Lesson 8
アンティークと言えば、細いワイヤーワーク
ールヌーボーの時代に流行した曲線美は、ジュエリーで今でも根強い人気の一つ。
当時の手法は全て彫金で作られていましたが、現在はロストワックスの進化によって簡単に細い曲線のワイヤーワークが可能となりました。
このレッスンでワイヤーワークを習得すれば、ピアス・ネックレス・指輪と何でもアンティークらしさを存分に出せる装飾技法となるでしょう。
ハンドメイドジュエリーがワンランクアップ!
あり物の既製品チャームに飽き飽きしてしまっているあなたは、きっと次のステップに進む時期なのかも。
学べるポイント
この課題では、レッスン6と同様に彫金技術ではやりにくいことを簡単で楽に表現する手法を学んでいきます。
柔らかいワイヤー状のワックスで曲線を作っていくため、手先の力が弱い女性でも美しいラインの曲線を仕上げていくことが出来ます。
また、この作風も彫金技法だと溶接が多く難しいことから、ロストワックス製法向きです。
金属になった際の強度を考えながら、効果的に装飾をしていくことを中心に学び、アールヌーボー調の作品作りが楽しめるカリキュラムです。
指輪に限らず、デザインは自由な為にピアスやペンダントトップを作ることも可能。
練習課題が、そのままあなたのブランドのメインアイテムとなることも。
こんな風に作っていきます!
1.イメージの下書きをします
イメージの展開図をまずは下書きします。
2.主軸の土台を作ります
太目のワイヤーワックスで軸となる土台を作ります。
3.リング状にするための下準備
作りたい号数に合わせるため、サイズ棒に付箋を巻き付け、木芯棒にそのまま通していきます。
4.土台の巻き付け
3で用意した木芯棒に1の土台を指で温めながら曲げて巻き付けていきます。
5.繋ぎ目の溶接・装飾
巻き付けたら繋ぎ目を溶接し、パーツを足しながらくっ付けていきます。
6.強度を意識する
一本ラインが続くところは弱く、歪みやすいため、パーツを重ねて装飾しながら強度を上げていきましょう。
7.完成
原型が出来たら鋳造に出し、磨いて完成です。
簡単なのに複雑なアールヌーボー調の唐草模様が表現できるこの手法。
既存の売ってるパーツに飽きた人や、思い描いているパーツになかなか巡り合えない人は、この手法でオリジナルのチャームやパーツを作ってみては?
アクセサリーから一歩先に進みたい人にお勧めのアンティークジュエリーコースです。
アンティークジュエリーコース
他のレッスン一覧