学校長
松尾琢磨
Takuma Matsuo
平成11年、それまでの宝飾の教育システムとは違う、現場主義の最新設備をつかいこなすことを目的とした学校を設立。
その教育理論が支持され、現役のクリエイターや職人達が通う数少ない学校として成長。生徒数の増加に伴い平成16年に恵比寿に移転。
現在もハワイアンジュエリーの結婚指輪、婚約指輪、オーダージュエリーを手掛ける“puaally”にてクリエイター、クラフトマン、として第一線で活躍中。
日本でも数少ない“Hawaiian Engraver ”として数々の実績を持つ。
目まぐるしく変わる時代との向き合い方
コロナと共に生きていく時代に突入し、苦しかったり残念なことがニュースでよく聞かれますが、見方を変えるとZOOM(ズーム)など距離を吹き飛ばし人が便利にコミュニケーションをとる事ができるようになり世界が良い意味でも大きく変わった。と私たちは感じています。
eコマースと思っていたらライブコマースなどの新しいコミュニケーションも生まれ、通信速度も3G・4G・5Gとどんどん早くなり、ずいぶん便利な時代になりました。まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)です。
世界が大きく変化している中、
私達の教育はどうあるべきなのか。
私達は、常に疑っている事があります。
私達の教育は変化に対応をする事が出来ているのか?
私達の教育は過去のものになっていないのか?
ジュエリーをつくる。という事がカルチャースクールや彫金教室などで趣味を楽しむ学びの時代もありましたが、2008年のリーマンショックを契機に大きく学びに対する社会のスタンスが変わりました。
リクルート社が出版していたケイコとマナブという学びの総合情報誌も廃刊に追いやられるぐらいのショックです。また歴史のあるジュエリースクールも廃業に追い込まれました。
大人の学びは趣味を楽しみ時間を消費できるエンジョイの時代から、自分の生活を守れる知識を追い求める学びの時代へと変わったことを感じました。
大きく時代が変わる中、
ジュエリー業界はどうなっているのか?
ジュエリー業界も変化を求められるのは同じでした。しかしその求められた変化にこたえる事は出来ていない。というのが業界の縮小という答えにつながっていきます。
それは、バブル崩壊から考えると30年近くも時間があったのにも関わらずです。業界全体の売り上げも3兆円産業から約3分の1に縮小してしまっている事は多くの人が知っている事だと思います。
いいものを作れば売れるの嘘。
いまだに数十年前の教育を続けているジュエリーの教育ビジネスをしているところが多く見受けられるのは、経営陣が気が付いているけれど新しい教育を用意できず苦しんでいるか、気が付いていないかのどちらかです。
いまでは当たり前の事ですが、ジュエリーを作るだけでは売り上げが立たない。という事はジュエリーを作ったことがある人であればわかると思いますし、多くの甲府や御徒町のジュエリーメーカーがジュエリーを作れるのに倒産してしまっている事を考えれば答えは明白です。
ジュエリーを作る以外で必要な事は何か?
私達は2005年にジュエリーブランドを恵比寿に立ち上げました。それが今のハワイアンジュエリーブランド“プアアリ”に成長をとげているブランドの始まりです。当然ですが、今のプアアリからは考えられないぐらい残念なスタートを切りました。
暗黒の時代でした。売り上げも現在の100分の1ぐらいの売上しかないスタートを切ってしまったのです。
ジュエリーが作れるのに、下請けで多くのジュエリーブランドの製品の原型を作っているのにです。
でもその暗黒の時代に私達自身が多くの事に気が付くことができた良い時間でもあったように今は思えています。
私達にたりなかったこと。
まずは、そもそも何をつくれば売れるのかが分かっていませんでした。
売れているものを真似すればいいのか、トレンドを追っかければいいのか、それとも他にはないオリジナリティがある誰も作ったことが無いようなものをつくればいいのか・・・
さらに、作ったジュエリーをしっかりお客様に伝える事も出来ませんでした。
お客様のジュエリーを見る目はどんどんレベルが上がっているのに、写真も上手にとる事が出来なかったですし、素敵なキャッチコピーや商品の説明を付ける事も出来ませんでした。
更に、そもそもインターネットやWebサイトの事もそしてネットショップや楽天やYahooショッピングやAmazonのことも、お客としては知っていても運営する側として知識は何もなかったように思えます。
当然店舗運営などは私自身もお店で販売員として働いた経験もなかったので、知る由もなかったですし、顧客管理やカスタマーサービスの知識も何もありませんでした。
Webサイトやネットショップは今では低価格で簡単に作れる時代になりましたが、作ったお店にどうやってお客様を呼ぶのでしょうか?
莫大なお金を持っていればいいのですが・・・ただお店をインターネットに出しても売り上げはほとんど立たないという事だけは多くの優れたネットショップを管理している人に聞いてみれば分かるはずです。
とにかく2005年にジュエリーを作れるだけだった私達がこれまでの時間をかけてブランド運営をし続けて気が付けた事を一言で言うと、ジュエリーを作れるだけではみんなが願っているような売り上げに到達する事はできない。という事です。
私達は2005年にジュエリーブランドを恵比寿に立ち上げました。それが今のハワイアンジュエリーブランド“プアアリ”に成長をとげているブランドの始まりです。当然ですが、今のプアアリからは考えられないぐらい残念なスタートを切りました。
暗黒の時代でした。売り上げも現在の100分の1ぐらいの売上しかないスタートを切ってしまったのです。
ジュエリーが作れるのに、下請けで多くのジュエリーブランドの製品の原型を作っているのにです。
でもその暗黒の時代に私達自身が多くの事に気が付くことができた良い時間でもあったように今は思えています。
私達にたりなかったこと。
まずは、そもそも何をつくれば売れるのかが分かっていませんでした。
売れているものを真似すればいいのか、トレンドを追っかければいいのか、それとも他にはないオリジナリティがある誰も作ったことが無いようなものをつくればいいのか・・・
さらに、作ったジュエリーをしっかりお客様に伝える事も出来ませんでした。
お客様のジュエリーを見る目はどんどんレベルが上がっているのに、写真も上手にとる事が出来なかったですし、素敵なキャッチコピーや商品の説明を付ける事も出来ませんでした。
更に、そもそもインターネットやWebサイトの事もそしてネットショップや楽天やYahooショッピングやAmazonのことも、お客としては知っていても運営する側として知識は何もなかったように思えます。
当然店舗運営などは私自身もお店で販売員として働いた経験もなかったので、知る由もなかったですし、顧客管理やカスタマーサービスの知識も何もありませんでした。
Webサイトやネットショップは今では低価格で簡単に作れる時代になりましたが、作ったお店にどうやってお客様を呼ぶのでしょうか?
莫大なお金を持っていればいいのですが・・・ただお店をインターネットに出しても売り上げはほとんど立たないという事だけは多くの優れたネットショップを管理している人に聞いてみれば分かるはずです。
とにかく2005年にジュエリーを作れるだけだった私達がこれまでの時間をかけてブランド運営をし続けて気が付けた事を一言で言うと、ジュエリーを作れるだけではみんなが願っているような売り上げに到達する事はできない。という事です。
正直で正確な情報を生み続けていきたい。
私達がハワイアンジュエリーブランドのプアアリを成長させる取り組みはすべて生徒の教育に還元する。
店舗運営・ブランドサイト運営・ECサイト運営・楽天やyahooショッピングこれらを通じて得た経験を正直に素早く学校の提供する情報へと変換し続けていく事を約束します。
ラヴァーグ学校長 松尾琢磨