時間が空いてしまいましたが、前回の続きを書いてみようと思いますが・・・
みなさんちゃんと社会保険や国民保険に入っていますか?
絶対にしっかりと入っていた方がいいですよ・・・
何故かというと・・・
実は3人目の僕の子供はとても小さくて産まれてから一カ月近くNICU(新生児特定集中治療室)に入っていました。
今は退院して元気に家でミルクを飲んでいます。そしてよく寝てくれています。
実は生まれてすぐの入院だったので、当然ですが保険証がありませんでした。(急いでつくりました。)
病院の会計の人にもし保険証がなかったらいくらぐらいかかるのですか?(興味本位でした。)と尋ねたところ・・・
なんと200万円近くのお金がかかる!!!
驚きました!!!
でも、保険があればほとんどタダになる。と言う事です。
退院する時に払ったお金は、ミルク代ぐらいでした。
しかもNICUの看護師さん達はみんなしっかりしていてとても頼りになる人しかいませんでした。(本当にありがとうございました。)
という事で、本当に毎月会社全体でかなりの金額の社会保険料を払っているのですが、本当に保険に入っていて良かった・・・と思える出来事でした。
話は戻って、現在僕達が11件の卸し先をどうやってふやしていったかのお話を続きで書いてみようと思います。
当然ですが・・・
まずは、置きたくなるようなインフラをしっかり揃える所からしっかりとはじめました。
指輪を作ってアイテムを揃える以上に大切な事が実はいくつもあるのです。(それはまた別の機会にね・・・)
ちなみに僕達は指輪づくり以外の方が苦労しました。
なぜなら指輪のつくり方は教えてもらえても、卸し先の開発などは教えてもらった事がなかったからです。
前回も書きましたが、卸し先は実は簡単に見つかるのですが、ちゃんとしたブランディングにのっとった卸し先の開拓はしっかりとした対応がお互いに要求されるのです。
アマチュアなのか、プロなのか。いきあたりばったりなのか、システムになっているのかなどなどです。
やはりプロとしてBtoBの取引をしっかりと対応できるかどうかは重要でした。
ただ指輪をつくって、自分の希望の値段をつけて、置くというのではだめだという事です。
こっちも本気だし向うも本気です。しっかりとしている所であればある程、ハードルは高くなります。
社員もかかえていれば、その向うの家族まで居るので当然です。
まずは、卸し先の気持ちになってみる事が重要でした。
一番初めに用意したのは、指輪をどのようにディスプレイするのか?という事で絶対に先方は悩むだろうと思い、ディスプレイセットの開発を考えました。
ディスプレイ用の指輪を仕入れてもらうだけでもかなりのコストです。そこからディスプレイ用品を揃えるてもらうとなると、かなり大変です。
自分達のブランドのイメージにあったディスプレイをしてもらえるのかも不安でした。
実は、最初の頃は指輪だけを送るという時期もあったのですが、お店に足を運んでみると、自分達が思い描いているようなディスプレイをしてもらえてないのと同時に、ディスプレイの大切さを身にしみて分かったのです。
これではだめだ。
指輪を卸すのではなくて、売り方や雰囲気まで卸さないと結果は出ない・・・
単純な事なのですが、お金がいっぱいあるわけではないので悩みました・・・
いろいろなディスプレイ用品を売っているメーカーのカタログを見ても、僕が信頼しているブランドのディスプレイ用品は何故か販売されていません。(理由は簡単です。ディスプレイ用品も全てフルオーダーでつくっていたからです。)
じゃあ・・・という事で、指輪を置く台などを自分達もフルオーダーでつくろう!
と思ったのですが、いくつかのメーカーと相談したのですが・・・。高い。予算オーバー。
一度に30セットぐらいつくれば何とかなりそうですが・・・
そんなに在庫も出来ませんでした。
そして、結論から言うと自分達で作る事にしました。
工房があるので、ジュエリー関係の工具だけでなく、木工の道具も少しずつ揃えていきました。
生徒達は見た事があると思いますが・・・みんなで作っています。
そして出来あがったディスプレイキットがこれです。
色々と苦労しているのです。
もう少しあるのですが、今日はここまで。