
自分を表現できるのがジュエリー
今回ご紹介するのは、彫金とジュエリーCADの技術を学び、ジュエリーブランド『FURARRE(フラール)』を立ち上げた古矢汐璃(ふるや しおり)さんです。古着屋でのバイヤー経験を通してファッションに深く携わり、コロナ禍という大きな転機をきっかけに「自分を表現する手段」としてジュエリーに強く惹かれていきました。
ブランドを立ち上げるという新たな目標に向かって歩み始め、ファッションはもちろん、建築やアートなど幅広い分野への感度が高く、そうした豊富なインスピレーションの引き出しから生まれるジュエリーは、どれも唯一無二の個性に満ちています。
そんな彼女がジュエリーを学ぶ場として選んだのは、彫金の基礎からしっかり学べ、さらにパソコンを使ってジュエリーをモデリングするCAD技術も身につけられる、ジュエリースクールのラヴァーグでした。
「手を動かしてつくる力」と「デジタルでかたちにする力」の両方を養いながら、自分の世界観を表現するための確かなスキルを身につけていきました。
同じように「好きなことを仕事にしたい」「自分のブランドを持ちたい」と考えている方にとって、彼女の姿はきっと大きな刺激になるはずです。
自分のペースで一歩一歩、確実にステップアップできる環境で、あなたも夢をかたちにしてみませんか?
記事内では、古矢さんのこだわりが詰まったジュエリー作品もたっぷりご紹介しています。ぜひ最後までお楽しみください。
LaVagueジュエリースクール講師 竹田智美
ブランドを立ち上げるという新たな目標に向かって歩み始め、ファッションはもちろん、建築やアートなど幅広い分野への感度が高く、そうした豊富なインスピレーションの引き出しから生まれるジュエリーは、どれも唯一無二の個性に満ちています。
そんな彼女がジュエリーを学ぶ場として選んだのは、彫金の基礎からしっかり学べ、さらにパソコンを使ってジュエリーをモデリングするCAD技術も身につけられる、ジュエリースクールのラヴァーグでした。
「手を動かしてつくる力」と「デジタルでかたちにする力」の両方を養いながら、自分の世界観を表現するための確かなスキルを身につけていきました。
同じように「好きなことを仕事にしたい」「自分のブランドを持ちたい」と考えている方にとって、彼女の姿はきっと大きな刺激になるはずです。
自分のペースで一歩一歩、確実にステップアップできる環境で、あなたも夢をかたちにしてみませんか?
記事内では、古矢さんのこだわりが詰まったジュエリー作品もたっぷりご紹介しています。ぜひ最後までお楽しみください。
LaVagueジュエリースクール講師 竹田智美
自分を表現できるジュエリー
ーーまず、古矢さんがジュエリー制作について、学ぼうと思ったきっかけを聞かせてください!
ジュエリーを始めようと思ったきっかけが、23歳のときに古着屋のバイヤーをやっていて、5年くらいアメリカとカナダに行っていたんです。買い付けてきたものは"その人の特徴"が現れる時があって、"性格"だったり"好きなもの"など、ちょっとした違いが生まれるのですが、自分の色を無意識に出せて楽しかったのがジュエリーだったんです。
アパレルの前は栄養士をしていて、2年くらい会社員として働いていたのですが、そのときも今後について考えたときに「アパレルをやっていくなら何かをしたい!」という想いもあったので、ジュエリーの勉強をしようと思いました。
それがコロナ禍の時期でしたね。
アパレルの前は栄養士をしていて、2年くらい会社員として働いていたのですが、そのときも今後について考えたときに「アパレルをやっていくなら何かをしたい!」という想いもあったので、ジュエリーの勉強をしようと思いました。
それがコロナ禍の時期でしたね。
ーー古着屋さんのバイヤーの仕事をきっかけに"ジュエリー制作を学ぼう!"と行動されたたんですね!
"ジュエリーって楽しいな"という想いに気付け、"自分を表現できたのがジュエリー"だったというところが、ジュエリーの表現の幅というか、自由さを改めて実感しますね。
パンデミックなどでこれからに不安がある中、行動を起こすことに不安もあったかと思います。
その当時の心境や行動に移すことができたきっかけは何でしたか?
古着のバイヤーを勤めているときに、海外の買い付けもストップされて、人との関わり方や仕事のあり方を改めて考える時間になったことですね。
元々、一から何かを作ることが好きで「それが仕事にできたら1番の理想だな」となんとなく思っていました。“これを一本にしたい!”という強い想いがまだ定まっていなかったですし、それよりも当時は仕事に全力を注いでいたのでパンデミックのタイミングが自分と向き合ういいきっかけになり、ジュエリーブランドを立ち上げるという目標に繋がったと思います。
学校に電話をして、そのあとリモートでの見学でお話をさせていただく中で、これから深めていくものならジュエリー制作の基礎となる彫金から学ぶことにしました。
元々、一から何かを作ることが好きで「それが仕事にできたら1番の理想だな」となんとなく思っていました。“これを一本にしたい!”という強い想いがまだ定まっていなかったですし、それよりも当時は仕事に全力を注いでいたのでパンデミックのタイミングが自分と向き合ういいきっかけになり、ジュエリーブランドを立ち上げるという目標に繋がったと思います。
学校に電話をして、そのあとリモートでの見学でお話をさせていただく中で、これから深めていくものならジュエリー制作の基礎となる彫金から学ぶことにしました。
ーーパンデミックのタイミングが、自分の想いや今後について向き合う時間となり、ジュエリーという明確なやりたいことに気付くきっかりになったんですね。
いろいろお話しを聞いていて"しっかり自分と向き合う"ことを大切にされていることがすごく伝わりますね!

ーー初めてのジュエリー制作で、彫金をやってみてどうでしたか?
彫金をやってみて良かったことは、様々な技法を一から学べたことです。
デザイン以外に作ることを全ての工程とはいかなくても、携わりたいと思っていました。それに、作り方が分からなければ、業者さんと関わる時に説得力にかけるし、お客様にもしっかりと説明ができないと思っていましたので、学べたことはブランドを立ち上げる自信に繋がったと思います。
印象的だったのは石留めです。より細やかな作業だったのと、石を選び、石座を作り、リングを作るという工程が途方に暮れるくらい大変な作業でしたが、0から1を作る達成感を得られた瞬間でもありました。特に覆輪留めが好きなのです、、、
ーー覆輪留めは、人気の留め技術の一つでもあり、古矢さんの作品にも活かされていますね!
金属からジュエリーを作る工程を学ぶと、金属の強度なども知ることができるので、業者さんとの制作面での打ち合わせもしっかりできますし、お客様からのオーダーもできるかどうかのジャッジができるようにもなりますね! 伝えたい事を伝えられるようになることで、ブランドを立ち上げる自信にも繋がったのも納得ができます。
そして、彫金を習得した後にジュエリーCADも受講されたましたが、習おうと思ったきっかけは何ですか?
CADは2年の彫金を経てだったので、様々なジュエリーの作り方を少しずつわかるようになっていた時期でもあったのですが、私の作りたいもの自体がけっこう曲線美が多かったので、CADの方が向いてるかなと思ったことがきっかけです。
これから先の人生設計で"家で仕事をしていきたい"という思いがあり、CADなら家でもできるし、得意なパソコンでジュエリー制作ができるようになったほうが良いと思って選びました。
これから先の人生設計で"家で仕事をしていきたい"という思いがあり、CADなら家でもできるし、得意なパソコンでジュエリー制作ができるようになったほうが良いと思って選びました。
ーー 作りたものの形状を考慮されてたことが受講するきっかけになっていたのですね!
ジュエリーCADをやってみてどうでしたか?
自分の好きな形を作りたい欲に駆られていたので、繊細で、細やかな形を作るのに適していたCADは、作る幅が広がり学んで良かったと感じてます。
想像を形に起こすのは大変でしたが、色々な角度からのレッスンでとても学びになりました。ティファニー風ハートペンダントの立体から形を変えていくレッスンは、自分の好きな湾曲を実現できたので学んで良かったです! カレッジリングは度肝を抜かれた作り方で、作る前の工程の想像が大切だと改めて痛感したレッスンでした。
想像を形に起こすのは大変でしたが、色々な角度からのレッスンでとても学びになりました。ティファニー風ハートペンダントの立体から形を変えていくレッスンは、自分の好きな湾曲を実現できたので学んで良かったです! カレッジリングは度肝を抜かれた作り方で、作る前の工程の想像が大切だと改めて痛感したレッスンでした。
ーーCADを学ぶことで、作れる形状のバリエーションを増やせられて良かったです!手作業だと難しい形状でもモデリングができるので、これからのジュエリー制作にとても活かされると思います。
CADは習わないと分からないことが多すぎるので、しっかりと学校で学びたいと思っています。
YouTubeでもCADについての動画があるんですが、CADを基礎から学んだからこそ"こんな応用もできるんだ"って分かるようになれてきたので嬉しいです。
YouTubeでもCADについての動画があるんですが、CADを基礎から学んだからこそ"こんな応用もできるんだ"って分かるようになれてきたので嬉しいです。
ーー CADも難しい部分があるかと思いますが、これからも表現したものがカタチにできるよう、楽しく学んでいきましょう!
曲線美を活かしたモチーフ
古矢さんの作品は特徴性のあるジュエリーが印象的だなと思ったのですが、デザインでテーマにしているものなどありますか?
"何に基づいて好きなのか"と考えたときに建築の曲線とかに惹かれていることや、アートなどの何かを作るということも好きだったことから、自分的にそれらを参考にするとデザイン画に落とし込みやすかったので、デザインの基層にしようと思いました。
建造物とアートは、一見するとまったく違うものに思えるんですが、どちらにも共通する部分があると思ってて、建築は基本的に機能性が重視されていて、アートはどちらかというと娯楽だったり、自分の内面を表現するもの。
でも、どちらも人間のことを考えて作られていて、長い年月を経た建物やアートに触れると、言葉にできないような圧倒される感覚があります。 様々な視点で見ていくと、構造が面白かったり、感情が揺さぶられるような瞬間があって、作品のストーリーを自分なりに解釈して、じっくり考える時間が魅力かなと思いますね。
建造物とアートは、一見するとまったく違うものに思えるんですが、どちらにも共通する部分があると思ってて、建築は基本的に機能性が重視されていて、アートはどちらかというと娯楽だったり、自分の内面を表現するもの。
でも、どちらも人間のことを考えて作られていて、長い年月を経た建物やアートに触れると、言葉にできないような圧倒される感覚があります。 様々な視点で見ていくと、構造が面白かったり、感情が揺さぶられるような瞬間があって、作品のストーリーを自分なりに解釈して、じっくり考える時間が魅力かなと思いますね。
ーー建築とアートに対して自分なりの解釈があって、それに基づいてジュエリーデザインに落とし込んでいるからこそ、引き付けられるような魅力があるんですね!
ーー古矢さんは彫金総合コースとCAD総合コースを受講されて、ジュエリー制作の技術を習得されましたが、どのような作品を作られたのかご紹介していただいてもよろしいでしょうか?
このピアスは、アメリカのリサイクルショップで50年代に流行っていた"ニュートンの振り子"をイメージして作ったデザインです。
CADでモデリングをし、金属になってから真ん中の部分を切って、パーツを入れてから火を入れ直してとめたものなので、パーツ部分が動くようになっています。
CADでモデリングをし、金属になってから真ん中の部分を切って、パーツを入れてから火を入れ直してとめたものなので、パーツ部分が動くようになっています。

ーー振り子をイメージされたデザインって面白いですね! 海外での経験や出会ったものをジュエリー作品に活かしている感じですか?
日本のものも好きですが、好きな建築や家具となると海外のものが好きですね。そういうカルチャーなどに影響されている部分もあります。


このリングは、アールデコ建築とかにある床の模様をイメージして作ってるんです。
CADを使ってイメージしていた模様が表現できたので、模様がしっかり目立つように印台リングにしようと思って作ったものです。
CADを使ってイメージしていた模様が表現できたので、模様がしっかり目立つように印台リングにしようと思って作ったものです。
ーーこの独特な模様をCADで表現されたんですね!これは凄い!
CADを学んでどのくらいで作られたんですか?
これは結構序盤で作ったものだったと思います。
CADの前に彫金をやっていたので、やりたいものや作りたいものは割かしイメージはついていたって感じでした。
これは連リングになっていて、後ろが全部はまる形になっています。
これも建築が題材になっていて、昔の農民の人が草を溜めてた建物をイメージして作ったものです。その建物が1800年代の建物で、残っていることが奇跡的なので、ジュエリーで表現したら面白いかなと思い制作しました。
これも建築が題材になっていて、昔の農民の人が草を溜めてた建物をイメージして作ったものです。その建物が1800年代の建物で、残っていることが奇跡的なので、ジュエリーで表現したら面白いかなと思い制作しました。

ーー建築の知識があるからこそ、生まれたデザインですね。
重ねるとピッタリ!このピタってきた感じが、ちょっと感動しますね!
まだ改善点はありますが、このジュエリーを横から見ると、くっつけたときに建物の形になっているんです。
ツルが巻き付いているものは、もう劣化して建物にツルが巻き付いているのを表現し、欠けているリングは建物が水や風でやられてて錆びてたりしているのを表現しています。

ーー1つ1つにテーマやストーリーがあって作り込まれているので面白いですね!もし販売されたら、お客さんもコンセプトから選んで組み合わせて着けたりしたら素敵だと思います!
作品に興味をもっていただいて、そこから自分が好きな建築を知ってもらえたら、楽しいかなっていうのもありますね。




ーーアートからデザインを作られたジュエリーもありますか?

私が好きなカンディンスキーという画家さんがいるんですが、数学から芸術を作っている方なんです。もともと数学の学者だったんですが画家に転身して、線と丸など幾何学をで表現した絵を描かれる方なんです。
その作品をテーマにして、球体と直線からジュエリーを作りました。身に着けて面白いデザインになるかなと。
その作品をテーマにして、球体と直線からジュエリーを作りました。身に着けて面白いデザインになるかなと。
ーーこれも面白いデザインですね!幾何学の形状に目を惹かれますし、参考にされた絵の特徴を捉えていると思います。
これは、お花とかの有機物を題材に作られている方って多いので、建築とか関係なく私も作ってみたいと思って作ったものです。
植物の芽が浮き出ているようなデザインにしました。
植物の芽が浮き出ているようなデザインにしました。
ーーこのジュエリーをCADデータで作られていたのをとても覚えています!
植物は芽は、何をイメージされたんですか?

サボテンの芽をイメージしています。
綺麗な花は自分ぽくないなって思って、そこで滅多に咲かないサボテンの花を選びました。サボテンに芽ができても咲かずにキュって縮こまってそのままのものもあるので、"どうなるか分からない"という意味を込めてます。
綺麗な花は自分ぽくないなって思って、そこで滅多に咲かないサボテンの花を選びました。サボテンに芽ができても咲かずにキュって縮こまってそのままのものもあるので、"どうなるか分からない"という意味を込めてます。
ーーサボテンの芽だったんですね!
"どうなるか分からない"という意味も今後の未来は自分次第という感じで、背中を押してくれるようなジュエリーですね。



ーー使われている天然石にも意味などがこめられているんですか?
この天然石はオニキスなのですが、魔除けなどの意味があるオニキスを使ったリングを作りたいと思っていて、好きな覆輪留めで仕上げました。
リングを重ね着けするときに、石のリング同士だとハードルが高くなるので、後ろ側をあけてリバーシブルにすることで、シンプルなリングにしても楽しめるようにもしてあります。
軽量化にもなるので、思いっきり空けてあります(笑)
リングを重ね着けするときに、石のリング同士だとハードルが高くなるので、後ろ側をあけてリバーシブルにすることで、シンプルなリングにしても楽しめるようにもしてあります。
軽量化にもなるので、思いっきり空けてあります(笑)
ーー有機的なモチーフに挑みながらも着けられる方のことも考えて、実用性もジュエリーデザインだったんですね!
覆輪留めされているオニキスは"成功"という意味もあるので、とても良い石を選ばれたなと思います!




ーーこちらはネックレスなんですね!
パーツを組み合わせたネックレスでパーツが3つあり、それぞれのパーツをカットし、組み合わせてからロウ付け(溶接)しています。
留めるパーツ部分はチェーンなんですが、卒業制作で作った自作のパーツにする予定です。
留めるパーツ部分はチェーンなんですが、卒業制作で作った自作のパーツにする予定です。

ーーとても手が込んでる!ロウ付け(溶接)も綺麗にできていて、彫金をしっかり学んだからこその技術ですね!
ネックレスのデザインは何か参考にされたものなどあったんですか?
ネックレスのデザインは、私がノートにドローイングしたものを形にしてます。
とりあえず思いつくままに線を描いていたら、徐々に形になってきたので、それをもとにネックレスのデザインにしました。完成してみると、ジュエリーの特徴が自分が好きなアートの系統に似てました。
とりあえず思いつくままに線を描いていたら、徐々に形になってきたので、それをもとにネックレスのデザインにしました。完成してみると、ジュエリーの特徴が自分が好きなアートの系統に似てました。

ーー曲線美が特徴的で、想像力が高いんですね!組み合わせのバランスも良いですし、パーツを増やして組み合わせるバリエーションを増やすのも面白そうに思いました!
ーーこのピアスも、振り子のピアスとは違った特徴のあるデザインですね!
このピアスは、イスラム教の礼拝堂"モスク"という好きな建物の風景をイメージしていて、モスクの壁面とかに使われているものをもじってデザインしたものです。

ーーモスクの風景と壁面をイメージされてたんですね!表現の仕方も面白いし、そもそも様々な建造物に詳しいんですね!
この建物は、曲線美ですごく分かりやすい形状をしているんです。
モスクに限らず建物は、機能性に特化されていて、それにプラスαで人が集まるように装飾がされ、曲線を数値的にとらえていると思うんです。
直感的な雰囲気で作っている部分や計算されている部分を上手くものになっているところが、ジュエリーと似ているなって思うので、興味が湧いたものを調べてジュエリーデザインに活かしてます。
モスクに限らず建物は、機能性に特化されていて、それにプラスαで人が集まるように装飾がされ、曲線を数値的にとらえていると思うんです。
直感的な雰囲気で作っている部分や計算されている部分を上手くものになっているところが、ジュエリーと似ているなって思うので、興味が湧いたものを調べてジュエリーデザインに活かしてます。

ーー 好きな建造物など、数値的にとらえられ計算されているところジュエリー制作で共通点から、ジュエリーデザインに活かされてたんですね!
作品の構成やデザイン画のイメージを聞けて、すごく面白かったです!!これからも様々デザインにチャレンジしていってください♪


オーダー依頼からの、今後へのチャレンジ
ーーご友人の依頼でブライダルリングをオーダーで作られていましたが、そのときもお客様の要望+自分のデザインを取り入れて作られたんですか?
その依頼では、「これを作りたい!」と"波のイメージのデザイン"ということは決まっていたんです。
ですが、「このデザインから自分の好きなデザインにして良いよ」とも言ってくれたので、ちょっと甲丸よりの柔かいイメージデザインのモデリングを見せたところ気に入ってもらえたので、そのまま作り上げました。
ですが、「このデザインから自分の好きなデザインにして良いよ」とも言ってくれたので、ちょっと甲丸よりの柔かいイメージデザインのモデリングを見せたところ気に入ってもらえたので、そのまま作り上げました。
ーーそうだったんですね!甲丸になったことで、曲線美に古矢さんらしさが出ているなと思います。初めてのオーダー依頼でプレッシャーもあったと思いますが、しっかりとやり切ったと思いますよ。
ーーオーダー依頼を受けたことで、今後のブランドを行っていくイメージはより固まりましたか?
固まりました!
友人が「結婚指輪をはめたときが"結婚の瞬間"かな」と言っていたんです。"指輪をつけることで私たちは夫婦です"という目に見える証となり、ふたりの人生と共に歩んでいく、そんな大切なものを自分は勉強しているんだなと実感しました。
それで、"作品を形にして買ってくださる人に見せないといけない"という想いが湧いた瞬間にもなりましたね。
そして、オーダーしてくれた友達が、「このブランドに、初めてのオーダーで作ってもらったんだよ!」って自慢してもらえるブランドにならないといけないん感じていたので、作品を出そうを思いました。
CADを学んでるときから表に出ようと思っていたんですが、やる気をくれたきっかけになりましたね!
友人が「結婚指輪をはめたときが"結婚の瞬間"かな」と言っていたんです。"指輪をつけることで私たちは夫婦です"という目に見える証となり、ふたりの人生と共に歩んでいく、そんな大切なものを自分は勉強しているんだなと実感しました。
それで、"作品を形にして買ってくださる人に見せないといけない"という想いが湧いた瞬間にもなりましたね。
そして、オーダーしてくれた友達が、「このブランドに、初めてのオーダーで作ってもらったんだよ!」って自慢してもらえるブランドにならないといけないん感じていたので、作品を出そうを思いました。
CADを学んでるときから表に出ようと思っていたんですが、やる気をくれたきっかけになりましたね!
ーーこのオーダーをきっかけに、ブランド活動を進められたんですね!
これから本格的にブランド活動を行う上で、新たにチャレンジしたい事とか、作ってみたいデザインとかはありますか?
一応ユニセックス展開で出していきたくて、分け隔てなく着けていただきたいという想いがあります。
もう少しメンズに特化したもの作りたいなと考えていて、それが課題でもあります。
ピアスに関して長いデザインのものが好きなので、もう少し華奢(きゃしゃ)なものを作ったり、普段使いできるジュエリーも作っていきたいです。
ピアスに関して長いデザインのものが好きなので、もう少し華奢(きゃしゃ)なものを作ったり、普段使いできるジュエリーも作っていきたいです。
ーーユニセックス展開は良いですね!古矢さんのデザインなら、さまざまなバリエーションができそうに感じます。
ジュエリーブランドに対する想い

ーー家でもジュエリー制作をできる環境にされたりしているんですか?
リューターは買ったので磨きとかはできますし、小さい超音波洗浄機も用意しました。でもロウ付け(溶接)はできないので、手持ちバーナーを用意するか、学校で作業する予定です。
ーー着実にジュエリーブランドとして環境が整っていってますね!
入学当時から"ジュエリーブランドをやる"という目標があったなかで、今を振り返るとどうですか?
入学当時のタイミングで転職もしているので、仕事にフォーカスされてしまい忙しくなってしまったこともあり、ブランドの立上げに時間はかかったなと思いました。
結果的に目標としてはブランドを立ち上げられたので良かったです!課題の後半に仕事と両立してジュエリーブランドも進められたら良かったんだろうなとも思いましたが、しっかりと勉強をする時間も必要だったんだと思います。
結果的に目標としてはブランドを立ち上げられたので良かったです!課題の後半に仕事と両立してジュエリーブランドも進められたら良かったんだろうなとも思いましたが、しっかりと勉強をする時間も必要だったんだと思います。
ーー古矢さんが作られる作品は一つ一つにコンセプトから作り込まれているので、焦らずに技術もしっかりと学んで勉強をされたからこそ、結果的に良い方向に向かったんだと思いますよ。

ーーそういえば、悩まれていた5月のイベント用の包材はどうされました?
イベント用に包材も決めました!ジュエリーは巾着にお入れし、箱ではなく缶に入れてお渡しする予定です。その缶も126年の歴史がある缶のお店にお願いしようと思ってます。
5大ジュエラーでものステンレス缶の包材を使用しているところがあって、それがすごく良いなって思っていたので探していたら、今回お願いさせていただいたお店との出会いがあったんです。ブリキ缶なのでコーヒー豆を入れたり、活用できるところも良いなって思ってます。
オンラインショップも作っていて、5月の下旬にリリースして受注販売を予定します。
5大ジュエラーでものステンレス缶の包材を使用しているところがあって、それがすごく良いなって思っていたので探していたら、今回お願いさせていただいたお店との出会いがあったんです。ブリキ缶なのでコーヒー豆を入れたり、活用できるところも良いなって思ってます。
オンラインショップも作っていて、5月の下旬にリリースして受注販売を予定します。
ーー缶なら実用性があるので喜ばれるのは間違いないですね!素敵な包材と出会えて良かったです。それに目的に向けての行動力がすごいですね!これからの活動が楽しみです!
5月のイベントのイベント以外でもPOP UPなどされる予定は?
知り合いのお店でPOP UPを予定してます!
大阪の知人からもいいよと言われているので、ぜひ全国各地でPOP UPできたら嬉しいです。
大阪の知人からもいいよと言われているので、ぜひ全国各地でPOP UPできたら嬉しいです。
ーーすごいじゃないですか!そのときは是非撮影しに伺わせてください!!
ぜひお願いいたします!
ーー本日はたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
これからのご活躍を心より楽しみにしています!
FURARREのブランド情報
【 受講コース一覧 】
FURARREの古矢汐璃さんが受けられたコースはこちら!
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ラヴァーグ講師は日頃こんな事を考えながらジュエリー制作や授業をしています!