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2013年 8月 の投稿一覧

いやいや・・・本当ですって!

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何が?

という事ですが。

本日も既に3Dプリンターのインクジェットタイプの造型機を既に使っているという人達が恵比寿に来てくれました。

先日も大阪から来た人にも説明をしたのですが。

本当に何もしない・・・

というのが、今回のインクジェット造型機の 3Zpro なんです。

ちなみに、ラヴァーグではT66BT2を使っていたのですが・・・

まぁ宝飾業界にインクジェットっていいよね!というのが浸透したのがT66だったけど。

当時は難しい造型機・・・

というイメージもあった。

造型機を置く場所や電圧の管理などを含めて。

だけど光造形機がメイコ―のしかない時代だったのでサービスビューローでもインクジェットがメインだった。

そのあと光造形機がでてきて、スピードが断然違うのと販社の力もあって、光造形機の時代に突入。

まぁ道中色々あったけど、いろいろな業界で光造形のシステムが浸透して宝飾業界でも光造形機を買う企業が増えて行った。

インクジェット造型機は当たり外れがある。

などなど・・・

いろいろな、本当の話や憶測も飛び交った。

ただね、光造形機を売っている企業の人達も光造形もインクジェットも本当は両方あったほうがいい。

という話をずっとしていた。

僕も実際にそう思っている。

速さを必要とする時。

造形物から直接ゴムがとれる。

などなどのメリットがある光造形。

ただ・・・

ラヴァーグみたいに、一個だけ作るという事が多い人達にはわざわざゴム型をとらなくてはいけないというのが少しコストアップになっていた。

そして、サポートの問題も実は大きな問題でもあった。

光造形で上がってくる造形物は必ずサポートを取る作業がつきものだ。

形状によってはついてもらいたくない場所についてしまう時もある。(つけないと造形出来ない・・・場所ね)

結局手作業で慎重に外す事になるのだが、サポートがついていた場所の処理には意外と苦労があったりする。(つるんとした場所は問題が無いんだけどね・・・)

ブライダルジュエリーを強く推しているラヴァーグの教育方針ではプラチナの鋳造が問題なくできる出来ないという事も重要だった。

オーダーメイドのブライダルジュエリーでプラチナで製品を作りたい。

そんなニーズが強い人はインクジェット造型機はとてもいいと思っている。

そんな中。本当にラヴァーグの造型機がT66BT2から3Zproに代わって。

一番喜んでいる人達は、実は造形を依頼してくれている生徒やクライアントではなく。

社内で造型機を動かしているスタッフ達だ。

もう本当に何もしない。

というのが3Zproの出力の印象。

造形する為のプレートを置いて、ふたを閉める。

これで造型準備は終わり。

プレートを置くだけ。

以前は0.01g単位での射出量の調整をして行かなくてはいけなかったので、エアコンを止めて、WAXの重さをはかったり、位置決めをルーペで確認したりと本当にいろいろな造形前の工程があった。

でも、3Zproはそれが全部ない。

パソコンでクリックするだけ。

全て全自動。

ソリッドスケープの副社長が恵比寿に来てくれた時に僕はT76の何が変わったの?と聞いた。

ちょっとは早くなったんですか?

などなど。

結論から言うと早くはなっていないとの事。

ただ、WAXの質が変わって、より微細なものでも強度をもたせて造形ができるようになっている。という事と、全てを自動化する事に今回のバージョンアップでは力を入れたんだ!と強くいっていた。

それがね・・・

実際に本当に使いはじめて一カ月。

こういう事か・・・

と本当に便利さを感じているジュエリーCADの造型ライフでした。

それを、見に来てくれた人達もみんな驚いて帰って行きました・・・

という出来事がありました。

何ができるも大切だけど。

何もしない。

という事も良い事だ。

と思っている今日この頃でした。

 

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良いお店に取り扱ってもらう為には。

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取り扱ってくれる。

それだけでも嬉しいですよね・・・

僕も最初はそうでした。

自分の商品を気に入って扱ってくれる。

感謝だし。

嬉しいですよね。

最初はそこからスタートで良いと思います。

ただね・・・

作り手の気持ちは今回はおいておいて。

取り扱ってくれる小売店の気持ちを少し考えてみると、ほんの少し自分達の足りない所が見えてきます。

今、僕達のブランドのプアアリは全国で十店舗になりました。

最初から僕達を育ててくれたお店もあれば、僕達が成長するのを待ってから取り扱いを始めてくれたお店もあります。

そして、僕は取り扱ってくれる店舗のスタッフにはほとんど会って、色々な要望や改善点を聞かせてもらっていると。

本当に、作る側の気持ちと売る側の気持ちが違う事に気がつきます。

また、クオリティーが高いお店であればある程、高く厳しい基準を持ってお客様に接しているので、当然ながらメーカーの僕達も同じ高さのハードルを飛ばなくてはいけません。

ただ・・・

本当に気がつかせてもらったり、成長をさせてもらう事ができるのです。

メーカーを成長させてくれる小売店。

小売店というより、店長を含む接客スタッフ。

お客様に対するまっすぐな気持ちを僕達メーカーサイドに投げかけてくれます。

そして・・・

出来るお店の共通点といっても良いかもしれません。

メーカーサイドの視点でもなく、販売サイドの視点でもなくて、お客様サイドの視点を持つ事が出来ている。という事を強く感じます。

素人だから・・・分からないだろう・・・。

というスタンスではなく。

よく分からない人達にもいかに思いを伝えるのか。

あいさつの仕方。

服装。

持ち物。

ガラスの曇り。

全てに意識を届かせているそうです。

そんなお店に扱ってもらいたい。

と思い人達も多いはずです。

どうやったら?

何をすれば?

と最近は聞かれます。

いろいろな条件がありますが、まずは自分達でしっかり自社のブランドを成長させるスタンスというか、道筋に気が付いている必要があります。

小売店の各店舗は一カ月単位や一週間単位で店舗のノルマがあったりします。

そして、そのノルマはひとりひとりのスタッフにも割り振られている所が多いです。

販売スタッフの人達の思いは・・・

お客様に既に喜ばれている商品。

既に売れている商品。

このような商品を扱いたい。

という気持ちがあるそうです。

売れない商品を売る事は難しい。

当然です。

力があるお店であればある程、予算に対する達成意欲はとても強いので、少しでも力がある商品を扱いたいそうです。

ので・・・

最初からどこか良い所が扱ってくれないかな・・・

と探し続けている人達は、まずは自分のブランドの集客力を考えてみるとなんとなくわかってきます。

集客できるブランドであればあるほど、力のあるお店は扱いたくなるという事です。

逆にノンブランドで何の実績もない状態では集客力がないので、扱いたくはないそうです。

お互い、力があるメーカーの商品や力のある販売力を求めている。

という事です。

僕はメーカーサイドなので自分自身がお店を開いて約8年。

あと2年で10年です。

どうすれば、信用の高い小売店に取り扱ってもらえるかがやっとここ最近形になってきました。

そして、形になった理由はと聞かれると。

やはり、自分達の力で自分達のブランドを時間はかかりましたが成長させてきたからだと思っています。

8年間。

いっぱい遠回りや無駄な出費を繰り返した結果ですが。

やっとです・・・

8年かかってしまいましたが。

その経験をこれからの生徒達に伝える事ができるようになったので。

良しとします。

8年もかける必要はありませんが。

どのように成長をして、努力をしていくのかを定めて時間を積み重ねて行けば、少なくとも僕達の所ぐらいにはたどり着けるはずです。

2年。

2年後ぐらいには、新しいキャッシュポイントが作り手の人達も持つ事ができていれば・・・

消費増税後のマーケットの落ち込みに巻き込まれない積み重ねを始める事を応援していきたいと思っています。

それもこれも、まずは自分達の足元をしっかり固める所からしっかりやっていこうと思います。

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という事で、富山に。

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さて、富山県に行ってくる事に。

ハワイアンジュエリーのプアアリのお取り扱い店が増えるので、販売研修にいかなくていけないからです。

少しずつですが、お取り扱い店が増えてくれて嬉しいのですが・・・

僕がやっている仕事はまだまだ仕組みになっていなく、売上が増えると単純に僕は椅子に座って作り続けなくていけなくなってしまいます。

ありがたいことだ・・・

と思いつつ。

取り扱いを希望してくれているお店が少しずつ増えると、少しずつ時間が拘束されてしまう・・・

ありがたいことだ・・・

と思いつつ。

やはり、信頼できるスタッフを増やしていく事の大切さを感じます。

自分ひとりでできる事の限界って意外と低いです。

気配りや思いやりの大切さを更に感じながら頑張っていこうと思います。

富山のおいしいものを知っている人がいたら教えてください・・・

初富山なので・・・

 

 

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やったーーー

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何が?

という感じだと思いますが・・・

やらなきゃいけない仕事が終わった!!

まぁ次の仕事がまっているけど・・・

今年の夏の最大の山場をこなす事ができた!!!

ありがたいけど、苦しかった8月・・・

毎日毎日・・・

仕事って・・・

沢山もらえるのはありがたいけど・・・

山ほどの仕事って苦しいよね・・・

でも、一段落。

本当にスタッフに感謝です。

1人じゃ出来なかったからね・・・

でも・・・

もうすでに、クリスマス商戦の原型の仕事が・・・

速い所は速いよね・・・

トップギアから、普通のギアに少し落とせる事が何よりホッとします・・・

 

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タフマンの力。

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昨日、BS日テレの撮影があった。

ショップの撮影と学校の撮影。

生徒達にも映ってもらい、ありがとうございました。

たまたま、制作の合間の時間に撮影スタッフと話をする機会があったのでほんの少し世間話をした。

なんて事がないきっかけの立ち話だったのに、少し心に残ったので書いてみようと思う。

彼いわく、TVの編集の技術や撮影の技術を持っている人や会社はいっぱいあるけど、インターネットに広告を奪われているTV業界は今は生き残りをかけてみんな頑張っている。

とのこと。

どういう会社が生き残っていけるかというと・・・

技術があるのはもう当たり前。

その中で、技術をある事を鼻に掛けずに融通を聞かせてくれる会社。

過密なスケジュールに思いやりを持って付き合ってくれる会社。

そんな会社に仕事が集まっている。

との事。

予算が少ない中でも、多少高くても人間関係が大切なんです。

と・・・

僕も本当にその通りだと思う。

値段は気になる。

でもそれ以上に人と人との縁を大切にしていかないと、仕事は膨らんでいかない。

そして、やっぱり正直に努力する事。

自分の信念を持って進んでいく事。

上手くいき始めると、外野から石が飛んでくる事もあるけど、そこはさらっとスル―する強いハートも大切。

先日、久しぶりに創業の時に同じビルに入っていた会社の社長に会いに行った。

たまたま、僕がいない時に訪ねてくれて凄いお土産までいただいてしまったので、気になっていたので・・・

久しぶりに会ったその社長の会社は出会った当時はスタッフ8名ぐらいの会社だったけど、羽振りは良さそうに見えた。

まだまだ若かった僕は、その社長のある行為に驚いた事がある。

佐川急便や郵便局ややまとなど荷物を運んでくれたり、持っていってくれたりする人達に必ず冷蔵庫からタフマンやリポビタンDを渡し、いつもありがとう!と声をかけていた。

まいにちそれを続けていた・・・

当時はそれにどんな意味があるのか分からず、なんだかお金が余っているのかな・・・

と薄っぺらい推測をしていた。

そして、数年ぶりに社長のもとに足を運んだ。

ほんの数分その会社にいる間に、数年前と同じようにヤマト運輸のお兄ちゃんが荷物を持ってきた。

そして、相変わらず、冷蔵庫から冷えたタフマンを渡しありがとう!と声をかけていた。

僕はそれを見ていて、なんだかその社長を改めて信用したと同時に好きになった。

なかなか、毎日来る運送会社の人にそれをやり続けらるモノではない。

仕事にはつながるとは思えない。

でも続けている。

ふと気がついた。

一緒にいった、もとその社長の下で働いていて、独立している僕の友人は今でもその社長を手伝っている。

そして、僕も何かたのまれれば、喜んで力になりたいと思っている。

なかなか真似が出来る事じゃないけど、タフマンを渡し続ける社長はタフマン以上のものを得る事ができていたりする・・・

と思った。

その姿を見ている社員や取引先やお客様もたぶん同じ気持ちになっているはずだ。

僕はその社長からマイナスな話を聞いた事がない。

いつも元気をもらえている気がする。

しっかりと生き残っている会社である理由はそんなところにもある。

人に優しく接している姿勢を見ると、なんだか気持ちがよくなる。

一緒にいて気持ちがよくなる人とはずっと一緒にいる事ができるんだよな・・・

と思い。逆にならないように自分に言い聞かせるいいきっかけのタフマン事件でした。

 

 

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