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2014年 10月 の投稿一覧

オリジナルブランドを軌道に乗せていく為にとっても重要な事のひとつ。

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もう10月も終わってしまう・・・

毎日が飛ぶように過ぎていってしまいますね・・・

そんな中、今年のクリスマス商戦に向けてという訳でもないですが、新作がどんどん出来あがってきています。

そして更に既存の商品の販売強化もしていかなくてはいけない。と言う事で、本日は朝から写真撮影をしていました。

でもね・・・

撮りたい写真がいっぱいありすぎて、一日では全く終わりませんでした。

3日ぐらいは写真撮影にかかりそうです・・・

正直、本当に写真を撮る。という作業は奥が深いです。ラヴァーグに通学している生徒の多くはいずれ自分自身のブランドを立ち上げて、販売をしていきたい。思っている人が多く集まってきています。

多くの人が社会を経験して、ジュエリーに限らず色々な所で、モノやサービスを買ってもらうという事に関わっているので、売るという事の難しさはとてもよく分かっている人が多いです。

僕の周りにもびっくりするぐらい技術があってモノづくりに悩んでいない人も多いですが、売るという事に悩んでいない人はほとんどいないと言ってもいいぐらい、みんないろいろと試行錯誤しています。

もちろん、生徒達に先生と呼ばれているラヴァーグの先生達もみんなそこには苦労しているのです。

もちろん僕もです。

そして、今日は”オリジナルブランドを・・・”というタイトルにしてみました。

それが、撮影です。

撮影にもいくつかの種類があるのですが、とにかくジュエリーの撮影は実は難しいです。

その難しさを少し書いてみようと思います。

まずは、ピカピカの金属の問題です。ピカピカのジュエリーはもうほとんど鏡です。

なので、そこら中のものが指輪に移りこみます。もちろん照明も撮影者も気をつけないと映り込みます。

これが本当に厄介で、いろいろな事をしてこの映り込みを消していくのですが・・・

指輪が数本並んでいる場合は実はこれも厄介です。

指輪と指輪が映り込むのです。

ホワイトとホワイトは置いておいて、ホワイトゴールドとイエローゴールドやピンクゴールドを並べてとると、ホワイトゴールドに、ピンクやイエローが映り込みます。

これをどうしたらいいと思います?

ホワイトゴールドは綺麗なホワイトゴールドあってほしいのです。

今日は少しだけ答を書きますね。

もちろん色々なやり方があるのですが・・・

フォトショップでレタッチする。という人もいるかもしれませんが・・・

並べ方を工夫して、それぞれの金属を撮影して後で合成する。という手法を取って撮影したりしています。

それと、様々な美しい背景のジュエリー写真ってありますよね。

もちろん本当に現地に行って撮影している写真もありますが・・・

僕達のブランドのプアアリなどはちょっとハワイに行ってきます。なんて事は少し難しいですよね。

たまに行って、頑張って撮影もしたりするのですが、それ以上のスピードで撮影したい商品が増えていくので、行かずに雰囲気のある写真を取る必要も出てくるのです。

そして、今日はもうひとつ答を書いておきます。

上の写真を見れば分かると思いますが・・・

実は背景にパソコンのモニターにハワイの風景を写し込んで撮影しているのです。

指輪にピントが合っているので、背景はぼけてしまいます。なので、こんな事ができるのです。

まぁ他にもポイントはいくつもあるのですが、これからジュエリービジネスをしたい。もしくはしているけど上手くいっていないという人には参考にしてもらえればと思います。

もうひとつそんな手法で撮影した写真をのっけておきます。

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実はこの写真も背景はパソコンのモニターです。

実は同じ一枚の写真を背景に使っているのですが、モニター上で写真を上下して、夕焼けを映るように入れてみたり、少し大きくして外してみたりとして、撮っています。

右と左で雰囲気が随分変わります。

ちなみに、僕は青い方が幻想的で好きだったのですが、みんなは左の夕焼けの温かさが伝わる赤みが入っている方がいいという事になりました。

という感じでモノづくりも大切ですが、プロモーションツールの制作もとても大事なんですよ。

そんなに大事なことなのに、何で教えてくれる場所が少ないのかが疑問です。

つくれるだけでは売れるようにはなかなかならない。という事をみんな知っているはずなのに。

こんな風に僕らも毎日試行錯誤していますが、僕らの成長が生徒の成長につながると思って、これからも頑張っていこうと思います。

 

 

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取り扱ってくれるお店がみつかりました!という話に飛びついてはいけない。Part2

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時間が空いてしまいましたが、前回の続きを書いてみようと思いますが・・・

みなさんちゃんと社会保険や国民保険に入っていますか?

絶対にしっかりと入っていた方がいいですよ・・・

何故かというと・・・

実は3人目の僕の子供はとても小さくて産まれてから一カ月近くNICU(新生児特定集中治療室)に入っていました。

今は退院して元気に家でミルクを飲んでいます。そしてよく寝てくれています。

実は生まれてすぐの入院だったので、当然ですが保険証がありませんでした。(急いでつくりました。)

病院の会計の人にもし保険証がなかったらいくらぐらいかかるのですか?(興味本位でした。)と尋ねたところ・・・

なんと200万円近くのお金がかかる!!!

驚きました!!!

でも、保険があればほとんどタダになる。と言う事です。

退院する時に払ったお金は、ミルク代ぐらいでした。

しかもNICUの看護師さん達はみんなしっかりしていてとても頼りになる人しかいませんでした。(本当にありがとうございました。)

という事で、本当に毎月会社全体でかなりの金額の社会保険料を払っているのですが、本当に保険に入っていて良かった・・・と思える出来事でした。

話は戻って、現在僕達が11件の卸し先をどうやってふやしていったかのお話を続きで書いてみようと思います。

当然ですが・・・

まずは、置きたくなるようなインフラをしっかり揃える所からしっかりとはじめました。

指輪を作ってアイテムを揃える以上に大切な事が実はいくつもあるのです。(それはまた別の機会にね・・・)

ちなみに僕達は指輪づくり以外の方が苦労しました。

なぜなら指輪のつくり方は教えてもらえても、卸し先の開発などは教えてもらった事がなかったからです。

前回も書きましたが、卸し先は実は簡単に見つかるのですが、ちゃんとしたブランディングにのっとった卸し先の開拓はしっかりとした対応がお互いに要求されるのです。

アマチュアなのか、プロなのか。いきあたりばったりなのか、システムになっているのかなどなどです。

やはりプロとしてBtoBの取引をしっかりと対応できるかどうかは重要でした。

ただ指輪をつくって、自分の希望の値段をつけて、置くというのではだめだという事です。

こっちも本気だし向うも本気です。しっかりとしている所であればある程、ハードルは高くなります。

社員もかかえていれば、その向うの家族まで居るので当然です。

まずは、卸し先の気持ちになってみる事が重要でした。

一番初めに用意したのは、指輪をどのようにディスプレイするのか?という事で絶対に先方は悩むだろうと思い、ディスプレイセットの開発を考えました。

ディスプレイ用の指輪を仕入れてもらうだけでもかなりのコストです。そこからディスプレイ用品を揃えるてもらうとなると、かなり大変です。

自分達のブランドのイメージにあったディスプレイをしてもらえるのかも不安でした。

実は、最初の頃は指輪だけを送るという時期もあったのですが、お店に足を運んでみると、自分達が思い描いているようなディスプレイをしてもらえてないのと同時に、ディスプレイの大切さを身にしみて分かったのです。

これではだめだ。

指輪を卸すのではなくて、売り方や雰囲気まで卸さないと結果は出ない・・・

単純な事なのですが、お金がいっぱいあるわけではないので悩みました・・・

いろいろなディスプレイ用品を売っているメーカーのカタログを見ても、僕が信頼しているブランドのディスプレイ用品は何故か販売されていません。(理由は簡単です。ディスプレイ用品も全てフルオーダーでつくっていたからです。)

じゃあ・・・という事で、指輪を置く台などを自分達もフルオーダーでつくろう!

と思ったのですが、いくつかのメーカーと相談したのですが・・・。高い。予算オーバー。

一度に30セットぐらいつくれば何とかなりそうですが・・・

そんなに在庫も出来ませんでした。

そして、結論から言うと自分達で作る事にしました。

工房があるので、ジュエリー関係の工具だけでなく、木工の道具も少しずつ揃えていきました。

生徒達は見た事があると思いますが・・・みんなで作っています。

そして出来あがったディスプレイキットがこれです。

ally

色々と苦労しているのです。

もう少しあるのですが、今日はここまで。

 

 

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