Lesson 2
メガネ留め
ワイヤーで天然石を連結させる基本テクニックのメガネ留め。
見た目がメガネに似ていることから「メガネ留め」と呼ばれています。
メガネ留めは存在感があるため、小さくシンプルな天然石を華やかに見せることが出来ます。
メガネ留めの歴史は古く、5世紀から15世紀に発達した東ローマ帝国のビサンティン時代のジュエリーにまで遡ります。
小粒のパールを組み合わせたり、人気のボタンカットの天然石を使用していくことで、流行り廃りのないベーシックアイテムを作ることも。
ネックレス・ピアス・ブレスレット・アンクレットなど様々な応用が利く丈夫で便利な技法です。
学べるポイント
このレッスンでは、組み物アクセサリーで最も定番の留め方となる技法を学んでいきます。
連続でいくつも同じパーツを作っていく中で、輪っかが全て均等な大きさで綺麗にそろ得るためのコツや、綺麗に美しく巻き込んで先端が飛び出てしまわないように隠していくポイントを学びます。
人気のボタンカットの石を使用して、レッスン1で学んだシャカ玉留めと組み合わせていくことでより華やかな作品展開が可能となります。
組み物歴10年以上のスペシャリストが分かりやすく丁寧にコツを教えてくれるので、独学で組み物を経験していた方も、きちんと基礎を学びなおす良いきっかけとして受講されています。
これでいいのかな?と思っていた部分を、しっかりクオリティのゴールを確認して「趣味で作っている」から「商品を作っている」へ。ブランドに自信を持つ上で大切なことです。
メガネ留めレッスンの内容と手順
STEP1 綺麗な輪の作り方
組み物でのアクセサリーを販売し続けて10年以上の講師が、色々試してきた中で最も使いやすい道具の紹介と共に、メガネ留めで一番重要な「綺麗な輪っかの作り方」と「全部の輪っかを均等な大きさにするテクニック」を指導していきます。
STEP2 丈夫な引き輪の留め方
金具部分の引き輪をつける際、ワイヤーの巻き付けの感覚に隙間が空いていたり、重なってしまっているとメガネ留めは見栄えが悪くなります。
巻く際の手の動かし方・力加減・使用する道具を丁寧に説明していきます。
STEP3 天然石を傷つけずに留めていく持ち替え方
2本の種類別のヤットコを使用して巻き付けていく際、天然石を傷つけてしまわないように、持ち替えが大切になってきます。
最初は慣れるまで時間がかかってしまうかもしれませんが、この動きを考えずに出来るようになったらメガネ留めの効率UP!
STEP4 綺麗な連結の方法
ここで、輪っかの大きさが違うとそれだけでメガネ留めの見栄えが一段落ちてしまいます。
綺麗に作った輪っかを崩さず上手に連結していくコツをここで習得していきます。
アンティークジュエリーコース
他のレッスン一覧
【ワイヤーワーク②】
【石枠を自由に組み合わせ】
【バラ】
【リング+石座】
【組み物+ワックス自由課題】
【ワイヤーで石枠制作】
【レースの転写ジュエリー】
【卒業制作】
アンティークジュエリーコース
¥304,700(税込)(全16課題) ※1
※1 すべてのコースに入学金として¥11,000と材料費が別途かかります。(材料費は個々のデザイン・素材により異なります。)
※2 コース習得にかかる日数は各個人の通学ペースにより異なります。お好きな日時、自由なペースで通学出来ますので、集中して通学できる方は短期で習得していただくことも可能です。
※3 コース受講料は一括または分割でのお支払いが可能です。表記価格は(コース受講料+入学金)を60回払いされる場合の一例です。頭金の額や支払い回数により表記価格は変動します。
今人気のデザインが造れて、そのまま商品になる課題ばかり!
それは、単価が安いから100万円売り上げるのに最低1,000商品を作らなければいけないということです。
毎日制作して配送して、材料を買い足しに走ってというを日々繰り返していく中で、段々苦しくなってきてしまうらしいのです。
そんな人たちが次のステップで目指すことは【単価を上げる事】です。
自分のセンスを信じてくれて買ってくれるお客様たちが、1~2年でつけなくなってしまう物ではなく、一生大切にできる・自分の子供や孫にも受け継ぐことのできるジュエリーという財産を提案していく事がブランドの成長には大切な過程です。
そんなステップアップを考えてらっしゃる方達や、0からの初心者だけどブランドを立ち上げて売り上げを立てていく事を目的とした方達が目標を達成できるように。
このアンティークジュエリーコースでは、売っていく事を前提に考えられている為、注文が入った際にまた0から作らなくてもいいように、工程の途中で型を作る内容も含まれています。
ラヴァーグでは学びながら実践していける力をつけられるようカリキュラムを構成しています。
【アンティーク風のジュエリーが好き】・【ハンドメイドでもの作りをして、ブランドを立ち上げ、最初は副業として売り上げを立てていきたい】そんな方にはアントレプレナーコースと一緒に受講することを心からお勧めします。
アンティークジュエリーの豆知識
なぜ小さなパールやガーネットや燕のモチーフが多いの?