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ジュエリーを仕事に・導入講座講師インタビュー

ジュエリーを仕事にするなら知っておいた方がいいこと

「導入講座」講師の松尾琢磨氏(校長先生)にインタビューしました。 「導入」というと、講座内容にあまりイメージが湧かないかもしれません。

まずは、これからブランドを立ち上げようとしているあなた自身のことを共有してもらうこと、そしてそのブランドの進むべき道を、自身の経験してきた知識を元に「一緒に」決めていくことを目的としています。今回ラヴァーグ講師の春原が、校長先生が生徒さんに何をどのように伝えているのかお話をうかがってきました。

Interview

生徒さんひとりひとりと向き合って

ーー校長先生、本日はよろしくお願い致します。 ラヴァーグの特徴的なコース「アントレプレナー」の最初の、そして要となるこの講座ですが、生徒さんひとりひとりに対して、どう向き合っていらっしゃいますか?

大切にしているのは、生徒さん一人一人が持っている知識やスキル、それぞれ使える予算が違うため、ひとりひとりの状況に合ったアドバイスをするように心がけています。

ーー確かに、ライフスタイルや経験が全く違う生徒さんが通ってらっしゃいますよね。その生徒さんのことを知るために、具体的にはどんなやりとりをされていますか?

授業に入る前にお互いの自己紹介を30分以上の時間をかけています。その生徒さんが大切にしてきたこと。そして苦手な事。育ってきた環境や経験してきた仕事によって、本人では気が付いていないブランドを運営していくうえで大切なスキルを既に持っていたりすることもあります。

ーー30分以上!たっぷり時間をとられているんですね。 その後、お話を進めていく上でどんなことを意識していらっしゃいますか。

最近では起業やビジネスの勉強をたくさんしすぎてしまっていて、強い思い込みを持ちすぎて何が正解かわからなくなってしまっている人が増えている気がします。そのような人にこちらの知識を上乗せで伝えていく前に、肩にたくさん乗ってしまっている思い込みという荷物を整理して下ろしていく、という事が必要な人もいますね。

 

「それなら私にもできる!」

「体も動かすことができる!」

 

そう思ってもらえる授業でなくては意味がないと思っているので、このコースでは相も変わらずマンツーマンの授業になってしまっているんですね。

ーー今は、本やネットに情報があふれていて、どれが自分に当てはまるのか判断するのも難しい。 リアルに「自分にもできる」と思ってもらえる知識は、やはり経験談が説得力があるように思います。 どういった前提でお話をされているのでしょうか。

まずは、ひとりひとり使える予算(お金)が違うということから。

僕も、感心するような話、うらやましくなるような話、多くの成功の話もしようと思えばできます。

 

そのような話は聞く人をワクワクさせたり、その話をしている自分を大きく見せたりすることが出来て気分よくなれるでしょう。

そういう話を聞いて僕自身が本当に痛感してきたのが、

 

「同じように真似することができるのですか・・・?」

ということ。

 

勉強にはなったけど、

「私にはできない・・・」

 

となってしまっては意味がないですよね。

 

僕たちがブランドを作るうえでやってきた「成功や失敗」から導き出した方法を聞いて、

「それなら自分でもできそう!」

と思ってもらえること。そして予算が限られていても実行してもらえる知識を伝えることにこだわっています。

ーー確かに、世の中感心するような話を声高に語っている人は一部いるように思います。 話を聞いて「自分とは状況が違うから、当てはまらない」と思うとガッカリしてしまいますよね。 その点、失敗や成功の経験が元になっている知識はリアルに身近に感じます。

コロナ以降のジュエリービジネス

ーーコロナ前と、今では世の中がガラリと変化しました。 コロナ以降のジュエリービジネスについてどんなふうに感じていらっしゃいますか?

例えばお客様との関わり方について。対面だけでなくZOOMSNSを駆使して行っていく、デジタルなビジネスモデルを取り入れていくことが、生き残っていくのには大切な事だと感じています。

 

会社経営の話になりますが、多くの尊敬できる経営者達と、この3年近くはアイデアを出し合ってきた時間でした。そして確かに効果があったことを実感していますし、それが社会の流れでもあると思っています。

 

しかしそこを頑張ってきた時間があったからこそ、あえて変えずに残していかなければいけない事、というのもずいぶん鮮明にわかってきました。

デジタルとアナログ、効率化と手間をかけなくてはいけない所。

 

この違いが分かっていないブランドは、大小に関わらずなくなっていくと思っています。

ーー確かにSNS、例えばX(旧Twitter)上でリツイートされ話題になることや、Instagramのストーリーズなどでお客様と上手に関係を築いているブランドほど、短期的にも長期的にもビジネスとして軌道に乗っていると感じます。LINEで接客してくれるお店なんかも出てきて、親切なサービスだなと感じることもありました。
小さなブランドにとってアナログで手間を掛けるべきところを、どう考えていらっしゃいますか?

デジタルはこれ、アナログはこれ、とはっきりした境界線があるわけではないのですが・・・。そして僕がこの話で伝えたいのは、小手先の戦略、テクニック的なことではありません。アナログ「的な」手間をかけるべきところだと思っているのは、そのブランドを発信している側の「人間力」や「人間関係にどれだけ心を傾けているか」です。

 

そして僕がこの講座で必ず生徒の皆さんに繰り返し伝えていることが、応援してくれる人は身近にいる、ということ。これを忘れないで欲しいと思います。

 

ーー誰でも真似できるテクニックだけで認知度をあげようとしても、受け取る側はその薄さに気がついてしまうこともありますよね。人と接する、ということは簡単ではないですが、それを丁寧にやりつつデジタルに載せていく。小規模からスタートするブランドにとっては後々の基盤になっていく、と・・・。

まとめると、デジタル化にも取り組む。しかし、そうでないところはもっとゆっくりじっくり時間をかけていく。そんな事がこれからのビジネスに大切なことになると感じています。

変わることと、変えないこと

ーー変化、という視点でもう一つきかせてください。 導入講座を始めたばかりの頃と比べて、生徒さんに伝える内容は変化してきましたか?

伝えている内容はどんどん変わってきています。

以前、力説していた事を全く話さなくなっていたりすることもあります。導入講座だけはなかなかテキストを作ることが難しいと感じているのは、毎回毎回少しずつですが変化してしまうからなのかもしれません。

ーー世の中の流れが変われば、ブランドのあり方や運営の方法も変わる。 ビジネスに関わることとしては、当たり前のことと考えられますね。

しかし、実は変わっていない事もあるのです。

それは本やネットサーフィン、誰かから聞いたこと。そんな話をもとに授業はしない、というポリシーです。

僕たちが運営しているプアアリの活動で失敗・成功した経験に加えて 

「去年うまくいっていた事が今年はうまくいかず、思ったような結果がでなかった」

など実際に僕たちがリアルタイムで経験したことを伝える授業にする、という事は変わっていません。

なので、僕たち自身のブランド運営がうまくいかなくなったら、このアントレプレナーコースは必然的に終了する、という覚悟でこのコースを生徒さんたちに販売しています。やっていない事は話さない。という事をとても大切にしているのです。

ーー生徒さんのブランドの根幹を一緒に考えていく、大事な部分を担っているこの導入講座だからこそ、大きな覚悟で臨まれているんですね。

記事の一番最後の写真は、インタビュー中にスクールを訪ねてきた元生徒さんとの1コマ。校長先生の嬉しそうな笑顔が印象的です。

今回取材をしてみて、ラヴァーグにはブランド運営で経験してきたことを惜しみなく伝え、生徒さんに心から成功してほしいと願っている講師がいる。そして卒業しても拠り所となるようなスクールだということを実感しました。

ブランドとしてジュエリー を販売したいけれど、「未経験で右も左もわからない」「自身で試行錯誤してもなかなかまくいかなかった」

そんな方はこの講座を受けて、「やりたいこと・やりたかったこと」 をぜひ実現させてください。

\ 導入講座の内容や受講生徒さんの声は下記のリンクからご覧ください /

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップ

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップSTEP1 導入講座

STEP1

導入講座

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップSTEP2 ロゴ・名刺・ギャランティ作成

STEP2

ロゴ・名刺・ギャランティ作成

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップSTEP3 写真撮影講座

STEP3

写真撮影講座

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップSTEP4 画像加工講座

STEP4

画像加工講座

アントレプレナー(ブランド設立)コースの5つのステップSTEP5 オフィシャルサイト作成講座

STEP5

オフィシャルサイト作成講座

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