インディアンジュエリーにターコイズが使われる理由
鮮やかなブルーグリーンが印象的なストーン、ターコイズ。
インディアンジュエリーにはなぜ、ターコイズが多用されるのでしょうか。
ターコイズの魅力と歴史
ターコイズとは、緑がかった青色をした、不透明な鉱物です。日本では「トルコ石」と呼ばれ、12月の誕生石として親しまれています。
世界的にも、太古より宝石・パワーストーンとして愛されてきました。古代エジプトの墓からは、ターコイズがあしらわれた装飾品や魔除けが出土しています。かの有名なツタンカーメン王の副葬品にも、ターコイズが使われていた形跡があるそうです。
ターコイズの魅力は、なんといっても色のバリーエーションの豊かさ。含有される「微量元素」の量に応じて色味が異なります。ターコイズの主な色味は、以下のとおりです。
・淡青色
・濃青色
・緑青色(緑の色味を帯びた青色)
・青緑色(青の色味を帯びた緑色)
ちなみに、名前からしてトルコ産の鉱物だと誤解されがちですが、主な原産地はペルシャ(現在のイラン)、シナイ半島、アメリカ合衆国です。
インディアンジュエリーの代名詞・ターコイズ
インディアンジュエリーといえば、ターコイズのあしらわれた腕輪やネックレスを思い浮かべる方も多いのでは。
インディアンにとってターコイズは、神の力が宿る「聖なる石」です。
狩りの成功や豊作を願う儀式や雨乞いの儀式など、重要な儀式には必ずといってよいほどターコイズのアイテムが用いられてきました。彼らの生活や文化からは切っても切り離せない、尊い存在といえるでしょう。
インディアンジュエリーにターコイズが用いられるようになったのは、インディアン4大部族の1つ「ナバホ族」の銀細工職人が、銀の指輪にターコイズをはめたことがきっかけという説があります。
インディアンは、いまでもターコイズを用いたインディアンジュエリーを「聖なる装飾具」として大切に、父から子へと受け継ぎ続けています。
※現代において、「インディアン」という呼び方は差別的な言葉とされる一説もあり、そのような理由から「ネイティブアメリカン」と呼ぶべきだとする説があります。ただし一方で本人たちが「インディアン」という呼び方を好んでいるらしいという説もあるようです。本記事は「インディアン」で統一させていただきます。
インディアンジュエリーを、自分で作る
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