

YOKO YOSHIMURA Interview
可憐さとしなやかさを宿すミニマルなデザインが特徴のジュエリーブランド「YOKO YOSHIMURA」。
デザイナーズフェスタ2025でブランド活動を本格的に開始したデザイナーのYOKOさんに、ブランドを立ち上げようと決意した経緯、ラヴァーグでの実践的な学び、ジュエリーの”デザインに対するこだわり”などをインタビューしました。
デザイナーズフェスタ2025でブランド活動を本格的に開始したデザイナーのYOKOさんに、ブランドを立ち上げようと決意した経緯、ラヴァーグでの実践的な学び、ジュエリーの”デザインに対するこだわり”などをインタビューしました。

YOKO YOSHIMURA デザイナー プロフィール
会社員として働く中、彫金に出会ったことがきっかけで、ラヴァーグのブランド設立コースを受講。ジュエリー制作の楽しさに目覚め、デザイナーズフェスタでブランドデビューを果たす。


取材した講師:春原
スクールの3階工房で彫金、ワックス、4階で天然石研磨を指導。
幼少期からビーズ細工やアクセサリーを手作りするのが好きで、ジュエリーの専門学校で2年間メイキングを学ぶ。
卒業後はアパレルブランドのアクセサリーを請け負うOEM生産、特殊技法の革小物の販売、デザイナーを経てラヴァーグの講師に。今回取材させてもらったYOKOさんとは偶然にも同じ年齢。
「展示会で初めて販売する」経験がくれた実感
--YOKOさん今日はよろしくお願いします!私自身、そして身内もブランド運営に携わっている立場なので、共感しながらお聞きできる部分も多いと思いますし、同じ目線で感じられることもたくさんありそうで楽しみです。
よろしくお願いいたします。こうしてお話しするのは少し緊張しますが、自分の経験がどなたかの参考になればうれしいなと思っています。頑張ってお話しさせていただきます。
--さっそくですが、デザイナーズフェスタに出展してみて、率直に今どんなお気持ちですか?対面での販売は初めてのご経験でしたよね。
そうですね、実は最初はとても緊張していました。自分の作ったものを「売る」というのは、やっぱり特別な体験で、どう受け取ってもらえるのか不安もありました。でも実際に会場でお客様とお話ししてみると、思っていた以上に楽しくて。
「かわいい!」と言ってくださる声や、何度も試着して迷ってくださる姿を目の前で見ているうちに、自分のジュエリーが誰かの心を動かしている実感が持てたんです。
「かわいい!」と言ってくださる声や、何度も試着して迷ってくださる姿を目の前で見ているうちに、自分のジュエリーが誰かの心を動かしている実感が持てたんです。

--その瞬間って、まさに“自分のブランドが始まった”という感じだったのではないでしょうか。
本当にその通りで。
販売前は「ちゃんと準備できるかな」とか「失敗しないかな」と考えることが多かったんですけど、実際にお客様と接していると、「ああ、私はこれをやりたかったんだな」と気づきました。売り上げ以上に、自分がやりたかったことが見えたこと、それがすごく大きな気づきになりました。
販売前は「ちゃんと準備できるかな」とか「失敗しないかな」と考えることが多かったんですけど、実際にお客様と接していると、「ああ、私はこれをやりたかったんだな」と気づきました。売り上げ以上に、自分がやりたかったことが見えたこと、それがすごく大きな気づきになりました。
ブランドデビューのきっかけは、趣味からの再発見
--では少し遡って、ジュエリーを学びたいと思ったきっかけ、原点からお伺いします。
YOKOさんが「作る側」としての道に進もうと思ったタイミングって、どんな背景があったのでしょうか?
YOKOさんが「作る側」としての道に進もうと思ったタイミングって、どんな背景があったのでしょうか?
もともと手を動かすのが好きで、学生の頃は既製品のパーツやワイヤーを使ってアクセサリーを作ったりするのが趣味だったんです。手芸の編み物なんかも好きでした。特別に誰かに見せるとか売るというわけではなく、「本に載っているコレを自分の手で作ってみたい」という好奇心から、作ること自体を楽しむ、そんな感覚でした。
でも年月が経つにつれて、忙しさや環境の変化もあって手を動かす時間がなくなってしまって…。
--そうなんですね。忙しくてモノづくりから離れていたのはいつ頃のことですか?
社会人になってからですね。
作るよりも、買うようになった、というのもあると思います。 自分で作るアクセサリーよりも、「ちゃんとしたジュエリー」を求めるようになりました。
作るよりも、買うようになった、というのもあると思います。 自分で作るアクセサリーよりも、「ちゃんとしたジュエリー」を求めるようになりました。

YOKO YOSHIMURA Still Pearl Earrings
--大人の階段をのぼった、という感じでしょうか!
自分でハンドメイドするようなアクセサリーと、”ジュエリー”の境界線を認識したのって何かきっかけはありましたか?
自分でハンドメイドするようなアクセサリーと、”ジュエリー”の境界線を認識したのって何かきっかけはありましたか?
私には姉が2人いるんですけど。
私、3人姉妹の末っ子なんですよ。 当時、1番上の姉がキレイなネックレスとかを買ってきていたんです。で、「いいなぁ。こんなの私も欲しいなぁ」と思って。 それでこういうきらびやかな、でも自分でも手が届く「ジュエリーっていう世界」があるんだな、というのを知ったんです。
私、3人姉妹の末っ子なんですよ。 当時、1番上の姉がキレイなネックレスとかを買ってきていたんです。で、「いいなぁ。こんなの私も欲しいなぁ」と思って。 それでこういうきらびやかな、でも自分でも手が届く「ジュエリーっていう世界」があるんだな、というのを知ったんです。

YOKO YOSHIMURA Still Pearl Earrings

--なるぼど~、YOKOさんはファーストジュエリーって覚えてますか?
覚えてます!社会人になって初めてのお給料で購入したんですが、有名ファッションジュエリーブランドさんで・・・。
--そういえば、急にごめんなさい、私とYOKOさんて同い年なんですよ!もしかして、当時とくに流行ってたブランドの?
はい、ageteさんで・・・。
--やっぱり!今や全国区のブランドさんですが、当時はまだそんなに店舗も多くはなくて・・・。私が記憶にあるお店は新宿フラッグスに入っていて、当時たくさんお客様がいらしてたのを覚えています。
うんうん、今もありますよね!
私のファーストジュエリーは表参道のお店で購入しました。
なつかしいです!!
--それが、再び自分で作ってみようと思ったのはどんなきっかけがあったんですか?
作りたい欲が再び動き出したのが、コロナ禍で家にいる時間が増えた頃でした。何かに没頭したくなっていたタイミングで、Domestika(ドメスティカ)
というスペインのオンライン講座サービスの中にあった彫金講座に出会ったんです。
海外の方が講師で、字幕もついているのですが英語とかで。

ビギナー向けなので、真鍮をカットして、ロウ付けして、ポストをつける…本当に基礎的な内容でしたが、久しぶりにものづくりに没頭できて、「もっと本格的に学んでみたい!」という気持ちが湧いてきました。「彫金」という言葉も、それがきっかけで知ったんですよ。
--久しぶりに手を動かしたときの気持ちが忘れられない感覚だったんですね。
彫金というコトバを知って、学べるところを探している時点では、販売しようとかブランドをやろうとまでは考えていなかった?
最初は本当に「ちょっと販売もできたら面白そうだな」くらいの気持ちでした。
でも学校を探しているうちに、ラヴァーグにたどり着き、ブランド立ち上げコースがあることを知って、興味が一気に広がっていきました。 私は元々SEの仕事をしていたのですが、転職して営業チームに配属されたところで、なんとなく自分の働き方やこれからの人生を見直すようなタイミングでもありました。
でも学校を探しているうちに、ラヴァーグにたどり着き、ブランド立ち上げコースがあることを知って、興味が一気に広がっていきました。 私は元々SEの仕事をしていたのですが、転職して営業チームに配属されたところで、なんとなく自分の働き方やこれからの人生を見直すようなタイミングでもありました。



--働き方に悩む時期って、定期的にきますよね。私もそうでした。
色々スクールを調べられて、ラヴァーグの他には検討されてましたか?
他のところはそもそも通うのに現実的ではなくて。
見学もせずにウェブサイトを見て決めました。
受講料もそれなりにかかるので(笑)どうせなら販売もしてみたかった。ただただ学ぶだけではなくて、目標があった方が身が入るはず!と思ったのも大きかったです。
数あるスクールの中で、なぜラヴァーグを選んだの?
--数あるスクールの中で、ラヴァーグを選んでくださった理由についてもう少し詳しくお聞きしたいです。
Webサイトなどを見てくださったとのことですが、どんな点に魅力を感じましたか?
Webサイトなどを見てくださったとのことですが、どんな点に魅力を感じましたか?
一番大きかったのは、実際に学んでいる方々の姿が見えること、そしてその実績を公開していることでした。ウェブサイトに卒業生のブランド紹介やインタビューが掲載されていて、技術やノウハウを学ぶだけでなく、ブランドとして形にするところまで支援してくれるんだと感じたんです。それは、他の彫金教室やスクールは全然かなわないような説得力がありました。
--職業(IT系)が全く違うところから飛び込みまれた時の心境ってどんなでしたか?
あとに引けない覚悟と、その時にすごくモチベーションが高かった。働き方に疑問を感じていた時期でもあったので、金額的には大きな決断でしたが、やる気の波が来ていたんです。

--やる気が勝った。
その時のワクワク感が、話してて伝わってきました! 入学前は不安もあったと思いますが、実際に通ってみてどうでしたか?充実した時間は、過ごせたでしょうか。
その時のワクワク感が、話してて伝わってきました! 入学前は不安もあったと思いますが、実際に通ってみてどうでしたか?充実した時間は、過ごせたでしょうか。
年齢層も幅広く、みなさん本当に真剣に取り組んでいて、刺激を受けることが多いです。制作の技術だけじゃなくて、ものづくりに対する姿勢そのものが学びになるというか。
製作されている机の上や、先生との会話からもその方のことがなんとなくわかる環境でした。
--「ジュエリー」という共通言語、特に同じ目標に向かって学んでいる同士ですもんね。コトバを交わさなくても、それぞれの存在が刺激になっていたんですね。


先生も堅苦しい感じはなく、年齢的に自分に近かったり、比較的お若いスタッフさんもいるので質問もしやすくて楽しく通えるスクー ルだなと思います。
--それはよかったです!家族や友達など、周りに前例がない、新しいことに挑戦している時って漠然と不安になることもありますよね。そんな気持ちに寄り添えるスクールでありたいなと思います。
他に、「ラヴァーグ学びの場所として選んでよかった」と感じた瞬間はありましたか?
他に、「ラヴァーグ学びの場所として選んでよかった」と感じた瞬間はありましたか?
実際に先生たちがブランドの職人さんだったり、ブランドの運営をされているの で、実践的なことを教えてもらえる環境に安心感があります。

--お仕事されながらの通学だったと思うので、足が向きにくい・腰が重いと感じることもありましたか?
いつも工房に行くと先生たちが、爽やかに笑顔で挨拶してくださるので、毎回「今日もやっぱり来てよかった」という気持ちになります。
会社とも全然違った雰囲気だし、やっていることも違うので、逆に気分転換になってました!
何より、自分で入学を決めて、自分でお金を払って来ているので、気乗りしないなんてことは言ってられないというか、発想にありませんでした!
--なるほど、納得です!
ところで、学びの質がどうかって、自分自身のやる気、取り組みと周りの存在との2軸だと思っていて。普段の講師や仲間の存在からは影響を受けましたか?
私が入学したのは、コロナは一段落したけどまだマスクが必須だったので、周りの生徒さんに少し話しかけることを遠慮していました。その中でもやっていることを見たり、先生との会話を聞いたりしていると、もう習うフェーズは越えていて、「スクールを作業場として活用しているんだな」とか「お仕事として製作しに来ているんだな」ということを肌で感じて。
自分も頑張らないと、 と本当に刺激になります。
そんな感じでつい最近まで他の生徒さんとの繋がりがなかったのですが、デザイナーズフェスタに出展することになり、出展者の生徒さんと繋がれたことは本当に良い機会でした。

デザイナーズフェスタへの挑戦とその成果
--ここからは最初に話題にした、「デザイナーズフェスタ」への出展についてお話を伺いたいです。まず、出展を決断したときの心境を教えてください。
アントレプレナーコースを受講して、ブランドの構築について学んでいたんですが、「販売」という実践のステージにはなかなか踏み出せずにいたんです。仕事との両立もありましたし、ボリュームの ある彫金やCADのレッスンをこなすことに夢中になっていたというか…。でも、せっかくブランドを作るなら、どこかで覚悟を決めて一歩を踏み出さなきゃいけないとずっと思っていて。

--学ぶことって気持ちのいいことだけど、まだ安全地帯って感じがします。
自分でもわかってるからこそのもどかしい気持ち、とてもよくわかります。
そんなときに、デザイナーズフェスタが5年ぶりに復活すると聞いて、「これは絶好の機会かも」と思ったんです。迷いもあったけれど、この機会を逃したら、また一歩が遠のいてしまう気がして…。それで、出展を決意しました。
--きっと、いいタイミングだったんですね。
会社勤めしながらの準備は、大変だったんじゃないですか?
会社勤めしながらの準備は、大変だったんじゃないですか?
はい、本当に大変でした(笑)。
私は制作スピードがあまり早くない方なので、限られた時間の中でどうやって完成度を上げるかが課題でした。外部の業者さんや、ラヴァーグの刻印サービスなども活用しつつ、効率とクオリティの両立を目指しました。

--その点で、出来高としてはどうでしたか?
目標達成できましたか?
そうですね。その点ではクリアできたかなと思います。
でも、価格の面ではまだまだ調整の必要があるので、「これを頼んだらこうなるんだ」とわかりいい経験になりました。
商品として販売することを前提に、価格を意識しながらデザインから制作まで一 通り取り組んだ経験は、コースの課題に取り組んでいるだけでは得られない、ジュエリーブランドとしてやっていくための大きな学びと成長につ ながったと思います。
商品として販売することを前提に、価格を意識しながらデザインから制作まで一 通り取り組んだ経験は、コースの課題に取り組んでいるだけでは得られない、ジュエリーブランドとしてやっていくための大きな学びと成長につ ながったと思います。



YOKO YOSHIMURA Drop Earrings
--今までの「スクールでの学び」から大きく外へ出た。その感覚、経験が大きかったんですね。
今回、一歩踏み出したことで、見えた景色ってありましたか?
今回、一歩踏み出したことで、見えた景色ってありましたか?
すごくありました。実際にお客様と対面して、自分の商品を手に取っていただく瞬間の喜びは、言葉にできないほど大きかったです。
「かわいい!」と何度も試着してくださったり、「探してたんです」と言っていただいたり…。そんな反応が本当にうれしくて。
「かわいい!」と何度も試着してくださったり、「探してたんです」と言っていただいたり…。そんな反応が本当にうれしくて。
接客って緊張するイメージがあったんですが、やってみたらとても楽しかったです。一方で、自分の言葉でうまく説明しきれなかったり、お声がけのタイミングに迷ったり、課題もたくさん見つかりました。
--お客様から反応をいただくって、とても励みになりますよね。
「売らなきゃ!」っていう切羽詰まった接客ではなく、楽しめたことはすごく前向きなことですね!
今回の出展では、好意的にお話をきいてくれるお客様も多くて。声を掛けてもスルーされる方もいらっしゃいましたが、あまり気にならなかったです。
周りも知っている生徒さんがいたり、安心できる状況でチャレンジできたからかもしれません!

デザイナーズフェスタでお客様に「探していたんです」と声を掛けてもらったというパールのリング。
ブランドストーリーにもある「祖母のジュエリーボックス」を彷彿させるクラシカルなデザインが、懐かしくも洗練された空気をまとっていて素敵でした。(春原)
ブランドストーリーにもある「祖母のジュエリーボックス」を彷彿させるクラシカルなデザインが、懐かしくも洗練された空気をまとっていて素敵でした。(春原)

--いいスタートが切れた感じが、お話から伝わってきます!
今後もどこかで出展、あるいは出店されることがあるかと思うのですが、この経験をどう活かしたいですか?
今後もどこかで出展、あるいは出店されることがあるかと思うのですが、この経験をどう活かしたいですか?
実践に踏み出すことで、ブランドの世界観の表現について考える機会にもなったので、それをどう突き詰めていくか、どう届けていくか、作戦を練っていきたいと思っています。
この展示会に向けて、オフィシャルサイトも整えて公開しました。試行錯誤で、ブランドストーリーに対して作ってきた商品がマッチしているのか?悩みながら進めていたので、正直に言うと十分ではなかったところもあったなと。それでも一度カタチとして完成させ、世に出したことは必要なステップだったと感じています。今後の課題としては、ブランドとしての軸を作りながらもお客様のニーズを肌で感じ、取り入れながら進んでいきたいです。
この展示会に向けて、オフィシャルサイトも整えて公開しました。試行錯誤で、ブランドストーリーに対して作ってきた商品がマッチしているのか?悩みながら進めていたので、正直に言うと十分ではなかったところもあったなと。それでも一度カタチとして完成させ、世に出したことは必要なステップだったと感じています。今後の課題としては、ブランドとしての軸を作りながらもお客様のニーズを肌で感じ、取り入れながら進んでいきたいです。

YOKO YOSHIMURA Official site


デザイナーズフェスタでお客様に「探していたんです」と声を掛けてもらったというパールのリング。
ブランドストーリーにもある「祖母のジュエリーボックス」を彷彿させるクラシカルなデザインが、懐かしくも洗練された空気をまとっていて素敵でした。(春原)
ブランドストーリーにもある「祖母のジュエリーボックス」を彷彿させるクラシカルなデザインが、懐かしくも洗練された空気をまとっていて素敵でした。(春原)
成長の実感と、目に見える“変化”
--ここまでのお話を伺っていて、ラヴァーグで学んだこと、そしてそれをデザイナーズフェスタという実践の場に出したこと。YOKOさんの中でたくさんの変化があっただろうなと感じています。
先生のおっしゃる通りです!技術面でいうと、レッスンを重ねるうちに彫金やCADでできることが増えてきた実感 がありますが、特に成長できたなと思うのは、業者さんへの依頼がスムーズにできたときですね。少し専門的な話になりますが!
最初の頃は業者さんに行くのもこわいというか、心理的なハードルをとても高く感じていました。
今回外注をしてみて、彫金をやっていたからこそ、やりとりの中で業者さんが言っていることが理解できたと思っていて・・・。自分でやったからこそわかることがたくさんあった、という実感があります。

YOKO YOSHIMURA stripering
--ブランド運営って、商品開発、制作のことだけでなく、「いかに届け、伝えるか」に時間を割くことが必要になってきますよね。
思い切って加工を外注に出すことは、今後活動を広げていく上で大事なポイントだと思います。
技術だけでなく、考え方やブランドに対する意識も変わってきましたか?
技術だけでなく、考え方やブランドに対する意識も変わってきましたか?
そうですね。「ジュエリー好き」という個人的な情熱で始めたものを、今では「お客様がどんな気持ちで手に取ってくださるか」まで考えるようになりました。
ただ好きなだけでは、届けきれないというか…。アントレプレナーコースで学んだビジネス的な視点も活かしながら、少しずつ自己表現のジュエリーから「ブランドオーナー」としてのジュエリーを作ることへと意識が変わってきているように思います。
ただ好きなだけでは、届けきれないというか…。アントレプレナーコースで学んだビジネス的な視点も活かしながら、少しずつ自己表現のジュエリーから「ブランドオーナー」としてのジュエリーを作ることへと意識が変わってきているように思います。

YOKO YOSHIMURA stripering


YOKO YOSHIMURA Flower Earrings

−−実は、今回のデザイナーズフェスタのメインビジュアル(展示会の広告画像など)を制作するにあたり、一部YOKOさんの商品を撮影に使用させていただいたんですよね。
上司に、いい意味でたくさんの人に受け入れられそうな、商業デザインとしてクオリティが感じられる出展ブランドを探していると相談をしたところ、紹介してもらったのがYOKOさんでした。
YOKOさんはジュエリーのデザインを考えるときに意識していることってありますか?
上司に、いい意味でたくさんの人に受け入れられそうな、商業デザインとしてクオリティが感じられる出展ブランドを探していると相談をしたところ、紹介してもらったのがYOKOさんでした。
YOKOさんはジュエリーのデザインを考えるときに意識していることってありますか?
ブランドコンセプトはまた別にあるのですが、イメージはクラシカルな雰囲気が好みの30代~の女性に向けて、仕事中でも邪魔にならず心地よく着けられる、実用面にも配慮したジュエリーを軸に考えています。

YOKO YOSHIMURA flowererarrings
--ご自身に近いようなイメージで、考えられているんですね。
個性的なファッションで自己主張するのではなく、「日常にちょっとした彩がほしいんだよな」って思っている人に、気負わず着けててもらえるようなイメージでデザインしています。
--その感性がYOKOさんならではですね。YOKOさん自身の醸し出す空気感とリンクしていて、共感される方も多いのではと思いました!
印象に残っている“言葉”と、ラヴァーグという存在
--ラヴァーグで学んでいて、特に印象に残っている“言葉”や“教え”はありますか?
あります、すごく印象に残っている言葉が。アントレプレナーコースの最初の講義で、校長先生が言ってくださった一言なんですけど…私、そのときは何気なく、一般的で安価なジェルボールペンでメモを取っていたんですね。そのとき先生に、「そのペンを使っている人からジュエリーを買いたいと思う?」と聞かれたんです。
--あ、それはドキッとしますね…!

はい、まさに。
私がこれまで会社 員として関わってきた業種、仕事では、そこまで細かく印象を意識する場面はあまり多くありませんでしたので、最初は「え、そんなところまで?」と驚き、ハッとしました。
お客様にとってジュエリーはお客様が特別な思いやイベントのために選んでくださるもの。細かな部分まで世界観や信頼感を表現できるかが大事なん だと気づかされました。
私がこれまで会社 員として関わってきた業種、仕事では、そこまで細かく印象を意識する場面はあまり多くありませんでしたので、最初は「え、そんなところまで?」と驚き、ハッとしました。
お客様にとってジュエリーはお客様が特別な思いやイベントのために選んでくださるもの。細かな部分まで世界観や信頼感を表現できるかが大事なん だと気づかされました。
--そういう言葉って、ふとした瞬間に背筋を正されますよね。
その言葉を今になって、どう感じてますか?
販売の現場に立ってみて思うのは、確かに「パジャマ着てる人からジュエリー買いたくないよな」って(笑)
極端な話ですが!
--パジャマ!確かに。


ブランドロゴはYOKOさんの作るジュエリーに繋がるデザインで、ショップカードも素敵でした。(春原)
SEの仕事も今の仕事も、そこまで着飾る必要がない業界なので。
人から見た、ビジュアルの印象を気にするBtoCの仕事ではないが故に、気付かなかったポイントでした。新しい視点をいただいたな、と思って。 自分もジュエリーは素敵な人から買いたいな!って、改めて思いました。 あとは、ラヴァーグでブランディングを学んで、マーケティングの全体像みたいなのが見えた・触れた、という感じでした。
人から見た、ビジュアルの印象を気にするBtoCの仕事ではないが故に、気付かなかったポイントでした。新しい視点をいただいたな、と思って。 自分もジュエリーは素敵な人から買いたいな!って、改めて思いました。 あとは、ラヴァーグでブランディングを学んで、マーケティングの全体像みたいなのが見えた・触れた、という感じでした。
--私もジュエリーは素敵な人から買いたいです!
そこで、ジュエリーを商品として扱う上での心構えができたんですね。
ラヴァーグというスクール自体については、YOKOさんにとってどんな場所だったと感じていますか?
ラヴァーグというスクール自体については、YOKOさんにとってどんな場所だったと感じていますか?
「憧れを現実にする新しい扉」
…そんな場所だったなと、今振り返って思います。ジュエリーって、なんとなく「自分では作れない」「ブランドなんて立ち上げられない」って印象があるし、思い込んでいる人も多いと思うんです。でも私はラヴァーグに出会って「あ、できるかもしれない」「挑戦してみたい」って気持ちが湧いてきた。
今では、自分のブランドとして世の中に出すことができましたし、確かに「新しい扉を開けた」そんな感覚があります。

ブランドロゴはYOKOさんの作るジュエリーに繋がるデザインで、ショップカードも素敵でした。(春原)
これからの展望と、未来の生徒さんへのメッセージ
--今までの学びと今回の経験から、YOKOさんは今、お客様にどんなジュエリーを届けたいと思っていますか?
ありきたりになってしまうかもしれないんですけど・・・。
さりげなく着けられるシンプルさの中に、YOKO YOSHIMURAらしいポイントを忍ばせたジュエリーを作りたいです。その上で、お客様の「ここが気に入ったから選んだ」決め手になると嬉しい。
毎日身につけて、そのジュエリーを選んだときのこと、気に入ったこだわりのポイントを目にすることで、その時の「ワクワクした気持ち」を思い出しながら繰り返しときめいてもらえると最高ですね。
毎日身につけて、そのジュエリーを選んだときのこと、気に入ったこだわりのポイントを目にすることで、その時の「ワクワクした気持ち」を思い出しながら繰り返しときめいてもらえると最高ですね。
--ありきたりなんてことは全然ないです!YOKOさんならではの、これからYOKO YOSHIMURAのジュエリーに出会うお客様にとって 押しつけがましくない、柔らかな心地よい表現だなと思いました。

最後に、これからジュエリーブランドを目指す方やラヴァーグへの入学を検討中の方へ、YOKOさんからメッセージをお願いします!
私は少し歩みがゆっくりでしたが、それでも今回のデザイナーズフェスタという機会を得てブランドデビューを果たすことができました。ラヴァーグは自分次第でいくらでも可能性を広げられる場所だと思います。気軽に相談できますし、答えが返ってくる環境というのは、実はなかなかないです。少しでも興味があれば挑戦してみることをお勧めします!
力強いメッセージをありがとうございます。これからさらにジュエリーに本腰を入れるために作戦を立てていくというYOKOさん。YOKOさんらしい感性の、たくさんの女性に愛される素敵なジュエリーを楽しみにしながら、応援し続けます!

YOKO YOSHIMURA
101歳の祖母が大切にしているジュエリーボックス。
世代を超えて受け継がれたシンプルなゴールドのリング、トップの真珠がくるくると回るリング、長年愛用された翡翠のペンダントトップ…。 記憶とともに呼び出される感情、ジュエリーとともに紡いだ時間。
祖母が生き生きと語るジュエリーの物語には、彼女の人生が色鮮やかに映し出されていました。 祖母の手は皺が刻まれ柔らかで温かく、美しくもキュートで、その手にジュエリーが良く似合っていました。
いくつになっても、お気に入りで愛おしいジュエリーと共に、軽やかさと可愛らしさを、 時には強さとしなやかさを纏いながら私たちは、 美しい日常の特別なストーリーを生きていく。
YOKO YOSHIMURAは、身に着ける人の日常がもっと美しく輝くように、ひとつひとつのフォルムに心を込めて、 可憐さとしなやかさを宿すミニマルなデザインを目指しています。
世代を超えて受け継がれたシンプルなゴールドのリング、トップの真珠がくるくると回るリング、長年愛用された翡翠のペンダントトップ…。 記憶とともに呼び出される感情、ジュエリーとともに紡いだ時間。
祖母が生き生きと語るジュエリーの物語には、彼女の人生が色鮮やかに映し出されていました。 祖母の手は皺が刻まれ柔らかで温かく、美しくもキュートで、その手にジュエリーが良く似合っていました。
いくつになっても、お気に入りで愛おしいジュエリーと共に、軽やかさと可愛らしさを、 時には強さとしなやかさを纏いながら私たちは、 美しい日常の特別なストーリーを生きていく。
YOKO YOSHIMURAは、身に着ける人の日常がもっと美しく輝くように、ひとつひとつのフォルムに心を込めて、 可憐さとしなやかさを宿すミニマルなデザインを目指しています。