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2016年 8月 の投稿一覧

ジュエリーブランドを立ち上げられた人と、立ち上げられない人の違い。

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今日はチビが夏休み最後の日。

なので、七輪で炭火を起こし、家のリビングで焼き肉。

というか、焼き肉はいつも七輪。

 

ラヴァーグではアントレプレナーコース(ブランド設立コース)というコースがある。

ラヴァーグのコースの中でも、トップクラスの人気を誇るコースなんだよ。

 

今日は、日曜日。

いつもはお休みだったけど、縁があって僕が学校見学に来た人を学校案内をしたんだ。

 

いろいろな質問や疑問が飛び交う。

なぜなら、現在ほかの学校に通学中との事。

 

僕は、それぞれの学校の良いところを知っているので、現在の学校をいかに有効に使っていき、ラヴァーグが手伝えることをなるべくわかりやすく伝えた。

彼女はダブルスクールという決断をしたんだよ。

 

実は、半年前にその学校に入学するときにはラヴァーグの存在を知らなかった。という事だった。(まだまだ、力不足を感じる・・・)

でも彼女は決断をした。

 

彼女はCADとアントレプレナーコースも選んだ。

CADを学びブランドオーナーになる(起業する)。というコースだ。

 

うちの会社は20億の負債をかかえて倒産をした。という人に長い間コンサルティングをしてもらっていた時期がある。

成功をした人ではなく、大失敗をした人だ。家も資産もすべて取り上げられたという話を聞いた。

でも、その人は明るかった。反対した人もいたけど。僕はうちのチームのアドバイザーとしての契約を数年間つづけた。(知っている生徒もいると思う。)

 

4年ぐらい前に契約期間も終わり、しばらくは連絡をとっていなかったけど、つい先日連絡があった。「飲みに行こう!」と。

 

久しぶりにあうその顔はいつもと変わらず明るい笑顔。そしてここ数年の話を聞いた。驚いた。流石の結果を出している。一人で年商8億円。10億を超えそうという事。

笑える。いつも都内を自転車で独りで走り回っていて8億だからね。すごいよ!

 

実は、アントレプレナーコースの設立は彼のアドバイスがあったおかげで作ることができたコースでもあった。(忘れかけていた・・・)

 

久しぶりに牛タンを食べながら酔っぱらってくだらない話をしていた、ほんの一言の話。

 

リーダーとその他の違い。

サラリーマンと経営者の違い。

成功する人と失敗する人の違い。

 

なんだか流石の話だったからみんなに共有したいんだ。

 

それは、決断をする事ができるか、できないかの違い。という話。

 

決断をできない人は、人に必要以上にアドバイスを求める。人に必要以上に未来を約束させようとする。

判断を人にゆだねてしまう。

 

でも、リーダは。決断をする。経営者も決断をする。成功する人は自分独りで決断をする。

 

決断にはリスクが伴う。自分で決めるのだから責任をすべて自分が負うことになる。

責任を負いたくない。と思っている人は決断をしない。

 

そういう人がよく言う言葉は、「みんなどう思う?」「みんなで決めよう!」だ。

 

いっけん、いいリーダに感じるかもしれない。でも、それは間違いだ。いい司会者でしかない。

司会者は決断をしない。会議やミーティングで意見を聞く。アイデアを引き出すだけだ。

いい司会者だけど、いい経営者にはなれない。

 

ラヴァーグに来る人は、すでに決断をしている人が多い。

もはや、学校説明をしている僕達の話もあまり必要がない。

決断をしている人だからだ。

 

僕の話も確認程度だ。

 

ラヴァーグの学費は大きいのに。

もう自分で決断をしている。

 

リーダーになる素質。

経営者になる素質。

成功する人の素質。

 

がある。

 

あらためて、僕たちが生徒達を大きく変化させている。というより、ほんの少し先を歩いて得た経験を伝えているだけだ。という事を今日も感じた。

 

あっという間に決断をしたからだ。

あっという間に決断できる人は、自分の言葉や行動に責任をとれる力がある人なんだと思う。

 

もうその時点で、どこに行ってもリーダーになれる。その素質を持っている。

 

成功していく人は、他人から見ると驚くほど簡単に決断をしているように見える人だと今日は感じたんだ。

 

でも、昨日入学を決断した男の子は、ジュエリースクールを20社ピックアップして、5社見学をして、ラヴァーグに昨日入学して今日から授業を受けに来ていた。

決断をする準備にしっかり時間をかけて、正確な情報を集めて決断をしたのだと思う。

 

簡単には決断をしないという人もいる。

 

準備をしっかりとしている人は大きな失敗をしない人でもある。安心感をその周りの人たちは感じる事ができているんだと思う。

世の中いろいろな人がいるものだ。

 

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ジュエリーデザイナーの皆さま本当にすみませんでした。

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ジュエリーデザイナーになりたい。と思っている人も多いと思います。

 

ここ数年気が付いていた事なのですが、ジュエリーデザインについて考え違いしている事に気が付きました。

ジュエリーデザインの仕事とは、形を生み出す事だけではない。という事を生徒達に伝えていませんでした。

 

僕はずっとモノ作りを主体において宝飾業界と関わってきました。

 

与えられたデザイン画を立体におこして原型として納品をする。という仕事です。

 

デザインを自分自身でするようになったのは、お店を出して2年ぐらいしてからです。

 

実はお店を開店させた当初ジュエリーデザインは一切していません。すべてデザイナーさんにお願いをしていました。

 

作る事は手伝えるけど、何を作ったらいいのかが分からなかったからです。

 

それと、僕の中でそれまで手作りでやっていたものが、どんどんジュエリーCADのソリューションに変わり始めた時期でもありました。

 

その当時よく聞いた話は、ジュエリーCADのソリューションを導入し、ジュエリーCADのスキルを身に付けると世界が変わる。

 

どんな風に?

 

今まではジュエリーデザイナーがデザインをし、職人が原型をつくる。2人の人間が必要でした。

それが、デザイナーか職人がどちらでもいいのですが、ジュエリーCADのスキルを身に付けると、CADの画面の中でデザインをつくり、3Dプリンターが正確に原型を作ってくれるので、CADが出来る人が一人いれば済む。

大幅な人件費などのコストカットが出来る。

大量生産の時代ではない。

小ロット多品種の時代。

個性が多様化してきているから、オーダーメイドにニーズが集まる。

CADがあれば。

お客様も喜ぶ。

売上も上がる。

さぁジュエリーCADをどんどん取り入れていきましょう!

こんな話を多くの人が聞いたと思います。今でも言っている人もいるかもしれません。

ちなみに、ほとんど本当の事だと僕は今でも思っていますが・・・

 

2人が1人で済む時代はやっぱりやってこないのかもしれません。

 

なぜ、そんな話があったかというと、ジュエリーデザインとは、形をたくさん生み出す事だ思い込んでいる人が多かったからだと思います。

 

デザインをするって実はかなり難しいです。

形をいろいろ変えていくだけならコンピューターは随分デザインを楽にさせてくれたと思います。だから二人が1人になるなんて話が起きたんだと思います。

 

でも、デザインに必要な事って形を生み出す能力だけではなく、なぜその形にするのかの根拠も一緒に生み出さなくてはいけない。という事を最近は強く感じています。

 

なんで、こうしたの?

なんで、ここを曲線にしたの?

なんで、ここに石を入れるの?

 

優秀なデザインには根拠があります。

そして、その根拠の出どころは情報収集にあるのです。

 

机に座っているだけじゃいいデザインは生まれません。確かにCADを使えば一日に何個もの形の指輪をデザインする事が出来るのかもしれません。

 

でも、それは形が違うだけです。

 

根拠やこだわりを語れないデザインのジュエリーを渡された販売の現場の人達はとても困ります。

販売員の人達が会社に販売してくださいと言われて売りやすい商品は、お話が出来るデザインです。語れるジュエリーなのです。

 

なんで?にこたえられるジュエリーはお客様に勧めやすいのです。

 

情報を集めて分析をしてお客のニーズにこたえられる根拠を作り上げていく事がデザイナーの仕事なんだと最近は感じています。

そして、その根拠に金属の強度や磨きの手が入るか、宝石が留められるか、重心はどこに来るのかなどの物理的な知識を加味していいジュエリーデザインは完成されます。

 

最近はやっぱりジュエリーCADを覚える事と、情報を集め分析し根拠を作り上げる能力はそれぞれ別の能力である事を痛感し始めました。

 

ワンランク上に上がる為に、僕もスタッフもステップアップする必要があります。

幸いにも応援してくれる人。力を貸してくれる人に恵まれている事もあり、毎日を大切に積み重ねられている気がします。

 

8月の終わりごろには、日本でも珍しいジュエリースクールの形をみんなに伝えられる気がします。

 

 

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