお客様に伝わった時や、身につけた時の自分が想像できた時、「欲しい」が沢山増えることから「よく売れる」→「人気商品」→「ブランドの看板商品」となるのだと思います。
この商品を実現するまで、両デザイナーさんは既存の形に捕らわれず、どうやったら実現できるのかを職人さん達と沢山試行錯誤したのではないかなと想像されます。
簡単そうで難しいですが、ここがデザイナーとして「こだわり」や「個性」が全面に出てくるところだと思います。
個人的に、洗練されたブランドの商品は「デザインの引き算が上手だなぁ」という感想が多いです。強調したいところに目が行くように、無駄を削ぎ落していく「落としどころ」にセンスが光りますね。
◎2ブランドの共通点
紹介した2ブランドは他の商品ラインも是非見ていただきたいのですが、こんなにシンプルなのに、デザイナーさんの‘’着眼点‘である「天然石の表情や形・豊かな色彩を主役にしたい。」という想いが非常に良く伝わりますよね。
また、一回見たら忘れない「印象に残る」強さがあるというのも、なんとなく伝わったでしょうか?
jaukaさんもbororoさんも他にも色々な素敵なシリーズがありますが、中でもこの紹介したSLICE(スライス)シリーズとロックシリーズはブランドとして顔となる代表作の一つかと思います。
本来大切な素材に対する「わくわく」や「ここが好き・綺麗」をしっかり見つけ出すこと・それをどうしたら魅力的に伝えられるかを考える事。
それがお客様に伝わった時や、身につけた時の自分が想像できた時、「欲しい」が沢山増えることから「よく売れる」→「人気商品」→「ブランドの看板商品」となるのだと思います。
この商品を実現するまで、両デザイナーさんは既存の形に捕らわれず、どうやったら実現できるのかを職人さん達と沢山試行錯誤したのではないかなと想像されます。
簡単そうで難しいですが、ここがデザイナーとして「こだわり」や「個性」が全面に出てくるところだと思います。
個人的に、洗練されたブランドの商品は「デザインの引き算が上手だなぁ」という感想が多いです。強調したいところに目が行くように、無駄を削ぎ落していく「落としどころ」にセンスが光りますね。
STEP2
✓やっぱり1点ものは強い。
1点ものの人気は、長年ずっと続いていますが特に最近は天然石に対しての1点ものの感覚に変化が出てきていると感じます。
今まで、天然石はなるべく色が鮮やか・均一で不純物が見えず、カットが綺麗に整ってる綺麗な石が王道でしたが、最近では整えられているものよりもインクルージョン(内包物)や自然に出来た色のグラデーションが目立つものの石の人気が高くなってきました。
また、エメラルドやサファイヤ、ダイヤモンドの世界三大宝石と呼ばれるようなザ・宝石!というような石よりも、テンドリッククオーツやルチルクオーツなどの植物や気泡・オイルが内包されているクオーツ系(水晶)と、ピクチャーアゲートなどの独特な模様や表情を持つアゲート系の人気が一気に伸び始め、デザイナーズブランド達が積極的に取り入れているように感じます。
クオーツ系もアゲート系も、王道宝石に比べると価格も手頃でファッションジュエリーとしての展開のしやすさもありますし、なにより自然に出来た表情の美しさが豊富な石が多くあります。
「一点もの」はその時の出会いに左右されるため、人を動かしたり決断させる力を持っています。これを逃したら、二度と出会えない。そんな気持になるのが一点ものの強さですよね。
これも、最初の「面白い・素敵・キレイ」だと感じるデザイナーの着眼点が石選びに繋がっていきますね。
STEP2
✓やっぱり1点ものは強い。
1点ものの人気は、長年ずっと続いていますが特に最近は天然石に対しての1点ものの感覚に変化が出てきていると感じます。
今まで、天然石はなるべく色が鮮やか・均一で不純物が見えず、カットが綺麗に整ってる綺麗な石が王道でしたが、最近では整えられているものよりもインクルージョン(内包物)や自然に出来た色のグラデーションが目立つものの石の人気が高くなってきました。
また、エメラルドやサファイヤ、ダイヤモンドの世界三大宝石と呼ばれるようなザ・宝石!というような石よりも、テンドリッククオーツやルチルクオーツなどの植物や気泡・オイルが内包されているクオーツ系(水晶)と、ピクチャーアゲートなどの独特な模様や表情を持つアゲート系の人気が一気に伸び始め、デザイナーズブランド達が積極的に取り入れているように感じます。
クオーツ系もアゲート系も、王道宝石に比べると価格も手頃でファッションジュエリーとしての展開のしやすさもありますし、なにより自然に出来た表情の美しさが豊富な石が多くあります。
「一点もの」はその時の出会いに左右されるため、人を動かしたり決断させる力を持っています。これを逃したら、二度と出会えない。そんな気持になるのが一点ものの強さですよね。
これも、最初の「面白い・素敵・キレイ」だと感じるデザイナーの着眼点が石選びに繋がっていきますね。
STEP3
✓最後背中を押すのは「意味を持つもの」
これも、ジュエリーを買う人にとって選びやすいポイントの一つになります。
というか、購入への最後の一押しは意味やコンセプトが買い手とリンクしていることが大きいです。
デザインが素敵なのはもちろんですが、そのジュエリーに物語を感じられたり、身につけるのに理由が持てることによって、「一生大事に出来そう」「お守りになりそう」「今の自分に重なる」「あの人のプレゼントにピッタリ」などの購入のきっかけに繋がりやすいです。
今までの流れを読み進めているあなたなら、何となく察しが付くかと思います。
そう、天然石や宝石が持つ「石言葉」や「誕生石」などの持っている意味って、作り手にとっても買い手にとっても非常に有難いのです。
ダイヤモンドがエンゲージリングに選ばれる理由も、ただ綺麗だからというよりは、「永遠の絆」という意味を持ち合わせていることを知っているほうが、自分の気持ちや覚悟が伝わりやすそうですよね。
意味がある事で、商品紹介もしやすくなります。
SNSやWEBサイトでの説明文や、販売時のセールストークも非常に考えやすい。
あとは、このコロナ禍の影響もあり、何かお守りになるようなものを身につけたいという心理も働いているようです。
お世話になっている石屋さんからも、パワーストーン系の需要がとんでもなく伸びているとの情報もよく聞きます。
人間は昔から、天然石に意味を持ってそれをお守り代わりに装着することからアクセサリーやジュエリーは始まりました。その想いは、今も昔も変わらないものなのですね。
STEP3
✓最後背中を押すのは「意味を持つもの」
これも、ジュエリーを買う人にとって選びやすいポイントの一つになります。
というか、購入への最後の一押しは意味やコンセプトが買い手とリンクしていることが大きいです。
デザインが素敵なのはもちろんですが、そのジュエリーに物語を感じられたり、身につけるのに理由が持てることによって、「一生大事に出来そう」「お守りになりそう」「今の自分に重なる」「あの人のプレゼントにピッタリ」などの購入のきっかけに繋がりやすいです。
今までの流れを読み進めているあなたなら、何となく察しが付くかと思います。
そう、天然石や宝石が持つ「石言葉」や「誕生石」などの持っている意味って、作り手にとっても買い手にとっても非常に有難いのです。
ダイヤモンドがエンゲージリングに選ばれる理由も、ただ綺麗だからというよりは、「永遠の絆」という意味を持ち合わせていることを知っているほうが、自分の気持ちや覚悟が伝わりやすそうですよね。
意味がある事で、商品紹介もしやすくなります。
SNSやWEBサイトでの説明文や、販売時のセールストークも非常に考えやすい。
あとは、このコロナ禍の影響もあり、何かお守りになるようなものを身につけたいという心理も働いているようです。
お世話になっている石屋さんからも、パワーストーン系の需要がとんでもなく伸びているとの情報もよく聞きます。
人間は昔から、天然石に意味を持ってそれをお守り代わりに装着することからアクセサリーやジュエリーは始まりました。その想いは、今も昔も変わらないものなのですね。
✓ここまでをまとめてみると…
さて、今まで3つの売れている商品の解説をしてきました。
お気づきの方も多いのではないかなと思いますが、どれも共通しているのは「天然石を使用している商品ばかり」ということ。
1. 天然石が主役である。
2. 世界に1つしかないという価値
3. お守りにしやすい「意味」を持っている
この3つのポイントを抑えた商品を揃えていくことが、需要のある商品展開に繋がる1つの道筋だと、私は考えています。
そして、この3つをすぐ取り入れやすいのが天然石を使うということ。
ラヴァーグではブランドを持っている生徒さん達も多くいますので、ぜひ商品のラインナップで天然石シリーズを追加していくことをオススメします。
また、既に天然石シリーズを展開しているブランドに次のステップとして提案したいのは、天然石の魅力を更に引き出すために、既存のカットに捕らわれない視点を持つことです。更に言えば、カットは複雑よりもシンプルを目指すこと。
もちろん天然石の硬度の関係上、出来るカット・出来ないカットは存在します。
また、新しいカットを考えるとしたらやっぱり既に存在している基本のカットの仕組みを理解して展開していく必要もあります。
それが分かると「この大きさでこんなカットがあったらいいのに」と思うものも、現実的に可能かどうかも含めてデザインを考えていくことが出来るようになりますね。
…はい、あるじゃないですか。ちょうどいいコースが。
そう、天然石研磨コースです。
天然石研磨コースを設立しよう!と企画が始まった段階では、ラヴァーグに今まで無かったジャンルで新鮮だし、天然石が好きな人達にも新たにラヴァーグを知ってもらえるコースとしてスタートしました。
ですが、コース設立後に青山spiralで開催されたNEW JEWELRYに足を運んだ際に、有名どころのデザイナーズブランドさんや、これから注目のブランドさん達に話を聞いてみると、「自分で石の研磨もやっているんですよ」「原石から調達して、模様が良いと思ったところを厳選してカットしています」と説明してくれる方達が多いこと。
SpiralのNew JEWELRYに参加出来るブランドは、デザイナーズブランドの中でも1歩も2歩も抜きんでた注目のブランド達が集まる展示会です。
ここに出展することを目標にしている方達も多いはず。
そんな人たちは、やっぱりそこまでこだわっているのだなと感心しつつ、だからこそ人気が出るのだなと納得でした。
職人さんにカットを依頼することで、自分の思っている以上の技術を知って、そこからデザインのヒントを見つけることもあるし、自分で試作をしてみる方がコストもスピード感も全然変わってくるとも思います。
そこは、あなた次第だと思いますが、それが出来る環境である事と天然石研磨コースの活用の仕方も頭の片隅に置いてもらえるといいなって思います。
私の中でも、天然石研磨コースの活用の仕方がカチッとはまって、これはブランド展開を教えているスクールのスタッフとして、生徒さん達に共有するべき内容だなと思ったこともあり、今回この記事を書こうと思ったきっかけでした。
是非参考になってくれたら、嬉しい限りです。
✓ここまでをまとめてみると…
さて、今まで3つの売れている商品の解説をしてきました。
お気づきの方も多いのではないかなと思いますが、どれも共通しているのは「天然石を使用している商品ばかり」ということ。
1. 天然石が主役である。
2. 世界に1つしかないという価値
3. お守りにしやすい「意味」を持っている
この3つのポイントを抑えた商品を揃えていくことが、需要のある商品展開に繋がる1つの道筋だと、私は考えています。
そして、この3つをすぐ取り入れやすいのが天然石を使うということ。
ラヴァーグではブランドを持っている生徒さん達も多くいますので、ぜひ商品のラインナップで天然石シリーズを追加していくことをオススメします。
また、既に天然石シリーズを展開しているブランドに次のステップとして提案したいのは、天然石の魅力を更に引き出すために、既存のカットに捕らわれない視点を持つことです。更に言えば、カットは複雑よりもシンプルを目指すこと。
もちろん天然石の硬度の関係上、出来るカット・出来ないカットは存在します。
また、新しいカットを考えるとしたらやっぱり既に存在している基本のカットの仕組みを理解して展開していく必要もあります。
それが分かると「この大きさでこんなカットがあったらいいのに」と思うものも、現実的に可能かどうかも含めてデザインを考えていくことが出来るようになりますね。
…はい、あるじゃないですか。ちょうどいいコースが。
そう、天然石研磨コースです。
天然石研磨コースを設立しよう!と企画が始まった段階では、ラヴァーグに今まで無かったジャンルで新鮮だし、天然石が好きな人達にも新たにラヴァーグを知ってもらえるコースとしてスタートしました。
ですが、コース設立後に青山spiralで開催されたNEW JEWELRYに足を運んだ際に、有名どころのデザイナーズブランドさんや、これから注目のブランドさん達に話を聞いてみると、「自分で石の研磨もやっているんですよ」「原石から調達して、模様が良いと思ったところを厳選してカットしています」と説明してくれる方達が多いこと。
SpiralのNew JEWELRYに参加出来るブランドは、デザイナーズブランドの中でも1歩も2歩も抜きんでた注目のブランド達が集まる展示会です。
ここに出展することを目標にしている方達も多いはず。
そんな人たちは、やっぱりそこまでこだわっているのだなと感心しつつ、だからこそ人気が出るのだなと納得でした。
職人さんにカットを依頼することで、自分の思っている以上の技術を知って、そこからデザインのヒントを見つけることもあるし、自分で試作をしてみる方がコストもスピード感も全然変わってくるとも思います。
そこは、あなた次第だと思いますが、それが出来る環境である事と天然石研磨コースの活用の仕方も頭の片隅に置いてもらえるといいなって思います。
私の中でも、天然石研磨コースの活用の仕方がカチッとはまって、これはブランド展開を教えているスクールのスタッフとして、生徒さん達に共有するべき内容だなと思ったこともあり、今回この記事を書こうと思ったきっかけでした。
是非参考になってくれたら、嬉しい限りです。
✓おまけの情報
規格外の石を使用する場合、台座となるベースを作るときはロストワックス製法がハンドメイドの場合はやりやすいでしょう。
これからジュエリー制作を始めたいと考えてこの記事に辿り着いた方は、アンティークジュエリーコースや、ファッションジュエリーコースと合わせて受講するのがオススメです。
まだジュエリー制作が未経験で、ジュエリー制作に興味がある方は、是非参考にしてみてくださいね!
✓おまけの情報
規格外の石を使用する場合、台座となるベースを作るときはロストワックス製法がハンドメイドの場合はやりやすいでしょう。
これからジュエリー制作を始めたいと考えてこの記事に辿り着いた方は、アンティークジュエリーコースや、ファッションジュエリーコースと合わせて受講するのがオススメです。
まだジュエリー制作が未経験で、ジュエリー制作に興味がある方は、是非参考にしてみてくださいね!
写真参照元 Fillyjonk(フィリフヨンカ)
たとえば、左のようなフィリフヨンカさんのデザインが好きだったら、間違えなくロストワックス製法がオススメです。
こういったデザインが好きだったらアンティークジュエリーコースのカリキュラムがあなたにはオススメです!
ロストワックス製法を使って、アンティークな雰囲気を演出する技法が沢山詰まった人気コースです。
たとえば、上のようなフィリフヨンカさんのデザインが好きだったら、間違えなくロストワックス製法がオススメです。
こういったデザインが好きだったらアンティークジュエリーコースのカリキュラムがあなたにはオススメです!
ロストワックス製法を使って、アンティークな雰囲気を演出する技法が沢山詰まった人気コースです。
写真参照元 Fillyjonk(フィリフヨンカ)
右のようなスライス系の天然石を使用した、スタイリッシュなジャンルが好きな方には、ファッションジュエリーコースがオススメです!
この写真は、まさにファッションジュエリーコースの課題で作ったサンプルです。
他にも今流行りのユニセックスジュエリーを作る課題が沢山!
上のようなスライス系の天然石を使用した、スタイリッシュなジャンルが好きな方には、ファッションジュエリーコースがオススメです!
この写真は、まさにファッションジュエリーコースの課題で作ったサンプルです。
他にも今流行りのユニセックスジュエリーを作る課題が沢山!
写真参照元 水金地火木土天冥海
左のジュエリーは、水金地火木土天冥海さんが展開しているジュエリーですが、中央に変形石があり、その周りの枠に沿って小さな石が綺麗に均等に配列されているタイプ。
こういった変形に沿わせて均等な配列が混ざっているタイプは、ジュエリーCAD総合コース一択です。
ハンドメイドでは難しい均等さを実現してくれるため、ハンドメイドに自信がない方でも高い商品クオリティのジュエリーが作れる最強のコースです。
上のジュエリーは、水金地火木土天冥海さんが展開しているジュエリーですが、中央に変形石があり、その周りの枠に沿って小さな石が綺麗に均等に配列されているタイプ。
こういった変形に沿わせて均等な配列が混ざっているタイプは、ジュエリーCAD総合コース一択です。
ハンドメイドでは難しい均等さを実現してくれるため、ハンドメイドに自信がない方でも高い商品クオリティのジュエリーが作れる最強のコースです。
写真参照元 水金地火木土天冥海
✓この記事で出てきたリンクまとめ
●天然石研磨コース
●アンティークジュエリーコース
●ファッションジュエリーコース
●ジュエリーCAD総合コース
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自分のオリジナルジュエリーブランド立ち上げを目標とする方に向けて、ブランド立ち上げに必要な知識・スキル・ツールを解説。
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天然石ジュエリーが好きならこの組み合わせで間違いなし!
【インディアンジュエリー × 洋彫り】
ラヴァーグでも人気があるインディアンジュエリーコース。
そして最近新設された文字彫りコース。
例えばこの2つのコースを受講し、それぞれの技法を組み合わせるとどんな魅力のあるジュエリーが作れるようになるのかをここでは紹介いたします。