いやーインフルエンザになっちゃいました。
教室の先生達、迷惑かけてすみませんでした・・・
みんなも風邪等を引かないように気をつけてね。
ということで、僕が宝飾業界で働く理由を続けます。
少し、時系列が前後してしまいますが、あんまり気にしないで下さい・・・
僕は、技術を学ぶ為にまず最初にした事、それは学校めぐりでした。当然プロの現場は、部外者に技術を気軽に教えてくれれるわけもなく、お金をお支払いすれば教えてくれる学校という選択肢が一番入りやすかったからです。
しかし、この学校を選ぶというのが大変でした・・・
とにかく沢山ある・・・
いっけん地味な彫金というカテゴリーでも専門学校から、町の彫金教室、はたまたカルチャースクールまで、とにかく多い・・・
でも、ぼくは「けいことまなぶ」を片手にまずはいろいろな学校を見て回る事にしました。
そうだなー
40件ぐらいはまわったかなー
いちばん遠いところは名古屋だったなー
入学した学校は実は9校も入学しました・・・
20件ぐらい体験教室にいくと、体験教室の内容も似ているのでみるみる体験教室の作品のレベルが上がっていくのですが、それぞれの学校の先生には、「はじめてです!」とほんの少し嘘をついてしまっていたので、申し訳なくありつつも、設備や、カリキュラム、先生のレベルなどがすこしずつ僕はわかってくるようになりました。
やはり、学校は先生の質というのが重要にはなってくるのですが、いろいろな先生を僕は経験した事があります。
ある先生はとっても偉い先生で、数々の賞を受賞した事がある神様みたいな先生でした。その先生はどのように宝飾に取り組み、どのようにしていけばいいのかをとても丁寧に教えてくれる先生でした。
僕のいけない所でもあるのですが、僕は知りたがりです。次から次へと知りたくなります。とにかくどんどん知りたい病でした。
その先生が結局僕に教えてくれた事は、糸鋸の持ち方と宝飾の奥深さだけでした。
今でも、その先生に教えてもらった糸鋸の持ち方には自信があります・・・
しかし、その先生のペースでは一人前になるのには途方もない時間がかかる事だけはわかっていました。
その先生は「ジュエリーは奥が深くて難しいんだよ」が口癖の先生でした。
たしかに、その通りです・・・
しかし、当時バカな僕は、早く次にすすみたくて、なかなか進ませてもらえない事がフラストレーションになっていた事を今でも覚えています。
はやく次に・・・
はやく・・・
僕は本当にバカでしたが、このスピードだけは何か取り付かれたようにこだわっていた事を今だから打ち明けます。
同じ課題をしている仲間の進行具合を勝手にライバルにして、ひとりで内心レースがいつも始まっていました。
ほんの少し早くできる事が僕の密かな自己満足でした。
でも、今はそれが良かったのかなと思います。
新しい事を人より早く学び、そして終わらせられれば、次のステップに早くいけるのですから・・・
今日はこのぐらい明日へ続く・・・