ーー今回依頼していただいたこちらのデータをちょっと解説して行くと、こういう厚みが均一な板状のCADデータを3Dプリンタで造形した場合、一部分が凹んでしまったり変形する事があるので、WAX切削を選ぶ事が多いです。
金属切削機を持っている加工所があまり多くはないというのも理由の一つですが、どちらも造形した後には鋳造をする必要があり、はじめのデータよりも少し縮んでしまいます。
なので通常データを作る時に収縮を見越したデータ作りをする必要性があるんでよね。
一方で金属切削の場合は、データ通りに機械が切り抜いてくれるので、変形の心配や収縮率を見越したデータ作りをしなくても、そのままのサイズで出来上がってきます。
鋳造をする時間と後処理の作業を短縮できるのもメリットと言えますね。
(※2)鋳造=原型を石膏で型取りをし、その中に溶けた金属を流し込んで制作する手法。圧縮されるため、実寸よりも収縮する特性がある。