イベント

ツーソンジェムショー2025ツアー

こんにちは。
講師の岡野です。

5月に開催した2回目のラヴァーグタイツアーも大好評で終えたばかりですが、実は早速、次のツアー企画としてアメリカはアリゾナで開催されるツーソンジェムショー2025への参加募集が始まっています!

ちなみに今年のタイツアーの旅行記は引率した長森先生が只今執筆中です。リリースをお楽しみに!
2023年のタイツアー旅行記はこちら

宝飾の仕事をしていると「ツーソン」という言葉はよく聞くものの、個人的には「アメリカの砂漠の真ん中でやっている販売会」くらいのイメージしかなかったので少し調べてみました。

セドナ

ツーソンジェムショーとは

世界3大ジェムショーの一つと言われるアメリカ-アリゾナ州のツーソン(Tucson)という都市で開かれるミネラルショー。

ミネラルショーといえば多くのジュエラーが最初に名前を上げる程、規模も認知度も最大級の鉱物販売イベントで、世界各地の鉱山から集結する天然石は手付かずの結晶や原石、ルース、ジュエリーとして加工されたものから、化石や隕石など。

「地中深く埋まっているものは大体何でも売っている」そうです。
いかにもアメリカっぽい!!

また、扱っているのは鉱物だけでなく、世界から集まるベンダーには国々の特色を活かしたお守りや装身具、南米の織物やアフリカのテキスタイルの器など、情報収集しているだけでワクワクしてくる、飽きのこない滞在になりそうなイベントです。

ツーソンジェムショー会場
アリゾナビーズ

冬と秋の年2回開催され、世界各地から来場者や出展者が集まる。

デザイナー、メーカー、鉱山労働者、卸売業者、コレクターなど、宝石やジュエリーの専門家が幅広い製品を提供。
業界最高のイベントと見なされているツーソンウィンターショーケースは、1月下旬から2月中旬までの期間で開催

一つの街の中に40~50の会場が点在するような規模で、世界中から4,000人以上の売り手と65,000人の訪問者が集まり、宝石や岩石の鉱山労働者、ジュエリーデザイナー、製造業者、ラピダリーアーティスト、クリスタル愛好家、隕石収集家、化石愛好家、ブローカー、愛好家など、業界の専門家の国際的な集まりである。とのこと。

参加経験のある人に会場の様子など聞いても、とにかく規模が大きくて、個人で行った場合は特に、効率良く求めているものを探すのは困難だろうなと感じました。

そこで!

今回もラヴァーグツアーでは、ツーソンジェムショーに強いガイドさんを探して、心強い現地在住歴のある日本人のガイドさんを確保する事ができました!

ツーソンと鉱物を知り尽くした日本人のガイドさんを介して、効率よく安心な買い物をサポートしてもらえるツアーになります。

インディアンターコイズリング
恐竜化石
想像していた化石とスケールが違いすぎた。。

今、海外ジェムショーを体験しておきたい理由

ツーソンに限らずデンバーやフランスのジェムショーのガイドを勤めているガイドさんによると、1回でも現地に行くことで以下の利点があるそうです。

【現地のベンダー(お店・店主)を知り、繋がる事ができる】

ベンダーや現地ガイドと直接繋がっておくことで、その後も日本に居ながらネットでのやりとりや、買い付け代行を利用すれば代理店を経由せず、コストを抑えて少額の仕入れでも継続して購入する事が可能になったり、現地ベンダーが東京のジェムショーに出展した際に安心して購入する事ができるようにもなります。

今では日本の卸業者も毎回は現地に行かず買い付けする方向になっていて、業者に限らず個人の作家さんやブランドもネットとメールで注文しているくらい、当たり前の仕入れスタイルになってきています。

ただ、一回は現地に行ってベンダーの当たりをつけて、自分に合った規模やスタイルのお店を選べるようになっておきたいよね、ということだそうです。

【年々敷居が高くなってきている】

・物価上昇の流れが止まりそうになく、今後も値上がりの影響を受ける可能性が高い。
・参加ベンダーが資本力がある会社だらけになりつつある(安価で買えるお店が減少している)
・ベンダーの世代交代が始まっている(どんぶり勘定OKの良心的な世代から拝金主義の世代へ)
・経済格差によりベンダーが参加しにくくなっている

つまり経済格差、物価高の影響で、買い付けに行くのも店を出すのもコストがかかるようになり、ツーソンジェムショーが気軽な鉱物イベントではなくなりつつあるのだそう。

様々な国からいろいろな人と売り物が集まり、なんでもござれの“ごった煮“の様な魅力が少しづつ失われている気がしていて、それは今後も続きそうだ、と。

だから本来の魅力が残っている今のうちに体験しておく事を強くお勧めするそうです。

ターコイズ
ツーソンジェムショー会場

個人的にはアメリカ鉱山のターコイズを本場のマーケットで豊富な選択肢の中から探せるのが魅力に感じています。

ターコイズは日本でも人気が高いのに、国内の宝飾展だとなかなかちょうど良い価格と存在感のターコイズに巡り合う事が少ない気がしています。。

そして現地アリゾナまで世界最大の鉱物販売ショーに行って買い付けをした経験は今後のジュエリーメイキングにも活きてくるはず!
材料の買い付けもそうですが、現地でしか得られない空気感を感じる事と日本ではお目にかかれないジュエリーをたくさん見られる又と無いチャンスかと思います。

興味のある方はラヴァーグ公式LINEから、「ツーソン&セドナツアー参加希望」のアンケートが届いていますのでそちらをチェックして下さい。

☆申し込み締め切りは11月3日までとなっています☆


↓ツーソンジェムショー小規模会場のオフィシャル紹介動画
https://youtu.be/lmMh90bmejI?si=u-t50lriqdjcSCL2

New Jewelry TOKYO 2022リポート

こんにちは講師の松尾大です。

きょうは待ちに待ったクリスマスですね。恵比寿の街にも沢山の人達で賑わっています。

今月の12月2日-4日に青山SPIRAL 開催された、いま注目度が最も高いジュエリーの合同展示会 New Jewelry TOKYO 2022にラヴァーグジュエリースクールとして出展して来ました。今回の記事では、当日の様子と会場で聞こえてきた声をレポートします。

そもそもNew Jewelryとは、

ジュエリーシーンの「今」を知ることのできるイベントで、青山SPIRALで100組以上の注目度の高いブランド達が集まる、デザイナーズジュエリーブランド達の憧れのイベントです。

来場者の方達は、有名店のバイヤー、目の肥えたジュエリーファン、ショップやギャラリーオーナーなど、3日間で毎年1万人以上の来場者を迎える人気ぶりで、今年で13回目の開催となりました。

今年のNew JewelryTOKYO 2022では、

都市鉱山を再活用し持続可能社会を追求した活動をしているリファインメタルプロジェクトのトークセッションや、実際に協賛しているブランドも多く見られました。

ジュエリーは大昔から貴金属を再利用し循環させているものですが、このリファインメタルプロジェクトでは都市の中で大量に廃棄されている、PCや携帯電話などの電子部品の中にある貴金属を使うことで、サスティナビリティなジュエリーとしての付加価値をつけるプロジェクトです。

そこに賛同したジュエリーブランドには証明としてのその刻印が入れられています。

こういった現在進行形の新しい動きを垣間見ることが出来るのもNewJewelryの楽しみの一つです。

出版記念イベントのトークセッションでは、”運命を変える石の処方箋” の執筆者であり星読み係のyujiさんが登壇した場面では2Fから3Fまで長蛇の列となる人気ぶりでした。

ここ数年の天然石ブームは今後もまだまだ続きそうだと感じました。

ワークショップイベントは、今年も人気の詫間宝石彫刻さんが宝石研磨体験を実施していたり、人気ブランドのhumさんも繊細な和彫り体験を開催されており、大人も子供も楽しそうに参加されていました。

ラヴァーグジュエリースクールでは、

ジュエリーシーンの「今」を追っているNew Jewelryのテーマに合わせて、昨今話題になっているiPadを使ったCADデータ製作が出来るワークショップを企画させていただきました。

事前予約でも早々に満席となり、イベントが始まる前からiPad CADへの期待度を感じることが出来ました。

ワークショップの内容は、CADアプリのshapr3Dを使い、ジュエリーが誰でも簡単にデザイン・設計が出来ることを体感していただくもので、

こちらの6つのデザインの中から好きなものを選んで頂き、一緒に説明しながらデータ作りをして頂きましたが、皆さんあっという間に出来上がってしまう3Dデータに「こんなに簡単に出来るんですか?!」と驚きつつ、楽しんで参加して頂けたようでした。

ブースではこんな風にipadとshapr3Dで作ったサンプルを展示して

シンプルで王道な平打ちリングはモノの10秒で完成!
実際にiPadCADで作ったデザインサンプルも展示したり
3Dデータを作った後、どのようにジュエリーに仕上げていくかの工程なども説明させて頂きました。
iPadCADコース以外にもラヴァーグジュエリースクールの各コースや学校について案内させて頂きました。

中には小学生の親子も飛び入りで参加して頂き、お父さんが教えられているという微笑ましい場面もあり、本当にたくさんの方たちにラヴァーグジュエリースクールを体験して頂けた3日間となりました。

出展されていたデザイナーさんたちもお客様が落ち着いている時間帯に参加して頂き、実際にブランドを運営している中でも、CADは知っていて出来たら便利だけど、中々習得するハードルが高くて…と 躊躇っていた方達が多い中、iPadジュエリーCADを始める一歩目のキッカケにはとても良さそうといった声が聞こえてきました。

実際の来場者の中には、

「今まではジュエリーを見る事や身につけることが好きで、毎回New Jewelryに来ていたけれど、これからは自分でもジュエリーを作れるようになれるといいなぁ。可能であれば自分も販売出来るといいなぁ」という夢を言って下さる方がいらっしゃいました。

ラヴァーグジュエリースクールでは会期中にお話しして下さった方達と同じ夢をお持ちで、実際に通学して普通のOLさんからジュエリーデザイナーになって、新しい自分に出会った方達が沢山いらっしゃいます。

現在通学して頂いている生徒さんのほとんどは、ジュエリー作りをしたことが無いという方達ばかりです。

初めたばかりの頃はおっかなびっくりに見えますが、通い始めていくうちに段々と“真剣に楽しんでいる”姿に変身していくんです。

課題の中で新しいオリジナルの商品が出来上がった時には、出来ましたよ!と嬉しそうに教えてくれると、こちらも本当に嬉しくなります。

一歩を踏み出すことは誰でも迷い、とても勇気のいる事だと思いますが、実際にスクールに通っている生徒さん達は、その一歩を踏み出した事で「だったかもしれない」自分に出会えています。

New Jewelryに出展されているブランドのデザイナーさん達だって、初めはおっかなびっくりで段々と真剣に楽しんでいったはずですよね。

最後に

会期中に足を運んで頂いた沢山の方々へはこの場をお借りしてお礼を言わせていただきます。本当にありがとうございました。

ラヴァーグジュエリースクールは実はジュエリーブランドも同時に運営している会社でもあるんです。

私たちはこれからも常に新しく挑戦をしながら成長を続けています。来年からはまた新しいプロジェクトが発表できると思いますが、そういった運営していく中で得られた生の情報をそのまま生徒さん達ににお伝えできるところ、ここがジュエリーブランド直営のメリットでもあります。

これから新コースのリリースや新しい発信にも是非チェックをして頂きながら、もしもこの記事を読んでいる方で、自分も近い将来やりたい事がある方たちは来年こそ勇気を持って楽しめる1年にして頂きラヴァーグでまたお会いできることを楽しみにしています。

ラヴァーグジュエリースクールのに興味を持たれた方はこちらをチェックしてみて下さい。

https://lavaguejewelry.com/course/

天然石加工修行の為に甲府へ行ってきました!!

こんにちは長森です。

久しぶりの更新となりました!
気づけば今年ももう半分が過ぎ去ってしまい、年のせいか年々時間の流れが早く感じるようになり
最近ぎっくり腰のデビューも果たしました。
#ピクリとも動けず地獄の様な日々

そんなことはさておき、ギックリ腰もしっかりと完治させたところで、
皆さんお待ちかね天然石を加工するコースを新しく設立する為に、甲府でみっちり3日間修行をしてきました!

なぜ今回新しくコースを設立しようかと思ったのかと言いますと、
こんな不安定な時代だからこそ「大切な誰か」の想い出の石や、自分にとって特別な石を、お守りとして身に着けられるように天然石のカットからジュエリー制作まで学んでいけるようなコースを作りたいという想いから企画が始まりました。

また、ゆくゆくはお家で出来る趣味だけでなく、原石から加工した石を販売する副業として繋がっていくように、どうせなら自分の研磨技術がちゃんと生きる力の一部としていけるようになるまで学べる。

そんなコースにしたくて

現役研磨職人さんの力を借りて本格的なカリキュラムを組み立てられました。

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楽しく通う!!その先にあるものとは??

こんにちは。マサです( `―´)ノ

皆さんデザイナーズフェスタお疲れ様でした!!

今年はとんでもなく大盛況でしたね!!

正直、想像を遥かに超えていたのでビックリです!!

ビックリしすぎて中西先生なんて魂抜けてましたよ (=_=)(笑)

さて、今回はデザイナーズフェスタのお話とはぜ~~んぜん関係ありません(笑)

何の話をしたいのかというと…

みんなスクールの同期って誰だか知ってる??

(あっ!同期って年齢じゃなくて、同じくらいに入学した人ね~)

うん。うん。

知らないですよね…

実はデザイナーズフェスタの準備でめちゃくちゃ忙しい時に

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【技術を教えるのだけがラヴァーグじゃないよ!!?】

どーも!こんにちは。マサです!!

今日は先日開催されたお花見について書こうかと思い苦手なパソコンの前に座っております(笑)

さてさて先日のお花見は生徒さんと我々講師陣合わせて総勢30人越えの会となりました。お天気にもすごく恵まれて満開の桜の下で皆さんと美味しいご飯とお酒で大盛り上がりでしたね☆

恵比寿 桜
恵比寿 お花見

ここだけの話…

実は開催前にパプニングが発生しまして…

前日の夜に場所取りのためにブルーシートを敷いていたのですが…

当日の朝確認と荷物を運ぶために公園に行くと…

なんと…

ブルーシートが見事に無くなっていました…

どういうこっちゃね!!!っとあの温厚なアニー先生が男梅ばりに顔を真っ赤にしていました(笑)

急遽新たに敷物を用意して皆さんをお迎えしたわけですよ~(;^_^A

さて!

毎年なんでラヴァーグでは花見をすると思いますか??

ん?

季節行事だから??

うん!うん!

大いにそれはあります。

でもそれだけではないんですよ!!

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