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2013年 5月 の投稿一覧

恵比寿鯨祭(げいさい)の記者発表会に行ってきた!

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恵比寿鯨祭
(写真は恵比寿鯨祭を企画したおやじの会の古井さん)

ラヴァーグから5分ぐらい歩くと、恵比寿ガーデンプレイスがある。

その向かいにカケヅカ小学校という小学校がある。

東京のど真ん中の小学校と言ってもいいぐらいのおしゃれスポットの学校である。

昨日はそこに子供を通わせているママでもあり、ラヴァーグの生徒でもあり、恵比寿の住人でもある人に誘われて恵比寿鯨祭(げいさい)の記者発表会&大試食会に行ってきた。

そもそも、この企画の発端はその小学校PTAのイベントのひとつとして、おやじの会というのができたそうだ。

仕事で忙しいパパ達と子供達がたまにはみんなで遊ぶ。

という主旨だそうです。

すごくいい企画です・・・

当然ながら、子供たちだけでなく普段会わなかったパパ達も仲良くなります。

集まって、仲良くなって、また集まって、もっと仲良くなって・・・

そして、パパ達がみんながいる恵比寿をもっと盛り上げていく事ができないか・・・

という話題になり、恵比寿に根付いている人達が集まって恵比寿の事を考えて生み出されたのが恵比寿くじら祭りという事だ。

ここに少し詳しく掲載されています。

もともと、恵比寿の駅前にもある七福神の1人でもある恵比寿様。くじらの化身だそうです。

そして、くじらというと・・・

捕鯨。

捕鯨を反対する国もあり、現在は調査捕鯨で年間の漁獲量は決められている。(詳細はわかりません・・・)

クジラやイルカを食べる文化がある地域をオーストラリアなどは野蛮のレッテルを貼って凶弾している。

という話を聞いた事もあります。

当然ながら、文化や知識が欧米化している今の日本の人達も日本の文化を守る。という気持ちもありますが、世界標準に色々なものがシフトして行っている事も感じます。(僕自身もそうかもしれません・・・)

実は、調査捕鯨でしか捕れなくなってしまったくじら。

当然ながら昔より希少性が高いはず・・・

と思いきや、今は調査捕鯨で捕獲したクジラの肉が余ってしまっているそうです・・・

水産庁や捕鯨協会は日本の文化を守る。

また、貴重な食資源としてのクジラを食べる文化を世界のルールにのっとった範囲で大切にしていきたい。

と思っているそうです。

なんとかしてくじら文化を残していきたい・・・

という水産庁などの気持ちと小学校のおやじたちの恵比寿を通じて出会った自分達で何か地域の為になる事をしていこう・・・

そんな気持ちがちょうどいい具合でかみ合ったんでしょう。

とても立派な記者発表会でした。

試食させていただいたクジラ料理もとてもおいしかったです。

明日から恵比寿ではとりあえず、21店舗のお店でそれぞれのお店が趣向を凝らしたクジラ料理が出る事になっています。

恵比寿に来て僕達もずいぶん時間が過ぎた気がします。

何らかの形でも僕達も恵比寿を盛り上げていく事ができたらな・・・

とこのイベントに参加させてもらって思いました。

さて、どんな事が僕達にできるのか・・・

おやじの会の人達に相談でもしにいこうかと思います・・・

 

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未来のモノづくりを支えていく人達の為に・・・(ギャランティーカードに思いを込める)

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結婚指輪の保証書職人なんて中学卒業して始めないと一流になれないよ・・・

そんな話を聞いた事があります。

なるほど・・・

だけど、何故かジュエリーの業界ではモノづくりを支えている職人達の評価は決して高くはなかったりします。(収入もそうです・・・)

なぜだろう・・・

ある人が、中卒で学が無いから・・・  と言っていました。

経営者やそのあと継ぎは大学を卒業してインテリだから・・・  とも言っていました。

学がない職人の評価をしてくれないんだよ・・・

なんて事を言っている人もいました。

僕は自分自身がモノづくりをしていて、自分自身の仕事にもプライドがあるし、ここまでの努力にはほんの少し自信があります。

手に職がある事にも誇りをもっています。

甲府のある社長との話では確かにモノづくりで職人は前にはあまり出てこない。

特にエンドユーザーやプロモーションの場にはブランドオーナーやデザイナーはでる事はあっても、そのアイデアやデザインを形にしている職人達はあまり出てこない・・・

もともとあまり表に出たくない人達なんだよ・・・  ともおっしゃっていました・・・

本当にそうなのか・・・

自分自身が魂を込めた仕事を適正な評価をしてもらう事を嫌がる人はいない。

と僕は思っています。

中学しか卒業していない職人だってみんなそうだ。

僕はラヴァーグジュエリースクールという学校を経営しています。

そこの校長をやっているので、職人の未来については無関係ではありません。

下請けとはいえ、モノづくりに直接かかわっている職人にステイタスがもっともっとついてもいいはずだ・・・

と本気で考えています。

もちろん、デザイナーも適正な評価を受けるべきだし、職人もそうです。

例えば、僕達のプランドであるハワイアンジュエリーのプアアリに対する評価もそうです。

企業としては僕はブランドオーナーといえるかもしれませんが・・・

プアアリを支えているのは、当然ながら僕一人ではありません。

指輪を作り上げてくれる職人

磨きあげてくれる職人

石留めをしてくれる職人

そして、プアアリで言うと指輪に模様を彫りあげる職人

いろいろな職人達がいたりします。

そのひとりひとりが1本の指輪を作り上げています。

もちろん、1人でいくつもの仕事をこなしてくれる職人もいます。

職人にステイタスを付けて行く為には・・・

その答が、以前ブログに書いた事でもあります。

以前のブログ

エンドユーザーに・・・

お客様に・・・

どんな職人が作り上げた指輪なのか、ジュエリーなのかをしっかりと伝える事からはじめよう・・・

それをまずは僕達のブランドから始めよう・・・

いつかきっと、多くのブランドのギャランティーカード(保証書)に職人のサインが入る時代が必ず来るはず・・・

という思いを込めて・・・

ちなみに、僕のチームの職人達はこの事をきっかけにとても良い効果が出ています。

1本1本の指輪に自分のサインが入る。

嬉しさもありますが、責任もあります。

褒められるのは会社じゃなくて、その指輪を作り上げた職人。

ですが・・・

出来が悪くてしかられるのも、名指しです。

だから・・・

なぜか・・・

いつもより、みんな丁寧な仕事をしているはずです・・・

このギャランティーカードの変更の件を卸先などへ説明に出向くと、とても好感触な言葉をいただきます。

いくつものブランドを扱っている所が多いのですが、職人にスポットライトをしっかりあてたいという話は聞いた事があっても、具体的な行動をしている所はまだ少ないそうです。

僕も、少ない情報の中では今までに見た事はありません・・・(宝飾業界ではね・・・)

このプロジェクトは、小さなブランドであればあるほど指輪の1本1本の製造工程をトレースできます。

逆に、海外生産や外注業者で大量生産をしてしまっている所ではなかなか、トレースをする事は難しいはずです。

小さいからこそできる事。

小さいからこそ勝てる事。

そんな事のひとつなのかもしれません。

ちなみに、うちの保証書には通常の記載事項のほかに、2名分の職人のサインが入る事になっています。

色々な工程があるので、全員の記載は多すぎるということになったので、最終的には誰が彫りあげたのか。

というサインと。

誰が仕上げたのか。

この2つの項目にしぼり、それぞれに最終的に関わった職人のサインをする事になりました。

お客様の反応も上々です。

まだ、一つ目ですが少しずつ職人のステイタスが上がっていく仕組みを作り上げて行こうと思います。

多くのブランドのギャランティーカードに職人の名前が入っていく事を願っています。

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アベノミクスを実感する。

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さて、世の中円安株高で好景気の雰囲気ですが末端までは行きとどいていない・・・

というニュースを見ますが・・・

みなさんいかがでしょうか?

僕達のチームではなんだかこれがアベノミクス?

なんて事がちらほらと感じ始めていますが・・・

ラヴァーグの生徒達や僕のブログを読んでくれている事業を営んでいる人達にほんの少しいい情報をおすそわけ。

今、アベノミクスというか景気浮揚の為に国としてもいろいろな予算を使っています。

その中のひとつに、若者の非正規雇用をなくし、正社員化する事を促進するというのがあり、その為の施策のひとつとして、若者チャレンジ奨励金というものがあります。

僕はこの法律が国会を通ったすぐに、ある生徒から教えてもらいすぐに手続きをしました。

手続きを進める中、役所の担当者とのお話の中で、こんな助成金は今までにない!!!

と強く説明されました。

確かに・・・

35才以下の人を採用するのに、毎月15万円助成金が出る?本当?しかも正社員にしてから1年後には報奨金が50万円!2年後にまた、50万円!という金額です。

ジョブカードの申請や研修内容などをしっかりと煮詰めないといけませんが・・・

本当にしびれる助成金です。

僕の会社では助成金手続きのエキスパートがいるので、生徒達の誰かがこの助成金に興味があるのであれば、ご連絡ください。

日本全国適用です。

たぶん、どんな業種でも大丈夫なはずです。

詳しい事はお問い合わせください。

 

 

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良い場所よりも、良い人である事が重要だよね。

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昨日は僕達のブランドである“プアアリ”の販売研修で僕が朝から取り扱い先に行きました。

いつもは朝9:00過ぎに自宅を出て車で恵比寿まで向かうのですが、昨日は取引先が車で運転して行くのには大変な距離だったので、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、3時間の旅。

ついた駅からバスを待つ事20分。

東京はバスや電車はバンバン来るのに・・・

そういえば、僕の実家も一時間にバスは3本ぐらいだったような・・・

雨がしとしと降る中待つ事20分、やっとバスが来ました。

スイカが使えない・・・

整理券というか、乗った場所を示す番号札みたいなものをとる。4番と書いてありました。

そこから、バスに揺られて20分。

バスの中から車窓を楽しもうと思っていたのですが、昔のバスだからか・・・

窓は真っ白に曇っている・・・

運転手の目の前だけ曇っていない・・・

なんだか子供の頃を思い出します・・・

結構な時間をかけて、たどりついた場所は空がとても広い場所に、突然どーんと現れる商業施設。

その中の一画を目指します。

受付の人に僕が目指している店舗を伺い、少し小走りで向かいました。(バスが予想以上に来なかったので、約束の時間を少し超えてしまっていたからです。)

お店を見つけて中に入り、「ハワイアンジュエリーのプアアリの松尾です!」

と言うと、店長さん達に素敵な接客ルームに案内されて3名のスタッフが集まってくれました。

エリアマネージャー・店長代理・主任さんでした。

みんな若い・・・

僕がとても歳をとったような気になります・・・

まだ41歳なのに・・・

僕の話が始ります。

3人と少しずつコミュニケーションが取れてきます。

いろいろな話をすると・・・

なんだか、僕は3人の人達が好きになっていきます。

そこで、ふと店長代理がいつもお客さまに対して言ってしまう言葉がある。

という話になりました。

それは・・・

お客様のほにゃららに関わる事ができて、本当に嬉しいです。 (ほにゃららは便利な言葉です・・・)

といつも思っているそうです。

単純にこのブログで文字にしてしまうと伝わらないとは思いますが。

僕は、その店長代理と2時間いろいろな話をしました。

見た目も、声も分かっています。

少し、言葉が地方の言葉だったりします。

この人は、本当にそう思っている。

本当に、関われて嬉しいと感じている。

だから、いつもその思いがあふれて、その言葉が出てくるのだろう・・・。

僕は店長代理の印象がとても好印象でした。(他の人達もみんな好印象でした。)

こんな地域で、こんな立地で、はたして指輪が売れるのか?と疑問に思っていた時期もあります。

銀座や青山じゃないとだめなんじゃないのか・・・

と思っていた時期もあります。

でもね・・・

昨日はその考えが吹き飛びました。

もし、僕の大事な事に一緒に関わってくれて、セールストークではなく、本気で喜んでくれるような人がいるのであれば、僕は銀座や青山ではなく、その人から指輪を買いたいと思いました。

場所よりも人だ。

今日の朝のミーティングの後、ショップのスタッフ達にも昨日の感想を伝えました。

場所よりも人だよ。

こんな人から買いたい。

そう思われるような生き方をしていってもらいたい。

もちろん、僕もそうありたいと思った、昨日の出来事でした。

今日は朝から7組分も僕に彫られるのを待っているそうです。

がんばって、丁寧に仕上げていきたいと思います。

 

 

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全ては国語から。

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先日、お店に芦永さんに来てもらった。

そして、国語についていい話を聞きました。

芦永奈雄さんは、国語に熱い情熱を持っている人で何冊か本を出しているので、アマゾンで検索するとでてきます。

僕は、このブログで何かに偏ったり、宣伝をするつもりはないのですが少しいい時間が過ごせたのでちょっとだけ紹介させて下さい。

なぜ、芦永さんに時間をとってもらったのかというと。

僕の頭の中を整理してもらう為にいつも説明に何時間もかかってしまうので、僕の思いをシンプルな物語に変えてもらう。

という企画がスタートしているからです。

そういう予定だったので、当初は僕の話を聞いてもらうというのが目的だったのですが、ついつい僕が子供達の未来について親としてどんな努力をするべきかなのかを聞いてしまった事が、その扉をあけてしまった原因でした。

おかげでとてもいい事を知る事が出来たと思っています。

“全ては国語から・・・”

僕も完全にそう思っています。

ちなみに、算数も理科も社会も英語も国語から。

という事です。

どういう事かというと、例えば算数の話をします。

計算問題でつまづいてしまう人はあまりいない。

文章問題で算数はつまづいてしまうのです。

というお話。

なるほど・・・

確かに・・・

僕自身いつもそうだった・・・

テストの最初は計算問題。中盤から後半になると文章問題になっていて難しく感じていた。

計算問題は割と簡単にできた。

でも、文章問題ではつまづいてしまう・・・

その原因は何か。

国語力である。

という事です。

芦永: 「文章題では何が問われているかどうかを理解できるかどうかが鍵なんです。」

芦永: 「そして、それは国語力です。」

芦永: 「東大の英語の長文問題も英語の文章を読む力は当然ですが、長文を読んだ後に問いかけられている事は何か、そしてそれを簡潔にまとめて出題者がOKとする答を英文で作る力は国語力なくして成り立たない。」

芦永: 「全ては国語力です。」

芦永: 「松尾さん。国語って何を勉強しましたか?」

僕は「漢字」と答えてしまいました。

国語の時間に何を勉強したのかを説明できる人は少ないというお話です。

というお話も僕の心をビリビリゆらされました。

芦永: 「読書感想文。宿題でやりましたよね」

松尾: 「やりました」

芦永: 「読書感想文の書き方を習いましたか?」

松尾: 「習った記憶はありません」

読書感想文の書き方という授業は無いそうです。

読書感想文を書くという課題はあるそうです。

でも、読んで感じた事を書けと言われても、相手に伝わる書き方を習っている人は少ない。

というお話でした。

本当にそう思います。

僕もずっとこのブログを通して文章を書く練習をしていると思っています。

相手に伝わる文章を書く。

実はとても難しいのです。

僕はよく “コピーライトの能力はジュエリーを作る事と同じぐらい重要だ” というお話をしています。

まさに国語力です。

自分の気持ちを簡潔に伝える力。

自分の思いを簡潔に伝える力。

自分の気持ちを分かりやすく伝える力。

まずは、自分の頭の中を整理整頓する力。そして相手のレベルに合わせて伝わるように言葉を組み替える。

それが国語力なのか・・・

と僕は思っています。

指輪をつくってから大切な事は・・・

なぜその指輪を作ったのか。

なぜ、そのデザインにしたのか。

どんな人の為につくったのか。

などなど・・・

その思いを伝えるのも全て国語力。

僕ももう一度国語の勉強をしっかりとしたい。

と思っています。

そして、僕の子供達にも国語の大切さを改めて教えてあげたいと思っているという今日この頃でした。

もうひとつ追加させてください。

芦永さんは普段どんな仕事をしているのかというと・・・

作文の通信教育をやっている。

との事だったので、Webで検索してみました。

芦永さんのWebは僕が思った感想は決してかっこいいWebサイトではありませんでした。

ので・・・

芦永さんにその印象を伝えたところ、一度プロに頼んでかっこいいWebサイトにした事があったそうです。

でも・・・

反応率が下がったので、このデザインでやり続けている。

という事でした。

なるほど・・・

確かに、実直なイメージはある。

商売っ気が多すぎるのも引く・・・

そう思いながら、僕は芦永さんのコンテンツを隅から隅まで見ました。

通信教育をやっている。

との事だったのに、どこにも教材が売っていない。

申し込みもできない。

なぜ?

と思ったので、聞いてみた。

通信教育だからこそ、最初にいくつかの質問をさせてもらっているとの事。

それは、問い合わせがあってからのリアクションだそうです。

しかし、それもどこにも書いていません。

なぜ?

以前は簡単に教材を買う事ができたそうです。

でも、その仕組みにした所、売り上げは上がったのですが成績が上がらない子達が増えてしまったそうです。

子供の教育に大切な事は、塾に入れる事や良い教材を買い与える事ではない。

と芦永さんは言っていました。

親は教材や塾に入れたら成績が上がると思っている人が多いというのは僕も理解できます。

でも、やはり子供の教育に親のスタンスがとても重要だという事です。

ので、教材を買い通信講座を受講する為には親への質問が重要だという事でした。

一言で言うと一緒に子供の為に国語に情熱を注いでもらえるかどうかを確認させてもらっている。

との事でした。

教材を簡単に買う事ができない通信講座。

なんだか凄いなと思ってしまったというお話です。

ぜひ、自分が受講したいと思っています。

全ては国語から・・・

 

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