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Lesson6

Lesson6

2本の腕がやがてひとつになっていくリング

線が上手く描けない

Osnapやグリッドスナップはオフにして作業しましょう
線を描く際に意外と足を引っ張るのがOsnapやグリッドスナップです。
Osnapが付いていると知らず知らずのうちにおかしなところにくっついてしまうことがありますし、グリッドスナップがオンの状態だと細かな調整が出来ません。
Osnapとグリッドスナップは便利ではありますが、目的に応じてオンオフを使い分けましょう。

クロスするところは円筒のギリギリ外を狙いましょう
リングの形を決める4本の曲線を描くにあたり、内側の2本の線が交差する部分はTop画面で見て極力円筒のライン外側でクロスするように描きましょう。
ここの距離が遠すぎたり内側に入り込みすぎたりすると誤差も大きくなりますし、最終的に上手く結合(Join)出来なかったりします。

 

クロス部分と円筒の距離はそのままリングの形の誤差につながります。
この距離が近ければ近いほど、誤差も少なくなっていきます。

完成しても結合(Join)が出来ない

断面はしっかり端点同士がくっついていますか?
今回断面内側の端点はレール線にくっつきません。レール線を無視してでも断面同士の端点がくっつくようにしましょう。

 

たとえレール線から離れたとしても、円弧の端点同士がくっつくようにしましょう。

段差が気になる

外ハネになるようなラインになっていませんか?
リングの形を決める4本の曲線を描くにあたり、外側の2本の線がTop画面で言えば上下に開いていくような流れの線になっていると、リングの下側を作った時に段差や折れ目が付きやすくなってしまいます。
リング上から下へむかって自然な流れになるように線を編集しましょう。

 

外側の2本の線が上下に開いていくような流れだと・・・
下側を作った時に折れ目がつきやすいです。
上からの流れを意識して線を編集することで、
折れ目がなくなります。

リングの内側にオープンエッジが出来る

断面はしっかり端点同士がくっついていますか?
断面の端点同士がくっついていることが何よりも重要です。
結合(Join)はオブジェクトの端同士がくっついていないと出来ません。この状態で境界線を複製(DupBorder)で取り出した線を、曲線をプル投影(Pull)でリングサイズのサーフェスに貼り付けてトリム(Trim)をするとトリムした面が壊れてしまうことがあります。

 

円弧の端点同士が離れているということは、そこから出来たサーフェスも離れているということです。 必ず円弧の端点同士をくっつけるようにしましょう。
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