校長です。
ジュエリーを販売しているお店の悩みです。
今の若い子はお金を持っていないそうです。
持っていても、ジュエリーを買わないそうです。
買ってくれるお客は年齢が高い人達です。
企業は、高額商品を販売した方が利益率が高いです。
低価格商品は、売っても売ってもなかなか利益があがりません。
たくさんの販路を持っている。
たくさんの顧客がいる。
この2つがあれば、低価格商品の大量販売ができるのですが、
ほとんどのお店は地域密着型で、地域の人限定でこれまでやってきた。というお店が多いです。
昔は、メーカー。問屋。小売店。この仕組みがしっかりとあったんです。でも、いまはメーカーも小売りをはじめる時代です。問屋さんや地方の小さな小売店はなかなか未来を見いだせないで苦しんでいます。
数年前メーカーズという書籍が話題にあがりました。誰でもメーカーになれる。そんな時代がやってきた。だからみんなメーカーになろう!こんな感じです。この本を持ち上げている人もたくさんいましたよね。
おおくのプライベートブランドが生まれました。みんな今でも戦っています。この話はまた別の日に置いておきますが。
しかし、未来へのチャレンジは必要。と分かっているのですが、目先の売上はもっと大事。だから、どうしてもお金を持っている人をターゲットに経営者は動いていきます。
ずばり、高齢者が喜んでくれるお店作り。商品ラインナップ。
社内にいる営業マンで数字を持っている人達は常に年齢が高い顧客のフォローに力を入れています。
だって、売上がとれるから。
お金のない若いお客人達に時間を割くのであれば、お金を持っている年齢が高い人に時間と労力を割く。当然です。
すると、顧客を持っている営業マンが評価されます。数字をもっているからです。
でも、かけだしの新入社員はどうやって、高年齢の人達のパイプをつくればいいのでしょうか?
気合いと根性?
若い子には苦しい業界になってしまったのかもしれません。だから、若い子が入ってきては辞めてしまう。それを繰り返してしまっているお店が多いんです。
お客を若返らせないと、社員が若返らないんです。
若いお客を集めて、顧客にして、末永い付き合いをするお店じゃないと生き残れない時代になってきたんです。
この問題を解決する方法を真剣に取り組むお店の応援をしていきたいと考えている今日この頃です。
いいアイデアが浮かびました。
こっそり準備をしています。