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秋も深まってきましたが、みなさまお元気でやっているでしょうか?

ブログ・・・

書きたい事がいっぱいたまっているのですが・・・

忙しい・・・

僕の仕事の大半はお店の商品を作っています。

クリスマス前のプロポーズの為か・・・

毎日、彫り続けています・・・

ブログ・・・

頑張りますね。

さて、今日は最近のラヴァーグに相談に来てくれる人によく話す話を書いてみます。

大学で理系に進むなら数学。

文系に進むなら国語。

だけど・・・

理系に進むのに、日本史を勉強しすぎたり。

文系に進むのに化学を勉強しても。

たぶん合格はしないよね・・・

ある山梨県の中堅企業の社長さんから相談された事でもあるのですが・・・

その山梨の会社はOEMを中心に頑張っているとの事。

ピークの時と比べると随分業績は落ちてはいるが、落ちた中でも最近は少し上向きに業績が推移し始めているそうです。

職人さんも社員としてかこっていて、OEMの取引先も立派。

その会社がなんで僕の所に来たかというと・・・

僕がお世話になっている人の紹介との事。

何に興味を持ったのかというと・・・

お店を8年前に出した時にすっからかんの状態で転んでしまった経験。

そこからすっからかんなのに巻き返してきたやり方。

何とか形になってきたこの数年間。

僕達が何に努力をしてきたのかを知りたいとの事でした。

企業秘密ですとは言えない・・・

お世話になっている人の紹介だから・・・

まずは何をしたいのかを聞かせてもらいました。

小売をしていきたい。との事。

モノづくりの技術もある。

お金も数千万ぐらいはつっこめる。

普通およそ人が羨ましがるような設備もある。

だけど、同業者でお店を出したり、ネットショップをやっても結局はもとのOEMの仕事に戻っているとの事。

下請の会社がなかなかメーカーになってブランドを持つ事は道筋が分からないとの事でした。

僕らのチームの小さな成長はどうやって進んできたのか・・・

僕も逆の立場だったら聞きたいと思う・・・(自分で言うのも何ですが・・・)

技術もある。

志もあるのに上手くいかない人達。

その理由は努力の仕方を3つに分ける事をして、何が一番重要な事なのかを整理整頓する事が大切です。

と生徒達にも言っています。

その3つとは・・・

1つ目は

モノづくり・サービスづくりの商品作り。

2つ目は

マーケティング(集客)

3つ目は

立地・接客・Webサイト・店舗の雰囲気(内装や外装)など

モノづくりの人達がブランドを作ろうとするとどうしても1つ目に熱い気持ちが集約していきます。

気持ちは分かります。

ただ・・・

自分達も気が付いているのです。

立派なブランドのOEMをやるぐらいクオリティーが高いモノづくりができるからと言ってその会社や職人が作ったモノやサービスが売れるとは思っていないという事を。

新しいもの、他にはないものを作れと言っているビジネス書やビジネスで成功した人が言っていた通りに他にはなくて、新しいものをつくっても売れるとは思えないという事。

お金があるのだから良い場所にお店を出したら・・・。内装や外装が立派なお店を出したら・・・と思ってしまいがちですが、それでも簡単に売れるとは思っていないという事を。

しかも予算は限られている。

マーケティング(集客)はお金がかかります。

メディアマーケティングにしても、Webマーケティングにしてもです。

雑誌に広告をだす。Webに広告を出す。とにかく集客にはお金がかかります。

お金をかけた所が強いのであれば、既に成功している大きなお金を持っている所を追い抜いていく事は難しい・・・

予算が少ないプロジェクトはモノづくりやサービス・接客をよくしようという所に行きがちですが・・・

ファッション業界でモノを作って販売をして行くのであれば、最高の技術で最高のモノを作っている会社よりもそうではないモノづくりをしているのに、顧客に支持され売り上げを上げているブランドもいっぱいありますよね。

その理由は一番重要な事は “集客” である事を知っている会社がほとんどです。

1番や3番よりも2番の集客が重要なのです。

そんな事は分かっているよ・・・

だけどお金が・・・

という人もいるとは思いますが。

お金がないのに集客をする方法はなかなか見つける事ができません。という人が多いです。

電通、博報堂、フジテレビ、TBSなどなどはみんな集客をしてくれる会社です。

みんな高いお金がかかりますよね。

だから、集客から目をそむけて他の所に力を注いでしまいがちです。

けどね・・・

英語の学校に入るのに一番比重が高い科目が英語。

理系に進むのに一番比重が高い科目は数学?

文系なら国語?

モノを作って販売するという道において、一番比重が高いのは繰り返しますが集客です。

いろいろな集客方法がありますが・・・

自社の予算にあった集客方法を見つける事が一番の近道です。

僕らはそれを見つける事ができたので、何とか少しずつ成長する事ができている。

と思っています。

という話をよくしている今日この頃です。

 

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