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2014年 12月 の投稿一覧

もう知っている人達。

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2014年ありがとうございました。

今年一年振り返って、本当にリピーターのお客様に支えられて、ハワイアンジュエリーのプアアリの方も成長させていただきました。また、新しく出会う事ができたお客様たちにも感謝しております。

ラヴァーグのほうはというと生徒達の質の変化を強く感じる一年でもありました。

実は2年ぐらい前に、今でもありますが、学生向けの入学案内のコンテンツを作りました。

http://www.lavaguejewelry.com/gakusei/forcollege.html

高校生や大学生に少しラヴァーグを説明してみよう。というコンテンツです。

しかし、このコンテンツはあまり学生には響いていませんでした。

なぜなら、学生はあまり入学しにきていません。

その代わり、一度社会に出ている人には、僕達が伝えている事に実感があり、昨年よりも生徒数は伸びています。

大人はみんな知っているのです・・・

なぜなら最近僕が学校案内をする時に感じる事があります。

僕はここ数年。技術を学ぶだけでは売る事ができない。

Webサイトをつくるだけでは売る事ができない。

闇雲にSNSで友達を増やし意味がないし、売る事ができない。

という話をし続けてきました。

なぜ、そんな事を言っているのかと言うと。

プロになれる。

技術を身に着ければ、今の時代はインターネットがあるから売れる。

CADを覚えればこの業界でやっていける。

SNSで友達を増やしましょう。

Webサイトをつくりましょう。

などなど、ざっくりとした切り口の話をがんばって実行しているのにうまく言っていない人がとても多いからです。

ちなみに、CADを覚えて、技術を身につけて、SNSに取り組んで、Webサイトを作っても僕達は最初は全然売れませんでした。

売れ始めるのにというか、赤字から脱出するのに、販売のほうは約3年かかりました。

そもそも、なぜジュエリーを売るのか。という質問に具体的に答える事もできませんでした。

作れるから、売りたい。

作るのが好きだから、売りたい。

では、誰にも共感してもらえないし、応援もしてもらえません。

「お客様を幸せにしたい。」

「お客様を笑顔にしたい。」

このセールストークにも、疑り深い僕は違和感を感じてしまうのに、自分ではお客様に言っていた時期もありました。

初めて会った人を突然、幸せにしたい。とは思わないよな・・・

好きでもない人を笑わせたいとも思わないよな・・・

そんな事も思ったりする僕です。

買ってくれた人を幸せにしたい・・・

という事なのか・・・

買わなくても幸せにしたいと本当に思ってくれるのか?いや思わないはずだ・・・

などなど、自分自身の本音とセールストークが会わない時期がありました。

そして、それは確実にお客様達も感じていたはずです。

初対面なのに、幸せいしたい!なんて言い始めたら気持ち悪いですよね。と聞くと、ほとんどの人が気持ち悪いという返事です。

驚くというより、そりゃそうだ!という感じですよね。

ありきたりなセールストークは既にトークである事がばれてしまっている・・・

プロが教える。→どんなプロ?

インターネットで売れる。→どうやって?どのくらい?

歴史がある。→どんな歴史?

などなど。

最近は学校の説明をする時間がどんどん少なくなってきています。

昔は学校の説明をかなり念入りにしていました。

ラヴァーグの伝えたい事が伝わっていない。と勝手に思っていたからです。

資料をもっともっと充実させる事を考えていた時期もありましたが。

今年を振り返ってみると、あまりその必要もなくなってきたと思っています。

なぜなら、多くの人達はもう充分僕達の伝えたい事を知っているからです。

知っているというより、体感していると言ったほうが正しいかもしれません。

社会人はどのような業種でもお客様がいて、モノやサービスを販売しているからです。

そして、既に成功や失敗を体感しているからです。

だからもう知っているのです。

来年もひとりひとりの生徒達に正直にスタッフ一同取組んで行きますので、2015年もよろしくお願いします。

 

 

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あなたのジュエリー製作の学び方は・・・正しくないかもしれません。

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というと、石が飛んできそうですが。

学校経営をしている僕が少し本当の事を書いてみようと思います。

学校経営やスクールビジネスをやっている人達は基本的にはビジネスとしてこの事業に取り組んでいます。

趣味ではありません。

当然ですが、他社との違いや自社の優位な点を並べていかなくては選んではもらえません。

学ぶ楽しさを提供していく学校ももちろんあります。

そもそも ” 学び ” とはとても気持ちがいいものです。

できないことが、出切る様になるのは気持ちがいいですよね。

毎日、会社と家の行き帰りだけではいつか人はあきてきます。

だから、新しい事にチャレンジをする事が必要なのです。

ギターが上手に引けるようになるようになったり、ジュエリーをつくれるようになる。のは楽しいし、幸せなのです。

そんな人達は通いやすい学校に通学するのがおすすめです。気持の良い先生がいる所を探してみてください。

しかし、ラヴァーグに来た事がある人はわかると思いますが、最初にうちの学校はアンケートを書いてもらいます。

来てくれた人の目的を知りたいからです。

学びの楽しさを求めてきている人達なのか、そうじゃないのかです。

先日、既に何年もジュエリーを学んでいる人が学校の説明を聞きたい。という事で恵比寿に来てくれました。

彫金・WAX・CAD・洋彫りもできる人です。

そんな人がこれ以上何を学びにラヴァーグに来たのだろう?と僕はおもいました。

ハワイアンジュエリーコースに入学したい。との事でした。

なぜ?

と思い話を聞かせてもらいました。

彼の目的は自分でブランドを立ち上げて売り上げをあげ、生計を立てたい。との事でした。

既に結婚もしていて子供もいるそうです。

そう、彼は本気でこの業界でがんばりたいと思っていました。

彼が今までに作り上げた作品も見せてもらいました。

立派な指輪に洋彫りがほどこしてある豪華なものでした。

技術はもう既にあるのに・・・

僕はよく学校の説明を聞きたいという人にこういう話をします。

学校の経営者として、売上げが上がる事は喜ばしい。学校側はビジネスだから売上げを伸ばしていきたい。その結果何を目指すかというと、自分の持っている商品を全部お客様には売りたいと考えます。

カリキュラムを全部売る。という事を目指します。(これは別に悪いことではありません)

少しずつレベルを上げていく楽しさ。

新しい壁を乗り越えていく楽しさ。

人はずっと成長し続けたい生き物だから、30個しかない壁だと、30個目をクリアしてしまうと、つまらなくなってしまうから、壁は無限にあってもいいくらいです。

人は無限に成長し続けたいからです。

しかし、営業トーク上、「カリキュラムを全部売りたい!」なんて事はいえません。

だから、こういう言葉に代わっていきます。

一人前になるのには10年かかる。などなどです。(10年は学べということです。)

一人前になるのには全ての事を理解していないとお客様の様々な要求に応える事はできない。などなど。(すべて理解するまで学べとういことです。)

間違ってはいないのかもしれませんが。

その人の学ぶ目的をしっかりと聞いてあげないと間違いが起こります。

学ぶ気持ちよさを求めているのではなく、売上げをたてて生活をしっかりとしていきたい。

という人が実はけっこういます。

そんな人は闇雲に片っ端から学んではいけないのです。

いわれるがままもカリキュラムを買ってはいけないのです。

僕のまわりにはいろいろな業界で活躍しているひとがいます。

そして、ラヴァーグに生徒もいろいろな人がいます。

10年たっていないのに、もう既に僕達よりも売上げを立て始めている生徒もいます。

1年もたたずに学費を回収してしまう人もいます。

コースも終了していないのに学費を回収してしまっている人もいるぐらいです。

一人前になっていなくても生活を維持できる収入を得ている人はいっぱいるのです。

話は戻って、学校見学に来てくれた人の話に戻ります。僕は、彼のいままで努力してきた事。今の彼のライフスタイルを聞かせてもらいました。ジュエリー製作が大好きな人でした。しかし、つくりあげたいブランドはハワイアンジュエリーブランドではないとの事をふまえてこんな話をさせてもらいました。

僕は彼に、学校の経営者としては入学してもらって学費を払ってもらうのは売上げがたつから嬉しいです。でも・・・。いまあなたに必要なスキルはハワイアンジュエリーのスキルではありません。ハワイアンジュエリーブランドを目指してるわけでもないのですから・・・

まずは、売る為の準備を真剣にはじめて、売り始めてみて、ハワイアンジュエリーのニーズがあなたの顧客にあるのであれば、外注で僕たちに頼んでみてください。そして、ハワイアンの外注費が気になるほどハワイアンの売上げたって来た時にはその時にはじめて学びに来ても遅くはないのではないでしょうか。

あなたに必要なのは新しいジュエリー製作のスキルではありません。(小一時間程話しました。)

彼は、彼なりに納得してくれたみたいでお礼をいいながら帰っていきました。

僕の学校は売上げを立てる事ができませんでした・・・残念です・・・

でも、学び続けて、技術をいっぱい身に付けて、生活を支える事ができない人になってもらいたくなかったのです。

必要な人に必要なだけ学校はカリキュラムを売るべきだと僕は考えています。

なんでもかんでも、売ってはいけない。という事なのです。

まずは、目的を達成する為には何が足りないのかを考えてくださいね。

ジュエリービジネスを真剣に考えている人でも、ジュエリーCADを学ぶ必要がない人もいるのですからね。

繰り返しますが、学ぶ気持ちよさを求めている人には、はじから次々と課題を用意してあります。ずっと気持ちよくし続けるために、次から次へとハードルを用意しています。ずっとあきさせないように。

でも、ビジネスを目指している人は、必要なスキルを必要な時に必要なだけ身に付ければいいのです。

ラヴァーグの先生でも、すべての事に精通している人はいないかもしれません。

みんなで支えあって、補い合って、助け合って、形になっているんですよ。

既にビジネスをスタートできる人はいっぱいいます。(もちろん、スタートしてはいけない人もいっぱいいます。)

ただね。技術がなくても、売上げを立てている人はいっぱいいますからね。

不安をかき消す為に技術を身に続けている人は一度、足を止めて考えてください。正しい学びがあるはずですから。

特にビジネスを考えている人はメイキングスキルだけでは上手くいかない事がいっぱいありますからね。

ブランディング・マーケティング・マーチャンダイジング・プロモーションスキル・セールススキルなどなど、いっぱい学ばなくていけない事が他にもまだまだありますからね。

お店を持つと苦労しますよ・・・

ネットショップを立ち上げても、友達しか見てくれませんよ・・・

ここを乗り越えていくスキルはメイキングスキルだけでは乗り越えられませんからね。

 

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ゼクシィに広告掲載します。やっとだけどね・・・

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ということで、12月発売のゼクシィの原稿が無事入稿し終わりました。

お店を開店した9年前。

お店をつくり、商品を並べ、スタッフを用意してお客を待っていた事を思い出すのですが・・・

来るのは僕の友人ばかり・・・

嬉しいしありがたかったのですが、このままではいけないと思い。

よし次は広告をだそう!

とは思ったのですが、お店を出したり、商品を揃えたりすることしか頭になかったので、もう予算がつきかかっていたのです。(当時の僕は本当におバカさんでした。本当悔やまれるぐらいバカでした。)

お店はあるけど、お金がない。

お店はあるけど、借金がある。

お店はあるけど、友達しかこない。

繰り返しますが、このままではいけない。と思っていたので、広告をうちはじめました。

しかし、お金がない時にうてる広告なんて、数万円の広告しかうてませんでした。

タウン誌のぱどなんかに出すのが精一杯でした。

50万円の広告は怖くてうてないのに、3万円の広告だったら失敗しても許せる・・・

と思ってしまい、振り返ってみると3万円の広告を20回ぐらいうっていたことをよく覚えています。

3万円の広告を何回うっても、がんばって10万円の広告をうってもほとんどお客は増えませんでした。

いつしか、広告に対して信用を失いはじめていました。

その結果、売り上げがあがらないお店が出来上がっていったのでした。

このブログでも何度か書きましたが、正しい広告をうつタイミングを理解するのに僕は3年ぐらいかかりました。

広告をうってはいけない人達がたくさんいる事を、昔の僕は知りませんでした。

広告をうっていい人達がうつと反響があるのに、広告をうっては行けない人が、打っていい人の倍の広告をうっても、反響はありません。

たくさん無駄な広告をうっていた僕が言うのですから間違いありません。

広告をうっても何にも効果がない人達はいるのです。

僕もその一人でした。

たくさんのお金を使い、たくさんの無駄を経験して、広告を打っていい人をまずは目指す事にしました。

それまでは広告は封印してきました。

小さい広告を打つことも。

お得な広告のお誘いをいただいても。

広告をうつ準備をしてからうつ。

と決めていたのです。

うってはいけない人から、うっていい人になる。

それまでは我慢、我慢。

準備に時間はかかりましたが。

とうとう広告をうっていい人になったと思い、ブライダル雑誌ナンバーワンのゼクシィに1Pだけですがうってみます。

実は今のゼクシィには賛否両論があります。

ゼクシしかない。

という人もいれば。

もうゼクシィにうっても・・・

という人もいました。

みんな本当にいろいろなアドバイスをくれます。感謝です。

でもね・・・

やっぱり自分で何事も経験してみないと本当の所はわからないとも思っています。

僕はたくさんの失敗をしてきました。

でもその失敗は全て生徒達に伝える事ができています。

だから、僕は失敗をしてもいいと思っています。

失敗を教えてあげられる人になれるし、うまくいったら、それも教えてあげられる人になるからです。

僕にとってはどちらも成功です。

という事で、僕なりに広告をうってもいい準備が僕たちのチームはできたと思っています。

まずは実験開始です。

どんな広告をうつのかも含めて楽しみにしていてください。

少し、恥ずかしい広告ですが・・・

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