世界最大の天然石の祭典へ ─ ラヴァーグ生徒が体験したツーソンジェムショー2025
世界中の宝石商・デザイナー・鉱物コレクターが集まる、世界最大の宝石見本市「ツーソン・ジェム&ミネラルショー」。
2025年2月、ラヴァーグジュエリースクールでは、生徒を引率してこの特別なイベントを訪れる海外ツアーを実施しました。
現地での買付体験、素材選び、ベンダーとの交渉、そしてセドナ観光まで──
“学びの延長線上にあるリアルな現地情報”をこのツアーに引率として帯同したスクール講師岡野が5日間の様子をレポートします。
2025年2月、ラヴァーグジュエリースクールでは、生徒を引率してこの特別なイベントを訪れる海外ツアーを実施しました。
現地での買付体験、素材選び、ベンダーとの交渉、そしてセドナ観光まで──
“学びの延長線上にあるリアルな現地情報”をこのツアーに引率として帯同したスクール講師岡野が5日間の様子をレポートします。
ツーソンジェムショー&ミネラルショーとは?
街全体が宝石であふれる、世界最大級のイベント
アリゾナ州ツーソンで毎年開催される「Tucson Gem & Mineral Show」は、世界中のバイヤーや天然石・鉱物愛好家が集う祭典です。
ツーソン市内のホテル・モーテル・駐車場や空き地などを活用し、ツーソン中に約50の会場が設置され、街全体が天然石や化石の買い付けイベント一色になる期間です。
ツーソン市内のホテル・モーテル・駐車場や空き地などを活用し、ツーソン中に約50の会場が設置され、街全体が天然石や化石の買い付けイベント一色になる期間です。
多くのジェムショーでは、ダイヤモンドやカラーストーン、化石、原石、宝飾品の素材などが展示・取引されます。
開催時期はウィンターショー(1月末〜約2週間)と夏の終わり(8月下旬〜約2週間)の年2回開催されていて、ラヴァーグでは2025年のウィンターショーに生徒さんとスタッフ合わせて10名で参加しました。
日本ではなかなか出会えない天然石との出会いがあり、プロの仕入れ現場を直接見られる貴重な機会。 ラヴァーグのツアーは、この“世界の天然石市場”を、講師と現地コーディネーター引率のもと、安心して体験できるプログラムとして企画されました。
開催時期はウィンターショー(1月末〜約2週間)と夏の終わり(8月下旬〜約2週間)の年2回開催されていて、ラヴァーグでは2025年のウィンターショーに生徒さんとスタッフ合わせて10名で参加しました。
日本ではなかなか出会えない天然石との出会いがあり、プロの仕入れ現場を直接見られる貴重な機会。 ラヴァーグのツアーは、この“世界の天然石市場”を、講師と現地コーディネーター引率のもと、安心して体験できるプログラムとして企画されました。
スクール主催だから実現できた、安心と学びの海外買付けツアー
英語が苦手でも挑戦できる交渉サポート
海外での天然石の買付けは、多くのジュエリー制作者にとって憧れであり、同時にハードルも感じる行為かもしれません。
今回のツアーでは、ラヴァーグ講師陣だけでなく、ツーソンジェムショーのスペシャリストである日本人コーディネーター前田氏のサポートを受けながら会場を回り、通訳や価格交渉のサポートをしてもらいました。
参加者からは 「英語が苦手でも安心して交渉に挑戦できた」 「実際に現地でしかお目にかかれない鉱物を見て、ストーリーを聞きながら素材を選ぶ経験は何にも代えがたい」との声が寄せられました。
今回のツアーでは、ラヴァーグ講師陣だけでなく、ツーソンジェムショーのスペシャリストである日本人コーディネーター前田氏のサポートを受けながら会場を回り、通訳や価格交渉のサポートをしてもらいました。
参加者からは 「英語が苦手でも安心して交渉に挑戦できた」 「実際に現地でしかお目にかかれない鉱物を見て、ストーリーを聞きながら素材を選ぶ経験は何にも代えがたい」との声が寄せられました。
生徒が語る「参加を決めた理由」
また、参加の決め手には次のような理由が挙がりました:
「本場のツーソンの空気を感じたかった」
「アメリカ産ターコイズを自分の目で見て選びたかった」
「スクールの仲間や先生と行ける安心感があった」
世界最大規模のイベントで、圧倒的な数の石を見て、世界中のベンダーとコミュニケーションを取りながら自身のブランドの仕入れを行う、生徒さんのブランド設立に力を入れているラヴァーグならではのツアー価値が実感できる旅となりました。
「本場のツーソンの空気を感じたかった」
「アメリカ産ターコイズを自分の目で見て選びたかった」
「スクールの仲間や先生と行ける安心感があった」
世界最大規模のイベントで、圧倒的な数の石を見て、世界中のベンダーとコミュニケーションを取りながら自身のブランドの仕入れを行う、生徒さんのブランド設立に力を入れているラヴァーグならではのツアー価値が実感できる旅となりました。
成田からツーソンへ — 世界中の天然石が集まる街へ出発!
広大なアリゾナの大地を走り抜けてツーソンへ
今回のツアーは、成田空港を出発しロサンゼルスで乗り継ぎ、アリゾナ州フェニックス国際空港へ。
フェニックスではレンタカーを借り、アメリカの広大な荒野を横目にハイウェイを1時間半ほど走ると、宝石の街ツーソンに到着しました。
実はツーソンにも国内線の空港はありますが、街全体が「ツーソンジェムショー」の会場となるため、移動の自由がきく車移動がおすすめでした。
フェニックスではレンタカーを借り、アメリカの広大な荒野を横目にハイウェイを1時間半ほど走ると、宝石の街ツーソンに到着しました。
実はツーソンにも国内線の空港はありますが、街全体が「ツーソンジェムショー」の会場となるため、移動の自由がきく車移動がおすすめでした。
仕入れ会場は街中に点在しており、会場間はそれなりに距離があります。
一つの会場で買付けを終えても、「あの石、やっぱりもう一度見たい!」ということもしばしば。 そんな時、車があることで行動範囲がぐっと広がりました。
参加者全員でワゴンに乗り込み、次の会場へ向かう車内では、買付けた石の話や発見の喜びで大盛り上がり。
最終日に訪れるセドナ観光も含め、自由に動けるレンタカー移動はこのツアーの大きな成功ポイントでした。
一つの会場で買付けを終えても、「あの石、やっぱりもう一度見たい!」ということもしばしば。 そんな時、車があることで行動範囲がぐっと広がりました。
参加者全員でワゴンに乗り込み、次の会場へ向かう車内では、買付けた石の話や発見の喜びで大盛り上がり。
最終日に訪れるセドナ観光も含め、自由に動けるレンタカー移動はこのツアーの大きな成功ポイントでした。
入国準備とショー登録
渡航前には、ESTA(電子渡航認証)の登録を出発48時間前までに済ませる必要があります。
また、ツーソンジェムショーの会場によっては事前登録が必要な場合も。 今回参加予定の中では、「JOGS Tucson Gem & Jewelry Show(ジョグス)」のみ、オンラインでの事前ID登録が必要でした。
また、ツーソンジェムショーの会場によっては事前登録が必要な場合も。 今回参加予定の中では、「JOGS Tucson Gem & Jewelry Show(ジョグス)」のみ、オンラインでの事前ID登録が必要でした。
各ジェムショーでの経験と発見
Day1 | JOGS Gem & Jewelry Show ─ 圧倒的スケールと緊張感
ツーソン最大級のショー「JOGS」(ジョグズ)では、世界中の業者が所狭しと並び、圧倒的なスケールに参加者は息をのむほどでした。
今回のツアーで入場した会場の中で唯一事前にID 登録が必要で、出展側も厳正な審査をクリアしたベンダーだけに販売許可が降りるオフィシャル感の強い、日本でいう国際宝飾展に近い雰囲気でした。
生徒さんの感想:
「少し緊張感のある雰囲気だった」
「大量のターコイズを前に真剣に吟味した」
「石の種類と量に圧倒された」 など、
初日から一気に“現地の熱気”に飛び込んだ一日となりました!
今回のツアーで入場した会場の中で唯一事前にID 登録が必要で、出展側も厳正な審査をクリアしたベンダーだけに販売許可が降りるオフィシャル感の強い、日本でいう国際宝飾展に近い雰囲気でした。
生徒さんの感想:
「少し緊張感のある雰囲気だった」
「大量のターコイズを前に真剣に吟味した」
「石の種類と量に圧倒された」 など、
初日から一気に“現地の熱気”に飛び込んだ一日となりました!
ツーソン入りして一つ目のジェムショーだった為、比較対象がない状態でとりあえず様子見のスタンスでJOGSの売り場を見て回りました。
結果的にですが、初日に一番敷居の高い会場で品質と価格の基準を目の当たりにしたことで、“素材を見極める眼“や“買う買わないの基準“を作ることが出来た絶好のスタート地点となりました。
結果的にですが、初日に一番敷居の高い会場で品質と価格の基準を目の当たりにしたことで、“素材を見極める眼“や“買う買わないの基準“を作ることが出来た絶好のスタート地点となりました。
現地天候について:
JOGSはほとんどが室内だったので陽射しの心配はありませんでしたが、2月のアリゾナは風は涼しくても陽射しは強いの帽子やサングラスは必須。
服装は基本Tシャツや長袖シャツで、朝晩の冷え込みに対応出来るように羽織れるジャケットや薄手のパーカーを持っておくのがちょうど良い感じでした。
仕入れ会場での食事について:
各ジェムショーには数は豊富ではないものの、フードトラックが出ているので食事に困る事はありませんでした。
ギリシャ、コリアン、メキシカンなど選択の幅はそれなり。
ただ、このツアー通して実感したのは2025年時点での日本円の弱さでした。
天然石の重さが1カラット増える毎に電卓を叩き、お昼の軽食の度に「この1食で¥2500オーバーかぁ。。。」となるので次第に夕食はファストフードやスーパーのお弁当でバランスを取るようになりました。
特にハンバーガーチェーン店のIn-N-Out Burgerはみんなに大好評で、滞在中何度もお世話になりました。
JOGSはほとんどが室内だったので陽射しの心配はありませんでしたが、2月のアリゾナは風は涼しくても陽射しは強いの帽子やサングラスは必須。
服装は基本Tシャツや長袖シャツで、朝晩の冷え込みに対応出来るように羽織れるジャケットや薄手のパーカーを持っておくのがちょうど良い感じでした。
仕入れ会場での食事について:
各ジェムショーには数は豊富ではないものの、フードトラックが出ているので食事に困る事はありませんでした。
ギリシャ、コリアン、メキシカンなど選択の幅はそれなり。
ただ、このツアー通して実感したのは2025年時点での日本円の弱さでした。
天然石の重さが1カラット増える毎に電卓を叩き、お昼の軽食の度に「この1食で¥2500オーバーかぁ。。。」となるので次第に夕食はファストフードやスーパーのお弁当でバランスを取るようになりました。
特にハンバーガーチェーン店のIn-N-Out Burgerはみんなに大好評で、滞在中何度もお世話になりました。
Day2 | 22nd Street Show ─ バザールのような活気と買付け
翌日は、天然石だけでなく化石や鉱物インテリアなど、バザールのように多彩な素材が並ぶ「22nd Street Show」へ。
・「なんでもバザールみたいで楽しかった」
・「恐竜の骨格標本や鉱物標本など、宝石以外の展示にも感動」
など、 好奇心を刺激する空間が広がっていました。
前日の経験を踏まえ、買付にも落ち着きが出てきた参加者が多く、「石を楽しんで見る余裕ができた」という声も。
・「なんでもバザールみたいで楽しかった」
・「恐竜の骨格標本や鉱物標本など、宝石以外の展示にも感動」
など、 好奇心を刺激する空間が広がっていました。
前日の経験を踏まえ、買付にも落ち着きが出てきた参加者が多く、「石を楽しんで見る余裕ができた」という声も。
石の買い方:
基本1カラット(重さ)でいくら、という量り売りがスタンダード。
このアリゾナ産のターコイズは1個単位で購入する場合は$1.76×重さで取引。
箱ごと買うなら1カラットにつき$0.88でOK。というルールでした。
基本1カラット(重さ)でいくら、という量り売りがスタンダード。
このアリゾナ産のターコイズは1個単位で購入する場合は$1.76×重さで取引。
箱ごと買うなら1カラットにつき$0.88でOK。というルールでした。
基本の価格設定はやはり希少性と人気で決まっています。
例えば、閉山していて人気もあるスリーピングビューティー産や、鮮やかなスカイブルーに黒・褐色のマトリックスが特徴的なキングマンターコイズなどは1カラット$4〜5が2025年現在の仕入れ相場でした。
ただ、この価格はあくまで交渉のベース価格。 ここから交渉の余地はたくさんありました。
「現金で買う場合はいくらになる?」
「もう少し量を買ったらいくらにしてくれる?」
本当に並んでいる石のチョイスのセンスが自分と合うベンダーには「自分が日本に帰った後もあなたから買うにはどうしたら良い?」など
自分がただの石好きでなくジュエリーブランドを運営していて、ツーソンには素材の買い付けで来ている事など、こちらにとっては当たり前の前提を伝える事も大切です。
名刺を渡したりインスタの相互フォローをするなどして“顧客として見てもらう“為のコミュニケーションも有効でした。
私自身、ジュエリースクールの講師であったりブランドのエングレーバーである事をきっかけに繋がったベンダーが出来たことはこのツアーの収穫でした。 何より、たとえカタコトであっても共通の興味について話が出来るってことは楽しいですよね。
例えば、閉山していて人気もあるスリーピングビューティー産や、鮮やかなスカイブルーに黒・褐色のマトリックスが特徴的なキングマンターコイズなどは1カラット$4〜5が2025年現在の仕入れ相場でした。
ただ、この価格はあくまで交渉のベース価格。 ここから交渉の余地はたくさんありました。
「現金で買う場合はいくらになる?」
「もう少し量を買ったらいくらにしてくれる?」
本当に並んでいる石のチョイスのセンスが自分と合うベンダーには「自分が日本に帰った後もあなたから買うにはどうしたら良い?」など
自分がただの石好きでなくジュエリーブランドを運営していて、ツーソンには素材の買い付けで来ている事など、こちらにとっては当たり前の前提を伝える事も大切です。
名刺を渡したりインスタの相互フォローをするなどして“顧客として見てもらう“為のコミュニケーションも有効でした。
私自身、ジュエリースクールの講師であったりブランドのエングレーバーである事をきっかけに繋がったベンダーが出来たことはこのツアーの収穫でした。 何より、たとえカタコトであっても共通の興味について話が出来るってことは楽しいですよね。
Day3 | Pueblo Gem & Mineral Show ─ “見る目“が育つ最終買付日
3日目は、ホテルの敷地を改装して開催された「Pueblo Gem & Mineral Show」(通称プエブロ)へ。
「Puebloが一番お手頃で好みの石が多かった」 「ハイクオリティな素材が揃っていた」といった声が多く、 これまでの経験を通して、石の品質や価格を見極める力が確実に成長しているのを実感。
買付の最終調整を行う参加者も多く、最も充実した1日となりました。
「Puebloが一番お手頃で好みの石が多かった」 「ハイクオリティな素材が揃っていた」といった声が多く、 これまでの経験を通して、石の品質や価格を見極める力が確実に成長しているのを実感。
買付の最終調整を行う参加者も多く、最も充実した1日となりました。
これまでの2日間でツーソンジェムショーの経験値を積んだ状態で臨んだこのプエブロが、適度な石の質、価格的にも制作者として使いやすい石が多く、それぞれがセンスの合うベンダーとの出会いもあり、我々一行にとって一番マッチした会場でした。
一旦別のジェムショーに行き、また戻ってきてここで買い物をした程、ツーソンツアーの買い付けのハイライトがここプエブロでした。
一旦別のジェムショーに行き、また戻ってきてここで買い物をした程、ツーソンツアーの買い付けのハイライトがここプエブロでした。
その日の夜にはプエブロでガイドの前田さんより紹介してもらったインレイ職人のデイヴィッド氏と交流を持つことが出来、流れで彼のアトリエにご招待いただき、研磨機材の紹介やインレイ工程の一部を見せていただく機会に恵まれました。
事前のスケジュールではこの時間帯、ステーキハウスで本場のお肉を楽しむ予定でしたが、全員一致で夕食は昨日と同じハンバーガーで構わないからアトリエに行きたい!という意見が揃ったので予定を変更しました。
こうした予定外の好機にも柔軟に対応できたのは、現地事情に詳しいコーディネーター前田さんの存在があった事とレンタカー移動をしていた事が効いた事例でした。
事前のスケジュールではこの時間帯、ステーキハウスで本場のお肉を楽しむ予定でしたが、全員一致で夕食は昨日と同じハンバーガーで構わないからアトリエに行きたい!という意見が揃ったので予定を変更しました。
こうした予定外の好機にも柔軟に対応できたのは、現地事情に詳しいコーディネーター前田さんの存在があった事とレンタカー移動をしていた事が効いた事例でした。
Day4 | セドナ観光 ─ 大地のエネルギーを感じる時間
最終日は、ツーソンから少し足を伸ばし、スピリチュアルスポットとして名高いセドナへ。
実はこのセドナ観光も含まれていたからツアーに申し込んだという生徒さんも少なくなく、「単純な買い付けだけではアメリカまでなかなか来れなかった」、「現地でしか体感できない自然・環境・歴史を感じられた」という声がありました。
スピリチュアルに造詣が深い人も興味のない人も、教えてもらいながら一緒に瞑想をしてみたり、インディアンの聖地である赤土の川沿いで大きな石の上で物思いに耽ったり。
自由な行動を取る時間がある事でこの異国の土地を印象的な場所として自分のものにしていけた、そんな欠かせない時間に出来ました。
実はこのセドナ観光も含まれていたからツアーに申し込んだという生徒さんも少なくなく、「単純な買い付けだけではアメリカまでなかなか来れなかった」、「現地でしか体感できない自然・環境・歴史を感じられた」という声がありました。
スピリチュアルに造詣が深い人も興味のない人も、教えてもらいながら一緒に瞑想をしてみたり、インディアンの聖地である赤土の川沿いで大きな石の上で物思いに耽ったり。
自由な行動を取る時間がある事でこの異国の土地を印象的な場所として自分のものにしていけた、そんな欠かせない時間に出来ました。
生徒さんの感想:
「景色がとても良かった」
「ボルテックススポットでエネルギーを感じた」
「制作のインスピレーションが湧いた」など、
心身を整え、旅の学びをゆっくりと消化する時間となりました。
“素材を探す旅”から“自分を見つめ直す旅”にもなった、印象的な締めくくりでした。
「景色がとても良かった」
「ボルテックススポットでエネルギーを感じた」
「制作のインスピレーションが湧いた」など、
心身を整え、旅の学びをゆっくりと消化する時間となりました。
“素材を探す旅”から“自分を見つめ直す旅”にもなった、印象的な締めくくりでした。
参加者の声
「スクールの仲間と行けて安心だった。人の作品を見て刺激を受けた」
「普段関わらない人と過ごし、新しい価値観に触れられた」
「前田さんの通訳と先生方のサポートが心強く、海外でも不安がなかった」
「ジェムショーだけでなくセドナまで行けたのは、ラヴァーグツアーならでは」
アンケートでは、満足度「大変満足」が全体の8割以上を占める結果に。
“学びと感動が両立した旅だった”と多くの参加者が語ってくれました。
「普段関わらない人と過ごし、新しい価値観に触れられた」
「前田さんの通訳と先生方のサポートが心強く、海外でも不安がなかった」
「ジェムショーだけでなくセドナまで行けたのは、ラヴァーグツアーならでは」
アンケートでは、満足度「大変満足」が全体の8割以上を占める結果に。
“学びと感動が両立した旅だった”と多くの参加者が語ってくれました。
ツアーを通じて感じた学びと成長
ツーソンでの経験は、単なる買付旅行ではなく「制作者としての感性を磨く時間」でした。
ジェムショーごとに異なる世界観、石の価格の幅、ベンダーとのやり取り──
その一つひとつが、これまで学んできた技術を“実践する場”として意味を持ちました。
実際に現地で自分の目で石を見て、手に取り、様々な国のベンダーと対面で交渉して仕入れるという経験は、 日本ではなかなか得られないリアルな判断力を育ててくれました。
ラヴァーグでは、こうした現場体験を通じて「自分のブランドを持つための力」を身につけることを大切にしています。
買付けの知識、交渉のスキル、審美眼── ツーソンでの5日間は、まさにそのすべてを実感できる“学びの延長線”でした。
ジェムショーごとに異なる世界観、石の価格の幅、ベンダーとのやり取り──
その一つひとつが、これまで学んできた技術を“実践する場”として意味を持ちました。
実際に現地で自分の目で石を見て、手に取り、様々な国のベンダーと対面で交渉して仕入れるという経験は、 日本ではなかなか得られないリアルな判断力を育ててくれました。
ラヴァーグでは、こうした現場体験を通じて「自分のブランドを持つための力」を身につけることを大切にしています。
買付けの知識、交渉のスキル、審美眼── ツーソンでの5日間は、まさにそのすべてを実感できる“学びの延長線”でした。
引率スタッフより ─ 次の挑戦へ向けて
世界の宝石市場を肌で感じ、学びの先にある“現場”を見に行く。
この経験を通して、生徒の皆さんの表情がどんどん変わっていくのが印象的でした。
最初は戸惑いながら石を見ていた方も、後半には価格交渉を楽しみ、 自信を持って選ぶ姿に成長を感じました。
ツーソンジェムショーは、世界中のクリエイターが集うエネルギーの源です。 その空気を感じることで、ジュエリーづくりの視野が確実に広がります。
次回のツアー開催は未定ですが、ラヴァーグでは今後もこうした“世界で学ぶ機会”を企画していく予定です。
ぜひ次はあなた自身がその現場に立ち、自分の「好き」と「表現」をつなげてください。
この経験を通して、生徒の皆さんの表情がどんどん変わっていくのが印象的でした。
最初は戸惑いながら石を見ていた方も、後半には価格交渉を楽しみ、 自信を持って選ぶ姿に成長を感じました。
ツーソンジェムショーは、世界中のクリエイターが集うエネルギーの源です。 その空気を感じることで、ジュエリーづくりの視野が確実に広がります。
次回のツアー開催は未定ですが、ラヴァーグでは今後もこうした“世界で学ぶ機会”を企画していく予定です。
ぜひ次はあなた自身がその現場に立ち、自分の「好き」と「表現」をつなげてください。
ツアーを通じて得られた“学び”
・海外の宝石市場を実際に見ることで、素材の相場やトレンドを把握
・石の品質・カット・色味を直接比較し、“自分の審美眼”を養う
・買付・交渉の現場を体験し、制作者としての視野を広げる
・接客に活かせる天然石の買い付けエピソードができた
仲間や講師との交流を通じて、創作へのモチベーションを高めた海外での経験が、ジュエリー制作に対する考え方や“選ぶ力”を成長させるツアーとなりました。
・海外の宝石市場を実際に見ることで、素材の相場やトレンドを把握
・石の品質・カット・色味を直接比較し、“自分の審美眼”を養う
・買付・交渉の現場を体験し、制作者としての視野を広げる
・接客に活かせる天然石の買い付けエピソードができた
仲間や講師との交流を通じて、創作へのモチベーションを高めた海外での経験が、ジュエリー制作に対する考え方や“選ぶ力”を成長させるツアーとなりました。
この記事を書いたスタッフ
岡野 匠吾
Lavagueジュエリースクール講師
ハワイアンジュエリーブランド《プアアリ》のメインエングレーバー(彫り師)であり、ラヴァーグの講師として2012年より在籍。
彫金・WAX・銀粘土だけでなくハワイアン彫り、洋彫りの授業など幅広く担当している。
Lavagueジュエリースクール講師
ハワイアンジュエリーブランド《プアアリ》のメインエングレーバー(彫り師)であり、ラヴァーグの講師として2012年より在籍。
彫金・WAX・銀粘土だけでなくハワイアン彫り、洋彫りの授業など幅広く担当している。

