気が付けば・・・で遅れていた事に気付く。

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ここ最近、新しい事に気が付いた!

と思ったら、出遅れていた事に気が付く・・・

そんな事を繰り返している。

自分がそこにたどり着き、気付けた事を褒めてあげたくなるけれど・・・

世の中上には上がいるものである。

という事にも改めて気が付けた。

いい事だと思うようにしたけど、少し悔しかったりもする。

世の中広いな・・・

行動力というか実行力というか実現力といったところか・・・

実現しているケースもあれば、少し早く気が付いていて目指し始めている人やチームがいる。

もう歩き始めている人に任せた方が余計な体力を使わなくて良いのか・・・

自分達のチームの方がより良いものを生み出せるのか、それともアライアンスが組めるのか・・・

そんな事に頭を悩ませられます。

木を見るより森を見よ。

という言葉があるけど、それでも足りない感じ・・・

土や水や空気や気候を見よ。

というイメージかな・・・

口ばっかりにならない様にして行きたいと思います。

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ハワイアンジュエリーのブライダルリングの選び方。

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夏の終わりが近づいてきている・・・

僕は夏が大好きだからなんだか残念・・・

さて、今日もちょっとお店のプアアリの話。

僕がハワイアンジュエリーを学ばせてもらった時に、いろいろと教えてもらった中、よく言われていた言葉は・・・

トラディショナル。

伝統を守るという事の大切さを教えられた。

だから、マキシやコアナニのように新しいデザインをハワイアンジュエリーにしているブランドが多く生み出されてきている中、僕のブランドはとてもトラディショナル。

とてもシンプルなラインが多い。

マキシやコアナニは流行のシルバーアクセサリーにハワイアンを彫り上げるという新しいジャンルで売上げを伸ばしているように見える・・・

伝統を守る。

口で言うのはかっこいいのかもしれない・・・

だけどマーケティングをしてトレンドに敏感でいるという事もジュエリービジネスをしていく上では大切な事だとも思う。

僕自身、ハワイアンジュエリーを学ぶにあたって、いくつかの約束をしている。

その中でも、一番強く言われたのは、ハワイの文化を広げる事を約束してもらいたい。と言われている。

だから、なかなか新しい事にチャレンジするというより、トラディショナルな製品作りをここ2年間取り組んできた。

店内はトラディショナルなハワイアンジュエリーが多い。

そして、今年の夏から少しずつハワイアンジュエリーの概念にしばられずに、新しいデザインや僕らがつちかってきた、ジュエリーメイキングを融合させた新しいチャレンジを開始した。

伝統を伝えつつ、新しい事にチャレンジ。

そうすると、やっぱりいろいろな事に気がつける。

そして、新しい企画が動き出すと、僕もショップスタッフの盛り上がる・・・

もちろん、僕達はかっこいいと思っていても全然動かないデザインもある。

そんな中、こんなに豪華に作っちゃったらなかなか買えないよね・・・

なんてフラッグシップ的につくった商品が、お客さんに気に入ってもらって買ってもらえると、本当に嬉しかったりする。

単純な事だけど、クリエイター冥利に尽きるという感じ。

値段ではなく、価値を見出してもらえると嬉しい。

いろいろなデザインがある中、そんな商品の共通項は他では見ない商品。

と言われる事が多くある。

やっぱり、普通の商品じゃ・・・

と思ってもらいたいからこんな話を書いているのではない。

普通というか、よくある商品はそんなに大きく目立たないけど、売上げ構成比でいったら、やっぱり一番になる。

たまにしか売れないけど、個性的な商品は動くと目立つし、嬉しい。

そんな感じで2つとも大切と言う話。

洋服屋さんでも、ドレスばっかりではお客様は気軽にはこれない。しかしTシャツばっかりでも大切なタイミングにお薦めする商品もあるはず・・・。

だから、2つ必要。

ドレスばっかりでもだめだし、Tシャツばっかりでもだめなのだと思う。

僕がイメージするドレスとTシャツの比率は・・・

Tシャツ9のドレス1ぐらいかな・・・

まぁ、そんな比率は色々あると思うけどね・・・

そうそう、今日はハワイアンブライダルの選び方というか、選んでくれたカップルが言ってくれた事がある。

僕はとても嬉しかった。

飲食店や美容室でも、お店にお客が付いている訳ではない。

シェフやスタイリスト個人にお客は付いている。

ジュエリーだって、同じだと思う。

お店やブランドではなく、デザイナーやクリエイターにお客が付いていくのが正しいあり方。

そんな話をいただいた。

僕もそう思う。

いろいろなブランドも、ひとりだけで作っているブランドは少ない。

数人で作っている場合もあれば、海外でどーーんと量産しているブランドもある。

量産品も、多くの人に気軽にジュエリーを身につけてもらうためには大切なジャンルでもある。

それは、飲食で言うと・・・

ファミレスや冷凍食品的なのかもしれない。

床屋でも1000円カットみたいな感じなのかもしれない。

決して批判的な意味で言っているわけではなく、そういうジャンルは必要なゾーンだとも思う。

しかしながら、僕達のスケールが目指すところは体力的にもそこではない。

そんな選び方もあるのだな・・・

と思った、ある日の出来事でした。

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マインドマップという思考整理方法が楽しい・・・

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今日は朝から来客ラッシュ・・・

最近いろろなプロジェクトへの声をかけていただいているので、毎日があわただしい・・・

そんな中、ラヴァーグのプロモーションを依頼している人から、“マインドマップ”思考のロジックの整理方法を教えてもらった。

最初はふーーん。という感じだったのだけれども、マインドマップを使ってラヴァーグの未来の話をしてもらうと、非常に分かりやすい・・・

ふーーんが、自分自身でも使えたら・・・

と思うようになった。

そこで、いろいろな書籍が出ている事を知り、読んでみた。

とりあえず自分自身でもいろいろな事をあてはめて考えてみる。

なるほど・・・

なんとなく、整理がしやすい・・・

自分の頭の中を整理するって意外と簡単そうで難しい・・・

おもいついた事をメモする。

という事も、なかなかそのメモの活用は難しかったりする。

そんな中、このマインドマップという整理方法は僕でもわかりやすい。

ラヴァーグから出てきたいろいろな枝がどんどん広がっていくことも楽しい・・・

みんなに進めてみようと思う今日この頃でした。

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ファッション業界、宝飾課という考え方。

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今日は、ビックサイトのギフトショーに行ってきた。

その理由は・・・

今までの僕達のお店のあり方をもう少し見直す事にしたからです。

今まで僕は、このブログの中でも宝飾業界という言葉を良く使っていました。

しかし、ある人につい先日その事について指摘を受けました。

宝飾業界の人は宝飾業界というくくりを持っているけど・・・

私達から見たらファッション業界というくくりの一部です。

実は、僕自身いろいろな所でサマンサタバサをはじめ多くのアパレルメーカーやファストファッションブランドは、衣服だけに留まらず、靴、アクセサリー、かばんにまで商品を広げている。

だから、アパレルブランドのショップに足を運ぶとトータルでファッションを提案している。

しかし・・・

宝飾業界はジュエリーだけ。

ショッピングモールに足を運ぶと、格安のアクセサリーショップには人がいるけど、ジュエリーショップには人はまばら・・・

そんな事は少なくない・・・。

だから、ジュエリーショップもジュエリーだけでなく、ファッションを提案する必要がある。

という話をしておきながら、自分自身は宝飾業界という視点を強く持っていた。

頭が固い・・・

外から見たら僕達の業界はファッション業界。

なんて事がない話だけど、僕はほんの少し感動した。

ジュエリーを提案するというより、ファッションを提案する。

どんなファッションをお薦めしているから、このジュエリーが似合います。

というように、トータルで提案する技術と能力が必要である。

という気持ちを強く持つようになった。

だけど・・・

他と同じものを用意してもしょうがない・・・

新しいモノである必要がある・・・

それでいて潜在的にニーズを感じられるもの・・・

できれば、僕達のジュエリーメイキングのスキルを活かした違う商品企画。

そんな事を考えて試行錯誤していく中。

プアアリというお店を考えると、僕達はあまりにもジュエリーに偏った能力しか有していない。

すぐにファッションをトータルで提案と言っても、なかなか全てを自社開発していく事は難しい・・・

そんな当たり前の事に気がついた・・・

もう頭の中は宝飾業界ではなくファッション業界の宝飾課という考えにスイッチが入った。

今まで積み上げてきたものを活かしながら、新しいチャレンジをはじめる。

その為には他者とのアライアンスを組むと言う決断をした・・・

その第1歩目として、今日はギフトショーに行ってきた。

OEMを依頼する為にね・・・

卸してもらう事は考えない。

どこにでも売っている商品を並べても瞬間でしかないと思うから・・・

自分のところでしか手に入れる事ができない商品をつくり上げる新しい努力をしていこうと思います・・・

さぁ頑張ろう!

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クリエイターズブランドを立ち上げる人達へ・・・

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今日の午前中は学校をクローズした。

そして、ラヴァーグ全スタッフが集まって、近くの会議室でのミーティーング。

なかなか、アルバイトの先生達もひっくるめて全員が揃うのは珍しい・・・。

今日の会議の目的は、ラヴァーグの5年後・10年後のビジョンについて話し合う事だった。

企業としての成長の方向。

予想できる問題やライバルの出現などが話し合われた。

そもそも僕達ラヴァーグの想定するライバルはどこにあるのか・・・

実は多くの人達が思っている所と僕達が思っているところとは少し違っているのかもしれない。

例えば、ラヴァーグに入学している生徒の傾向を見てみると・・・

女性が多い。

社会人が多い。

という事からも、高校生などの学生をターゲットにおいている、ヒコなどの専門学校やクラフトなどの学校とはそもそもターゲットが違っている。

また、彫金教室やジュエリーCADスクールなども業務的にはかぶるところが多いのかもしれないけれども・・・

実は、多くの彫金教室やCAD教室などにはなんとかして生徒を増やし、入学している生徒達を喜ばせてあげてもらいたいと考えている。

どのように生徒を喜ばせていくのかは、ラヴァーグで実践している成功や失敗も伝えていきたいと思っているぐらいである。

できれば、一緒に力を合わせて僕達の業界の未来を切り開いていきたい。

JJFでもラヴァーグを知っている・・・

ラヴァーグが1人勝ち・・・

という話をしてくれた人達もいる。

しかしながら、どう伝わってそういう話になっているのかは分からないけど・・・

毎日僕達は緊張している。

僕達がいる業界がどうなっているのかを考えてみると・・・

本当の意味で勝っているという会社は本当に少ないのではないかと思う。

いろいろな産業というより、日本という国がもしかしたら衰退期を迎えているのでは・・・

と僕は思っている。

スクラップアンドビルド。

壊して創り上げることを指す。一度壊すのか、勝手にもう壊れてしまったのかは分からない。

だけど、今まで信じてきたものを壊す事はとても勇気がいる。

もしかしたら、先輩や偉い人達が行ってきた事を否定する事にもなる。

だけど・・・

僕が考える、ラヴァーグのライバルというか、脅威と考えている事は・・・

まずは、僕達が今の時代に対する対応が遅れているという事。

スタッフの中には英語が堪能な人材はいるけど、韓国語や中国語ができる人材はまだいない・・・

これからのアジアという商圏の中で、10年後を見据えたときには、そのような人材を確保していかなくてはいけない。

新しい人材を採用するのか、今いるスタッフが成長していくのか、それはどちらでもかまわない。

次に、脅威なのはやはり少子高齢化などのラヴァーグの内部要因ではなく外的要因。

ジャパンパワーの衰退。

メイドインジャパンの価値が見えなくなってきている事。

産業としての動向。

そんな時代の日本の中で、僕達は何を見据えて、人材を育成していくのか・・・。

今日の会議でも実はそんな話をしていたりするのでした・・・

アジアの中で僕達が光り輝いていくために、今の日本で何をしていくべきなのか・・・

壊れた中から生み出していくパワーを自分達も持ち続けたい。

そして、そんな思いをもっている人達で力を合わせていけたらと考えている。

理想も大切。

だけど、やはり経済的なゆとりや精神的な充実感を作り出せるチームや集団になっていけたらと思う毎日です。

世界を救ったり、日本を救ったりとかはまだよくわかりません・・・

だけど、ラヴァーグを通して知り合った人達ぐらいは幸せになってもらえるように、頑張っていこうと思う今日の会議でした。

午前中に予約を入れようとしてしまった生徒達は申し訳ありませんでした。

僕のブログを呼んでいる人達へ・・・

今は、みんなで力を合わせて見ませんか・・・

僕も頑張ります。

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