Lesson1 ぐるぐるリング磨き

職人レベルの磨きテクニックを身に着けるためのステップ1

用意された多面体のリングを形を崩すことなく、完璧に磨き上げていくテクニックや道具の使い方、磨くうえでの考え方や理論を学んでいきます

広い面・シャープなエッジの形を崩さず磨き上げる。

このレッスンでは、用意された多面体のリングを形を崩すことなく、完璧に磨き上げていくテクニックや道具の使い方、磨くうえでの考え方や理論を学んでいきます。

現役の職人たちがどんな道具を使い、どんなことを考えながら磨きや加工を行っているのか。

一段深い技術や考え方を学べるレッスンとなっています。

磨きのテクニックを向上すること。
それは作品や商品の魅力を最大限に引き出すこと。

商品としてのクオリティを上げるために

あなたが街中で見かけるジュエリー。
それは熟練の職人たちによって完璧に磨き上げられた商品たちがほとんどだと思います。

実際に自分で作れるようになって、まず最初にギャップを感じるところ。それは完成の磨きのクオリティではないでしょうか?

デザインは思った通りなのに、何かが違う。

それは、最終仕上げの磨きのクオリティによって左右されているのかもしれません。

商品の販売金額に見合ったクオリティをきちんと出せていますか?
間違った磨き方で商品の価値を下げているかもしれない。

この彫金総合コースの中にある3つの磨きレッスンを修了した後、そんな不安は解消されているはずです。

磨きのテクニックを向上すること。 それは作品や商品の魅力を最大限に引き出すこと。
磨きのテクニックを向上すること。 それは作品や商品の魅力を最大限に引き出すこと。
磨きのテクニックを向上すること。 それは作品や商品の魅力を最大限に引き出すこと。

スタッズのようなシャープな面のある作品の磨き方。

シャキッとした面が沢山あるものを磨くときに役立つのがこのレッスン。

【よくあるミス例】
・エッジのシャープラインが見せ場なのに、なんだか面が揺らいでしまう。
・エッジを磨きすぎてダレてしまった&消えてしまった。
・凹の溝の中まで磨ききれない。
・一か所に集中しすぎて、他面の形が崩れてしまった。

人気のスタッズ系などを磨いているとき、こんな失敗をしやすいもの。
ですが、ポイントさえしっかり抑えればそんなに苦労することなく、誰でも美しい仕上がりを習得することが出来ます。

スタッズのようなシャープな面のある作品の磨き方

POINT1 面は一回で端から端まで

シャキッとした面を出す為には、一面を数回に分けて磨くのではなく、一回で端から端までロールサンダーを走らせることが大切です。
2回・3回に分けてしまうと、かすかに段差が出来てしまい、ヨレの原因となります。

ロールサンダーなどで表面のやすり掛けをする際には、当てた時に面全体にロールサンダーがきちんと当たることが大切です。

キャスト上がりの鋳肌は、気になるところだけでなく全体をまんべんなく何度も面の流れに沿ってかけていきましょう。

シャキッとした面を出す為には、一面を数回に分けて磨くのではなく、一回で端から端までロールサンダーを走らせることが大切
シャキッとした面を出す為には、一面を数回に分けて磨くのではなく、一回で端から端までロールサンダーを走らせることが大切

POINT2 道具を形状に合わせて加工する

市販のシリコンポイントは、その形状のまま使用するのではなくダイヤモンドヤスリなどに当てて鋭角な角度を作ります。
こうすることによって、溝の奥までしっかりシリコンポイントが届くため、磨き残しがなくなります。溝がきちんと光るだけで見え方はまるで変ってきます。

POINT3 ボール盤を上手に利用する

凹凸のある面を磨くとき、シリコンポイントやフェルトポイントよりも素早く綺麗に照り出しが出来るのが、このボール盤。
堅い段ボール紙のような素材で、ここに用途に合わせて研磨剤を付着させ、磨きたい面に当てることで広い面を均等に磨くことが出来ます。
シリコンポイントと同様に、形状を面に合わせて削っておくことで溝の奥ももう一段輝かすことが出来ます。

Lesson 1で学べる内容と手順

STEP1 効率的な湯口の取り方

このレッスンでは、スクールで用意した練習課題用の指輪を使用していきます。
キャスト上がりの状態から始めるので、早く綺麗で確実な湯口の取り方を最初に学んでいきます。

効率的な湯口の取り方

STEP2 エッジが潰れないサイズ出しの方法

キャスト後、少し歪んだり収縮してしまった指輪のサイズを戻していきます。
エッジが効いてるデザインを崩さないテクニックも一緒に学んでいきます。

キャスト後、少し歪んだり収縮してしまった指輪のサイズを戻していきます

STEP3 荒れた鋳肌を整えながら、エッジを美しく出していく

キャスト後の表面が白くザラザラした状態の状態を「鋳肌(イハダ)」といいます。
この鋳肌を取り除きながら、エッジのシャープさを出すテクニックを学びます。

荒れた鋳肌を整えながら、エッジを美しく出していく

STEP4 完璧に磨くための道具の加工方法を学ぶ

鋳肌を取り除いた後、磨きの工程に入る前に道具を加工しておきます。
ここで学ぶ道具の加工方法を身に着ければ、どんなデザインにでも対応できる道具の加工方法の応用力が身に付きます。

完璧に磨くための道具の加工方法を学ぶ

STEP5 加工した道具を使って磨きの理論を体感する

磨きの工程にも、一つ一つ理由や目的があり、論理的に組み立てながら実践していきます。
持ち方ひとつから、当てる角度など基礎的な部分の理解をより深めながら実践練習を繰り返していきます。

加工した道具を使って磨きの理論を体感する

STEP6 最終仕上げで輝きの違いを目で覚える

最後の照り出しで、今までの磨きとの違いを体感していただきます。
正しい手法を学んだことで、少ない手数でクオリティの高い仕上げが出来ることの実感が今後の制作への大きな自信へと繋がるはずです。

最終仕上げで輝きの違いを目で覚える

クオリティスキルアップコース 他のレッスン一覧

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LESSON3 溶解 地金を溶かして再利用していく手法を学びます。

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LESSON8 オーダージュエリー 指示書を読み解いて、その通りに作れる応用力を鍛えます。

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