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2012年 10月 の投稿一覧

学校で身につけてもらいたいこと。

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週末は月末ながらお休みをもらって、キャンプに行ってきました。

同じマンションの子供達と御殿場へ。

うちのチビは一人っ子みたいな状況で6年間育ってきたので、子供達の輪の中に放り込むと、やはり思い通りにならない事が多く。すぐ心が折れてしまってどこかで泣いているか、仲良しの男の子と戦っているか、ほんの短い時間だけ仲良しだったりして、ずっとそれを繰り返している・・・

泣き虫なのか、なんなのか・・・

でも、一人でいるより子供達の輪の中での立ち振る舞いが見ていて成長を感じる事ができて、とても楽しかったりします。

泣くとか怒るとか、笑うとか悔しいとか我慢などの感情は、いくら頭の中で分かっていても、じっくりと話して聞かせても感じる事ができない良い経験だ。と思っているからです。

目が届く範囲で厳しい環境を経験してもらいたいと内心思っています。

これからあのチビはどんどん育っていつか社会に飛び出していくでしょう。

その時、僕はあまり力になってやる事はできないかもしれないし、僕を超えていく男になってもらう為には、今は負けても戻ってくる所がある中で死なない程度に負けたり怪我したり、痛い思いにあってもらいたいと思っています。

そんな中、本気でぶつかって良いことも悪い事も一緒にくぐり抜け、心からつながっている友達ができる事を祈っています。

まぁ、人生なんでずっといい事が続くかどうかはわかりません。

でも、苦しい時にこそほっとできる場所や人が多くいてくれる人間になってもらいたい。

その為には負けてもいいし、泣いてもいい。

泣きながらすみっこですねているのもかわいかったりします。

大人になると泣くほどの事はどんどん少なくなってきます。

あまり泣かなくなっていく事が大人への第一歩なのかもしれません。

ただ、泣くほどの感情が表に出る事はそんなに悪い事ではないと思いながら、泣いたり怒ったりしているチビを楽しんでいたりします。

あっ泣いた・・・

あっ笑った・・・

あっ怒ってる・・・

くるくるくるくるかわります。

負けないように勝負しなくなったり、泣かないように他人と関わりを減らしていってしまわないように・・・

忙しい中で、ちいさなハードルではありますが、いろいろな戦いの場に連れて行こうと思います。

昔ハムのコマーシャルであったコピーですが・・・

強くなくたっていい、たくましく育ってくれれば・・・

というコピーを思い出します。

毎日、学校はどうだ?

と聞くと。

楽しかった!

給食はどうだ?

おいしかった!

と言い続けて七ヶ月がたちました。

これからもたくさん泣く事があったり、悔しいことがあるとは思いますが。

たくさんの友達ができてくれるだけで、それ以上の事は望まないようにしようと思います。

ちなみに、運動会のかけっこは・・・

1位にはなれませんでした・・・

が・・・

本人は“楽しかった!”と言っていました。

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どこからモノづくりをはじめるのか・・・

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さて、本日もぼうブランドの企画会議に参加しなくてはいけなかったので、かなり長時間の会議に。

原型をつくっている僕が何故そんな場に参加をしなくてはいけないかというと・・・

モノ作りの仕方が大きく関係しています。

とにかく、ひとつひとつのロットが大きいので、量産は海外です。

しかしながら、いくらコストが安く上がるとは言っても、モノ作りのレベルを上げていくと精度が下がり、コストは上がっていきます。

不良率も高くなってしまいます。

ので・・・

企画会議の段階からの原型をつくっているクリエイターが参加する事に意味があるのです。

具体的には・・・

まずはそこのブランドの顧客というものがあります。

ここはリピーターというブランドにとってもとても大切なマーケットになっています。

今日は、こんな事を書くよという話をしてあるので少し踏み込んで書いてみます。

最初に決めていく事は既にマーケットのニーズは大体でつかんである状態なので、いくらで販売する商品をつくるのか?

という事が意外と重要になってきます。

お客様はいい物を買う。という考え方ではなく。

買える物を買う。

もちろん、買える物の中でいい物を選ぶという事ではありますが・・・

顧客の予算を考える事は大切という話です。

もっとクオリティーを上げていく事はできます。もっとデザイン性を高めていく事もできます。もっと仕事のスピードを上げる事もできます。

ただ、それは顧客の予算を考えてあげた範囲にクオリティーを抑えることも大切という事をみんなには知ってもらいたいと思います。

僕の仕事は、クオリティーを上げるアドバイスももちろんですが、クオリティーを下げるアドバイスも求められていたりもします。

顧客の予算とはお客様が買える値段の商品作りをする。

ということであり、そこから製造コストを割り出さなくてはいけません。

どこのクオリティーを下げる事ができるのか、どうすれば製造工程を簡素化する事ができるのかという具合です。

できたものをなんとかして売る。

最高のクオリティーのものを売る。

だけど、手が届かないものを作っても売れないし。

作り手が泣かなくてはいけないような値段で売ってもいけないと僕は感じています。

良い悪いの話をすると、街でみかける商品にはもっとやれるはず。と商品の隙を見つける事はできるのかもしれませんが。

価格決定の仕組みを逆算するとあえてそこはクオリティーを落としているという所もあるのです。

クオリティーを上げて、安く売る。という事は僕的にはなかなか落とし所を見つける事ができません。

いくらでも上げれるけど、いくらでもお金を払ってくれるというクライアントは少なかったりするのです。

もちろん、全ての商品企画をそうしている訳ではありません。

低価格ライン・中価格ライン・高価格ラインとコントロールして分けているのです。

ロットの見極めも重要です。

たくさんのロットをもらえるのであればできる値段と、少ないロットでできる値段も変わってきます。

今回の会議では販路が80店舗を越えているとの事なので、ロットは結構多いほうです。

学校の先生としては・・・

クオリティーを上げる事を言わなくていけないかもしれませんが・・・

プロジェクトの一員としては、クオリティーをどこまで下げれるのかも全てはブランドしだいだったりします。

昔はそんな事も分からずに、街で見かけた商品のクオリティーを評価していた時期もありましたが、いざ商品を流通させていくとなると、様々なコストと自分達のかかえているマーケットとの折り合いをつける技術も必要になってくる。

高いものだけが並んでいてもいけないし・・・

安いものだけが並んでいてもいけないし・・・

商品構成をしっかりとかんがえていかなくてはいけない。

というお話でした。

自分のお店の商品が・・・

たまっている・・・

がんばらないと・・・

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やっぱりネットショップは作ってはいけない。

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少ない予算で少しずつブランドを成長させていく。

会社の経営者的にもありがたい話です。

僕は昔自分に能力がある。

と少し過剰に勘違いしていた事があります。

とにかくいろいろなアイデアが思いつくと思っていました。

しかし、ふとある事に気がついた事があったのです。

何かアイデアを出す為には、最初に予算が必要である。

という事です。

その枠組みを考えずに、良いアイデアを出せと言われても、予算を1000万円使って良い状態のプロジェクトに対するアイデアと予算が10万円しか使えないプロジェクトのアイデアでは全くアイデアの質が変わってきます。

誰がどう考えても、凄く良いアイデアであっても、予算が10万円しかないプロジェクトに、150万円かかってしまうアイデアをぶつけても実行ができないからです。

僕が良いアイデアを思いついていたのは、会社のお金を把握していたから使えるお金の額が人よりしっかりしていた事と、金額の大きなアイデアがだせていた。という事だった・・・

という事です。

一般的に、最初に予算感があまりないプロジェクトは、予算は少ない・・・。予算はあまりない・・・。という中でアイデアを出さなくていけません。

良い社員であればあるほど、お金がかからないアイデアをだして、自分の仕事に無理をして実現しようとしてくれます。

もちろん、そんな中でもとてもすばらしいアイデアが生まれ、プロジェクトが進行していく事もありますが・・・

やはり、予算がない中でできる事は限られてしまいます。

ある意味、限られているので予算がない人は何をしなくてはいけないのかが明確になっていいのですが・・・

100万円使っていいよ。

と。

アイデアの上限の予算を明確にしておく事は実はとても大切。

という事です。

僕は予算をスタッフに言わずにアイデアを出して。と言っていた時期がある。という話です。

予算がないと、ゼロ円でできるアイデアを出してくれます。

僕は予算感を持ったアイデアを出せます。

当然ながら、ゼロ円のアイデアと100万円のアイデアでは質が違います。

そうなんです・・・

能力の差ではなく、与えられた予算の差でアイデアのクオリティーの差が生まれていた。と今では思っています。

同じ、予算。同じスケジュールを与えられた時のアイデアには実はそんなに差が無かったのかもしれません。

ので・・・

僕は今最初に使っても良い予算を決めます。

50万円。

100万円。

100万円~150万円

などなどです。

不思議なもので、こうやって使っても良い上限を決めても、みんななるべくお金をかけないようにアイデアを出してくれるものです。

まぁ、国の予算とは違って使い切らないと来年の予算を減らされてしまう・・・。なんて事はなくあまったお金はその期の利益として還元される仕組みになっているからでもありますが・・・

僕の所に来るいろいろな相談も僕は最初になるべく予算を聞くようにしています。

それは自分自身も経験したことでもありますが・・・

あと80万円しか使えない人に100万円のアイデアを出しても実行できない・・・

という事を身にしみて分かっているからです。

なるべくその人その人にあったアイデアを出せるように努力をしています。

言いっぱなしの空論みたいに自分の行っている事がならないように努力をしているからです。

ので・・・

なるべく一番最初に頑張って使える予算を決める事です。

実はこれはそんなに難しくありません。

だって、考えたってお金が増える事は無いですし、泥棒にでもあわない限りあまり予定外の大きな出費もないからです。

少なくたっていいんです。

少ない。

という事を明確にする事が大事だからです。

お金が少ない人はできる事が限られてくるだけで、できる事がなくなる訳ではないからです。

ただ・・・

お金が無いのに、お金をかけている他社やまわりの人達の真似をする事はできないのに、なんとか真似をしようとして時間だけがずるずると過ぎていくという事がないようにしなくてはいけない。

という話です。

あーーーー

タイトルとは少し離れてしまいましたが・・・

ネットショップを成功させる。

という事は、一見お金がなくてもできそうな気がしますが、実はけっこうお金がかかってしまうという事が言いたかったのですが・・・

ながくなってしまったので、今日はこれぐらいにしておきたいと思います。

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ブランドの成長を考える。

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僕達のスタッフのお昼ごはん。

または、夜ごはん。

手作りでお弁当を持参している人のお弁当を見ていると。

とってもおいしそうに感じる。

凄いね!と僕が言うと。

残りものです・・・

と返ってくるのだが・・・

素人がつくった残り物なのになぜかとってもおいしそうに見える。

僕のお昼はいつも外食。

恵比寿にはおいしいランチのお店が数えきれないぐらいたくさんある。

恵比寿にきて、おいしいお店に迷ったら教えてあげたいお店がたくさんあるので、聞きに来て下さい。

話はもどって、そんなおいしいお店のプロの料理をいつも食べているのに・・・

普通の手作りのお弁当がおいしそうに見える。

たぶん・・・

おいしいはずだ。

この気持ちの理由を少し仕事におきかえて見ると・・・

大切な事は好きな人がしている事は何でも応援したくなる。

という事だと思います。

よくこの例えをラヴァーグに入学てくれた人に言いますが・・・

好きでも嫌いでもないプロの料理人がつくってくれた素敵なお料理と。

普段料理をあまりしないけど、大好きな人が一生懸命つくってくれたカレー。

比べられないかもしれないけど。

大好きな人が一生懸命つくった、もしかしたらあまりおいしくない料理でも。

なんだかとてもうれしい気持ちになりますよね。

料理の技術はたりないけれど、好きな人がつくってくれた料理は嬉しくなる。

僕の息子は料理のお手伝いをしたがります。

餃子を包むのを手伝ってくれます。

当然、大人は上手に包みます。

いわゆる、餃子のあの形。

でも、息子が包んだ餃子は、ミニカーみたいな餃子になります。

息子は、そんな特別な餃子を自慢げな顔をして、一生懸命つくったんだよ!と言います。

綺麗な餃子の中に、ほんの少し変な形をした餃子がありますが。

なんだか、その餃子は特別な餃子に見えてきます。

そして、その餃子をおはしでつまみ食べてみると・・・

本当にうれしそうな顔をして、どう?どう?という目をして息子が僕の事を見ています。

おいしい!

と言う言葉を聞いた時の息子の顔を見ると僕もとても幸せな気持ちになります。

本当にかわいい奴です・・・

ジュエリーを売る。

という事で僕達は生活をしているし、そこを目指している人も多くいると思いますが。

ブランドの成長とは、商品のレベルを上げていくことだけではなく。

作っている人の魅力を上げていく事がとても大切だという事です。

ミニカーみたいな餃子でも、僕にとっては鉄人がつくった中華料理よりもおいしくて、嬉しい餃子だったりします。

技術はあっても、人として魅力的なたたずまいをしていかないといけないよね・・・

と自分自身の普段の生活を振り返ったりします・・・

まだまだ努力が足りない所もありますが。

自分の人間としての成長こそ、ブランドの成長であると思ったりもする今日この頃でした。

プアアリチームも色々な企画を出してくれているので、毎日が驚くほど忙しいのですが・・・

頑張っていこうと思います。

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