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さて、売れている。というのがいくらなのか?という基準があいまいな話ですが、

僕たちは、会社なので、毎年決算というイベントをくぐりぬけて、会社としての成績表がつくられています。

 

その成績表の見せあいっこをする事はいつでもOKという前提で今日の話をしたいと思います。

 

この話は実はあまりしたくなかったのです・・・

なぜなら、ジュエリーが作れる。

というのと、

ジュエリーを売る。

というのは、全然別の能力だからです。

 

全然別の話で比べても意味がないし、売れていないから、

作るジュエリーが”ダメ”という事ではないからです。

 

ちなみに、僕も技術はまだまだ上げていきたいと思っているので、

学びに行きたい人はたくさんいます。

たとえ、売る事ができていない先生でも学びたい技術を持っている人がいる。

という話です。

 

だけど、その違いを分かっていない人もいる・・・

 

という事が続いたので、書いてみようと思いました

ラヴァーグに今年に入って入学しに来てくれた人が、

以前は別の学校に随分長いあいだ通っていた。

それなのに、あらためてラヴァーグに入学しに来た。

という人のお話です。

 

何年も何年もその先生について技術を学んだ。

それはとても楽しく大変だったそうです。

ただ、その技術を使って、自分自身で、売り上げをたてていきたい。

と思い、チャレンジをはじめたのに、思ったような売上には届かない・・・

 

そんな状態が何年も続いていたそうです。

 

そんな中、ある工具屋さんの紹介でラヴァーグの話をきいたそうです。

ラヴァーグを徹底的に調べたそうです。

僕の昔のブログも読み切ったそうです。(はずかしいです・・・)

 

僕は自分の事を振り返って、今はずいぶん自由に働かせてもらえている。

という風に、スタッフや生徒達に感謝しています。

 

そういう状態を作るために、いろいろな努力をしてきました。

それは、ジュエリーを作るという努力とは全く別の苦労でした。

 

だから、僕は身をもって知っているんです。

作る技術と売る技術は全然違う。という事を・・・

 

作れるようになりたい!だったら、作れる人に習いにいけばいいです。

しかし、売れるようになりたい!と思ったら、売っている人に習いにいかないといけないです。

 

すこしだけ売れればいいのであれば、少しだけ売れている人に習いにいけばいいです。

たくさん売りたいのであれば、たくさん売っている人に習いに行かなくてはいけないです。

 

ただ、たくさん売っている人は、ライバルを増やしたくないので、なかなか教えてはくれません。

だから、売っている人は学校なんてやってくれないのです。

 

ちなみに、僕は僕のレベルの経験や知識は全て教える。というスタンスです。

その理由は、ブランドが上手く走り出すよりも、学校が走り出してくれていたからです。

 

僕の中では学校経営というのはとても楽しく、学びも多いビジネスモデルです。

いまの自分自身があるのは、教える事もありますが、

教えてもらう事や、気づかされる事がたくさんあったからです。

 

だから、ブランドが走り出したからといって突然教える事を隠し始めたり、コントロールをするなんてしない。

という事をいつもスタッフ達と共有しているのです。

 

だから、ハワイアンジュエリーもどんどん教えていて、今では多くのハワイアンジュエリーブランドに、

僕たちの生徒達が散らばっています。

 

僕達よりも売れてそうなブランドも増えてきてしまっています・・・(嬉しいけど、くやしい・・・)

 

本当は何度か欲が出て、特別な情報は独り占めしたほうがもうかるのでは・・・

と悪魔のささやきがよぎった事もあります・・・

 

でも、そんな姿勢を今のうちのスタッフは ”ださい” と思うでしょう・・・

 

まぁださいのはしょうがないけど、スタッフが自信を持てない学校にしてしまったら、

いずれ滅びてしまう・・・というのが本当の所です。

 

もうひとりでなんとかなるサイズではないからです。

 

ただ、今日伝えたかった事は、常に僕たちの学校は、

”売る” という技術にはどこの学校よりも向き合う。

という事を大切にしています。

 

作る・売る

 

この技術や知識を違うもの。と認識して学校選びをしてもらいたい。

というのが今日伝えたかった事です。

 

とにかく僕たちの学校は作るだけでなく、

売るという事もしっかり伝えていけるようにブランドも日々がんばっているのです。

 

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