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12月のクリスマスシーズンに向けてみんな忙しい中、随分ブログをほったらかしにしてしまいました。(すみません・・・)

本日も学校は賑わっていて、僕が作業をする机も今は生徒が使っているので、そういえばブログを書いていない・・・と思って久しぶりに書いています・・・。

毎日いろいろな変化があるので、みんなに伝えたい事は増えているのですが・・・

 

そんな中、今日は一年後に差がつくジュエリーCADスクールの選び方。という事を書いてみようと思います。

 

なぜ、こんな事を書く事になったのかというと、実はこんな相談もたまにあるからです。世の中にはそろそろジュエリーCADを学んでCADはできる。という人が少しずつ増えてきました。そんな人からラヴァーグに入学の相談ではなく、これからの進路の相談を受けたからです。

 

CADができる人は増えているんです。10年前に僕がジュエリーCADの学校を始めた時には珍しかった能力が今は普通のスキルになってきたのかもしれません。

 

ラヴァーグではエヴァンスというプラグインとライノゴールドというプラグインを使い分けていますが、基本的にはライノセラスという基本ソフトが宝飾業界では一般的です。(最もユーザーが多いソフトです。)

 

その人はライノセラスを使っている人で学校にも通い使い方を学んだそうです。

 

もう学び始めて4年近く経っているそうです。1時間ぐらいしか話す事が出来なかったのですが、今回話した内容をブログに整理してみます。という話になったので、もう一度整理をする為に書いてみます。

 

まず、なんでジュエリーCADを学ぼうと思ったのかを整理してください。と僕はいつも聞きます。

 

自分のブランドを持ちたい。その為にジュエリーCADの技術をみにつけて、いったん宝飾業界に就職をして基本スキルを身に着けたい。との思いから学んだそうです。

 

しかし、思ったように就職をする事すら出来なかったそうです。でも、お金をかけて、時間をかけてジュエリーメイキングとジュエリーCADのスキルを学んだので、なんとかならないのか・・・と努力を4年間以上続けてきたという状況です。

 

ここで、1年後に差がつくジュエリーCADスクールの学び方のポイント1です。

 

就職という第一関門をクリアする為には、何を注意しなくてはいけないのか。というと・・・。それぞれのブランドにはコンセプトやターゲットの違いがあるのです。客層も年齢も違うし単価も違います。採用担当者はジュエリーCADが出来る。というだけでは簡単には採用してくれません。

ましてやジュエリーCADに詳しくない採用担当者が多いのも事実です。CADの話を前面に押し出してはダメという事を忘れないでください。

でも、多くの採用担当者は実は優秀な人が多いです。当然ですが、優秀な人じゃないと優秀な人の見わけが出来ないからです。

当然自分の会社やブランドの事も熟知しています。ここがポイントです。

ジュエリーCADが出来るよりも大切な事は、採用してもらいたい会社のカラーに沿った、ジュエリーCADの作品を見せる事が重要という事です。面接の時に自己ピーアールをする時のポートフォリオの内容に重要度があるのです。

当然ですが、自社のコンセプトにあった作品を見るのと、全然違うコンセプトの作品を見るのとでは採用される確率は全然違います。

どこでもいいから働きたい。という人よりも、この会社で働きたい。という熱意ある人が採用されるのは当然ですよね。

 

どこの会社が伸びているのか。

どんなマーケットが伸びているのか。

業界はどのように変化をしていくのか。

どんな会社に就職すると、自分の最終目的にプラスになる会社で就職(学ぶ)する事が出来るのか。

 

そんな事を一番最初に相談しながら、そのブランドに必要なコンセプトやデザインを考えながら自習作品を作り上げていった1年間を過ごした人と、ただジュエリーCADの操作だけを学んだ人とでは、人生プランの差も大きく変わってしまうのは言うまでもありません。

 

目的が就職じゃない人もいると思います。そうラヴァーグに入学しに来る人にも多いのが、自分のブランドを立ち上げて、生活を支えられる処まで押し上げていきたい。という人達です。

 

ここでも、1年後に大きな差がついてしまうジュエリーCADスクール選びのポイントがあります。

 

それは、一番最初にどんなブランドを立ち上げていきたいのか。というゴールを決めて学んでいくのと、ただジュエリーCADのスキルを学んでいく人では差がついてしまう理由があるのです。

 

1年間というととても大切な時間です。それを無駄に使うか上手に使うかではここでも人生プランに大きな差ができてしまいます。

 

ただただ、ジュエリーCADの技術を学んでいる人と。最終的にどのようなブランドを作っていくのかが決まっている人とではどんな差が出てくるかというと・・・

 

最初から自分のブランドコンセプトに沿ったモノづくりをする人と、技術を学んでから考え始める人では、1年後に自分のブランドを立ち上げたときに、Webサイトや店舗に並べる事ができる商品の数が全然違ってきてしまいます。

 

だって、学校の先生が考えた作品を作っても自分のブランドの商品としては並べられないでしょ。

 

ゴールの形が見えている人は最初のLesson1から自分のブランドの商品づくりができるでしょ。

 

この差がとても大きな差に1年後にはなってくるのです。

すべての人が自分のブランドを作りたいと思っている訳ではないと思います。趣味として楽しみたい人は、テキストや先生の指示に沿って学んでいく事は安心です。技術は学ぶ事が確実にできるので。

でも、そうではない人は、お金も時間も無駄にしてはいけないのです。

 

最初がとにかく肝心なんです。

 

ラヴァーグでは、この最初を決める為に本気の人には2日間かけて、ゴールを決める相談をするコースもあります。せっかく、大切な時間をかけて学び、お金をかけて学んだのに、結局次のステップで止まってしまわないように相談に乗ってくれる学校はラヴァーグの他にも必ずあるはずです。

 

繰り返しますが、大切なお金と時間を無駄にしてしまわないように。 ”なんでも出来るようになる” を目指していてはダメな人達もたくさんいるんですからね。

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