

YO jewelry Interview
デザイナーズフェスタ2025でブランド活動を本格的に開始したデザイナーの笠井葉さんに、ブランドに対する想いやこだわり、ブランド立ち上げに至った経緯、ラヴァーグでの学びや実践を経て得た経験談、今後の展望をインタビューしました。

YO jewelryデザイナー プロフィール
大学で彫金に触れたことをきっかけにジュエリーと出会う。その後就職し販売を経験後ラヴァーグジュエリースクールへ入学。彫金総合コースとアントレプレナーコースを受講し、入学1年2ヵ月でデザイナーズフェスタにてブランドデビューを果たす。【協賛賞】ジェイボックス賞受賞

ブランド立ち上げのリアルな体験談|YO jewelry笠井葉さん × ラヴァーグジュエリースクール
ジュエリーブランドを立ち上げたいと考える方にとって、実際に挑戦した人の声は何よりのヒントになります。
今回は、ラヴァーグジュエリースクールで学びながら、わずか1年2ヵ月でブランド立ち上げを実現したYO jewelryのデザイナー 笠井葉さんをご紹介します。
彼女は「Designer’s FESTA 2025」で初出店を果たし、夢を形にしたその軌跡は、多くのジュエリークリエイター志望者にとって勇気とヒントに満ちています。
笠井さんは、会社員時代の悔しい経験と強い憧れを胸に、ブランド立ち上げの道を選びました。
入学から短期間でブランドを形にする裏には、技術面の工夫や効率的なスケジュール管理、そして多くの努力と決断がありました。
こうした地道な努力と決断の積み重ねが、ブランド立ち上げという大きな一歩を現実のものにしたのです。
この記事では、笠井さんがどのようにジュエリー制作を学び、短期間でブランド立ち上げを実現していったのか、リアルな声とともにお届けします。YO jewelryのブランドや作品に込められた想い、そして今後の展開にも迫ります。
これからジュエリーブランドを立ち上げたい方、新しい挑戦をするすべての方の背中を押してくれる内容となりました。
是非最後までご覧ください!

取材した講師:梅沢
デザインの専門学校でプロダクトデザインを学び、ラヴァーグジュエリースクールでインターン後、
スクール講師として彫金、ワックス、天然石研磨の指導とハワイアンジュエリーブランド「Pua ally」の加工職人を務める。
YO jewelry ブランド立ち上げとDESIGNER'S FESTA2025出展
そんな時、先生方が何度か「え?やらないの?」と軽い感じで聞いてくださって。その言葉をいただくうちに「やってみても良いのかな?」と徐々に気持ちが変わっていきました。 ギリギリまで悩んでいましたが、出るならブランドブースで!と勢いで決めてしまったのは、自分らしいなと思います。

空いている時間でデザイナーさんにお話を伺ううちに自分自身と重なる共通点があったりして、二日目三日目は初日より周りの人との繋がりを感じれるようになりました。
YO jewelryデザイナー 笠井葉さん ブランド立ち上げまでの軌跡
--ジュエリーと出会った最初のきっかけはなんですか?
大学が地元の秋田にある美術大学に進学して、その時縁あって最終的に木工と金工の両方を扱うコースに進んだのですが、そのとき金工を担当されていた先生がジュエリーを専門にされていて、それがジュエリーとの最初の出会いだったと思います
ただ体を動かすのも好きだったので、美術部には入らないで美大に進みました。
絵画の経験が浅い中で唯一自分ができたのが工芸やモノづくりでした。

やっとひと段落して人員も整い、そろそろ石留めなどの技術を教わるタイミングでコロナ禍が訪れてそのまま仕事を終えることになりました。
その頃は憧れていたジュエリーを作るキラキラした世界がいつもちょっと遠くにあって。その時ずっとあった「自分の力で作れるようになりたい」っていう漠然とした思いがブランドを始めるきっかけに繋がったと思います。
最初新卒の時は辛かった店舗販売の経験も今になってはプラスになってると感じています。
コロナ禍の影響で思うような働き方ができなかった時期もあり、その中でも特にジュエリーには、上手く勉強できなかったというモヤモヤがあって、改めて専門的に学び直したいという気持ちが強かったです。
その頃はブランドを作りたいというよりもまずはもう一度しっかりと技術や知識を身につけたいと思っていて、そんな中ラヴァーグジュエリースクールを知りました。
その時話を聞いてくださっていた岡野先生が「色々挑戦して出来るようになったら楽しいと思うよ」と背中を押してくださって、親身に聴いてもらえたのが印象に残っています。
あとはアントレプレナーコースを受講したのがだいぶ大きかったと思います。
ついついぼんやりして「どうしようかな」「今の仕事と両立きついよなー」迷って保留にしていたんです。
ですが、お得に申し込みできる最終日に岡野先生からメールをいただいて、「わ―なんか勢いって大事な気がする!」って思ってこのタイミングを大切にしようと入学を決めました。
友人の結婚式の帰りだったので、パーティードレスのまま夜に恵比寿まで行ったのも良い思い出です(笑)なので学生証の写真パーティードレス姿なんですよね(笑)

もう一回基礎からしっかり学べる彫金総合コースと、いつかお店を持ちたいという思いを実現しやすくなるようなアントレプレナーコースの二つでいこうと岡野先生と話し合って決めました。
当時は社会人との両立だったので、他の学校さんだと取らなきゃいけないコマ数が全然取れなくて、別の社会人スクールだとWAXまでならやれるところとか、商品知識までを教えますというところが多かったので、
ラヴァーグさんの時間が自由なところと彫金を実際に手を動かして勉強できるというところがよかったです。
最初は前職もあったり通う頻度や時間も自由なので土日と平日の学校に来るバランスが難しかったりしましたけど、
段々慣れてきて今は自分のペースで楽しく通えています。

大学の頃は振り返ると沢山ご指導いただいてたとは思うのですが「自分で考えて自分で学びなさい」というスタンスが強かったので、ちょっと独学寄りというか…
なんとなく形にはなるけど根拠は分からないでできちゃうこともありました。
あとは大学の頃は和風の彫金の方がメインだったので石やパールなどのキラキラしたものにはなかなか触る機会がなかったので、現在取り組んでいる石留めの技術も、丁寧かつスピーディーにできるようになりたいです。
その先生のおかげで「よく考えなさい」という姿勢は身について自分の根っこで大事なものになってます。

▲ 笠井さんの大学時代の作品
(アントレプレナーコースで)撮影の事も教えていただいてカメラも自分で購入したので今は自分で商品写真を一眼で撮れるようになって、そういったのはラヴァーグの講習のおかげかなと思っています。
シンプルながら線で動きが出るのがすごく良いなと思って。
今着けているのが当時一番最初に課題で作ったものなんですけど、これができたときに「いつかこういうのを売れる人になれるのかもな」って前向きになれたきっかけになったのでこの課題は印象に残っています。

課題がブランド商品に直結してると思います。
これは商品と違ってアコヤパールではなく淡水パールを使っていたこともあり、今も自分が着けています。
あの時の気持ちを忘れないための、私にとってのお守りのような存在になっています。

▲ 課題で作成した初期のmoving 取材当日も身につけられていました
「YO jewelry」ブランドについて

▲ YO jewelry ロゴマーク
これは、人生の節目に訪れるイベントや忘れられない瞬間──“ちょっとしたご褒美”や“ブライダル”、“誰かへの贈り物”など──
そうしたかけがえのない瞬間が輝き続けますように、という想いを込めたものです。
その煌めきを、ルース(宝石)の輝きと重ね合わせてデザインしました。
アントレプレナーコースのロゴデザイナーさんに何案か手描きのスケッチを持っていって、話し合いを重ねながらイメージを形にしていきました。
その最終イメージを、デザイナーさんにデータ化していただき、現在のロゴが完成しました。
ブランド活動を長く続けるためにも、等身大の自分で向き合いたいと思っていて、自分自身自然体で制作しています。
彫金技法をベースに、シンプルな造形にしたり、あえて動きのある構成にしたりと、私自身が一番遊び感覚で仕事を楽しんでいるかもしれません。
その思いを言葉や写真などを通して常に発信し、いろいろな印象で受け取ってくださった方に手に取っていただけたら嬉しいです。
120%の力や、5回のうち1回うまくいけば良いというのではなく、今の自分が安定してパフォーマンスできる内容を繰り返すことを大切にしています。DESIGNER’S FESTA では出展を決めた段階で、彫金総合コースの「芯留め」までの内容に絞りました。
本当はもっと石がいっぱいあってキラキラっとしてたりとか、理想はすごく上にあるんですけど。
同じものをちゃんとどんな人にでも届けられるっていうのが大事だと思うので今できる事をちゃんと積み重ねていけば、その先に理想がきっと見えてくると信じています。

あとはパールの芯留めを徹底してやろうというところで「moving」だったり「hitotoki」が生まれました。これらのシリーズは、今の私が安定して作れるベストな作品です。
ブランドを成長させていく中で、「安定して作れる」と言えるラインは、基礎・基本を土台にしたシンプルなジュエリーへと自然に落ち着いていきました。
これからさらにジュエリーの幅が広がっていくことを、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
YO jewelryのデザインはシンプルな構成が多いので、ブランドの強みとして素材の魅力をしっかりアピールしたいと考えています。
仕入れの際に自分が綺麗だと思ったのが「上」ランク以上の真珠だったので自分の直感に従って選びました。
アコヤ真珠については、ブランドを始めてから学び始めました。
今年は三重県へ旅行に行った際、真珠島の博物館にも立ち寄り、実際に見学をしてきました。
今は、より深く知識を深めていきたいと思っています。


自分の作るジュエリーにも、そんな気持ちが湧き上がってほしいと思いながら自分もワクワクしながら制作しています。
誰かの心の琴線に触れるようなデザイン、コンセプト、クオリティを考え続けていきたいです。
印象付ける商品名にしたりキーワードを絞ってデザインするようにしています。
SNSを毎日投稿していると、伝えたいことのゴールは同じですけど少しずつ内容は変えたいので、いろんな語彙とかニュアンスとか、いろんな角度から表現をなるべく増やすようになりました。

自分の知っている言葉だけでは不完全だと思っているので、今後はもっと写真の空気感などで言葉にできないニュアンスを伝えられたらと試行錯誤中です。
文章をじっくり読んでくださる方、写真で直感的に感じ取ってくださる方のどちらとも大切な存在です。
展示会での経験と学び
現在もそうですが、彫金総合コースを受講している途中での出店でした。
ただ、出店する以上、お客様にはその過程は関係ありません。
120%の力や「5回のうち1回成功すればいい」という感覚ではなく、今の自分が安定してパフォーマンスできる内容を繰り返すことを大切にしています。
だからこそ、自信を持って提供できる技術の範囲でしっかりと勝負しようと決め、出店を決めた段階で彫金総合コースの「芯留め」までの内容に絞りました。
ありがたいことに、出店前にはラヴァーグの工房でフリー制作ができる期間をいただけたので、「極力この期間は毎日来よう」と決めました。
ただ、家が都内ではなく、電車で片道1時間ほどかかるのですが、その移動時間を有効活用するため、できる作業はすべて電車の中で済ませ、ラヴァーグにいる時間を1分でも増やすぞっていう気持ちで生活スタイルを見直しました。
御徒町に什器を買いに行った時は、乗り換えの時間にネットショップで買える備品は買っておく、恵比寿に着いたらここで死ぬ気で頑張る。そんな感じでしたね(笑)
「今、頑張りたい!」と思ったからこそ、本気でやりきった期間でした。

▲ DESIGNER’S FESTA 2025 展示
什器に使用するカラーを極力静かなグレーや透明素材に統一し、ジュエリーの淡い色合いや輝きを邪魔しないように意識しました。
ただ、展示会1日目にそれだけではお客様の目に留まりにくいと思ったので、2日目からはiPadで簡易的なムービーを作成して流すことにしたんです。
予想以上に、期間中にタブレットでムービーを流すことが視覚的に有効だと感じました。
結果的にお客様の視線が変わったり声をかけていただくことが増え、功を奏したと思っています。
また、3月に参加したあきやさんのロールプレイングは、全てが刺激的で参考になることばかりでした。
普段は工房で一人で作業することが多く、人と話す機会が少ないので、とても緊張しました。
でも、あきやさんの太陽のような明るさに助けられ、安心して学べました。また、他のブランドの方と繋がれたことも初めての経験で本当に嬉しかったです。

▲ 接客ロールプレイングの様子
その頃はまだSNSを運用していなかったのですが、あきやさんが「SNSは1日1回は更新した方が良い」と言っていたのを聞いて、「じゃあ絶対に続けよう」と決めました。
実際に4月2日に開業してからは、ずっと毎日続けています。
前職で販売の経験はありましたが、大きなブランドでの接客と、自分で作ったものを自分で売るスタイルとの違いを、ロールプレイングを通じて学べたのは貴重でした。
その意味でも、自分から前のめりに伝えられるようになったと思います。
自分のブランドに興味を持って話しかけてもらえると嬉しいですね。

ですが、帰りの電車の長い時間で「ちゃんと」とか「しっかり」って便利な言葉だなって思って、曖昧なのに「やってる感」だけ出ちゃう。
もっと具体的にした方が良いなと思って、まずは自分にとっての「ちゃんと」や「しっかり」って何だろうと考え、紙に書き出すことから始めました。
その上で、毎日Instagramを投稿するなど、努力次第でできることから取り組みました。
「続ける」「継続する」というのは自分の努力次第で伸ばせることですし、今後も自分の強みになるところかなと思います。
作り手である自分の言葉で商品の説明をすることで、説明を聞いたお客様が追加で購入してくださったのもとても嬉しかったです。
大きなブランドではないので、ただ様子を伺っているだけではだめだと感じています。
でも、自分の性格的には積極的に踏み込んだ接客は苦手な方で、ロールプレイングを受けていなかったらできなかったと思うので、その経験は非常に印象に残っています。
展示会の成果と今後の展望
SNSを通じて世界と繋がれるという認識はありましたが、やはり自分のアカウントは近しい友人や知人で成り立っていると自覚していたからです。
なので、今回の出ては新しい繋がりを作るのに最適なタイミングだと感じました。
イベント期間中は必死で大きな変化は感じませんでしたが、後日、減ったショップカードや増えたフォロワーを見て、3日間の濃密さをしみじみと感じました。
極力多くのデザイナーさんと交流するようにした3日間でした。
ブランドを運営する者同士共感できるところが多かったり一緒に頑張りましょうね!とか言っていただけて励みになりました。
見てくれているのか?視界に入っているだけなのか?ということも多かったので、限られた時間とブースの中で、ディスプレイだったり商品も含めて3秒立ち止まってもらう、お客様の心を掴むような説明や声かけをもっと工夫したいと思いました。

今の時代に合っている、リサーチしてもらったときに検索に引っかかったり視界にムービーが入ったりっていうところは今後自分なりにもっと工夫できると感じています。
その日購入につながらなくても帰りの電車で思い出して見てもらえたり「いいじゃん」って思ってもらえるように頑張りたいです。
数あるブースの中で、小さな指輪を立ち止まって近くで見るのは、目的がない限りハードルが高いと思うので。同様にホームページなどの改善もしたいです。
当日の3秒が難しくても、その後ふとサイトを覗きたくなるような魅力を作りたいです。
それでもある程度きれいに見せられたので、「意識して作ればもっと磨ける部分だな」と感じています。
それから、他のブランドのディスプレイを見て、人の目線に合わせた高さってすごく大事だなと学びました。
インスタはあまり慣れていなかったんですが、ストーリーを活用するようになったり、今回の展示会で初めてインスタライブにも挑戦しました。
何回か失敗もしましたけど(笑)、やっぱり大事だなと思います。
1月にイベントを控えているので、その時にはもっと明るくできたらと思っています。
今はまだコースの途中なんですが、最近ちょうど憧れていたキラキラした石を使ったビジューの課題に入ったところで、すごく楽しいです。
今はブランドとしてパールジュエリーのイメージが強いんですけど、その枠にとらわれず、やりたい表現や使ってみたい素材にもどんどん挑戦していきたいと思っています。
ブランドデビューしたタイミングで安定してできたのがシルバー地金とパールでのアピールだったので、ゆくゆくは商品の幅を増やして時期とかイベントに合わせて変えられるような柔軟性ももちたいですね。
コース卒業したらいろいろできるようになってると思うので卒業目指して今は頑張りたいですね。
お客様に今年の春4月からオープンしたことを伝えると、好意的に応援の言葉をいただけて嬉しかったです。
なので最初は「出店のタイミング今年じゃないよな」とか思っていたんですけど、結果挑戦してよかったです!
また、他のブースの方のディスプレイを見ることも勉強になり、ブランドとしての課題に気づくきっかけにもなりました。
これから個人でブランド運営していくとなると自分に一番厳しくできるのは自分自身だと思うので、ちょっと気が緩むと、ついついでまもれないのがこわいなと思っていて、今はスケジュール管理っていうのは何よりも大事にしています。
自分の頭の中だけで覚えるのは難しいと思うのでなるべく紙に書きだしたりスマホのカレンダーに入力したり使えるものは使って工夫してやっています。
もともと性格的に「TODOリスト(無印良品のやつ)」がすごく合っていてすごく愛用しています。

▲ 無印良品のTODOリスト
今は確定申告関係がずっと丸ついてますね(笑)。「これ、完全に自分が逃げてることだな」と思いながらも、自覚できるので、いい意味で見て見ぬふりができない状況を自分で作ってます。
「明日でいいか〜」っていうのは怖いですね。
なのでSNSの毎日投稿も、今は大丈夫ですが、もし気持ち的に本当にいっぱいいっぱいになったとしても、予約投稿とかきっとできるので、そういうのをうまく使って、長く続けるために「わーー」ってならないようにしたいと思います。
あとは前の仕事の影響もあるんですけどスケジュールの余白にぎゅって予定を詰め込むような生き方をしばらくしてきて、それに慣れてはいるんですけど、ほんとにのびやかに作ったりブランドを続けていくってなった時に何も考えずちょっとぼんやりする余白のような時間って自分に必要だなって気づいて意識して作るようになりました。
なのでTODOリストを視覚的にクリアできたら「あえて何もしない」時間を意識的に作るように今年はしていますね。

ホームページ講座でお世話になっている八代先生には、これまで作品をお見せする機会がなかったので、「こういうのを作れるようになりました」と伝えられたのもすごく嬉しかったです。
普段は話しかけない工房にいる方との繋がりも、今回のイベントを通して増えました。
「自分とちょっと住む世界が違う人たちだったらどうしよう」とか不安に思っていたんですけど、レセプションパーティー(イベント前の交流会)やイベント期間、表彰式後のパーティーを通して、皆さん自分と同じように悩んでいたり、工夫していたりしていて、
ジュエリーが好きで、楽しくジュエリー制作している人たちなんだと分かりました。
自分にとって「すごい人」であることには変わりませんが、以前よりも積極的に話せるようになったと思います。
ふとした時に「私も頑張るよ!」言ってもらえたりしたときとかは、私も頑張ります!いっしょに頑張りましょ!って言い合ってましたね。
仲良くしてくださる作家さんはたくさん増えました!
「YOKO YOSHIMURA」さん、「MIYUKI TAKANO JEWELRY」さんとも「いつかイベントやれたらいいね」と話しています。
所属とかに関わらずいろんな人といろんなつながりを作りたいです。


YO jewelry 今後の活動について
動き出したブランドを強化するために、日々の練習を頑張って受注対応や新作のコレクションをこまめに発信できるように展開したいです。
長く続けるために価格設定だったり現実的なところも、見て見ぬ振りせず、ちゃんと考えようと思っています。
なので、ふと連絡を取ったときに、ブランドを立ち上げるまでの経緯や近況を伝えると驚かれたり、応援してもらえたりすることが多くて。
そういう感謝の気持ちは忘れないようにしたいと思っています。
いろんな選択をして今に至っているので、この選択が「よかった」「これが正解だった」と思えるまで、今が最高になるように自分で行動していくのみだと思っています。
その上で、まずは自分の考えていることやイメージを整理しながら、今の状態にとらわれず、YO jewelryにプラスしていきたい内容にどんどんチャレンジしたいです。

何気ない日々の中でも身に着けられるジュエリーの提案は大事にしていきたいと思っています。
あとは、肩ひじ張らないデザインの中で、でも「このブランドで買ってよかった」と思っていただけるように、クオリティはもっと高く求めていきたいです。
身に着けてくださったお客様が「買ってよかった」とか「次の新作も楽しみだな」と思っていただける、そんなお店にしていきたいです。
ホッと一息ついたときや、何気ない日々の中でも、気がつけばいつも身に着けている──そんなふうに人生に馴染んでいくジュエリーになれたらいいなと思っています。
だからこそ、日常づかいしていただけることを意識しています。
ちょと前まで「縁があれば…」と思っていたのですが、自分で見つけてチャレンジしていくものだなと思ったので、 できるイベント、自分のつながりを増やせるイベントがあったらどんどん挑戦したいと思っています。

いつも退勤してタイムカード切ってから見よう見まねで残って練習してはいたんですけど、その時には教われる環境ではなかったので、やはりいつも独学になるもどかしさがありました。
今、「教われる」っていうのがすごくうれしいです。
ですがやはり対面で話して商品のコンセプトや想いを伝えることは自分にとっても大切なことだと思っています。
来年1月にはグループ展を行う予定なので、それに向けて誕生石やカラフルなルースを使ったジュエリーなどの今憧れているジュエリーにも挑戦したいです。
なので「YO jewelry」でこんなのも売ってるしこういうのも売ってるってお客様もワクワクするようなものにしていきたいですし、SNSもそれに伴ってどんどんカラフルになっていったら楽しいなと思っています。

取材後、誕生石を使用したアイテムが発表されていました。
また、今はまだ経験がありませんが、いつかは誰かのブライダルジュエリーのように、どっしりと責任を持つお仕事にも挑戦してみたいと考えています。
Silver以上の素材(ゴールドやプラチナ)の扱いもちゃんと自信を持てるクリエイターになりたいです。
読者へのメッセージ
ジュエリー作りは一日でできるようになるものではなく、大きな決断が必要だと思います。
ただ私は、学びや経験は線グラフのように一直線に上がっていくものではなく、螺旋階段のようにぐるぐると回りながら、ゆっくりと向上していくものだと思っています。
ときに上がったり下がったり、遠回りしたりしながらも、気づけば高いところに立っている──そういうものだと信じています。
ものづくりの世界は一朝一夕で身につくことは少ないですが、素材そのものが持つ美しさを知り、それを形にできるようになると、本当に楽しくてたまらないと思います。
その世界が見えるまで、私も一歩ずつ頑張りたいですし、もし悩んでいる方がいたら一緒に頑張りたいです!
ベテランのブランドさんも居れば、初出店を迎えるブランドさんもいて、わたしたち自身もドキドキワクワクして準備を進めています。
まだ構想段階ですがワークショップもやってみないかと積極的な意見も上がっています!
私はDM制作も担当しているのでそこも込みでしっかり頑張りたいと思います。
お話だけでも嬉しいので、もしよろしければぜひ気軽に見に来ていただいて実際に試着して頂けたら嬉しいです!
また、今後はイベント出てにも力を入れていきたいと思っています。 ブランドとしての成長や新作の情報も含めて、Instagramや公式ブログにて発信していくので長く見守って応援して頂けたらと思います。

展示場所:Do Progetto(代々木上原)
開催日時:2026.1.30(Fri)~2.1(Sun)
Open 13:00~ Close 18:00

終わりに
入学当初はおとなしく可憐な印象でしたが、話を伺ううちに、夢に対する熱い想いとそれを形にする力強さ、見えないところでの並々ならぬ努力が伝わってきました。
笠井さんはイベント出店後も新たなイベントに向けて天然石を使った商品開発に取り組んだり、ジュエリーコーディネーターの資格試験に挑んだりと挑戦を続けています
普段の様子やインタビューの言葉からも、成長意欲と夢に向かう素直さが伝わり、インタビューしている私も自然と応援したくなりました。
読者の皆さんもきっと、笠井さんのブランド立ち上げの挑戦に胸を打たれ、応援したくなったのではないでしょうか。
スクール講師としては彫金総合コースとアントレプレナーコースの内容を活かし、ブランドとしてここまで形にできた姿は、まさにモデルケースであり、これからジュエリーブランドの立ち上げを目指す方々にとって、大きな希望と具体的な指針になるのではないでしょうか。
夢を現実に変えるブランド立ち上げの軌跡を見せてくれたYO JEWELRY 笠井葉さんの今後のさらなるご活躍と、ブランドの成長を心から楽しみにしています。

YO jewelry
シンプルで使いやすい、だけどちょっと遊び心もある。人の日々に寄り添うジュエリーを提案するYO jewelryは、この春生まれた新しいジュエリーブランドです。
華奢なラインで重ね付けにもぴったりな一粒パールのリング「hitotoki(ひととき)」や、シンプルかつ洗練された「jiganize(ジガナイズ)」シリーズなど、自分へのご褒美や誰かへの贈り物にいかがでしょうか。
また、パールは全て「アコヤ真珠」、なおかつ質の良い「上」ランク以上のものを直接クラフトマンが選別しています。
潤いのある美しい艶を生かしたパールジュエリーも多数ご用意しています。
人の肌に1番近く、身に纏うジュエリーだからこそ実感できる充足感を、ぜひお手にとって直接お確かめください。