という事で、帰ってきました。
まぁ、本当に忙しかったです・・・
お買い物も一度もいきませんでした。
もう、本当に修行の旅という感じでした。
まぁ、前回も書きましたが、直接動く事の大切さをとても感じる事ができた旅でした。
今回はとても大きな成果があった事と、これからの道筋も随分明確になりました。
僕自身が今まで積み上げてきたものに、もうひとつプラスされた気がします。
そのプラスをこれからの人達にほんの少しでも役に立てるように頑張っていきたいという気分になっています。
まぁ、道が見えただけで、その道を歩いていく為には色々なハードルとお金がかかります。
だけど、今何をしたらいいのかが分かっただけでも僕は随分気分がいいです。
用意しなくてはいけないもの・・・
努力しなくてはいけないもの・・・
後は、僕のやる気と時間との戦いです。
ハワイという小さな島でも一生懸命頑張って歴史を残してきた人達に感謝をしつつ、僕も頑張っていこうと思います。
ハワイに来て少し感じる事があった・・・
トラディショナル（伝統的）なハワイアンジュエリーブランドと新生ハワイアンジュエリーブランドという感じをいろいろなブランドを見ていると感じられた・・・
ハワイには大きく分けると３つのハワイアンジュエリーのジャンルがあるような気がする。
ひとつは、ヘリテイジやフィリップリカードのような古豪のジュエリーブランド。
もうひとつは、コアナニやマキシのような現代的な要素を取り入れているジュエリーブランド。
そして、屋台で売っているハワイアンジュエリー・・・
屋台も、見て回ると、とっても雑なものや、意外と仕上げにこだわっている屋台までいろいろとあった。
僕自身は伝統的なハワイアンの方がなんだかストーリーがあって好きだけど・・・
マキシやコアナニは人がたくさん入っていた・・・
フィリップリカードやヘリテイジは、やっぱりちょっと高いからかな・・・
モノの動きは他のモノと同じなんだろうな・・・
そして、意外とレーザー溶接機や機械切削機など、デジタルな機器も大きな工房には入っていた・・・
でもね・・・
CADはまだこれからという感じ・・・
マキシやコアナニは本当に今時のデザインが豊富でCADで作っているような原型もいくつかあった・・・
だけど・・・
フィリップリカードやヘリテイジは僕が見た限りではCADは使っていないような気がした・・・
僕自身はCADが先でハワイアンは後だから・・・
新しいハワイアンジュエリーの形が思い浮かぶ・・・
人が集まっているブランドは、CADチックな製品が並んでいる気がした・・・
もちろん、価格も低価格とは言えないラインでね・・・
基本的にハワイアンジュエリーは良い値段の設定・・・
えーーー
この価格！！！
しびれる！！！
でも、美しい・・・
僕自身ここまでしてきた苦労を考えると、理解ができる。
そして、ハワイアンジュエリーの価値のひとつに良い話がある。
基本的に、ハワイアンジュエリーは贈り物という事である。
親から子へ・・・
友人から友人へ・・・
大切な人から大切な人へ・・・
受け継いでいかれる事が前提で作られている。
だから、模様にもいろいろな意味がある。
少しずつブログにもあげていこうと思う・・・
ただダイヤ・・・
ただプラチナ・・・
ただ指輪・ネックレス・・・
と言ったモノとは一線を画している。
“思い”がとても大切なジュエリーである事を強く感じるハワイライフです・・・
昨日は予定通りの日程を終えられた・・・
だけど、さすがに時差の睡魔に押され夜は何もできなかった。
そして、今日はハワイアンジュエリーの中でも、とても伝統的な部類に入るロイヤルハワイアンヘリテイジの工房内を案内してもらう事ができた。
ハワイの工房も日本の工房と少し似ていて、なかなか情報を入手することが困難な環境にある。
僕自身も、ハワイでのサプライヤーや工具やさんの情報を日本で入手することができなかった。
いろいろな情報網を駆使してもなかなか表にはでてこなかった・・・
工具やぐらいは、気軽に教えてくれてもいいのに・・・
と思うが、情報を出したくないという気持ちがわからないでもない・・・
がしかし・・・
今日はとても大きな成果があった。
ヘリテイジのCEOはとても気さくだったことと、ぼくが知りたい事についてすべて教えてくれた。
これは、覚知先生の通訳のおかげでもある・・・
本当に助かる・・・
そして、僕のハワイアンの良きアドバイザーでもあるアネラの稲岡氏にも感謝したい・・・
日本でも有名なマキシのスタッフはとても親切に対応してくれた事と、なかなか入手することが困難だった情報も気持ち良く教えてくれた。
そして、稲岡氏が必ず会ったほうが良いと言っていた、ポイチ氏とも会うことができ、いろいろなアドバイスをもらう事ができた・・・
今回のハワイはとても収穫があった・・・
明日は、もうひとつの大きな予定をしっかりこなしていこうと思う。
あまり時間がない中でも、僕をハワイに送り出してくれた、スタッフに感謝したいと思う・・・
がんばります。
やっぱり、直接会う事はとても大切だという事が改めてわかる・・・
という事で、ゆっくり休む間もなく、海外出張です。
僕は今まで6回～７回ぐらいハワイには行っていますが・・・
今回ほど予定がびっちり入っているハワイは初めてです。
当然といえば当然か・・・
まわらなくてはいけない箇所はどこもこれからの僕達を左右するぐらい意味がある所が多いので頑張ってこようと思います。
まぁ、夜ご飯ぐらいはゆっくりする事が出来るとは思いますが・・・
パソコンも持参でたまった仕事を消化しながら頑張ってきます。
今回の目的は前々回ぐらいのブログで書きましたが・・・
もう1つの目的はやっぱりハワイアンの伝統も受け継いで行きたいとは思いますが、最新設備を導入する事をラヴァーグでも考えているからです。
ハワイの工房の最新設備のレベルがどの程度の設備なのかも興味がある所です。
ラヴァーグも更なる設備投資を考えているので、費用対効果や生徒達の使用頻度などを考えて検討して行きたいと思っています。
また・・・お金がいるのか・・・
でも・・・
しょうがないよね・・・
新しい設備はどんどん生まれてくるのだもんね・・・
社内に内包する部分と外注に出せる部分をしっかり振り分けて考えていこうと思う今日この頃でした・・・
頑張ってきます・・・
甲府に行ってきました・・・
2日間ずっとハワイアンを彫っていました。
甲府というと、日本の宝飾生産のメッカという事をみなさん知っていましたか？
当然のように、多くの職人さんに来ていただきました。
まぁ、質問されるポイントも観点も玄人の人たちでしたが、みんないい人で助かりました。
僕がハワイアンを彫るのに使っているグレーバーマッハという機械を持っている人が意外と多いというに驚きました・・・
が・・・
そのほとんどの人達は、石留めにグレーバーを使っているという事で、こんな風に使いこなす事ができるのか！と新しい好奇心を持ってもらったように感じました。
そして、僕がいた2日間の間に甲府のジュエリーCAD使いの人達がたくさん来てくれた事と、驚く事に機械を買うという人が複数いた事に自分でデモをやっていて驚きました。
もう何年もCADをやっていると、CADでできる事と、CADでできない事がわかってきます。
僕自身もグレーバーを始めたきっかけは、CADプラスアルファを探していたからでもあります。
そして、その事は現在もジュエリーCADを使って活躍している人達にはとても理解をしてもらいやすい事でもありました。
だから、僕自身もCADを使っている中グレーバーを使い始めた事は、一見デジタルとアナログで正反対な事に思えますが、とてもいい判断だったと思いました。
ここ最近・・・
どうしても企画も商業ベースにのるのか、のらないかが軸に物事を考えがちですが・・・
そこから、考える事も大切ですが・・・
好きを続けて、形にしていくというフィーリングも大切なんだなと思いました・・・
やっぱり楽しい事が継続できて、継続する事が形になり、仕事にもなるという事を感じる事ができている今日この頃でした。
甲府の方や、遠方から来られた方もそれぞれの環境があっていろいろと勉強させてもらいました。
僕自身も、仕事としてこの業界にたずさわっているので、しっかりと道筋を付けられるように頑張っていこうと思う2日間でした。
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| 目黒で22年前に学校を開校し、現在恵比寿でジュエリースクール「ラヴァーグ」校長と、ハワイアンジュエリーショップ「プアアリ」のエングレーバーとしても活躍中 |
