寒くなってきましたね。12月5日~7日までデザイナーズフェスタが開催されます。
少し手直しが入り、今年のフェスタのご案内のはがきができました。
参加するデザイナーの人達は無料でお渡ししているので受付にて受け取って下さい。
そんな中、今回の案内はがきの手直しの理由を何人にも説明をしているので、ここで書いておきますね。
実は、裏面に小さく LAVAGUE JEWELRY SCHOOL の記載があったので、それを消したのです。
印刷代も紙代も2倍かかってしまいました・・・
本当に小さく記載してあったのですが、僕は表面の入稿チェックしかせず、裏面はチェックできていなかったのが原因でした。
なぜ、ラヴァーグの表記を消さなくてはいけなかったのか。
僕は展示会は生徒達のものだと考えています。
ラヴァーグジュエリースクールが表にでてやってはいけない理由があるのです。
その理由とは・・・
本気で売れるようになりたい。
本気で仕事にしていきたい。
そんな生徒達が多い中、いつも僕を含め先生達は応援しています。という話をしています。当然です。
そして、ラヴァーグにはジュエリーを販売する為のノウハウを教えるコースがあります。アントレプレナーコースです。
そのコースを受講していない人達も、本気で自分のジュエリーを買ってもらいたい。と思っている人がほとんどです。
僕は生徒達の作品を友達が文化祭のように見に来てくれて義理で買ってくれる。というのは良いとは思いますが、ちゃんと評価してくれて、適正な値段を支払ってくれる。というそんな売れ方をしてもらいたいと思っています。
ただ売れれば良いわけではありません。
だから、アントレプレナーコースの中では、適正な値段で販売する為の絶対にやっておかなくてはいけない事。といういくつかのチェックポイントを生徒達には埋めていってもらっています。それをスタッフ一丸となって手伝っているのです。
ブランディングなんて言葉を簡単に言う事はできるのですが、ブランディングを本当に分かっている学校は少ない。と感じています。うちのスタッフでもたまに小さなミス(ラヴァーグジュエリースクールと入れてしまう事)があったりします。もちろん僕のミスでもあるのですが・・・
話を戻して、ただ売れれば良い。ではなく、ちゃんとした評価をされて同じクオリティーの商品が流通していたら、最低でも同価格、もしくはそれ以上の価格で売れてほしいと思っているのです。
しかしながら、良いものを作るだけで売りたい値段で売れる事はありません。
いろいろなブランディングをした結果、お客様に安心してもらってその値段を払ってもらえる事はみんなも知っていると思います。
学校は。先生は。その生徒のブランディングの後押しをするというのが良い学校であり、良い先生であると思っています。
そこでみんなに質問です。
” デザイナーが作った指輪 ”
” プロが作った指輪 ”
” 学生がつくった指輪 ”
” 職人が作った指輪 ”
まぁまだまだあげれば候補はありますが。
一つだけ、絶対に普通のブランドが言わなさそうなキャッチコピーがありますよね。
そう。
” 学生が作った指輪 ” です。
学生がつくった指輪と聞いてどんなイメージがありますか?
そんな何気ない事でも一般的に流通している価格で売れなくなってしまう理由なのです。
学校主催の展示会は、学校が生徒募集の為にやってはいけない。学校の宣伝の為にやっている展示会になってはいけない。
今日のお題のそんな展示会に出展した時点で本気の人達はブランディングを損ねているのです。
と本気でそう考えています。だから、僕らはその日、その場所では完全に裏方であるべきなのです。
まぁそんな事に気がついて努力し始めているのも実は去年の展示会からです。
僕達も失敗はあるし、成長もしている。という事と思っています。(昔の生徒達はゆるしてくださいね。)
だから、昔はラヴァーグジュエリースクールの生徒達の展示会。という時代もありました。
こんなキャッチコピーの展示会に出品してしまっている時点で低価格が発生してしまうのです。
なにせ学生の展示会ですから・・・
だから・・・
ラヴァーグという名前が案内状やポスターなどにはどこにも表記してはいけない。と思っているのです。
ラヴァーグのホームページでの告知はしてしまいますが、生徒自ら集めてきたお客様には私達の名前は伝わらないように努力していますよ。ので、自分自身のブランディングとマーケティングは1人1人が努力をしなくてはいけませんよ。
僕達は生徒のブランディングの為の展示会をこれからもプロデュースしていきたいと思います。
まぁうっかりミスは許して下さいね。
みんなのジュエリーが学生価格ではなく、適正価格で売れるように応援していますよ。
学校は明日も満席です(展示会のラストスパートなので)。ゆずりあってみんなで準備して行きましょうね。
予約システムに名前が入れる事が出来なかった人は、必ず先生に言って下さいね。
つめれば席はあのシステムより後ちょっとだけ入れるはずですから。
うまくこの展示会をブランディングに使って下さいね。
展示会の参加をブランディングに活用する方法が聞きたい人は、受付で僕のスケジュールの空いている所に予約を入れて下さいね。説明をしますので。
あともう少しがんばりましょう!