簡単にはじめられる事。そうではない事。

Pocket

今日は、ラヴァーグを関西にというお話をいただいた・・

流石に、僕にはまだそんな体力はない・・・

と思っている。

だけど、ちょっと考えてみた。

東京でジュエリーCADを教える学校が僕がCADを教えると決めた時には1校もなかった。

もちろん、甲府にも関西にもなかった。

当時はソフトメーカーやハードメーカーがソフトやハードを売る為の講座的なものはいくつかあったが・・・

だから、僕も最初は苦労した。

いろいろなメーカーに問い合わせをして、足を運び将来的なソフトウェアの戦略やハードウェアの戦略を僕なりに解釈して、ライノセラスを選んだ。

ライノセラスを選んで、ジュエリーバージョンの松村社長に出会って、エヴァンスバージョンのなるしまさんに出会ってと・・・

当時は、いろいろな人に協力してもらい日本初のジュエリーCADの専門学校として恵比寿に開校した。

そして現在に至るが・・・

あの時は実にCADに対してはみんなのんびりしていた・・・

ついこの間なのに、とてもなつかしい感じがしてくるぐらい・・・

それが今は、ジュエリーCADを教えますという場所も人もずいぶん増えてきた。

それは・・・

やっぱりよく考えてみると、教え始めた時に予想していた展開でもある。

簡単にはじめられる事でもある。という事。

今ではCADができるという人も随分増えてきた。

教えるという人達も増えてきた。

しかし、簡単にはじめられるものは、簡単になくなってしまう・・・

そんなビジネスモデルは本当に山ほどある。

一昨年から去年にかけての地金の買取専門店なんてとてもいい例かもしれない。

CADの天才という人達も増えてきている。

やっぱりソフトとパソコンだけでなりたつビジネスなのか・・・

ちょっと昔はなんとかジュエリーCADを広めようというステージだったような気がする。

だけど、今では随分選べるようになってきた。

とてもいい環境になったものだ。

もっと、気軽に、ジュエリーがつくれてもいい時代になっていいでしょ、と言っていたのがとても古い事のような気がする。

これからは、ジュエリーCADを教えるという人や場所が乱立してくるかもしれないが、僕たちラヴァーグはその時にどのステージにたっているのかをみんなで考えてもいいかな・・・

と思う今日の出来事でした。

そういえば、金曜日にはお店の外観の工事が入る・・・

ハワイアンジュエリーも順調に動き始めている・・・

僕自身、本当にCADの技術を身につけて良かったと感じてもいる今日この頃でした。

しかし・・・

CADの仕事がたまっていて、苦しい・・・

頑張ろう・・・

Pocket

やっぱりね・・・

Pocket

という事で・・・

先日、レーザー溶接機がラヴァーグに導入された。

画期的。

であると同時にやっぱりね・・・

使いこなすにはコツがいる。

もちろん、基本的には誰にでも簡単にできる。

ロウ付けよりは全然簡単。

特に、僕の場合はハワイアンを作るのにはやっぱりとても便利。

火を入れないで済むというのは、後々の彫りに関係してくるから・・・

それと・・・

失敗してしまう事もたまにあったりする・・・

そんな時には、地金をそこだけ埋めていくという作業ができるのも、画期的。

ロウで埋めると色合いが変わるからね・・・

だけど・・・

やっぱり、もっと使いこなすにはいろいろとコツがあるような気がする・・・

がんばろう・・・

Pocket

火が使えない原型師が増えている・・・

Pocket

という話を聞きました。

どういう事かと言うと・・・

いわゆる溶接の事をロウ付けと金属工芸では言うのですが・・・

このロウ付けをしないで、レーザー溶接で全てのロウ付けを行っているメーカーやブランドが増えていると言う事です。

まぁレーザー溶接機じたいはとても新しい設備と言うわけではありませんが、まだまだ高額です。

500万円前後するのが一般的です。

僕が知っている彫金教室では、いまだに、ふいごを使ってロウ付けしている学校もあるという事なので随分時代が違ってきたものです。

そんな話を聞いてしまうと、ラヴァーグとしてはそんなに便利なものだという事で、いろいろを検討を重ねてきましたが、このたびレーザー溶接機の導入をする事にしました。

本当に、ロウ付けがいらなくなるのかは使いこなしてみないと分かりませんが、ラヴァーグジュエリースクールのスタンスとして導入せざるを得ないという判断しました。

本当に将来的にはロウ付けがいらない時代がくるのかを検証してみたいと思います。

ちなみに、僕が知っているレーザー溶接機のメリットは・・・

まずは、ロウ目がないという事。

そして、微細なパーツを組み上げるのに適しているということ。

チェーンなどのロウ付けが困難な修理が可能になる事。

火を入れられない石が留まっているリングなどのサイズ直しなども可能になる事。

まぁもっといろいろありますが。

今までのラヴァーグではできなかった事が出来るようになるみたいです。

また、設備投資です・・・

なんとか頑張っていこうと思います。

Pocket

ホームページの作り方。

Pocket

という事で、今回はホームページのお話。

ちなみに僕の周りには既に手作りで技術を極めていたり、CADの技術が相当高かったりする人達がいっぱいいます。

しかし・・・

その技術力を相手に上手く伝えている人はごくわずかです。

そうなんです・・・

僕がよく、スタッフに言うのですが、ニュースは作るだけではダメ。発信してはじめてニュースとして、他の人達に伝わると言う事を・・・

最近ではブログなどで簡単に情報を発信する事が出来たりもします。

いろいろな情報発信ツールが出来上がっていく中。

ラヴァーグではもう一度、ホームページの大切さをみんなに伝えたいと思います。

しかし、ホームページが大切であるというのは知っている人は多いのですが、どうやって作ったらいいのか分からない、お金がかかるのではないか、などなど様々な不安がある人も多いと思います。

そんな中、ラヴァーグはある会社と業務提携を結ぶ事になりました。

その会社はホームページ作成ソフトの“BIND”を開発したデジタルステージという会社です。

実は・・・

最初は断られました。

僕は、ホームページ作成ソフトをいろいろと試してきました。手入力でHTMLを書いてみたり、ホームページビルダー・フロントページ・ドリームウェーバーなどなど、とりあえず買ってみて使って見ました。

それらのソフトを使っていた中、この“BIND”というソフトはとても簡単にスタイリッシュなホームページを作る事ができたので、いろいろな人達にこのソフトをすすめていました・・・

そんな中、やっぱりホームページの大切さやSEO対策など、いろいろな能力が必要になってきました・・・

だから、どうしてもデジタルステージとの提携を実現したかったのです。

そして、大手の流通としか取引をしないというデジタルステージにアクションを起こし続け、担当者にラヴァーグの可能性とこのソフトに感動したという話を一生懸命しました・・・

そして・・・

通常ではありえない、僕らのような小さなジュエリースクールとの業務提携が実現しました。

断られても、あきらめるな・・・という話です。

今では、ラヴァーグのスタッフの多くがこのソフトを含め周辺ソフトの扱いができるようになりました。

そして・・・

ラヴァーグの新しいサービスとして、宝飾業界専門Web広告サービスもはじまりました。

もう既に、数社のサイト製作を手掛けています。

この企画もデジタルステージとの提携が可能にした企画でもあります。

そして・・・

僕はこれからホームページが必要だと思っている人達には、ラヴァーグでサイト作成のアドバイスとサポートを行っています。

どのようなサイトを作成したらよいのか、どのソフトを使いこなすと何が出来るのか、僕らもいろいろな苦労をしてきました・・・

失敗もありますが、結果も出てきました・・・

しかし、僕達はあくまでも宝飾業界専門である事が特徴です。

ただ作るだけではなく、その後の情報発信の質が大切だと言う事を知っているからです。

まぁ、少しずつでもこの業界が活気のある仕組みに生まれ変われるように、僕らのチームは活動して行こうと思っている今日この頃でした。

BINDについての質問や聞きたい事があれば、気軽にラヴァーグにお問合わせ下さい。

これからサイトを作ろうと思っている人達にはとてもお薦めなソフトです。

Pocket

趣味が仕事になるのか・・・

Pocket

というか、自分の好きな事でお金がもらえるようになるのか・・・

という話。

好きな事でも、好きじゃない事でもお金をもらうというのは大変・・・

というか、頑張らない人にお金は渡したくないよね・・・

ありがたくないものに、お金を払いたくないよね・・・

自分で好きな事をやっている人にお金を渡すのだったら・・・

相手が自分の事を考えてやってくれたり、作ってくれたりしたものにだったらお金を払ってもいいよね。

そう・・・

こっちの事を考えてくれている人にはお金を払ってもいいと思います。

僕自身はCADを教えていて、それで多くの人からお金をもらっている。

それは・・・

僕自身がCADをやっていて、今の生活が成り立っているし、これからの道も見えている。

だから、本当にやっていてよかったと思っている。

だから、聞かれたらCADは必要だよ。

と言う・・・

正直、ずーーーと昔にシルバーでクロムハーツみたいなものを作って喜んでいた事もある。

もう、ほとんどパクリ。

でも、それは僕だけの事を見て、僕が作ったので楽しかったし、良かった。

でも・・・

仕事になってくれると、訳が分からないものを作らなくてはいけなかったり、納期に追われたり、納期に追われたりする。

労力に比べて、評価(金額)が低い場合もある。

あれだけ、好きだったのに・・・

好きじゃないときもある。

もう、趣味。なんて言ってられない。

生活もあるし、スタッフもいるし、生徒もいる。

気がつけば、もうちゃんとした仕事。

だけど・・・

最初は僕も趣味だった。

なんだか、かっこよさそう・・・

なんだか、楽しそう・・・

そんなところから始めて、現在に至っている。

僕の場合・・・

趣味が仕事になったパターンだったと思う・・・

Pocket