好きな事に夢中になりたかった。
大人になった今だからみんなに必要な大事な時間。
ジュエリー総合コースを選び、現在銀粘土コースから学び始めている矢部佳織さんにLaVagueを選んだ理由について伺ってみました。
LaVagueに通う一人一人の物語をお伝え致します。
Q1.なぜジュエリーメイキングを学ぼうと思ったの?
ーー矢部さん、今日はどうぞよろしくお願い致します!
さてさて早速ですが、矢部さんがジュエリーメイキングを始めたきっかけとは?
今回本当に緊張しています、宜しくお願いします!
いきなり、ちょっぴり重い話になってしまいますが、このスクールで学ぼうと思った1番のキッカケは、自身の持病が原因で仕事を退職した事です。
今まで予想していなかった出来事。 仕事を失うという事でした。
これからどうしようという気持ちと共に、 心身疲れ切っていた事もあり毎日割と塞ぎこんでいました。
身体を休める事が必要だったはずが休んでばかりで(今思えばとても必要な時間でしたが)自分が怠けている気持ちになり益々、悶々としていた事を覚えています。
ーーそんな辛い時期があったなんて…
いつも楽しそうに集中している矢部さんからは想像が出来ません。。。
どうやってここまで回復していったのですか?
私は有難い事に家族や親しい方達がその様子を私自身がそこから抜け出すまで辛抱強く見守ってくれたのと、タイミングを見て 『もっと、楽しく笑って過ごせるあなたの興味がある事を探してみたら?』と。
それが仕事だとか趣味だとか、ましてやLaVagueの様な本格的なスクールに通う事を進めてこられた訳でなく、私らしさを取り戻す毎日のちょっとした声掛けをしてくれた事で少し冷静に自分と向き合う時間が持てました。
私自身もLaVagueの門を叩くにあたり、これを生業にしたいとかそんなお恐れた事は全く思っていませんでしたし、 今もまだまだそこには辿り着いてないレベルではありますが、とにかく“何か好きな事を見つけなくちゃ!”そんな思いでいました。
ーー周りの方々の温かさが、矢部さんの本来の自分らしさを取り戻すきっかけとなったのですね。
でも、最初からジュエリーと決めていたのですか?
いざ考えると、“んー、自分は何が好きだったかな?”と直ぐには思いつきませんでしたが、ずっと自分の傍に生活の一部としてあったのは 洋服やジュエリーで、毎日の気持ちを豊かにしてくれる服飾雑貨が大好きという事でした。
元々長くアパレルで働く御縁が過去にあった事も含めて、 その世界では洋服には必ずそれを引き立たせてくれるジュエリーがあり、逆も然りでジュエリーを引き立たせる洋服が常にそこにありました。
どちらも脇役でもあり主役にもなれるということですね。そんなジュエリーや洋服を身に纏うと何だかいつもと違う自分に“変身”できたような 幸せな気持ち貰えていることにに気付きました。
そして、ジュエリーの世界へ、物創りをする世界へ飛び込むには重要な事だと思いますが、 昔からコツコツと何かを創る事や自分の思いを形にする作業が好きだったというのもチャレンジしてみようという選択に繋がったと思います。
いつも、私が外へ出掛ける際の“あともう一歩、今日の自分を魅せてくれる” アイテムはいつもジュエリーだったと思います。
そういったジュエリーを自分の手で作れたら楽しいだろうなという思いと、病気を機に何が起こるかわからない毎日の中で、当たり前の毎日も当たり前で無くなること、 何かを始めるにも自分が心も身体も健康である事や毎日笑顔で過ごすなら、このまま現状維持をするよりも
“今逃したらもう、この時間は二度とやってこないかもしれない!!”
と思う事ができたこのタイミングで、たまたまかもしれませんが全て 今の自分に重なって、ジュエリーメイキングという新しい世界に飛び込む事が出来た気がしています。
Q2.どうやってスクールを探したの?
ーー自分のやりたいことに気付いてから、どんな風に学校を探し始めたのですか?
体験できる学校を探していたその時には既に“技術を学ぶ為の場所選び”として通う気持ちが固まってたので、 教室の雰囲気や講師の方々、生徒さんの雰囲気を見に行く事を意識しながら体験を設けている学校を探しました。
まず、私が学校を選ぶポイントとして考えたのは“近くて、無理なく通いやすい事・楽しく続けられる事”でした。
どんなに学びたい気持ちが強くても、 通勤と同じく通学の往復時間に疲弊してしまうのは私の様なゼロから異世界の事を始める際、 好きから始めたのに 通い疲れが的外れな方向で作る事も嫌になってしまいそうで、せっかく出会えた場所に気持ちも足も遠退いてしまう残念な結果にならない様、とにかく自身の住まい近辺で体験できるスクールをresearchしました。
ーー「通いやすい」って結構大切だと思います。
特に「習い事」は強制されるわけではなく、自分の意志で通うものなので、家から近かったり、乗り換えの駅だったり、職場の帰りに通る街だったりと、自分の生活の一部にしやすい距離感の方が長く続けられそうですよね。
ーー探した時はどんな言葉で検索したのですか?
探していたジュエリースクールのワードは“彫金”この一本やりです(笑)
これも素人頭の単純な回路と笑って欲しい話なのですが、ジュエリー職人=手仕事の職人技=鍛冶屋職人カンカンとリズム良く金槌を叩く、そのくらいのレベルで彫金しか思い付かなかった、というのが正直な話で、LaVagueの生徒さん達には恥ずかしくて聞かせられないレベルの知識でよく始めようと思ったと今では無謀だったし赤面話でしかない、と思います。
ーーいやいや、そんなことありませんよー!笑
私自身も最初は同じように「彫金」という技法しか知りませんでしたし。笑
LaVagueに辿り着く方もほとんどが「彫金」とか「彫金教室」で調べた人ばっかりなんじゃないかな?
でも、彫金で調べたら色んな教室が沢山出てきたんじゃないですか?
様々なスクールのホームページを覗いていた中で、LaVagueのホームページはどういった方向性で、どの様なコースがあり、料金システムや生徒さんの体験談等網羅されていて、とても分かり易く次のステップ、次のステージをイメージしやすかったです、知識や経験のない私にもシュミレーションが出来ました。
ーーありがとうございます!嬉しいお言葉です。
でも、矢部さんは確か一日体験スクールでは彫金ではなく銀粘土コースを受講していましたよね?
銀粘土はもともと知っていたのですか?
銀粘土もLaVagueのホームページで初めて知りました。
銀粘土に興味を持ったのは紙粘土の様な素材と手軽さ、最短2時間で作品が仕上がる事、1番惹かれたのは「銀粘土認定士」資格取得が可能という事でした。
皆さん幼少期に一度は粘土、若しくは砂遊びに夢中になった事ありますよね?!
自分の手の中で捏ねた物が形になる喜びやワクワク感はどなたも感じた事があると思います。
私は、まだ見ぬ彫金という職人技への妄想、完成までの技術と作業工程への想像を遥かに超える時間、私などの素人が突然始めて出来るのか…と他のスクールさんでの彫金体験時に金槌を叩きながら不安で頭の中で何となくモヤッとしていたので(笑)
次は銀粘土体験をしに行こう!と決め 先程お話した通りスクールとしての通い易さ含めてLaVagueは外せない学校でしたのですぐに体験申込みをしました!
ーー彫金に小さな不安を抱いていたのなら、そりゃ銀粘土に挑戦しますね。笑
確かに、気軽で簡単に始められる銀粘土は「趣味としてまずは楽しみたい」という人たちにとても人気なコースです。
資格取得が出来るってところも、ただ楽しいだけじゃないっていうのが魅力的ですよね。
Q3.LaVagueの銀粘土体験はどうでした?
ーー実際に体験してみてどうでしたか?
1つは時間を忘れて作品づくりに没頭し、本当に楽しかった!“物創りって楽しい!!”の思い、未知の世界へ入る為の1番大切な要素が得られたことです。
でもそれはLaVagueだけではなく他のスクール体験でも同じでした。
じゃあ、LaVagueへの入学を意識した1番の決め手は何か・・・
あんなに楽しかったのに、同時に出来上がった作品を見てガッカリしたという事です(笑)
ーー…え!!!?(汗)
そう、え?なんで?ですよね。楽しいとガッカリは両極端な感情ですし。
他のスクールの体験ではずっと講師の方がほぼ離れず私の側におり、失敗する前に声を掛けてくださり、難しい部分は『替わりますね!』と助けて下さいました。
だから完成して持ち帰った作品は自分で言うのも恥ずかしいですが『あー、中々よくできてる!』なんて満足気に眺めていました。本当にお恥ずかしい…
しかしLaVagueの先生は作業の工程をある程度説明すると、『ではちょっとやってみてください、分からなかったら近くには居ますから、声掛けてください』と講師の先生は一旦離れます。私だけかなぁ?と思ってましたが、これは入学してからやり取りを観察したところ(笑)体験にいらしてる方皆さんに対して、どの講師の先生もとって取ってらっしゃるスタンスでした。
ちゃんと一人で考える時間を取ってくださってるのだなーと。
私の場合じぃーっと見られてると緊張してしまって、他校の体験で刻印も手元が震えてうまく打てなかったので。という言い訳ですが(笑)
距離感を取って声を掛けて下さったのは有り難かったです!
焼成が終わり、決められた時間枠はある程度ありましたが、体験者の私を急かされる様な事は一切なかったにもかかわらず、自分がまぁこの程度でオッケーかなと思ったままの形で、焼き上がって手元に作品が来た時は、自分が“この位でやーめた”と思ったままの形通りの物が掌にあり、恥ずかしくなりました。
“この皺も、ここの曲線もあと少しヤスリを頑張れば良かったなぁ…”と、作品をみてすぐに次はこうして作りたい!と思えた銀粘土、この学校でもう一度作りたいと思った瞬間でした。
ーーあ、なるほど。そういうがっかりでしたか。ホッとしましたー。笑
そうですね、体験ではよく半分以上先生がやってくれた作品だったりすることが多いですよね。
それって、すごく効率がいいし、綺麗に出来るし、スクール側も時間短縮できるんです。
でも、私たちは実際に入学する前に「ちゃんと自分に向いてるかな?」と確認をしてもらいたいと思っています。
だから、付かず離れずの距離で陰ながら見守りつつ、あまり私たちも手を入れすぎない事を心がけています。
矢部さんは、「もっとこうしていたら…!」とリベンジ精神からの入学だったのですね!
体験で満足しない人って、本当にモノづくりに向いているんですよー!職人気質ってやつですね。
Q4.選んだコースの決め手は?
ーー実際に入学したのは、銀粘土コース・彫金・ジュエリーCADを含むジュエリー総合コースでしたが、そちらのセットコースにした理由は何だったのですか?
岡野先生の華麗な勧誘話術です(笑)というのは嘘で半分は本当です!
ーー岡野はうちのエースですから。笑
私はたまたま、体験も入学説明も岡野先生が担当して下さいました。
体験の時も付かず離れず、絶妙な距離感で声をかけて下さり、さらっと褒めてくれたり、すっと来ては『もっとここをこうしてみるといいですよ』と一言いってまたサーっと居なくなり(笑)
私としては納得いかなかった作品ではありましたが焼きあがった作品を見て『凄い銀粘土向いてるかもですねー』と本当か嘘かわからない感じで言って下さったのは、“豚もおだてりゃなんとやら~”でこれから銀粘土をやってみようという気持ちに繋がりました。本当です(笑)
ーー岡野先生って、凄く優しいんだけど滅多に人をやたらめったら褒めたりおだてたりしないんですよー。たまには褒めてくれよーって思うくらい。笑
多分、納得いってない様子も含めての「向いてるかも」だったと思います。笑
そしていざ入学説明の時は、銀粘土のみで入学手続きをするつもりがジュエリー総合コースになりましたが、これは彫金やCADがジュエリーメイクの中でどの様な繋がりや関わりがあって生かされていくか、特に全く知らなかったCADについても理解しやすく熱弁を振るって下さったおかげかと思います。
LaVagueのパンフレットやホームページのあらゆるページからも伝わってきますがジュエリーメイクをするにあたって、その時の最善の方法・技法で対応できることが何よりも重要であるということ、目の前にあるニーズに対して自分の技法の選択肢が広ければ広いほど応えられる幅がより広がる、という事が岡野先生のお話から伝わりました。
総合コースとしては1番コース内容が少ないですが、慎重派の自分にはまずはここから・・・といった感じで選ばせていただきました。
最後まで『本当に無理してませんか?大丈夫ですか?』と聞いて下さったので無理な勧誘はありません、新規入学希望のみなさんご安心ください(笑)
ーーそれは良かったです。笑
ジュエリーの作り方って大きく分けて3~4通りあるんですけど、自分の作りたいものが明確になってくると、彫金と銀粘土の合わせ技みたいな工程になったりと、結構色んな作り方を融合していった方が理想に近づけることがよく出てくるんです。
だから、結局みんな最終的には自分に必要なコースをチョイスしていきます。
最初からセットコースでそれぞれの課題を同時進行しながら学べると、応用力は一気についていくし、バラバラで受講していくよりもお得だから、総合系コースはスタッフ全員の一押しコースなんです。
Q5.銀粘土は楽しい?
ーーがしかし、まだ入学して1か月半くらいでしたが、もう既に銀粘土コースも終盤ですよね…!
この前作っていた枝豆の作品が個人的に大好きなのですが(笑)
実際、銀粘土での作品づくりはどうですか?
枝豆、私もあの作品は大好きです!ありがとうございます。
あの枝豆の作品を機に、私らしさを織り交ぜながら、見る方や手に取る方がちょっとふふふっと微笑む様なほっこりした作品を作りたいと思えるようになりました。
銀粘土の良さは極端な言い方をすれば、道具なしで本当に自分の手ひとつで形が作れることです。
柔らかな丸み、温かみのあるフォルムや同じデザインで作っても一つとして同じ形にはならないのも、私にとっては銀粘土の魅力の1つです。
私の作品はピアスにしても、ブローチにしても左右非対称の物が多いのですが、人間と同じで寸分の狂いもなく隙のない人より、少しくらい抜けてるチャーミングな人が私は好きなので、銀粘土はそんなチャーミングさが作り出せるのが自分の肌に合っている気がしています。
ーー本当に、狙った形通りにいかなくても逆にいいなぁっていう形が出たり、「ハンドメイド感」が可愛かったり、自分の想像の範囲を超えていくのも銀粘土の楽しいところの一つですよねー。
パソコン作業に疲れたときに、たまに銀粘土やると「あ、これ一生やってられる」って思うくらい楽しくて癒されます。笑
矢部さんの作品はいつもユニークで愛らしいから、いつも新作を楽しみにしてます。
Q6.実際LaVagueの雰囲気は?
ーー実際、LaVagueに通ってみてどうですか?通いやすさとか、スクールの空気感とか、先生たちの雰囲気とか。
私の場合先程も話しましたが通いやすさがかなり重要だったので駅近、住まいからも近いのは有り難いです!
月謝制のスクールは沢山ある中、自分の都合に合わせ、一日の中で好きな時間を予約できるのも毎日の予定が組みやすく作品作りにも集中して通えますし申し分ない環境です。
ーーそれ、LaVagueが人気でみんなが長く通い続けてくれる最大の理由なんです。
時間割とか時間制限がないっていうのは、結構スクール業界でも画期的な方かも?
スクールの先生方は現役のデザイナー、クリエーターの方達なので質問に対して色々な切り口で答えてくださいます。
まだまだ私の様に経験も技術も伴っていない者にとっては、様々なやり方工程をアドバイス頂けるのは、“その方法ならこの前の課題でクリアできたやり方だからやってみよう”とか、“この前先生が話してたのは、今回のこの課題のポイントだったんだ。”と気付いて作品に対して実践的に取り組めます。
どの先生方も現役技術者のスキルを惜しみなく生徒さんへアイデアやアドバイスとして落として教えてくださるので、目の前で生きた教科書に触れられる。
これはLaVagueの生徒ならではの特権かと思います!
それから、スクールに通われてる皆さんが本当にエネルギッシュ!和気藹々としているのですが作品に向かっている際は背中や体全体あらゆる毛穴から(笑)物凄いオーラが出てます!皆さんが本物を目指して取り組んでいるからお互いに刺激しあって感じあってジュエリーメイクに取り組めているのですよね。
ーー毛穴からオーラ(笑)
でも、確かに「これで食べていけるようになりたい!」って人も沢山いるから、本気の人たちが近くにいると自然と自分も引っ張られているのかな?
でも、決して殺伐とした空気ではないんですよね。どこかアットホームというか。
私がスクールの好きな光景の1つに、誰かが何かパーツや石を落としてしまった時、皆さん手を止めて落とされた方以上に講師の先生も必死に一緒に探してくれます。
パーツ1つとっても作品の値段に大きく左右する事、自分が生み出す作品の大事なお金である事、皆さんそれぞれがプロ意識を持って取り組んでいるからこそ、一生懸命に一緒に探してくれるんです。見つかった時に小さな拍手が起こったり、良かったね〜って皆さんで喜んでいたり、凄くいい雰囲気の中また作業に没頭できる、そういう自然な振舞いが出来る生徒の皆さんと一緒の空間で学べているのは自分の今後の成長にも繋がっていくのではないかと思っています。
ーー無くしもの探しはちょっとした突発イベントですよね(笑)
でも、そういう時に私たちは一言も「探すの協力して!」って言わないのに、生徒の皆さんは率先して探してくれてるから本当にいい方達ばっかりだなぁって思います。
普通、集中している時間を邪魔されたくないって考える人もいるはずなんです。
なのに、みんな一生懸命探してくれるから自然とそこからみんな仲良くなっていく。
優しい素敵な方たちばかりで、私たちスタッフも本当に救われてることが沢山ありますね。
Q7.今後はどうなっていきたい?
ーー矢部さんは、一通り制作が出来るようになったらブランドを持ってみたいとか思ったりしますか?
正直まだまだ明確な展望はないのですが、LaVagueと出会い通いだしてそういった道もあるのだと、選択する事すら思っていなかった以前と比べれば、漠然としてでもそういった形に繋がったらいいなと思えるようになりました。
これからのコースをまた重ねることでその気持ちがより固まっていくのかな??と人ごとのように聞こえるかもしれませんが、思っています。
今後、意識を高めていけるも沈むも自分次第ですが、そういった志は常に心の片隅にひっそりと燃やしていたいと思います(笑)
ーーそういった方達が周りにいる環境っていうのも、新しい選択肢を増やす一つなのかもしれないですね。
まだ始めたばっかりですが、〇年後にはこうなってたい!とかってあるのですか?
重複するかもしれませんが、こうなりたい、こうであって欲しいという自分の未来図はまだうまく描けていませんが、私みたいな考えの人がいてもいいのかなと。
志の高い、設定目標が常に高い生徒の皆さんを目の当たりにして、スロースターターならではの思考ですが、色んな人に出会って、経験を積み重ね様々な事柄に揉まれながら、結果、 “あ!私はやっぱりこうしたかったんだ。間違ってなかったオッケー進んでみよう”、
“私の持っている地図は随分遠回りだけどこんな近道があるのか、勉強になった。痛かったけどいっぱい転んでみて良かった”とか、
一つずつ目の前の課題や目標をクリアしながら、ジュエリーメイクがずっと自分の毎日の中にある生活が出来たらいいな、と。
もっと欲を言えば私が感じた物創りの楽しさを何かしらの形で、誰かにお裾分けできるようなことが出来たら、それが仕事として繋がれば幸せですね。
ーー色んな事にスピード力を求められる今の時代に、自分らしいペースで進んでいくことが出来る強さは大切な事だと思います。
一歩一歩確実に積み重ねていくことを是非楽しんでくださいね!
Q7.最後にあなたへ
ーー貴重なお話しを聞かせていただきありがとうございました!
最後に、気になってるけど一歩目の勇気がでないなぁという方に、自分はこんな気持ちで始めてみたよ!といったアドバイスというか、励ましの様なものをお願い致します!
アドバイスなんておこがましいですが…
新しい事を始めるのは本当に勇気がいると思います。
ジュエリースクールというとカルチャースクールの様な物を連想されたり、遊びの延長の様に捉えられたり…なんて事を考えて、真剣に始めたい!若しくは始めたのに誰にも言えず、人知れず頑張ってる方も多いのでは?ないかと思うんです。
でも、誰かに言うというか知ってもらうのは後からでもいいし、自分がどうしたいか。まずは1番その部分に正直になってみてください。
例えば、趣味で楽しくずっと続けたい、もっとオリジナルコレクションを増やしたいからLaVagueを選んだ!!、それも立派な理由、踏み出す一歩で充分いいと思います。
少し話がズレますが、今まで私は“個性的”とか“人と違う”という言葉を掛けて貰うたびに敏感に反応して、何か言いようのない居心地の悪さを感じていました。
やはり、ずっと皆と同じ右向け右、金太郎飴のように切っても切ってもずーっと同じに過ごすことを窮屈に感じて、隠している自分を試しにちらっと出すたびに、またガンガンと杭を打たれて凹んで…を繰り返し過ごした記憶があります。
でもその言葉を勝手に歪んでとらえて雁字搦めになっていたのは自分で、実は最高の誉め言葉としてその言葉を掛けてくれていたのかもしれないと、ある時期から思えるようになったのですが、LaVagueに通い始めてからその気持ちはより強くなった気がします。
家族や、友人、講師の先生方から完成した自分の作品を見て触れてくれた際、『すごくユニークでいいね!』『なんか楽しい~』と言って貰えて、単純ですが作品を通してこのままの私でいいんだと思える瞬間があり、『最近また前みたいに笑顔が増えたね!!良かったね』と自分の周りの大切な人から声を掛けて貰えるようになりました。
何を始めたらいいか不安だった日から“もっと、楽しく笑って過ごせる毎日”へまた一歩近付けました。
きっかけは其々とにかく、始めてみなければ出会えないことがたくさんあるかと思います。
まずは“よいしょっ”とつま先だけでもいいので踏み出してみてください。
ーー矢部さん、本当に沢山の貴重なお話しありがとうございました!!
これからも矢部さんらしい素敵な作品を楽しみにしていますね♪
まずは気軽に楽しみたい。
今回、取材にご協力して下さった矢部さんがまず最初に選んだコースがこちらの【銀粘土コース】
LaVagueジュエリースクールは、お陰様で最も銀粘土技能者を輩出した学校として 「最優秀指導者賞」を14年連続受賞となりました。
ただ楽しいだけじゃなく、インストラクターとして自宅サロンを開く事が出来るようになる「銀粘土」は、 形が自由自在だから沢山の可能性が広がる制作手法です。
興味が出てきた方、一日体験スクールで 銀粘土体験してみてはいかがでしょうか?