TOP > コース紹介 > ジュエリーCADコース> ジュエリーの商品開発とは?
JEWELRY PRODUCT DEVELOPMENT
美しいジュエリーは偶然生まれるものではありません。
企画。設計。試作。製造。
それらを理解して、はじめて一つの商品になります。
ラヴァーグジュエリースクールでは、
「作品」を創る技術ではなく、「商品」を生み出す視点で技術を学びます。
ジュエリーの商品開発とは、単にデザインを考えることではありません。 市場を調査し、ブランドの世界観を設計し、デザインを立体化し、製造工程まで考慮した設計を行い、実際に商品として販売できる状態まで完成させること。 そのすべてが商品開発です。
美しいだけでは、ジュエリーは商品になりません。 毎日身につけられる強度。 長く使える耐久性。 石留めできる構造。 磨きやすい形状。 修理やサイズ直しへの対応。 製造コストとのバランス。 こうした条件を満たしてはじめて、一つのジュエリーは「商品」として世の中へ送り出されます。
ジュエリーCADは、 デザインを美しく描くためだけのツールではありません。もちろんデザイン”も”出来ますが、本来の役割は「製造できる設計を造ること」です。自分の作りたいものをただ作るだけならば、とりあえず形になりさえすればいいでしょう。しかし「商品」を造るとなると職人の仕事や製造工程、さらには生産コストのことまで考えながら設計を行います。しかもそれはストレートに、一発で完璧なものが出来るわけではありません。何度も試行錯誤をし、商品として成り立つものにしていくことになります。そうなったとき、毎回手作業で作っていくことを考えると・・・。ジュエリーCADのありがたみがわかるのではないでしょうか。
ここで単純に、商品になるものとならないものを比較してみましょう。
| 商品になるCADデータ | 商品にならないCADデータ |
|---|---|
| 強度を考慮している | 見た目だけを優先している |
| 石留めできる構造 | 石が留められない |
| 鋳造できる | 鋳造できない |
| 磨きやすい | 磨けない |
| 修理できる | サイズ直しできない |
| 量産できる | 一点物しか作れない |
こうやって比較してみると当たり前のことのように感じますが、実際にこれらを考えていないCADデータをよく目にします。CADデータを作ることと、商品として成立するCADデータを設計することは別の技術です。自分の作ったCADデータが、「何故その設計になったのか」しっかりその理由を理解する。説明出来るようにCADデータを作る。商品としてCADデータを作るなら、これがとても大切になります。
ジュエリーは、美しいデザインだけでは商品になりません。 CAD上では完成していても、試作や製造の段階で問題が見つかるケースは少なくありません。 実際の商品開発では、デザイン・CAD・製造の知識を総合的に考えることが重要です。
リング幅や厚みが不足していると、 使用中に変形や破損する原因になります。 見た目だけで設計すると、 耐久性を確保できません。
石座や爪の設計が適切でない場合、 石留め職人でも加工できないケースがあります。
CADでは作れても、 金属として再現できない形状があります。 製造工程を理解した設計が必要です。
細かな隙間や複雑な構造は、 工具が入らず仕上げができません。 完成品質にも大きく影響します。
特に多いのは職人に任せれば大丈夫、と思っている例です。確かに職人はジュエリー制作において高い技術を持っていますが、魔法使いではありませんので出来ないものは出来ません。仮に出来たとしても一度限り。同じものを何個も作ることになる「商品」としては不向きといえます。むしろ設計をする側が職人が加工しやすいように作っておく必要があります。
CADソフトを操作できることと、商品として成立するCADデータを作れることは同じではありません。 ここまでの内容を踏まえて、商品になるCADでは何を考えて設計し、商品としてなぜそれが重要なのか考えてみましょう。
| 設計で考えること | 商品として重要な理由 |
|---|---|
| 肉厚 | 耐久性・変形防止 |
| 石座 | 石留めの安全性 |
| 爪の高さ | 石が外れにくい構造 |
| 隙間 | 研磨・洗浄ができる |
| 重量 | 販売価格とのバランス |
| サイズ直し | アフターサービスへの対応 |
ジュエリーCADで「商品として成立する設計を行う」 ということが見えてきたのではないでしょうか。
ブランドを立ち上げると、 最初に気が向くのはデザインです。 しかしブランドを育てるためには「売りたいデザイン」 だけではなく、「売り続けられる商品」を設計する必要もあります。品質を維持できない・利益を出せない・量産できない・修理対応できない という問題が起こるからです。そしてほぼ間違いなく、あなたのデザインを生み出す力は枯渇します。試しに10個でもいいので、オリジナルのデザインを考えてみてください。かなり大変なはずです。だからこそブランド運営には「商品開発」という考え方が必要になってくるのです。
このあたりはアントレプレナー(ブランド設立)コースの話にもなりますので、興味がある方はそちらもご覧ください。
私たちは、CADソフトの使い方だけを教えるスクールではありません。
デザインを考え、CADで設計し、職人が製造し、お客様の手元に届き、長く愛用される。
その一連の流れを理解してはじめて、「商品開発」ができると考えています。
だからLaVagueでは、Design → Engineering → Manufacturing → Brandという考え方を大切にしています。
デザイン設計
3Dモデリング
彫金・石留め
鋳造・量産
ブランド構築
これらは独立した知識ではありません。商品開発では、すべてがつながっています。CADだけを学ぶのではなく、「商品になる理由」を理解することが、ブランドづくりへの第一歩になります。
●ジュエリーの商品開発とは、企画・設計・CAD・製造・販売までを含むプロセスです。
●商品になるCADデータには、製造・強度・石留め・修理まで考えた設計が必要です。
●CADの操作だけでは商品は完成せず、「製造できる設計」が重要になります。
●ブランドを長く続けるためには、デザインだけでなく商品開発の考え方が欠かせません。
●ラヴァーグでは商品開発を前提としたジュエリーCADを学ぶことができます。
市場調査から商品企画、デザイン、CAD設計、試作、製造、販売までを行い、商品として世の中へ届ける一連の流れです。
現在のジュエリー業界ではCADを使った設計が一般的です。 設計精度や試作スピード、量産性を考えると大きなメリットがあります。
CADは重要な技術ですが、それだけでは商品にはなりません。 製造工程や強度設計、石留め、原価などを理解することで商品開発が可能になります。
はい。 デザイン・CAD・製造を順番に学ぶことで、未経験からでも商品開発に取り組めます。
もちろんです。 商品開発はブランドづくりの土台になります。 商品の企画から販売までを理解することで、自分だけのブランドづくりに活かせます。
Design the Future.
ジュエリーCADはゴールではありません。 その先にある商品開発こそが、ブランドを育てる力になります。
LaVagueジュエリースクールでは、 CADだけではなく、 企画 設計 製造 ブランドづくり まで見据えた実践的な教育を行っています。
