ジュエリーの元になっている金属のことを「地金」と呼びます。
特にジュエリーでは貴金属として「プラチナ」「金(ゴールド)」「銀(シルバー)」のいずれかが使用されることがほとんどです。
ここではよく使われるこれらの地金(プラチナ)についての特性を説明していきます。
元素記号 Pt(白金・プラチナ)
プラチナは大気中、高温時でも変色せず、色調は白系ですがシルバーとはまた違った感じで少し黒っぽい、またはグレーのような少し落ち着いた雰囲気の色合いです。
この色合いはブランドごとに違う事が多く、それがブランドの特徴になることもあります。
Pd(パラジウム) Co(コバルト) Cu(銅) Ir(イリジウム) Ru(ルテニウム)などを比率を変えて混ぜ、色を変えることがその代表例として挙げられます。
金属としての希少性や色合い、不変性という観点から結婚指輪や婚約指輪、ハイジュエリーによく使用されます。
プラチナの特性
Pt1000(純プラチナ) 融点1769℃ 比重 21.4
Pt900(Pd割) 融点 1755℃ 比重 19.9
展延性にとても優れていて粘り強いという特徴があります。
Ptロウ (PL1)融点1400
(PL2)融点1240
(PL3)融点1110
※まだ他にも種類があり、メーカーによっても融点は異なるので注意。
- 経年変化する事が無く色味が変わらない。
- ロウ付けなどをしても色が変わらず鏡面を維持できる。
- 薬品耐性がとても強く、王水以外の薬品ではほとんど影響がないです。
- 程よい硬さがあり粘り強い為、ハンドメイド加工に向いている。
- Ptにバネ性を持たせるのは難しく、加工硬化、焼き入れなどをしないとバネ性を持たせることができない。
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