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ナバホ族のインディアンジュエリーとは?特徴・歴史・スタンプワークの魅力を深掘り

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ナバホ族のインディアンジュエリーは、重みのあるシルバーとスタンプワークの陰影が魅力です。
ターコイズの印象が強い一方で、実際は「模様の深さ」「間隔(リズム)」「余白」「仕上げ」の積み重ねで、作品の表情が大きく変わります。

スタンプワークは、模様を“彫る”のではなく、タガネで打ち込み、光の出方で表情を作る技法です。ナバホらしさを理解する近道は、この技法の見方を押さえることにあります。

この記事では、ナバホ族(Navajo)のインディアンジュエリーを、特徴・歴史・代表アイテムの順に整理し、核となるスタンプワークを掘り下げます。
購入時に見ておきたいポイントや、お手入れ・保管の基本までまとめました。

LaVagueジュエリースクールのインディアンジュエリーコースで作れるナバホインディアンジュエリー

ナバホ族とは

ナバホ族のインディアンジュエリーについてみていく前に、まずはナバホ族についてご紹介します。

インディアンのナバホ族

インディアン部族のひとつ、ナバホ族は、アメリカ南西部を中心に暮らしてきた先住民族の一つです。
ナバホ族は自分たちのことを「Diné(ディネ)」と呼び、この言葉は「人々(The People)」に近い意味を持ちます。
一方で「Navajo(ナバホ)」は外部から広まった呼称で、近年の解説では「ナバホ族(Diné)」のように併記されることもあります。

インディアンのナバホ族

 

ナバホ族はどこに暮らしている?(地域とナバホ・ネイション)

ナバホ族の拠点として知られる「Navajo Nation(ナバホ・ネイション)」は、主にアリゾナ州・ニューメキシコ州・ユタ州にまたがる広大な地域に広がっています。 公式情報では面積はおよそ27,000平方マイル超とされ、アメリカ国内でも最大級の先住民族居住エリアの一つです。

ナバホ族の済む地域:ナバホネイション

 

ナバホ族の言語は?(ナバホ語=アサバスカ語族)

ナバホ族の言語はナバホ語で、北米のアサバスカ語族(Athabaskan)の一つに分類され、アパッチ諸語と近縁です。 こうした言語的なつながりは、ナバホ族が歴史的に北方から南西部へ移動してきたと考えられる背景とも関係します。

ナバホ族の社会のしくみ(母系のクランと“つながり”)

伝統的なナバホ社会を理解する鍵は「クラン(氏族)」です。ナバホ族は母系(母方)を重視する社会として説明されることが多く、 人と人の関係性をクランを通じて位置づける考え方が文化の土台になっています。

ナバホ族の暮らしと文化(ナバホ式の住まい・羊・織物)

住まいには「ホーガン(hogan)」と呼ばれる伝統家屋があり、生活と精神文化の両面で重要な位置づけを持ちます。 また、羊の牧畜を基盤にした暮らしや、織物(ナバホ・ウィービング/ラグやブランケット)もよく知られています。 これらは単なる“工芸”ではなく、家族・土地・生計と結びついた文化として発展してきました。

ナバホ族の伝統的住居ホーガン

 

近代史で必ず出てくるナバホ族の出来事(ロング・ウォーク)

19世紀には、アメリカ政府による強制移住(いわゆる「Long Walk/ロング・ウォーク」)が起き、ナバホの人々は故郷から移動を強いられました。 その後の条約を経て帰還が認められ、現代のナバホ・ネイションへとつながる歴史の大きな節目になっています。

現在のナバホ・ネイション(自治政府)

ナバホ・ネイションは、先住民族としての主権(自治)を守るために政府制度を整えています。 現在は行政・立法・司法の三権を持つ体制として説明されることが多く、住民の生活サービスや法制度も含めて運営されています。

読み方メモ

Diné=ディネ(自称)/Navajo=ナバホ(外部呼称)/Diné Bikéyah=ディネ・ビケヤー(ナバホの土地=ナバホランド)

ナバホ族のインディアンジュエリーとは?

インディアンジュエリーは、北米先住民族(Native American / Indigenous Peoples)の文化圏で生まれ、発展してきた装身具の総称です。
部族ごとに信仰・暮らし・自然観が異なるため、同じ「シルバージュエリー」でも表現の方向性が大きく変わるのが特徴です。
なお、「インディアン」という呼称は歴史的背景を含む言葉でもあるため、近年は「ネイティブアメリカン」「先住民族」という言い方も広く使われています。

その中でもナバホ族(Navajo / 自称:Diné)は、シルバーを用いた装身具表現を大きく広げた中心的存在として知られています。
バングルやリングはもちろん、ネックレス、ベルトバックルなど、身につける道具としての多彩なスタイルを発展させ、現代のインディアンジュエリーの“王道イメージ”を形づくってきました。

ナバホ族のインディアンジュエリーを作る道具

ナバホジュエリーの魅力は、素材の存在感だけではありません。手仕事の痕跡が“見た目”の魅力として残る点にあります。
たとえば、刻印がわずかに揺れる、打つ強さにムラがある、地金の面にわずかなゆらぎがある――そうした要素が「不完全さ」ではなく、作り手の息づかいとして作品の雰囲気をつくります。
工業製品の均一さとは違う、手仕事ならではの温度感が支持され続ける理由です。

ナバホ族のインディアンジュエリーの技法面で象徴的なのが、スタンプワーク(刻印/打刻)です。
タガネと呼ばれる鉄のスタンプで模様を繰り返し打ち込み、直線・三角・ドット・モチーフの模様などの反復でリズムを生み出します。 模様そのものだけでなく、打刻がつくる陰影や、銀の面に残るテクスチャーが、ナバホらしい力強さ・奥行きを演出します。

さらにナバホのインディアンジュエリーは、鋳造(キャスト)表現でも知られています。
サンドキャストやトゥファキャストなど、型の素材や作り方によって質感が大きく変わり、 ざらっとした表情や有機的な立体感が作品の個性になります。
ここにターコイズなどの天然石を合わせることで、銀の重厚感と石の色彩コントラストが際立つのも、ナバホジュエリーの王道スタイルです。

ナバホ族のサンドキャストココペリジュエリー

▲ナバホ族のサンドキャストによるココペリバングル

ナバホ族のインディアンジュエリーの最大の特徴は「スタンプワーク」

ナバホ族(Diné)のインディアンジュエリーを語るうえで欠かせないのが、スタンプワーク(Stampwork)です。
一目で「ナバホっぽい」と感じる独特の雰囲気は、石の有無よりも、実はシルバーの面に残る打刻のリズムと陰影によって生まれています。

ナバホ族のスタンプワークに使われる刻印タガネ

ナバホ族の伝統技法“スタンプワーク”とは(彫りとの違い)

スタンプワークは、タガネ(刻印工具)をハンマーで打ち込み、銀の表面に模様を形成するナバホ族の伝統技法です。
模様は「描く」のではなく、「叩いて押し込む」ことで生まれます。
打刻が入った部分は凹み、周辺の金属がわずかに盛り上がるため、光を受けたときの陰影が強くなり、平面の銀板でも立体的に見えるのが特徴です。

よく混同されるのが「彫り(エングレービング)」との違いです。
彫りは刃物で線を切り込んだり、面を削って表情を作るのに対し、 スタンプワークは“工具の形そのもの”を押し当てて反復し、模様を積み上げる技法です。
そのため、ナバホのスタンプワークは「反復パターン」や「リズム」が出やすく、少しのズレや打ち加減の違いが“味”として残ります。

ポイント:
・彫り=刃物で「削る/切る」ことで線や面を作る
・スタンプ=工具で「打つ/押し込む」ことで凹凸と陰影を作る
・ナバホらしさ=模様そのものより打刻のリズム銀の面の表情

ナバホ族のインディアンジュエリー技法スタンプワークとハワイアンジュエリーの彫りの比較

なぜスタンプワークが「ナバホ最大の特徴」なのか

スタンプワークは、模様を装飾として加えるだけでなく、作品全体の空気感を決める“骨格”になります。
たとえば同じバングルでも、鏡面のままなら都会的でシャープな印象になりますが、スタンプが入ると一気に 素朴さ・力強さ・手仕事感が立ち上がります。 ナバホのジュエリーが「無骨なのに温かい」「強いのに優しい」と言われるのは、打刻が作る陰影が、銀の硬さをやわらげて見せるからです。

 

ナバホ族のスタンプ模様の代表例(よく見かけるパターン)

スタンプの模様は作家や年代によって多様ですが、初見でも分かりやすい代表例があります。 見分けのヒントとして、まずは下のような“よく出る形”を押さえると理解が早くなります。

  • ドット(点):小さな点の反復で輪郭やラインを作る。陰影が出やすい
  • 三角・V字:連続するとギザギザのリズムが生まれ、強い印象になる
  • ライン(直線):枠取りや区切りに使われ、全体の構成が締まる
  • サンバースト(放射):中心から広がる表現。ナバホ系で定番の雰囲気を作りやすい
  • リーフ/フェザー風:曲線の反復でやわらかさを足すパターン
  • インディアンモチーフ:インディアンの神話や文化に基づいたモチーフのスタンプを意味を込めて刻む

  • 見分けのコツ:完成度は「均一さ」ではなく“気配”で見る

    ナバホ族のスタンプワークは、工業製品のように完全な均一さを目指すものではありません。 ほんの少しのズレ、打刻の深さの違い、銀面のゆらぎが重なることで、作品に“息づかい”が宿ります。
    そのため選ぶときは、模様がきれいに揃っているかだけでなく、全体のリズムが心地よいか/陰影が美しいかという視点で見るのがおすすめです。

ナバホ族インディアンジュエリーの歴史

ナバホ族(Navajo/Diné)のインディアンジュエリーは、いきなり“完成形”が生まれたわけではなく、金属加工の土台(鍛冶)→銀細工→表面装飾(スタンプ)という順でインディアンの歴史の中で技術が積み上がり、作品の幅が広がっていきました。 ここでは、スタンプワークを理解するために必要な流れに絞って整理します。

鍛冶(鉄)の技術が、ナバホ銀細工の土台になった

ナバホの金属加工は、当初は日用品や馬具などの実用面で鍛冶の技術が培われていきます。 その後、銀を扱う段階に進むと、鍛冶で使っていた道具や発想がそのまま応用され、ジュエリー制作にも繋がっていきます。

19世紀後半:銀細工が広がり、装身具(インディアンジュエリー)として定着

19世紀後半には、銀の装身具(ベルトの装飾、ブレスレットなど)が確認されるようになり、ナバホの銀細工が形として見える時代に入ります。 初期は今のような“ジュエリーのための銀地金”が常にあるわけではなく、銀貨などを素材として使いながら制作環境が整っていきました。

銀貨から作られるナバホ族のインディアンジュエリー

戦争と再建の時代を経て、交易の中で技術が磨かれる

1860年代の社会状況はナバホの暮らしと制作環境にも大きな影響を与えました。 その後は交易(トレーディングポスト)を通じて、銀細工や織物などの手仕事が評価され、制作が継続・発展していく流れが生まれます。 「誰に向けて、どんな形で作るか」という目的が増えたことで、作品のスタイルも多様化していきます。

スタンプワークがナバホ族の“主役の表現”になっていく理由

ナバホ族のスタンプワークは、道具の進化とセットで発展しました。
初期は鍛冶で使っていた打ち具やヤスリなどを応用しながら、 だんだんと「模様を入れるためのスタンプ(タガネ)」が自作され、サイズや形状も増え、表現の幅が広がっていきます。
こうしてスタンプは、銀を飾るための“補助”から、作品の印象を決める中心要素になっていきました。

さらに制作方法の面でも、銀を溶かしてインゴット状にして叩き伸ばすだけでなく、型を使って成形する方法(砂型・石型など)も使われ、 形づくりと装飾の両方がスムーズになったことで、スタンプ表現がより洗練されていきます。

この記事のテーマに直結するポイント

ナバホのスタンプワークは「模様の種類」だけで語ると浅くなります。 どうやってスタンプ(タガネ)が作られ、どうやって“装飾の主役”になったか――この流れを知ると、 同じスタンプでも作品の格や狙いが読み取りやすくなります。

●ナバホ族インディアンジュエリーのざっくり年表

  • 鍛冶(鉄)の技術が土台として育つ
  • 19世紀後半:銀細工が広がり、装身具として定着
  • 交易の中で制作が継続し、スタイルが多様化
  • スタンプ(タガネ)の自作・発展により、スタンプワークが中心表現へ
ネイティブアメリカンのインディアンジュエリーやナバホ族、ズニ族、ホピ族などの歴史、
インディアンジュエリーで使われる伝統のモチーフの意味についてより詳しく知りたい方はコチラ

ターコイズ×ナバホが王道になった理由

ナバホ族のインディアンジュエリーといえば「ターコイズ×シルバー」というイメージが強いですが、これは 文化的な背景素材としての相性が重なって定番化した組み合わせです。
銀の陰影と、ターコイズの青のコントラストは視覚的に分かりやすく、さらに技法的にも“成立しやすい”ため、 世代を超えて支持される王道スタイルとして根づいてきました。

インディアンのターコイズナバホジュエリー

インディアンにとって空や水を連想させる「青」が特別だった

ターコイズの青は、空・水・雨など、乾いた土地で生きるうえで欠かせない自然の恵みを連想させる色です。
そのためターコイズは、装飾素材としてだけでなく、身につけることで気持ちを整える“守り石”のような存在として大切にされてきました。
こうした価値観が背景にあるからこそ、ナバホの装身具文化の中でターコイズが重要な位置を占めるようになりました。


交易・流通が後押しし、作品に取り入れやすかった

もう一つ大きいのが、ターコイズがアメリカ南西部で入手・流通しやすかった点です。
先住民族の交易の中で石が行き渡り、装身具に取り入れられる機会が増えました。 需要が高まるほど、作り手は石留めやデザインを洗練させ、結果として「ターコイズを使うナバホジュエリー」がひとつの様式として定着していきます。


シルバーと圧倒的に相性が良い(色・陰影・構造)

ナバホ族はシルバー表現を得意とし、スタンプワークなどで銀の面に陰影を生み出す文化を発展させてきました。
そこにターコイズを合わせることで、銀の陰影=立体感と、石の色面=視線の焦点がはっきり分かれ、 作品全体が強く印象づけられます。
いわば「銀で空気感を作り、石で主役を立てる」バランスが取りやすいのです。

またターコイズは硬い石に比べると欠けやすい性質もあるため、ベゼル(覆輪)で包み込む石留めとの相性が良いのもポイントです。
銀で守る構造そのものが、デザインとしても完成度を上げ、ターコイズを「安心して身につけられる装身具」に変えていきました。


“ひと目で伝わる”象徴性が、王道を強化した

ターコイズ×シルバーは、遠目でも分かる色の対比があり、初めて見る人にも「インディアンジュエリーらしい」と伝わりやすい組み合わせです。
その分、マーケットでも選ばれやすく、作り手側もスタイルを磨き込みやすかった。
こうして、文化的な意味と実用性、そして視覚的な分かりやすさが循環し、ターコイズ×ナバホが“王道”として強固になっていったのです。

ナバホインディアンジュエリーに使われるターコイズの原石

「インディアンジュエリー=ターコイズ」

「なぜインディアンジュエリーにターコイズが使われ続けてきたのか」
以下の記事でさらに詳しく解説しています。
ナバホ族やインディアンにとってのターコイズはどのような存在だったのか?
こちらの記事をご覧ください。

ナバホ族のインディアンジュエリー購入時のチェックポイント

ナバホ族のインディアンジュエリーの購入で気になるのは、真贋(本物かどうか)・品質・価格感です。
ここでは「ナバホ族のインディアンジュエリー」を初めて選ぶ方でも判断しやすいように、 “見た目だけで決めないための確認ポイント”を整理します。


1. まずは「来歴(だれが/どこで)」を確認する

ナバホ族のインディアンジュエリーの真贋で最も大切なのは、作品そのもの以上に来歴(プロヴェナンス)です。
作家名・制作背景・仕入れルートなどを、販売側がどの程度説明できるかは大きな判断材料になります。
可能なら「ナバホ作家の作品なのか」「ヴィンテージなのか」「リメイク(パーツ交換等)の有無」まで確認できると安心です。


2. 刻印(ホールマーク)の有無は“決定打”ではない

「刻印がある=本物」「刻印がない=偽物」とは言い切れません。
ナバホ族のインディアンジュエリーには、刻印がある作品もあれば、意図的に入れない作品/年代的に入っていない作品も存在します。
そのため刻印は参考情報として扱い、作り・素材・説明の整合性とセットで判断するのが基本です。

インディアンジュエリーに刻まれたホールマーク

3. 「作り」を見る:ナバホらしい手仕事があるか

イナバホ族のインディアンジュエリーの魅力は、スタンプワークや銀面の陰影など、手仕事の痕跡が雰囲気として立ち上がる点にあります。 具体的には、打刻のリズム、銀板の面のゆらぎ、エッジの処理などを見て、“作品としての説得力”があるかをチェックします。

  • スタンプワーク:模様の反復が単調ではなく、陰影が美しいか
  • シルバーの厚み:薄すぎて頼りない印象がないか(着用の安心感にも直結)
  • 仕上げ:鏡面/いぶし/マットなど、狙いが一貫しているか

4. ターコイズは「種類(処理)とセッティング」を確認する

ターコイズ付きのナバホ族のインディアンジュエリーは特に、石の情報が価格に直結します。
可能なら、天然(ナチュラル)か、補強(スタビライズ)か、再構成(練り)かなど処理の有無を確認しましょう。 あわせて、ベゼル(覆輪)がきれいに石を包み、ぐらつきがないかなど、石留めの精度も見ておくと安心です。


5. サイズは「後調整前提」で買わない

バングルやリングは調整できる場合もありますが、無理なサイズ調整は金属疲労や歪みにつながることがあります。 特にターコイズ付きリングは石留めに負担がかかりやすいため、購入時点で“自分に合ったサイズ”を選ぶのが基本です。


6. 価格の理由を分解して納得する

ナバホ族のインディアンジュエリーは価格帯が幅広く、同じように見えても値段が大きく違うことがあります。 納得して購入するために、価格がどこで決まっているのかを分解して考えるのが有効です。

  • 作家性:作家名が特定できるか/人気や希少性があるか
  • 技法と手数:スタンプの密度、構成の複雑さ、キャストなど制作コスト
  • ターコイズ要素:石の質・サイズ・処理の有無
  • 状態:歪み・割れ・修理歴の有無(ヴィンテージは特に重要)

迷ったときは、刻印の有無だけで結論を出すのではなく、「来歴の説明」「作りの説得力」「ターコイズ情報」「価格の根拠」が きちんと揃っているかで判断すると、インディアンジュエリー ナバホ族を安心して選びやすくなります。

ナバホ族のメディスンホイール③

▲ナバホ族のメディスンホイールネックレス

ナバホ族のインディアンジュエリーのお手入れと保管

ナバホ族のインディアンジュエリーは、シルバー(スターリングシルバー)やターコイズなど、 素材の魅力がそのまま表情に出る反面、汗・水分・薬品・摩擦の影響も受けやすいアイテムです。 ここでは「ナバホ族のインディアンジュエリー」を長くきれいに楽しむための、基本のお手入れと保管方法をまとめます。


日常のお手入れ(基本)

つけ外しのたびに、乾いた柔らかい布で軽く乾拭きします。 汗や皮脂が残ると変色(黒ずみ)の原因になるため、これだけでも劣化をかなり防げます。


ターコイズ付きは「乾拭き中心」

ナバホ族のインディアンジュエリーに多用されるターコイズは水分・油分の影響を受けやすい性質があるため、基本は石もやさしく乾拭きでOKです。 強くこすらず、表面をなでる程度に留めましょう。

lesson14-ナバホバングル

汚れが気になるとき(安全な方法)

シルバーのみ(石なし):ぬるま湯+中性洗剤を少量→やさしく洗う→すぐにすすぐ→完全に乾燥。
石付き(ターコイズあり):水に浸けず、布を少しだけ湿らせて拭く→すぐ乾拭き→乾燥。


避けたいNG行動(変色・劣化の原因)

つけたままの入浴・温泉・プール・海、香水や日焼け止め・ヘアスプレーが付いた状態での着用、 強い洗剤や漂白剤との接触は避けましょう。 また、超音波洗浄やシルバー用の強い薬剤は、石や仕上げ(いぶし)に影響が出ることがあります。


変色(黒ずみ)したとき

シルバーが黒ずむ主な理由は、汚れが付着するからではなく、空気中や身の回りにある硫黄成分と反応し、 表面に黒い膜(硫化銀)ができることで「黒ずみ」として見えるようになります。 汗・皮脂、温泉、ゴム製品、香水や化粧品、洗剤などはこの反応を早めやすく、 ナバホ族のインディアンジュエリーのように日常的に身につけるシルバーほど、環境の影響が表情として出やすいのが特徴です。
黒ずみが気になった場合は以下に注意してください。

シルバーポリッシュクロス
シルバーポリッシュクロスには研磨剤が含まれているものがあります。
磨くとナバホジュエリー本来の形やテクスチャが損なわれてしまう可能性があるため注意してください。
いぶし仕上げ
ナバホ族のインディアンジュエリーでは、銀の黒く変色する性質を利用して、あえて黒くすることで陰影を表現する燻し仕上げが良く使われます。磨きすぎると黒が落ちやすいので、凹部は触らず乾拭き中心でお手入れしてください。アルミホイルと重曹を使ったお手入れや市販の黒ずみ落としも要注意です。
ターコイズ付き
磨き粉が石に付くとくすむ場合があるため、注意しましょう。また、ターコイズは比較的やわらかい石で、薬品などにも弱いため、衝撃や香水・日焼け止めなどの薬品にもできるだけ触れないようにしましょう。

シルバーポリッシュクロスと燻し加工により陰影を表現したスタンプワークのナバホサンバーストリング

インディアンジュエリー保管の基本(傷・変色を防ぐ)

1点ずつ布袋やポーチに入れ、他のジュエリーと擦れないように保管します。 さらに変色を抑えたい場合は、チャック袋などで空気に触れる量を減らすと効果的です(湿気の多い場所は避ける)。


点検・修理を検討した方がいいサイン

ターコイズが少しでもグラつく、ベゼル(覆輪)が浮いて引っかかる、バングルに急な歪みやヒビのような線が出た場合は、 早めにインディアンジュエリーの専門店に相談すると安心です。

インディアンジュエリーの理解をさらに深めたい方へ

自分の手で理想のインディアンジュエリーを作ってみたいと感じた方へ。
ラヴァーグジュエリースクールでは、ナバホ族のスタンプワークを体験してインディアン伝統の技法を実際に体感できるナバホインディアンバングル制作一日体験教室をご用意しています。

またコースでは、オリジナルのタガネ制作から、ターコイズを使った重厚なインディアンジュエリー制作まで、 理想のインディアンジュエリーを形にできるよう、段階的に学べるカリキュラムを整えています。 販売にも興味がある方には、ブランド立ち上げのサポートも行っています。

実際に作ってみると、スタンプワークの陰影を決める力加減やタガネの当て方が具体的に分かり、 作品を選ぶときの見方もはっきりしてきます。
あわせて、作家さんが積み重ねている技術の高さも、より実感しやすくなります。 インディアンジュエリーが好き、作ってみたいという方は、是非一度体験にお越しください!

インディアンジュエリー体験バングル
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    • 所要時間:3時間弱
    • 料金:¥16,500(材料費込み)
    • 1枠につき1名様限定
    • 内容:ナバホ族伝統のスタンプワークによるシルバーバングル制作の一連の流れを体験(打刻〜仕上げ)
    • 完成後:スクール案内/コース説明あり
    • ▼詳細ご予約はコチラ▼
インディアンジュエリーコース一日体験入学

コースページ: https://lavaguejewelry.com/course/indian/

インディアンジュエリー体験曲げ加工

ナバホ族のインディアンジュエリー まとめ

ナバホ族のインディアンジュエリーは、シルバーを主役にした力強い造形と、 スタンプワークに代表される手仕事の陰影が魅力です。
ターコイズと組み合わさることで、銀の質感と石の色彩が引き立ち、王道のスタイルとして定着しました。 購入の際は刻印の有無だけで判断せず、来歴の説明や作り、石の情報、価格の根拠まで含めて確認すると安心です。

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