Rhino6 Tips Sweep 1 Railのロードライクの使い方

使用頻度の高いコマンド「Sweep 1 Rail」のロードライクが変わった!

Rhinocerosのコマンドの中でも使用頻度の高い「Sweep 1 Rail」。

レール線に沿って断面線が動くことでオブジェクトが出来るこちらのコマンドも、レール次第ではおかしな形が出来てしまいます。

そんな時に活躍するのが「ロードライク」。

Rhinoceros5ではロードライク「Front」「Right」「Top」と、それぞれの作業平面に対して設定されていましたが、Rhino6からはこの方向を任意に決められるようになりました。

Rhinoceros5と比べると使い方が大きく変わってしまったので、どうしたらいいかわからない人もいるのでは?

今回はこのSweep 1 Railの「ロードライク」について解説します。

Rhinoceros5ではロードライク「Front」「Right」「Top」と、それぞれの作業平面に対して設定されていました

例えば下の左画像のような、うねりのあるリングを作ろうと思った時、単純にSweep 1 Railを使おうとすると、下の右画像のようにひねくれたものが出来上がってしまいます。

うねりのあるリングを作ろうと思った時、単純にSweep 1 Railを使おうとすると、下の右画像のようにひねくれたものが出来上がってしまいます
うねりのあるリングを作ろうと思った時、単純にSweep 1 Railを使おうとすると、下の右画像のようにひねくれたものが出来上がってしまいます

そこで「ロードライク」ですがRhino6の場合、
まずSweep 1 Railコマンドを行った時に表示されるダイアログで
①「ロードライク」にチェックを入れ②「軸を設定」ボタンを押してください。

次に、「軸方向」を聞かれますので、
「0(ゼロ)」>Enterで中心を指定します。
「方向の2点目」を聞かれたら、円に対して垂直、Y軸方向に向かって軸方向を設定します。

「ロードライク」ですがRhino6の場合、 まずSweep 1 Railコマンドを行った時に表示されるダイアログで ①「ロードライク」にチェックを入れ②「軸を設定」ボタンを押してください。
「0(ゼロ)」>Enterで中心を指定します。 「方向の2点目」を聞かれたら、円に対して垂直、Y軸方向に向かって軸方向を設定します。

するとリボルブのように、断面線が設定した軸方向に対してしか回転するようになるため、
下の絵のようにキレイにリングが出来てくれます。

リボルブのように、断面線が設定した軸方向に対してしか回転するようになるため、 下の絵のようにキレイにリングが出来てくれます。

アナログに軸の方向設定をする必要ができたため、
Rhino5と比べ、手間的には少し増えてしまいましたね。
かわりに自由度が上がったといった感じです。

ちなみに、
リボルブと違ってあくまでも「軸方向」なので、
上記では中心「0(ゼロ)」を取ってますが、Y軸方向に向かってまっすぐ軸を作ってあげていれば、
スタート地点はどこでも大丈夫です。

Rhino6になってロードライクがわからなくなった!
って方はお試しください。

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