繊細でこだわりの一粒石。 手で作るからこそ実現できること。 爪はりとは、爪留め石座の爪を張っていく作業です。彫金コースでも爪留めの石座づくりを学びますが、このレッスンでは更に難易度の高くクオリティを重視したカリキュラムとなります。この技法をマスターすることで、今までより爪はりのバリエーションを増やすことや、CADでは作れない太さの爪を石の見栄えに合わせて張ることが出来るようになります。繊細で細かい作業ですが、こだわりを実現するための大切なステップです。 手作業でしか出来ない 細部のこだわり。 CADではできない部分 近年、当たり前のように多くのジュエリーは原型をジュエリーCADと3Dプリンターを使用して作られています。テクノロジー進化のおかげで、ジュエリー制作は長年の修業経験が無くても誰でも作ることが出来るようになりました。ですが、まだCADや3Dプリンターでは実現できない部分も沢山あります。データー上では作れても、実際3Dプリンターで出力する際の強度の問題や鋳造の工程で不可能な部分。その中でも多いジレンマは線の細さの限界や、2色の金属を組み合わせたものです。このカリキュラムでは、CADでの限界を手作業で解決していくための手法を学んでいきます。課題の中で作りながら学んでいくのは定番人気アイテムである、小さな一粒石のネックレス。この石座を作る際、石の大きさに合わせて爪の太さを変えていく。そうすることでより繊細で石の輝きを邪魔しない理想の石座を作ることが可能となります。また、爪の部分だけ金種を変えるなどのアレンジも可能。とても繊細な作業となるため、道具を使う手の感覚が研ぎ澄まされていきます。 繊細なロウ付け。 火の加減をしっかり見極められないと、この課題は失敗してしまいます。火力の調整・ロウ材が流れ込んでいく仕組みを理解できている事と、ロウが流れたかどうかを見極める力を最終調整で整えていきましょう。 【よくあるミス例】・ロウ付け中に爪が溶けてしまった。・爪になる丸線の配置の感覚がバラバラになってしまった。・一か所だけきちんとロウが流れ切っていなかった。 今回は0から石枠を作り、爪を石に合わせた細さで立てていきます。その際、きちんと土台が整っていないと、どんどんシワ寄せで後半の爪のロウ付けが難しくなっていきます。綺麗にロウが流れ切るには、下準備を欠かさない事。緊張感のあるレッスンとなっています。 POINT1 レーザー溶接を利用する 細かいロウ付けをする際には、狙った場所にきちんと留めていく為にレーザー溶接で仮留めを行います。仮留めを行うのと行わないのでは、かかる時間が倍以上。一発勝負ではなく、慎重に工程を踏んでいくことが最も大切です。 Lesson 7で学べる内容と手順 STEP1 石座づくり 石枠用のカップ座を作ってきます。CADで作ったような綺麗なおわん型になる裏ワザをこのレッスンでは教えていきます。 STEP2 爪の細さ調整 コンマ単位で爪の細さを調整する手法を習得します。地金の線から作るからこそ出来る、こだわりの細さを出せるのは彫金技法だけ。 STEP3 分割線をかっちり決めておく 均等に爪を配置するためには、下書きの線が重要になってきます。立てたい爪の数に合わせて写真のような分割シートに合わせて丁寧に線を引いていきましょう。 STEP4 レーザー溶接機で仮留めをして本番ロウ付け レーザー溶接で仮留めをする際に、どこに打てば見栄えが崩れないか。仮留め後の調整や本番のロウ付けで火力やロウの置き方、チェック方法を最終確認していきます。 クオリティスキルアップコース 他のレッスン一覧 LESSON1複雑な面の研磨技術スタッズなどの複雑な面を磨き残すことなく完璧に磨くノウハウを学びます。 LESSON2サイズ直し完成した指輪のサイズアップ・サイズダウンの手法を学びます。 LESSON3溶解地金を溶かして再利用していく手法を学びます。 LESSON4細かい曲線の研磨技術唐草などの複雑な形状を隅々まで磨ききるテクニックを学びます。 LESSON53種類の地金の加工Pt・K18YG・K18PGの3種類の加工方法を学びます。 LESSON6形を絶対崩さない磨き方磨きにくい箇所のアプローチ法を学びます。 LESSON7爪はり細かな爪のロウ付け技法を学びます。 LESSON8オーダージュエリー指示書を読み解いて、その通りに作れる応用力を鍛えます。 彫金コース初心者だから手軽にジュエリー作りを楽しみたい! とりあえず基本的な制作技術を知りたい方はこちらへどうぞ! 彫金体験レッスン教室の雰囲気を見てみたい!教室に通う前にどんなものか知っておきたい! 上の画像から体験教室のお申込みをどうぞ!