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あなたには正しくジュエリーを学ぶ権利がある。

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さて、怪我をしてしまいました。(アメリカだったらクビです・・・)

1人でやっていたら廃業です・・・

 

でも、スタッフのお陰もあり随分良くなり、今日からキーボードがうてています。

だから久しぶりのブログです。

 

ベッドの中でいろいろと考えました。自分の事。家族の事。学校の事。お店の事。いろんな事。

 

そして、僕がいない間にもスタッフが増えている事を学校に来ている人は気が付いたと思います。

 

1人は九里くん。

 

なんとバークレイで音楽を学んでからジュエリーの業界に参入してきた異色の経歴です。いくつかの会社でブランドの立ち上げを経験して成功させてきた実績もある人間です。

 

お行儀が良い人が多いラヴァーグのスタッフの中では少し異才を放つ事を確信しての採用です。(僕は結構期待しています。)

 

僕達のスタッフの多くは、自分達でチャレンジして得た経験を生徒達に伝えていますが、違う視点での成功や失敗もみんなの糧になると思っています。

 

僕もまだまだ知りたい事がいっぱいです。

 

技術も大切ですが、ブランドのスタートアップの組み立て方も同じくらい大切なのです。そこが分からないと、ネットショップを始めてしまい失敗と苦労をし続ける人をたくさん見てきました。

 

以前から繰り返して言っていますが、ネットショップなら気軽に始められる・・・という落とし穴に落ちてしまっている人がたくさんいる事を忘れないでください。

 

そんなトラブルを少しでも防ぐ為に九里君を採用したつもりです。

 

また、もう一人のスタッフはまだ研修中ではありますが・・・高橋君です。

 

高橋君は今29才です。

 

彼の経歴も立派です。

 

ヒコみずのジュエリーカレッジのハイジュエリー課を卒業して、日本の宝飾の加工業者が最も集まっている山梨県のジュエリーの工場に就職。4年間基礎から応用を学びました。現場で生きた経験を積んでいます。そこから、たぶんほとんどの業界関係者が知っているブランドの制作チームに転職3年間更に腕を磨きました。最後は新人教育を受け持つほどのスキルと人格を磨いた実績があります。

 

人格を磨く?と思う人が多いかもしれませんが。

 

実はとても大切な事です。

 

人に何かを伝えられる人は、人格が綺麗な人であればあるほど、中身が伝わるのです。

 

嫌われている人(嫌いな人)が正論を吐いても誰も聞いてくれないからです。

 

人を攻撃してののしっている姿を一番見ているのは敵ではなく、味方なのです。(近くにいる人達)

 

誰もが人が人を攻撃している姿を見て良い気持ちになる人はいません。

 

僕は29才という若さで新人教育を任せられる。という処に一番着目しました。

 

信頼が出来る人格者なのだろう・・・と。

 

だから、採用しました。

 

新しいスタッフが2名も増えた事と。産休だった神脇先生が戻ってきてくれた事。人材が集まってくれている事に感謝です。

 

お陰で僕も治療に専念できています。

 

僕は、中途採用の人に良く聞く事があります。

 

生まれ変わってもこの仕事(宝飾関係)をしたい?

 

子供がもしあなたと同じ仕事をしたい!と聞かれたら賛成する?

 

と聞きます。

 

この仕事をしたくない。という人は採用しません。(どんなに過去が優秀でも・・・)

子供が同じことをやると言ったら反対するという人も採用しません。(どんなに技術が高くても)

 

僕自身。本当にこの仕事は良い仕事!だと感じています。

 

だから、みんながやりたいと思ったら応援できるのです。

 

やめた方がいいよ・・・という人に学ぶ人は不幸です。

 

未来が暗いと思っている人にお金を払って学んでも、いきつく先は暗い未来です。

 

僕はスタッフにはEUからイギリスが脱退すると何が世界に起こるのか?とか自分なりに感じている事を話したりします。

 

未来の世界の形。

 

未来の日本の形。

 

未来の宝飾業界の形。

 

そんな形を少しでも考えながら、自分達は成長していき、対応できる能力を身に付けていきたいと。考えています。

 

今のところ、順調に成長を重ねてこれました。でもこれからはもっと早く大きく変わらないといけないと思っています。

 

そして、生徒達には正しいジュエリーを学ぶ権利があるし、お金をもらっている僕達は教える義務があると思っている。

 

という今日この頃でした。

 

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