Pocket

さて、日本で一番ジュエリーCADを学んでいる生徒が多いと言われているラヴァーグですが。

あなたに本当にジュエリーCADを学ぶ必要性があるかを考えてみてくださいね。

当然ですが、ジュエリーCADに関わる学校やソフトウェアを販売している会社やハードウェアを販売している会社は、口を揃えてジュエリーCADを導入する事を勧めますよね。もちろん、ラヴァーグでもジュエリーCADを学び、その効果はとても大きなものがある。と考えています。

だけど・・・

本当に今のあなたに必要なのかを考えてみてくださいね。

実は去年の夏ごろにあるジュエリーショップを経営しているという人が、社長を含めて従業員数5名運営しているショップの売り上げを伸ばしたい。ので、ジュエリーCADを学びたい。という事で恵比寿まで足を運んでくれました。

もちろん、ジュエリーCADコースを受講してもらえると、学校的には売上げもあがります。Happyですが・・・

まず、どのように売上げを上げたいのかを聞かせてもらう事にしました。

実は既にネットショップに取り組んでいて、なんと売上げが既に300万円を超えている。という事でした。

そのWebサイトを見せてもらいました。

なるほど・・・相当時間と手間がかかっているサイトです。でもよくこれでそんなに売上げをたてることができているな・・・とも実は思いました。

その理由は販売単価が実は低めの設定であると感じたからです。

と思ったので価格の決め方を尋ねてみました。

実は、ジュエリーCADができる。ジュエリーが作れるという人達が意外と悩むのが価格設定でもあります。

ノンブランドだし、知名度もないし、まだ始めたばかりだし・・・

という事で、他ブランドの差別化を図る為に低価格を強みにしてしまう人が多いです。

ただ、それをそのまま言ってしまうとかっこ悪いので、よく聞くキャッチコピーが・・・

デザイナー自ら仕入れをしにいき、デザイナー自ら製作をして、デザイナー自ら販売する事によって、中間マージンを省き、お客様の為にお安い値段でお譲りしている。というキャッチコピー。

聞いたことありますよね。

僕は、このキャッチコピーで始めた人が、ビジネスとして経営が軌道に乗っている人をあまり知りません。

安くする努力を個人の人ががんばっても、大量発注による仕入れの値引きや大量生産による製造コストの値引きによって生まれた商品との価格勝負をしても、本当は勝てるわけがないのに、低価格しか強みを思いつく事ができなかった人が、先ほどのキャッチコピーを言ってしまいます。

安さ勝負に小さな会社や個人事業主が巻き込まれて勝てるわけがないのです。

いかに、価値を高めて高単価でも納得がいく価値を理解してもらう事ができるのかに注力するべきです。

いろいろなやり方があるのです。

僕は先程のCADコースの受講を考えている社長に、CADを学ぶ前にやれる提案を2つほどしました。

まずは、そこから始めてみましょう・・・

と。

そして、何で数ヶ月前の事を今頃書いているのかというと・・・

その社長から連絡があり御礼を言いたいとの事で時間をとってもらいたい。という事でした。

売上げがなんと2割ほど上がってきているとの事でした。

良い時はもっと上がっているとの事。

全てが僕のアドバイスに直結はしていないとは思いますが、スタッフの人達が頑張ってくれたからだと思います。

なぜなら、僕のアドバイスは難しくはないのですが、面倒くさいアドバイスをしたからです。

手間がかかるのです。

でも、みんなで素直を頑張ったそうです。

そう。

CADを学ばなくても売上げを伸ばす事ができる人たちもいるのです。

もちろん。

CADを学んだほうがもっと伸びていくとは思いますが。

何事にも順序があるのです。

闇雲に技術や設備を追い求めるのではなく、今ある知識と経験と熱意を整理整頓するだけでも、実はHappyな結果に変える事ができる人も沢山いるのです。

そして、Happyになってから、余裕のあるお金と余裕のある時間を使ってジュエリーCADを学びにくれば、もっともっと加速する事もできるのです。

今本当にあなたに必要な力は何でしょうか?

僕たちも一緒に探すお手伝いをさせて下さいね。

その上で、あなたにとって必要な事に順序を決めて時間とお金をかけていきましょうね。

Pocket