アントレプレナーストーリー 余湖真里 mamaring

GROWING REED 成長の軌跡
余湖 真里
Entrepreneur Stories

GROWING REED 成長の軌跡 01

余湖 真里

現在『mamaring』というブランドを運営し、活躍している余湖さんはアントレプレナーコースの最初の受講者で卒業者。そんな余湖さんにラヴァーグで学んだことやブランド立ち上げのエピソードを聞いてみましょう。

起業までの道のり
「mamaring」

『作りたいブランドがあった。』

アントレプレナーコースでは受講開始する際、導入講習という授業を受けてもらっています。この講習では宝飾業界の現状を教えてたり、講習者のやりたいことやその背景を聞きながら、ブランドをつくるためのアドバイスをしていきます。


しかし余湖さんの場合、アントレプレナーコースを受講する際の状況は少し異なっていました。
「自分で明確に作りたいブランドがあったんです。」と余湖さんはいう。
作りたいブランド、それは『mamaring』というブランドだった。
「『mamaring』というブランドのコンセプトを自分で考えていて、私には確信に近いものありました。それには理由があって、私自身結婚していて子供がいるんですけけれど、周りのママ友達を見てみるとみんな育児を理由にして、それまで好きだったジュエリーをつけない方が多かったんです。それがものすごくもったいなく思えて、寂しかったんです。」


そして余湖さんは『mamaring』を立ち上げることにした。

ジュエリーに子供の名前を彫ることで、お守りとしての意味もたせるとことをブランドのコンセプトにして。

『言い訳をしたくなかったんです。』

余湖さんは自分の周りのことをよく見ていた。それは余湖さん以外には、なかなか気づくことのできないものだった。身近なところに目を向け考えること、それはアントレプレナーコースの導入講習で教えていることでもあります。

そして、立ち上げるとそのとおり、徐々にママ友達の共感を得ていった。


「どうしても、ママたちにもう一度ジュエリーをつけてもらいたかった。その思いではじめて、アントレプレナーコースを通して先生たちにアドバイスしていただいたんです。安心素材をつかうということだったり、どういう風にすれば共感をもってもらえるかとか。」


育児をしながらブランドをたちあげてジュエリーを作り続けるということは、大変ではなかったのか?
「育児のために~ができないという言い訳をしたくなかったんです。私がブランドを運営していくにあたって、「たいへんそう」とよくいわれていましたけど、私は、ただただ楽しかったんです。大好きだったジュエリーを自分で作れるようになって、ブランドも立ち上げることができて。そして、WEBサイトも作れるようになって、全くわからなかった写真の撮影も自分でできるようになった。できなかったことができるようになるということ、それは自分にとってはラヴァーグに通ってアントレプレナーコースを受講していなかったら不可能だったかもしれません。」

『目標ができる、そのことで変わることがある。』

アントレプレナーコースとジュエリーCADコースを受講されていましたけれど、そこで挫折するようなことってあったのだろうか?
「思い返してみると私にとってジュエリーCADコースはとても大変でした。慣れないことばかりで。ジュエリーCADコースの途中でアントレプレナーコースがちょうどできたので受講してみました。そうすると、ブランドを立ち上げるんだという目標ができました。そのことによって、ジュエリーCADコースの授業は楽しいものに変わっていったんです。」


今後、ラヴァーグに通おうと思っている方にアントレプレナーコースをオススメできますか?
「絶対オススメです。人と人とのつながりには限界があるし、そうなったとき、全くしらない人にアピールする技術をもっているのと持っていないのでは全く違うと思います。私はアントレプレナーコースを受講することで、そういう技術が身についたんです。今は知り合いからの注文よりWEBサイトからの注文のほうが多いんです。わたしという人となりを全く知らない人が私が作ったWEBサイトをみて、共感していただいて、作ってほしいという依頼が北海道とか沖縄からくるんです。こういう技術は絶対にもっておいたべきと断言できます。」


最後に余湖さんはこう言った。
「アントレプレナーコースはブランドを運営していく上で、大切なノウハウを教えてくれる、そういうコースだと思います。」

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