彫金コースクオリティスキルアッププログラム Lesson8 オーダーメイドジュエリーの作り方

本番前の実力確認。

デザイン画通りの物が作れるかどうか。

お客様と打ち合わせをして、希望を取り入れたデザイン画が決まりました。
寸法・号数・石の留め方や最終的なクオリティをデザイン画の指示書通りに作ることが求められてきます。

ここでは本格的な実践演習として、こちらで用意した3種類の指示書の中から好きなものを選んでいただき、講師の手助け無しに指示書から情報を読み取って自身で0から完成までの工程を組み立てながら制作していただきます。

一番重要なのは
工程を組み立てる力。

デザイン画から読み解く力を身に着ける

自分が好きで自由に作っているのとは全く違うのが「オーダーメイドジュエリー」

ここには「少しサイズ小さいけど、まぁいいか」や「最初の予定より細くなっちゃったから反対側も削っちゃおう」という小さな妥協や帳尻合わせなデザインの変更が一切許されない世界です。

ここまでの彫金アドバンスコースをしっかり進めてきた方達なら、技術面は全く問題無いはずです。

図面からどれだけの情報を引き出せるか。
どうやって対応するかを決断・実行していけるか。

それが独り立ちしていく際に最も重宝する力となります。

この課題では、講師に頼らず自分の力で0から完成まで進めてもらった後、答え合わせをしていく方式のレッスンです。

彫金技法を学び始めた人の多くが、まさにここまで出来るようになることを目標としているはずです。このレッスンでどれくらい実力がついたのかを確認してみましょう。