メリークリスマス!ですね。
12月は宝飾業界も活気があっていいです。
さて、今日はジュエリーデザイナーになりたい!という人に向けて書いてみたいと思います。
ジュエリーデザイナーになる為には、何を学ぶべきなのか?
というと、そもそも良いデザイナーになる為には、これを勉強すればなれる。というものはないのでは・・・。と思っています。
ただし、ジュエリーデザイナーになる為に、ジュエリーデザインの書き方を学んでいる人もいるので、少し踏み込んで書いてみようと思います。
現在、ラヴァーグではジュエリーデザイナーになる為の講座を作ろうとしています。
その理由は、ジュエリーデザイナーを採用したい。という企業があるからです。
しかしながら、既存のラヴァーグのコースでは先方がイメージするジュエリーデザイナーという能力を身につける講座がなかったのです。
でも、なんでジュエリーCADを使い人。ではなくジュエリーデザイナーをラヴァーグに探しにきたのか?
ジュエリーCADデザイナーであれば、ラヴァーグには優秀な人達がいっぱいいるし、可能性がある生徒もたくさんいます。条件さえあれば直ぐにでも働きたい。という人もいます。
でも、ジュエリーCADデザイナーではなく、ジュエリーデザイナーだというのです。
それでは、ラヴァーグよりも他の教育機関もあるのでは?と思うのですが。
ジュエリーデザインを描ける人を求めているのではないそうでした。絵が上手い人は毎年美術大学・芸術大学からとる事ができるそうです。
ジュエリー専用のテンプレートを使って描ける人は求めていないそうです。
確かに・・・。
僕が下請けとして受け取っている依頼書(デザイン画)は違う書き方で描かれているのがほとんどです。
とはいえ、デッザン画みたいな絵でもありません。
そうです。ほとんどがイラストレーターというソフトで描かれているものが多いです。(僕に依頼が来るのは企業規模としては宝飾業界では中規模以上だからかもしれません。)
みんなイラストレーターで描く能力がある人達のデザイン画がほとんです。
でも、ジュエリースクールとか、ジュエリーデザインスクールとか、アクセサリースクールとかうたっている学校などの宝飾系の教育機関ではイラストレーターを教えています。という学校は聞いた事がありません。
実は、そんなスキルがあるジュエリーデザイナーを探していたのです。
そう、ラヴァーグのカリキュラムではそのクライアントを欲求を満たす事が出来なかったのです。
これは問題です。
という事で、現在のジュエリーデザイナーの働き方などを詳しくアドバイスをもらいました。
そして、ラヴァーグに入学しに来るジュエリーデザイナーになりたい。という人に何を教えると現在の宝飾業界やアクセサリー業界が求めている人材になれるのか。をじっくりと教えてもらいました。
いろいろなプロジェクトを抱え込んでいるので、なかなか僕が直接はうごけない事を伝えると協力してカリキュラムを作成していくプロジェクトを立ち上げる事になりました。
助かります。
試験的に、どのようなスキルを身につけなくては現在の業界では通用しないのか。などなどをピックアップしてもらうと。先生達もとても興味をひく内容でした。
また、新しい知識を僕達も身につける事ができそうです。
もちろん開発にはたくさんのお金がかかりますが。頑張っていきたいと思います。
話は少し戻りますが。
なぜ、ラヴァーグにジュエリーデザイナーを探しに来たのかの結論をいうと。
描ける人が欲しいんじゃないそうです。
ジュエリーCADができる人は優遇したいと言ってくれましたが。
実は、ラヴァーグのアントレプレナーコースに入学している人をジュエリーデザイナーとして向かい入れたい。というオーダーだったのです。
なるほど・・・。
確かに、このような取り組みをしている学校は現在他のジャンルでも数少ないとリクルートの担当者も言ってた事を思い出しました。
アントレプレナーコースの生徒達のブランドもはじから全て見てくれていました。
正直、聞いてみる。としか答えられませんでした。
なぜなら、ほとんどのアントレプレナーコースの生徒達は就職を目指していないからです。
その事を告げると。それが紹介してもらいたいと思った最大の理由だそうです。
なるほど・・・。
僕も、そう思います。
良いジュエリーデザイナーってブランドを支える事が出来るのが良いジュエリーデザイナーです。
絵がかけるだけの人ではないそうです。
なるほど・・・。
全くもってその通りです。
ただ、いろいろなアドバイスをもらったので、すぐに行動に移していこうと思っています。
ただ、こんかいのプロジェクトは来年の夏ぐらいになってしまいそうです。
追記
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