今日は久しぶりの休日でした・・・
やはり凌磨は「ぱぁぱぁ」と言っている・・・
成長してるな~
食べるものも、僕と同じモノが食べられるようになってきてる・・・
なんだか愛想もよくなってきている・・・
かわいいな・・・
凌磨・・・
ということで、凌磨と一日ゆっくり過ごしました。
そして、先日学校を見学に来てくれた人の話を少し・・・
僕の学校は結構宝飾業界の人が通学してきてくれています・・・
職人さん、デザイナー、販売員、などなど
そして、先日見学に来てくれた人は、なんと女性の職人さんでした・・・
話を聞くと、本格的な職人さんでした・・・
仕事中には会社の仕事しかできないと言うことで・・・
学校の設備や、開校時間などいろいろな教室を見比べて、
僕らの学校を選んで足を運んでくれたそうです。
設備を見たいという事だったので、
ホーニングの設備や、メッキの設備を見せつつ、ジュエリーCADの設備もほんの少し紹介しました・・・
正直、僕がびっくりするくらい、見学に来た方もびっくりしていました・・・
やはり、てづくりを続けてきた職人さんにとっては、
CADでジュエリーを作るということじたい、考えてもいなかったことらしく、
ほんとうにびっくりしていました。
でもね・・・
僕も、手作りをがんばってやっていたことがあるから、気持ちもよくわかります。
だって・・・
綺麗な甲丸リングや、平打ちリングを作るのって実は結構難しいのですが・・・
CADだと、普通の女の子でも苦もなく綺麗に作ってしまうのですから・・・
僕も初めて、CADを見たときは、びっくりしたのと、あせったのとが入り乱れて、
自分が今までやってき事に対して不安になったりもしました・・・
何に不安になったのかというと・・・
僕の知らない所で、新しい技術や機械がどんどん進んでいたことを、僕が気付いていなかったことに対して・・・
それからは、結構必死に勉強しました・・・
でも、今思うと、手作りでがんばっていた時期もとっても為になっているし、CADをやった事も本当にこの業界で働き続ける光が見えた事にもつながっています・・・
ほんの少し、人より早く技術を身につけようと思ってがんばっていましたが、
以前、宝飾の雑誌をよく出版している柏書店松原という出版社の松原社長に、今更日本がCADをやっても海外はとっくにCADが進んでいて、日本はもう遅いよ・・・と言われた事がありました。
一つのアドバイスとして、参考にはなりましたが、僕はその話を聞いてCADの可能性に気がついている人が少ないのではと感じました・・・
昨日の出来事もその一つでした・
第一線の職人さんでも、ジュエリーCADはまだまだ気がついていない技術であるという事を・・・
でも、僕が宝飾業界の未来を考えていく中には、どうしてもジュエリーCADの可能性は外せないと考えています。
もちろん、趣味として楽しんでいくのであれば、何も、ジュエリーCADを知らなくても大丈夫です・・・
手作りでジュエリーを作るのは、本当に楽しいことですから・・・
でも、仕事にしていくとなると、話は変わってきてしまうのです・・・
この業界で働いている人たちは、みんな未来を考えながら仕事をしています。
一つの選択肢としてジュエリーCADの可能性をもう少し広めていくのも
僕の大切な仕事なのかな~
と思う今日この頃でした。