モース硬度とは
1から10までの硬さの基準となり、2つの石をこすり合わせた時に傷がついた方が柔らいという事になり、数字が小さく表されます。
世界で最も硬いダイヤモンドはモース硬度が10というのは有名な話ですね。
ちなみに、このモースという言葉は1812年にドイツの地質学者・鉱物学者のフリードリッヒ・モースによって開発され200年以上たった現代でも使い続けれらています。
宝石以外の硬さの基準としてもつかわれているこのモース硬度も、ルースの硬さがわかる事で使用できる工具を選ぶ事が出来ます。
鋼鉄で作られているヤスリの硬度が7.5となりますので、8以上あるものは金属で傷をつけることが出来なくなっています。
モース硬度が8以上の宝石は、トパーズ(8)、コランダム(9)、ダイヤモンド(10)があげられます。
ちなみに、人間の歯の硬度は7あるようです。結構硬いですね。